ベヘン酸とはどんな化粧品成分?効果と安全性

本ページはPRを含みます。


ベヘン酸という化粧品成分をご存知ですか?

ナタネ油を原料として製造される高級飽和脂肪酸混合物です。

ベヘン酸は、製品の温度耐性の向上や乳化安定、真珠のような光沢のために配合されます。

また、ベヘン酸配合のオススメのエイジングケア美容液をご紹介します。

ベヘン酸とはどんな化粧品成分?効果と安全性の目次

1.ベヘン酸という化粧品成分に興味があるあなたへ

ヘベン酸について考える女性

ベヘン酸という化粧品成分をご存知の方はおそらく多くないでしょう。

ベヘン酸は、ショートニングの原料で食品としての有用性が高い成分ですが、化粧品ではメインとなる成分ではありません。

だから、美容やエイジングケアをテーマとする話題で取り上げられることはあまりありません。

ベヘン酸は化粧品の安定性を高めたり、真珠のような光沢を与えるために使われる成分です。

ベヘン酸は、そんな役割から、美容液をはじめエイジングケア化粧品に配合されることがあります。

この記事では、あなたのエイジングケアを応援するために化粧品成分としてのベヘン酸の特性、効果や安全性についてご紹介します。また、オススメのベヘン酸配合のエイジングケア美容液をご紹介します。

「ベヘン酸の化粧品成分としての特徴は?」

「ベヘン酸の化粧品成分としてのメリットやデメリットは?」

「ベヘン酸配合のオススメのエイジングケア美容液は?」

などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

<ベヘン酸配合のエイジングケア美容液なら!>

ベヘン酸&ナールスゲン配合エイジングケア美容液「ナールス ネオ」

ベヘン酸&ナールスゲン配合エイジングケア美容液「ナールス ネオ」

<この記事の大切なポイント>
  • ベヘン酸は、ナタネ油を原料としてそれを加水分解した後、蒸留精製して製造される高級飽和脂肪酸混合物です。
  • ベヘン酸は、ワサビノキから採れるモリンガ油の9%を占めることから、ワサビノキの根が収穫される月であるイラン暦の「バフマン」にちなんで名づけられました。
  • ベヘン酸の化粧品成分としての役割は、乳化物の耐熱性の向上や安定化作用、真珠のような光沢やツヤを与えることです。
  • ベヘン酸は化粧品成分としては刺激性もなく、どんな肌質で使える成分です。それでも100%安全とは言えないので、気になる方はパッチテストなどを行いましょう。
  • ベヘン酸は、エイジングケア美容液をはじめ、さまざまな基礎化粧品やスキンケア用品に配合されます。

2.ベヘン酸の化粧品成分としての特徴とはたらき

ヘベン酸の成分のイメージ

1)ベヘン酸の化粧品成分の基本

ベヘン酸は、ナタネ油を原料としてそれを加水分解した後、蒸留精製して製造される高級飽和脂肪酸混合物で白色の個体です。

高級脂肪酸とは、価格が高額なもののことではなく、化学構造として炭素原子を12個以上持つ脂肪酸のことです。

飽和脂肪酸とは、炭素の化学結合がすべて単結合のもので、長い鎖のような状態です。

そんな構造のベヘン酸は融点が高く、酸化に対する安定性が高いことが特徴です。

だから、化粧品成分としても扱いやすいことがメリットです。

また、ベヘン酸は、ワサビノキから採れるモリンガ油に9%含まれています。

ベヘン酸の名前は、ワサビノキ根が収穫される月であるイラン暦の「バフマン」にちなんだものです。

ベヘン酸は、他でもピーナッツ油(2.8%)、ホホバ種子油(0.2%)などの植物オイルにも含まれています。

化粧品成分としてのベヘン酸は、には溶けない油分で、化粧水よりも美容液や保湿クリームに配合するのに向く成分です。

化粧品成分の全成分表示では、「ベヘン酸」と表記されます。一方、医薬部外品の場合は、「ベヘニン酸」と表記されます。

2)ベヘン酸の化粧品成分としてのはたらきと美肌効果

夏の美容液で肌老化を防ぐエイジングケアを行う女性

ベヘン酸は、製品の安定性を高めるためや温度耐性の改善のために化粧品に配合されます。

また、真珠のような光沢やツヤを与えます。

さらに、乳化作用があり、水分をお肌にいれやすくするブースター的なはたらきもあります。

しかし、保湿力が高かったり、エイジングケアの効果があるわけではないので、大きな美肌効果を期待される成分ではありません。

3)ベヘン酸の安全性

ベヘン酸は、化粧品成分として皮膚刺激性や眼刺激性はほとんどないと考えられています。

また、使用実績も豊富であるとともに、副作用の問題もありません。

だから、どんな肌質でも気にせず使える成分だと考えられます。

したがって、普通肌脂性肌はもちろんのこと、乾燥肌敏感肌インナードライ肌混合肌にも使えます。

しかし、どんな化粧品成分も100%安全とは言えません。

発疹やかゆみがでるなどの可能性も否定できません。

アトピー性皮膚炎の方、お肌が弱い方は、パッチテストをすることをおすすめします。


3.ベヘン酸が配合されている化粧品

ヘベン酸配合化粧品

ベヘン酸は、さまざまな基礎化粧品やスキンケア用品などに配合されます。

具体的には、クレンジングオイルやクレンジングジェルなどのクレンジング料洗顔料保湿化粧水保湿美容液目元美容液乳液保湿クリームフェイスマスクシャンプーやコンディショナーなどの頭皮ケアや毛髪ケアのアイテム、ハンドクリームリップケアクリーム、ボディケクリームなどに使われます。

さらに日焼け止めUV化粧下地、ファンデーション、マスカラなど、メイクのアイテムにも使われます。


4.おすすめのベヘン酸配合のエイジングケア美容液

ベヘン酸配合のオススメのエイジングケア美容液ナールス ネオ

ベヘン酸配合のオススメのエイジングケア美容液ナールス ネオです。

美女が選ぶベスト美容液などでも高い評価を得ている目元・口元専用美容液です。

1)ナールス ネオの開発コンセプト

目元のハリや口元のハリ、ツヤをキープすることで、目元のシワなどをケアする「目元・口元のエイジングサインへのファイナルアンサー」を目指して開発しました。

ほうれい線ケア美容液しわケア美容液として使っていただきたいエイジングケア化粧品です。

2)ナールス ネオの配合成分のポイント

ナールス ネオは、ベヘン酸を配合することで、テクスチャーや肌への滑りをよくしました。

ナールス ネオの伸びの良さにベヘン酸が一役買っているのです。

ベヘン酸以外の配合成分の特徴は次の通りです。

①ナールスゲンを推奨濃度で配合

ナールスゲンは、コラーゲンエラスチンヒートショックプロテイン(HSP)47を増やします。

また、身体や肌の酸化を防ぐ成分であるグルタチオンを増やします。

②ネオダーミルを推奨最高濃度で配合

ネオダーミルは、バイオテクノロジーによって生まれた細胞のエネルギー源で、Ⅰ型コラーゲンⅢ型コラーゲン、エラスチンを強力にサポート。

2週間でシワの体積を13%減少、シワの深さを15%減少させる臨床データを有する成分です。

肌のハリや弾力をキープするための「攻めるエイジングケア」をサポートします。

③2種のビタミンC誘導体配合

ナールス ネオは、ビタミンC美容液です。

水溶性ビタミンC誘導体の中でも効果が高く刺激が少ないVCエチル(エチルアスコルビン酸)と、浸透性の高い両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)を配合。

コラーゲン産生をサポートします。

また、皮脂コントロール毛穴ケアに高い効果が期待できます。

④プロテオグリカン配合

ナールス ネオは、プロテオグリカン美容液です。

プロテオグリカンは、糖とタンパクが複合した「糖たんぱく質」で、お肌の細胞の増殖や、ヒアルロン酸、コラーゲンの産生をサポート。

また、ヒアルロン酸に匹敵する高い保湿力を持った成分です。

潤いのあるふっくらしたお肌をキープする「守るエイジングケア」をサポートします。

⑤ビタミンA誘導体配合

レチノールを改良したビタミンA誘導体レチノイン酸トコフェリル配合。

ターンオーバーを促進して、お肌のハリを取り戻します。

⑥6種のセラミド配合

セラミドの中でも、保湿力の高いヒト型セラミド6種(NG、NP、NS、EOS、EOP、AP)を配合したセラミド美容液です。

⑦抗酸化成分を複数配合

抗酸化成分として、レスベラトロール、ブドウ葉/種子/皮エキス、金コロイドコエンザイムQ10エルゴチオネインを配合。

お肌の酸化を防ぎます。

⑧アセチルデカペプチド-3配合

アセチルデカペプチド-3は、アルギニン、スレオニン、セリン、チロシン、トリプトファンのアミノ酸と酢酸が結合したペプチド成分です。

顔のたるみ目の下のたるみ目の下の黒くまなどエイジングサインの予防や改善が期待される成分です。

⑨お肌に不要な成分は無添加

無香料・無着色、旧指定成分は配合していません。

パラベンフェノキシエタノールほかアルコール性防腐剤の無添加化粧品で、アルコールフリーです。

*フェノキシエタノール、パラベンが、キャリーオーバーとして微量含まれます。


5.まとめ

ベヘン酸とはどんな化粧品成分?効果と安全性のまとめ

ベヘン酸の特性やはたらき、配合される化粧品の種類、安全性についてご紹介しました。

また、ベヘン酸配合のオススメのエイジングケア美容液をご紹介しました。

いかがでしたか?

ベヘン酸は、保湿やエイジングケア効果を期待して配合される化粧品成分ではありません。

しかし、真珠のような光沢感を出して、肌のツヤや滑らかさを高めます。

また、ベヘン酸には、乳化作用があるので化粧品の安定性を高めます。

そんなベヘン酸を正しく理解して、美肌を目指しましょう。

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。

ぜひご登録をお待ちしております。

キレイと健康のお役立ち情報が届く、ナールスのメルマガ登録はこちらから

ナールスチャンネルをみて動画でエイジングケアを学ぼう!

関連記事

パラベンとは?フリーは良い?防腐剤としてのメリット・デメリット

続きを読む

フェノキシエタノールは化粧品の防腐剤。メリットと危険性!

続きを読む

ワセリンとは?種類と効果と使い方を丸ごと知ろう!

続きを読む

ジメチコンが危険って本当?効果と安全性や都市伝説を徹底検証!

続きを読む

ヒドロキシプロリンはコラーゲン特有のアミノ酸!化粧品の5つの効果

続きを読む


nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。

nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、
ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、
お客様にご参加いただいた座談会や
スキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。

きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。
下記から、どうぞ。

ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」

SNS Share

\ この記事をシェアする /

エイジングケアを本気で学ぶ情報サイト|ナールスエイジングケアアカデミー

エイジングケアを本気で学ぶ情報サイト|ナールスエイジングケアアカデミー