かかとのエイジングケアは保湿から

冬になると気になるガサガサ「かかと」。

ひび割れや厚くなった角質などを見なかったことにして、ブーツや靴を履いていませんか?

「冬の間は素足を見せないから」と思っていても、いつ裸足になるかなんてわかりませんよ。

冬のうちにかかとのケアをしておけば、ツルツルの素足で春夏を楽しむことができます。

 

今回は、かかとの角質除去とエイジングケアやスペシャルケアを紹介します。

さらに、エイジングケア化粧品成分として注目されている「セラミド」の解説もしています。

かかとを見せる機会の少ない時期に、かかとのエイジングケアを実践しましょう。

 

 

woman treats dehydrated skin heels legs pedicure tool grater for heels

 

 

1.かかとの角質層の特徴は?

 

かかとの角質層も、顔の肌と同じく、「角質細胞」と「セラミド」などからなる「細胞間脂質」からなっています。

細胞間脂質の半分以上はセラミドで、角質細胞には、天然保湿因子(NMF)が含まれています。

この2つが、お肌のうるおいを保つのに大きな役割を果たしているのです。

 

顔の角質層は、15~20層で0.02~0.03mmと極めて薄い層ですが、かかとや指の付け根部分は100層以上の厚い層になっています。

バリア機能ターンオーバーを正常に保っていれば、厚い層でも天然保湿因子や細胞間脂質が満たされ、角質層内を理想の水分量に保つことができます。

つまり、キメの整ったうるおいのある健康的なかかとでいられるのです。

 

一方、かかとは皮脂を分泌する皮脂腺が少なく、とても乾燥しやすいことが特徴です。

また、立ったり、歩いたり、さらには運動したりすることで刺激や圧力を受けることが多く、こうした外的刺激から内部を保護するための防御機能として、角質を厚くさせています。

 

このようなかかとの角質層の特徴を理解して、年齢を意識したエイジングケアを心掛けましょう。

 

 


2.角質が溜まってしまう大きな原因は、乾燥と摩擦

 

先程もお伝えしましたように、かかとはとても乾燥しやすい部分です。

それでも、若い時は、肌の内側の水分が多く、ターンオーバーも活発なため、古い角質が自然に剥がれ落ち、かかとも柔らかく保たれています。

 

しかし、年齢を重ねると、ターンオーバーの乱れも起こりやすくなります。

 

そのため、かかとのケアをせずに放っておくと、どんどん角質が厚くなって、ひび割れたり、ストッキングを破ってしまったりすることもありますよね。

 

ガサガサかかとは、うるおいのあるかかとと比べると、角質が肥大化し、カサついて肌表面が荒れています。これを、「角質肥厚(かくしつひこう)」の状態といいます。

 

角質肥厚の状態になると、角質層内に存在する天然保湿因子やセラミドの不足が進みます。

そして、肌表面が乾燥して、肌荒れが起こります。その結果、肌本来のバリア機能も低下して、肌の生まれ変わるターンオーバーも乱れてしまうのです。

 

ターンオーバーは、加齢が進めば進むほど乱れやすくなるので、こうした状態に陥りやすくなります。

かかとにもエイジングケアが必要なのはこのためです。

是非、かかとの角質層の特徴を理解して、エイジングケアを実践しましょう。

 

 

Details of a dried cracked earth soil background. Pattern of dried earth soil.

 

 


3.かかとのエイジングケアの基本は、毎日の保湿

 

かかとのエイジングケアで大切なことは、毎日の保湿です。

特に冬の間は、乾燥しやすいので、意識して保湿を行いましょう。

 

お風呂上り、顔とボディのお手入れが終わったら、すぐにかかとの保湿をします。

化粧水でかかとに潤いを与え、油溶性の保湿クリームをしっかりすりこみ、その上から靴下を履くことをオススメします。

 

エイジングケア化粧品を使う場合は、ナールスゲンやセラミドなどのエイジングケア化粧品成分が配合されたものを使うとより効果的です。

 

また、家の中は素足で過ごしている方もいるかと思いますが、素足だと乾燥が進みますので、就寝前まで靴下をはきましょう。

 

 


4.細胞間脂質とエイジングケアに有効な保湿成分セラミド

 

セラミドとは、この記事の最初にお話しましたが、表皮の1番上の層である角質層の中に存在している「細胞間脂質」を構成する成分の1つです。

 

細胞間脂質は、天然保湿因子が抱え込んでいる水分をサンドイッチのように間にはさみ込み、水分を逃がさないはたらきをします。

 

細胞間脂質のように水分を「はさみ込むタイプ」は、最も水分保持力が強く、お肌を健全に保つ上で大変重要な役割を担っています。

 

この強力な水分保持力を持つ細胞間脂質の主成分が「セラミド」で、細胞間脂質の約50%を占めています。

 

セラミドは、保湿成分として数多くのエイジングケア化粧品にも配合されいる注目の成分です。最近では、エイジングケア向けに、ボディ用の乳液や保湿クリームにもセラミドが配合されていることもあります。

 

もちろん、保湿成分として配合されているセラミドとお肌にあるセラミドは別のものです。

しかし、エイジングケア化粧品成分として配合されているセラミドも水分を「はさみ込む」タイプなので、とても強い保湿力を持つのが特徴です。

なかでも、ヒト型セラミドは、お肌にあるセラミドと構造が殆ど同じで、人が持つセラミドに近いはたらきをします。

 

こうした点から、ヒト型セラミドを配合したエイジングケア化粧品は、非常に高い保湿効果が期待できるといわれています。

ヒト型セラミドは、もちろんかかとのエイジングケアにも効果的です

 

セラミドの詳しい説明はコチラ

“セラミド”が、よくわかる!

 

 


5.ガサガサかかとのスペシャルケア

 

日頃から、かかとの保湿をしっかり行えば、角質肥厚になる可能性は少ないはずです。

 

しかし、気が付いたら角質が厚くなっている場合もあります。

また、年齢とともに角質が厚くなりやすい傾向があるので、角質が厚くなった時は、角質の除去が必要です。

 

しかし、軽石ややすりでは力の加減が難しく、肌を傷つけやすいので、必要な角質まで除去してしまう可能性があります。

また、角質ピーリングパックなども、除去しすぎたり、余計な所がはがれてしまうことがあるので、同様に注意が必要です。

 

フットケア専門店でケアしてもらうのがベストですが、セルフケアをする場合は、かかと専用のやすりでケアすることをオススメします。

セルフケアは、1カ月に1度ぐらいを目安としましょう。

 

(1)お風呂に浸かり、角質を柔らかくする

 

(2)軽くタオルドライをした後、力を入れずに一定方向にやすりを動かし角質を除去する

かかと専用のやすりは「粗い面」と「細かい面」があるものが一般的です

角質がひどい場合はやすりの粗い面から使用し、そうでない場合は細かい面のみで十分です

 

(3)粗い面で行った場合は、細かい面で軽く表面を整える

 

(4)やすりで削った後はすぐに保湿をする

この際、化粧水をつけてから保湿クリームをつけると効果的です

乾燥がひどい時は保湿クリームをつけた後、5分程ラップで覆って保湿パックを行うといいでしょう

 

 

かかとのエイジングケアのための、ワンポイントアドバイス

・かかとは体重を支えるため、ある程度の角質は必要となります。除去しすぎにご注意ください。

 

・尿素配合の保湿クリームも効果的です。

しかし、いったん肌が回復してしまうと、未成熟な角質まではがしてしまう場合もあるので、ある程度改善したら尿素は中断しましょう。

 

尿素の詳しい説明はコチラ

エイジングケア化粧品で配合されなくなった成分“尿素”その理由は?

 

・できるだけクッション性の高い靴を選び、底が薄くて硬い靴は避けましょう。

 

・かかとのエイジングケアをしても症状が改善しない場合は、角化症や水虫が発生している可能性もあります。角化症や水虫、その他の皮膚病が疑われる場合は、専門医に相談してみましょう。

 

 


6.まとめ

 

顔のエイジングケア同様に、かかとのケアの中で最も重要なのが保湿。

セラミドなどが配合された保湿クリームでエイジングケアを心掛けましょう。

 

保湿がガサガサかかと予防の第一です。春夏の素足のためにも、今からエイジングケアを意識して、素足美人を目指しましょう。

 

厚くなってしまったかかとには、角質除去が効果的です。

取りすぎには注意して、やさしい角質除去を実践しましょう。

 

「なお、乾燥肌の対策はすべてのエイジングケアの基本です。

是非、「乾燥肌の改善対策 | 正しいスキンケアとエイジングケア」も合わせてお読みくださいね。

 

 

 

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