慢性便秘は病院で治療!お薬で治して美肌を手に入れよう!

病院で便秘の治療を受ける女性

慢性便秘とは、旅行などで食事や生活環境が急に変化して起こる一過性の症状ではない便秘です。慢性便秘になると腸内環境が悪化して肌荒れなどの原因になったりQOL(生活の質)が下がります。

慢性便秘の治療のために、最近、新しい便秘治療薬も登場しています。セルフケアや薬局の薬でなかなか改善しない場合は、病院やクリニックを受診して治療しましょう。

慢性便秘の目次

1.便秘がなかなか治らなくて、肌荒れが気になるあなたへ

便秘が原因の肌荒れに悩む女性

便秘を繰り返していると、からだの中に有害物質が巡り肌荒れむくみくすみ、ニキビといったお肌のトラブルを起こす原因となります。

その結果、お肌のハリツヤもなくなるため、せっかくエイジングケア化粧品でお手入れしていても、美肌が遠のいてしまいます。

便秘が原因の肌荒れに悩む女性TVや雑誌で、よくお薬のコマーシャルを見ますが、それくらい便秘に悩んでいる人は世の中に多くいらっしゃいます。

厚生労働省の調査では成人の7~8人に1人が便秘で、男性よりも女性の方が多いことがわかりました(平成25年国民生活基礎調査より)。

女性は、ダイエットだったり、生理前などホルモンバランスの乱れといったことが原因で便秘になっている人もいます。

その他に、便意があっても学校や会社、外出先だったらトイレに行きにくくてガマンしてしまって、結果便秘になってしまうこともありますよね。

そんな時、どうやって便秘を解消していますか?

2、3日排便がなくても大きな問題には感じにくいですし、とりあえず市販の便秘薬を飲めば、翌日にはお通じがあるので、便秘の状態が続いても、とりあえず市販薬で対処してしまいがち、という方は多いのではないでしょうか。

そうやって「便秘→お薬を飲んで解消する」を繰り返していると、だんだんお薬が効きにくくなり、飲む量が増えていく一方で、便秘自体を改善することはできません。

便秘が常態化すると、腸内で便の腐敗が進んで悪玉菌が大量に増えて、発生した有害物質が血流に乗って全身を巡って肌荒れなどの肌悩みお肌の老化を引き起こすという悪循環に陥ります。

便秘の悪循環に悩む女性

でも決して、便秘薬を飲むことが悪いわけではありません。美肌のキープだけでなく、便秘による肥満や倦怠感、不快感なども改善されて健康なからだをキープできます。そのためにも、便秘薬をうまく使いこなして、腸内環境の改善に役立てればよいのです。

この記事では、肌荒れの原因となる「便秘」のお薬について、その種類、飲むときに気を付けたいこと、そして、病院に行くときにはどの科がいいのかについてご紹介します。

なお、便秘の原因から対策について詳しくは、「便秘は肌荒れの敵!原因・メカニズムと対策・治療の基本」をご覧くださいね。

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<この記事の大切なポイント>
  • 便秘が続いていると、肌荒れなどの肌悩みが起こります。いくら高価なエイジングケア化粧品や自分の肌に合った化粧品を使ってお手入れをしても、美肌にはつながりません。
  • 食生活の見直しや運動をするなど日常生活を改善しても便秘が治らないときは、お薬の助けを借りるのも一つの手です。
  • 腹痛やお腹の不快感など、便秘が続いてどうしてもツライ時はお薬の助けを借りましょう。
  • 市販の便秘薬を使うときは、「短期間だけ」「補助的」に使うことがポイントです。自己流で飲み続けると、かえって便秘を悪化させます。
  • 便秘は、医療機関で治療ができます。お医者さんの指導のもと、生活習慣を改善したりお薬を服用するのが、便秘解消の近道です。
  • 病院で便秘を治療している主な診療科は4つあります。
  • 生活習慣を改善しても便秘が解消しない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

2.「慢性便秘」のあなた、どうしていますか?

便秘の悩みを抱える方への疑問

慢性便秘を治すには、運動や、食物繊維をたくさん摂るなど食べる物を見直して腸内環境を整えるなど日常生活を見直すことが、まずは大切ですが、お腹が張ったり不快感があったり、腹痛があると、手っ取り早くお薬で治してしまおう!と思ってしまいますよね。

便秘薬は、薬局やドラッグストアでお薬を買う方が多いと思いますが、市販の便秘薬はたくさん販売されており、「何を選んだらよいのかわからない」と迷ったことはありませんか?

便秘薬なら何でも同じと思って、初めのうちから刺激の強いものを使ってしまっている方も多いようです。でも、刺激の強いタイプのものを長期間服用していると、腸がクセになって刺激に慣れてきてしまい、ぜんどう運動が鈍ってきます。

私たちが食事で食べた物は、胃で消化されたあとに腸へと向かいます。この時に、腸を動かして小腸から大腸へと消化物を送っていくのが、ぜんどう運動です。消化物がたまってきて、それを排泄させようと便直腸へ移動させるよう便意が起きるのもぜんどう運動のおかげなのです。

せっかく便秘を治そうと飲んだ薬で、便秘を悪化させるなんて本末転倒ですよね。賢く市販の便秘薬を使うために、便秘薬の種類とその作用を知っておきましょう。


3.市販の慢性便秘治療薬を知ろう

市販されている便秘薬

慢性便秘の治療薬は、その作用によって大きく「刺激性下剤」と「機械性下剤」の2種類があって、これらの中でも、その作用や特性によって複数のタイプに分類されています。便秘で最初にお薬を飲む際には、クセになりにくい機械性下剤から飲む方が腸へ刺激も少なくて、副作用も少なくすみます。

1)刺激性下剤

腸を刺激して活性化させるタイプのもので、さらに2つに分かれます。

①小腸刺激性下剤

小腸に刺激を与えて、腸のぜんどう運動を促進します。大腸刺激性便秘薬に比べて、副作用が少ないとされています。

主なお薬として、ヒマシ油、オリーブオイルなどがあります。

②大腸刺激性下剤

腸粘膜を刺激し、腸のぜんどう運動を促進します。市販便秘薬のほとんどがこの薬剤です。即効性があるアントラキノン系下剤なので、長期に服用していると大腸メラノーシスを発症して、腸の機能の低下を招く可能性があります。

主なお薬としては、センナ、ピコスルファートナトリウムになります。

2)機械的下剤

食べた後の消化物がずっと腸の中にとどまっていると、腸が便の水分を吸収していき、便自体がカチカチになって便秘になってしまうこともあります。

この機械的下剤は、便自体にはらきかけて便のカサを増やしたり、便を軟らかくして排便を促すタイプのもので、4つの種類に分かれます。

①塩類下剤

浸透圧の高いマグネシウムを配合しているので、大腸の水分を増やして便を軟らかくし、便のカサを増やして、ぜんどう運動を促します。副作用は少ないのですが、腎機能が低下している人は、使用するときには注意が必要なお薬です。

主なお薬は、酸化マグネシウムです。

②糖類下剤

塩類下剤と同じく、浸透圧を利用して便を軟らかくし、便のカサを増すことでぜんどう運動を促します。糖類なので、腸内で善玉菌に分解され、乳酸をつくり、腸内を酸性にして悪玉菌の棲みにくい環境にする効果もあります。

主なお薬に、ラクツロース、麦芽糖があります。

③膨張性下剤

水分を吸収させて便をやわらかくして、腸の内容物を膨大させて腸を刺激して排便を促します。

主なお薬は、寒天、プランタゴ・オバタ、小麦ふすまなどを使ったものになります。

④浸潤性下剤

界面活性作用により、便の表面張力を低下させて便の内部に水分を浸透しやすくし、硬い便を軟らかくして排便しやすくします。

主なお薬:ジオチルソジウムスルホサクシネート(Dioctyl Sodium Sulfosuccinate :DSS)

⑤座薬や浣腸

下剤の使い過ぎで腸がお薬に反応も示さない、便意自体がなくなっている人は、座薬や浣腸を使う場合も出てきます。

⑥漢方薬

天然の植物、動物を加工した生薬です。「自然のものだから大丈夫」と、飲み続けるのはよくありません。自然の成分に由来していても、下剤であることに違いはないということを覚えておいてください。

主なお薬として、防風通聖散、大黄、センナ、アロエなどがあります。

大腸刺激性の成分が配合されている市販の便秘薬は、夜寝る前に飲んで翌朝の排便時に効いてきます。刺激性下剤は、文字通り、腸を「直接刺激して」排便を促すタイプなので、長期間服用していると、たくさん量を飲まなければ自力で排便できなくなってしまいます。

初めて便秘のお薬を飲む際は、まず、刺激や副作用が少なく、依存しにくい機械性下剤から始めてみてください。

ですが、あくまでも、市販の便秘薬は便が出なくてお腹が張って辛い時など、どうしようもない時に限って、「短期間だけ」「補助的」にポイント使いするようにしてください。


4.病院で処方してもらう慢性便秘の治療薬を知ろう

便秘に効果のある薬について解説する女性

「便秘なんかで、病院に行っていいのかな…。」

「便秘なんて、お医者さんが診てくれるのかな…。」

と悩んでしまいますよね。

ツライ便秘が続くようであれば、ぜひ、病院を受診してください。

便秘になってお腹が苦しい時に、一時的な対処法として市販の下剤を使うのはよいのですが、市販薬を自己流で使い続けるのは便秘を悪化させて、ひいては肌荒れの原因を長引かせることになります。

消化器を専門とするお医者さんに相談して、適切な治療を受けるのが、慢性便秘から解放される近道でなんです。

病院で処方されるお薬をご紹介します。種類と作用は、基本的には市販の便秘薬と同じですが、まったく新しい作用のお薬もあります。

1)刺激性下剤

市販薬と同じく、大腸の粘膜を刺激して、腸のぜんどう運動を活発にして排便を促す植物由来の下剤と、大腸のぜんどう運動を活発にするとともに、大腸の水分吸収作用を抑えて便を軟らかくする化学合成系の下剤があります。

センナ、センノシド、大黄、ピコスルファートナトリウムなどを主な成分とするお薬が処方されます。

2)機械性下剤

これも市販薬と同じく、「塩類下剤」、「膨張性下剤」、「浸潤性下剤」、「糖類下剤」の4種類があります。

①塩類下剤

腸内に多くの水分を保持させて便を軟らかくして、量を増やして、腸のぜんどう運動を活発にして、排便を促すお薬です。

主な成分は、市販薬と同じく、酸化マグネシウムです。

②膨張性下剤

水分と一緒にお薬を服用することで、お薬自体が水分を吸収して膨張し、便そのもののカサを増やして、排便を促します。

お薬の主な成分は、カルメロースナトリウムです。

③浸潤性下剤

界面活性作用によって便に水分を浸透させて軟化し、排便しやすくします。

お薬の主な成分は、ジオクチルソジウムスルホサクシネートです。

④糖類下剤

腸内の水分を増やして便を軟らかくし、腸のぜんどう運動を活発にして、排便を促します。

お薬の主な成分は、ラクツロースです。

3)クロライドチャネルアクチベーター

従来の下剤と全く違った作用を持つ、新しいお薬です。小腸に作用して水分の分泌機能を高めて、便を軟らかくして腸内の移動をスムーズにして、排便を促します。

主な成分は、ルビプロストン(アミティーザ)です。

4)整腸薬

腸内細菌叢を整えて、腸内の環境を改善します。

主な成分は、みなさんよくご存じのビフィズス菌です。

5)坐剤

直腸内で炭酸ガスを発生させて、腸のぜんどう運動を促します。

主な成分は、炭酸水素ナトリウムです。

6)浣腸薬

大腸のぜんどう運動を促すとともに、便を軟化させて、排便しやすくします。

主な成分は、グリセリンです。


5.病院で便秘を治すときは、どの科を受診すればよいか?

自分の便秘の症状を説明する女性

便秘で病院を受診しようと思っても、「どの診療科に行けばよいのかな」と、迷ってしまうこともありますよね。便秘を見てくれる診療科をご紹介します。

①消化器内科

胃、腸、肝臓、胆嚢、すい臓などの消化器系の病気を診てもらうところです。ですが、なかには便秘治療をしていない病院もあるので、事前に電話などで確認しましょう。

②胃腸科

胃、腸を専門に診療するところです。内科と外科がありますので、内科を受診します。

③大腸肛門科

大腸肛門の疾患を診療しており、便秘の治療も行われています。

④便秘外来

便秘を専門とした診療科です。最近、この便秘外来は大学病院や総合病院など大きな施設を中心に増えてきましたが、他の診療科のように多くはありません。また、便秘外来としているだけあって、便秘の患者さんがとても多く通っているので、予約が必要な場合もありますが、もし近くにあるならば、この科を受診するのがベストといえます。

病院に行くと、初診時にまず問診が行われて、そのほかに身体所見、血液生化学検査、糞便検査など必要に応じた検査が行われます。

便秘の治療は、まず食事内容や運動をするといった生活習慣の改善が指導されます。それでも便秘が改善されない場合や、生活習慣の見直しと並行してお薬が処方されます。

お薬を飲む場合、最初に処方されたものでしばらく様子を見ていき、もし効果が不十分な場合には、適宜量を調節したり、別のお薬を併用したり、変更したりと、それぞれの人の便秘の状態にあわせて処方されます。

※薬物療法は、お一人おひとりの患者さんの特性を考慮し、医師が判断して行われます。

お薬のことでわからない点がある場合は、必ず医師・薬剤師にご相談ください。


6.まとめ

慢性便秘の治療薬のまとめ

肌荒れの原因となる慢性便秘を改善する治療薬の種類や飲み方、病院に行く際にどの科に行けばよいかをご紹介しましたが、おわかりいただけましたでしょうか?

どれだけ高価なエイジングケア化粧品を使ったり、自分の肌にあった化粧品を使ってお肌のお手入れをしていても、便秘というからだの内側に問題を抱えたままにしていると、美肌を得ることはできません。

いくらお手入れしても肌荒れがおさまらないという人は、便秘などその他の原因がないかを確認してみてください。

もし便秘ならば、お薬の助けを借りて治すとともに、基本は食べ物や生活習慣の内容を整えましょう。アンチエイジングを意識した生活習慣を実践するうちに、腸内環境も整っていきます。腸内環境が整うと美肌だけでなく、からだ自体の不調も改善されます。

美肌の敵「便秘」についてもっと知りたい、治療法や便秘によい食事や、近くのお医者さんを探してみたいという方は、こちらも参考にしてみてくださいね。

慢性便秘やおなかの病気に関する総合情報サイト 『おなかのはなし.com』

【参考文献】

小林弘幸.便活ダイエット ~便秘外来の医師が教える、排便力がアップする11のルール~.ワニブックス.2011

辨野義己.腸内細菌の排便への影響について.泌尿器ケア 2013; 18: 23-26

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