患者様へ最適な治療を提供するために【美容外科・形成外科 ビスポーククリニック五反田医師】

本ページはPRを含みます。


美容外科・形成外科ビスポーククリニック福岡院院長五反田希和子先生へのインタビュー記事です。

今回は、美容医療に取り組む先生の考え方や姿勢、患者さまとのコミュニケーションのあり方、二重整形などのお話をお聞かせいただきました。

二重整形などを検討されている皆さまにはとても参考になります。

五反田希和子先生のプロフィール
院長 五反田希和子 先生

美容外科・形成外科ビスポーククリニック福岡院院長

院長五反田希和子先生

経歴
2006年3月 長崎大学医学部医学科 卒業
2006年4月 国立病院機構 九州医療センター
2008年4月 久留米大学病院 形成外科顎顔面外科
2020年4月 美容外科・形成外科ビスポーククリニック福岡院 入職
2021年7月 美容外科・形成外科ビスポーククリニック福岡院 院長就任

<称号・資格>
・日本形成外科学会認定形成外科専門医
・日本レーザー医学会認定専門医所属
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会(JSAPS)
・日本レーザー医学会
・日本創傷外科学会

この記事の目次を紹介する女性のイラスト

読みたいところから読める目次

1.はじめに

「美容外科・形成外科ビスポーククリニック福岡院五反田希和子先生に聞く!」をお届けします。

今回のインタビューでは、五反田希和子先生の美容医療に取り組む姿勢や考え方、ビスポーククリニック福岡院の特徴や傷跡の美しさへのこだわり、二重整形やまぶたのたるみの施術などを細部にわたりお聞かせいただきました。

インタビューを通して、とても真摯な姿勢で美容医療に取り組まれていること、また二重整形やまぶたのたるみの施術について、詳しく知ることができました。

さらに、ビスポーククリニック福岡院の特徴についても理解することができました。

二重整形、まぶたのたるみの治療をご検討されている方には、とても参考になると思いますので、ぜひ、チェックしてみてください。


2.美容外科・形成外科ビスポーククリニック福岡院院長五反田希和子先生インタビュー

ビスポーククリニック福岡院

Q1.ビスポーククリニック福岡院の特徴やほかの施設との違いについて教えてください。

ビスポーククリニック福岡院は、私が院長を務めていますが、東京院院長の室孝明先生も常勤されています。

また、もう1名、増本和之先生も勤務されています。

この3名は、日本形成外科学会認定形成外科専門医の資格を持っています。

このように、形成外科の専門医だけで組織されていることが特徴の1つです。

もう1つは、カウンセリングにとても力を入れていることです。

患者さんが来院された際に、カウンセラーがお悩みに関してヒヤリングでアンケートを取った後、医師とのカウンセリングを始めます。

カウンセリングでは、十分な時間をかけて、患者さまの悩み、施術後の希望をしっかり話し合い、患者さまと医師の間で完成までのイメージの共有を行います。

そして、患者さまにご理解、ご納得いただいた上で治療法を決めます。

たとえば、ビスポーククリニック福岡院では鼻の悩みで来院される患者さまが多くおられます。

そんな場合は、PCの3Dのシミュレーションソフトを使って術後の鼻のイメージを見せながらお話をします。

これは、患者さまが思い描いている施術後のイメージと医師の考えをすり合わせるためのツールで、ビジュアルで見せることで相互の理解のずれを減らすことができます。

できるだけ丁寧に患者さまのお話を聞きたいので、カウンセリングは、30分以上要することもあります。

さらに、もう1つはアクセスがとても良いことです。

ビスポーククリニック福岡院は、博多駅前にありますのでJRで来られる場合にはとても近く、飛行機で福岡空港からくる場合も地下鉄の祇園駅直結で、とても交通の便が良い立地です。

大阪をはじめ関西方面からなら、東京院へ行くよりも福岡院のほうがアクセスしやすいと思います。

また、地下鉄の出入り口の目の前なので雨の日の来院でも殆ど濡れることがないのもポイントです。

ビスポーククリニック福岡院へのアクセス

Q2.ビスポークは外科手術を行うクリニックとしての印象が強くありますが、実際はいかがでしょうか?

基本的には、美容外科なのでメスを使う施術が多いのは事実です。

全体では、80%程度でしょうか。

しかし、最近では注入治療やスレッドリフトと呼ばれる糸を使った顔のリフトアップのための治療法など、メスを使わない治療もたくさん行っています。

特に最近では、スレッドリフトを希望する患者さまが増えています。

スレッドリフトは、効果が十分に期待できるとともに、メスを使う施術と比べると侵襲が少なく、ダウンタイムがほとんどないことが人気の理由です。

フェイスラインを整え、ほうれい線マリオネットラインゴルゴラインなどの改善に向く治療法です。

また、私自身も女医として、肌の悩みやスキンケアなどの相談を気軽にしていただけるように努めています。

たとえば、先ほどカウンセリングのお話をしましたが、その際にも当初の来院目的以外でも肌悩みなどがあれば、気軽に相談してほしいと患者さまにお伝えしています。

そういった場合だと、シミなどメスを使わない治療が対象となる肌悩みについての相談も受けることがあります。

また、患者さんを診て、より美しくなれると思った場合は、もともとのお悩みの治療以外の提案をさせていただくこともあります。

Q3.形成外科医を目指されたきっかけは何でしょうか?また、美容医療を志すようになったのはいつからでしょうか?

ビスポーククリニック福岡院の待合室

医師は、医学部卒業後の2年間、研修医としてあらゆる診療科を経験します。

その過程の中で、自分自身、外科手術が好きだなと感じていましたので、それにかかわることができる診療科を選びたいと考えていました。

そんな折り、研修医として勤めていた病院で、形成外科医の先生が眼瞼下垂の手術をされるのをとても間近で見る機会がありました。

その手術を見た際、自分自身、外科手術で患者さまの役に立ちたいと強く感じました。

また、執刀された先生の技術の高さや仕上がりの美しさにとても感銘を受けました。

さらに、もう1つ。

形成外科は、命にかかわる手術をする機会は少ないのですが、患者さんのその後の人生のQOLや幸せに影響を及ぼす分野です。

そういった点から、形成外科は「喜びの診療科」といえると考えており、私が形成外科に魅力を感じた大きなポイントの1つです。

この3つの観点から、形成外科医としての道を選びました。

美容外科に関しては、約2年前からビスポーククリニックに勤務しています。

大学勤務時代は、さまざまな患者さまの手術をしたり、日本形成外科学会認定形成外科専門医の資格を取得しました。

その中で思い至ったことは、形成外科が目指すもののひとつに“手術の結果に「美しさ」が必要とされることがあるということ”でした。

美容外科は、形成外科のカテゴリーの一つですが、「キレイ」を目指す上で、美容外科でしか学べない知識や技術もあります。

私自身、自分が培ってきた形成外科医としての経験や技術に、美容外科独自の技術や知識を学び取り入れることで、より医療に貢献できるではないかと考え、現在に至っています。

将来、自分の技術がさらに上がることで、美容医療を通して得た技術や知識を、形成外科の保険診療へも還元する機会があるかもしれないとも思っています。

Q4.先生の美容医療に取り組むモットーやミッションについてお聞かせいただけますでしょうか?

形成外科医は、ある意味「オタク」の集まりだと思っています。

たとえば、多くの形成外科医は、術後の傷あとをキレイにすることに、並々ならぬこだわりを持っています。

私も同じで、施術や縫合を行う際には、いつでも120%の力を発揮したいと思っています。

それは、一重に患者さまに喜んでいただきたいとの想いからです。

これが、私の形成外科としての最も大きな価値観です。

また、本当に一人ひとりの患者さまにあった術後の仕上がりの美しさを提供したいと考えています。

先ほども少し触れましたが、患者さまが「こうなりたい」と考える理想と提供できるものにはギャップが生じる場合があります。

その場合は、美容外科医としての視点で、患者さまそれぞれの個性に合ったものを提案します。

時には、患者さまが希望される施術をしないという選択をする場合もあります。

だからこそ、患者さまと十分にコミュニケーションを取って、両者でゴールを共有できるように努めています。

Q5.ビスポーククリニック様全般として、「傷跡へのこだわり」を掲げておられますが、やはりそれは患者さまの満足度の大きな要素でしょうか?

二重整形のカウンセリングを受ける女性

はい。傷跡が目立たないことは、患者さんにとっても医師にとっても満足度の大きな要素です。

からだにメスを入れる以上、必ず傷跡は残ってしまいます。

だからこそ、形成外科医にとって、その美しさを目指すことは絶対的な条件だと思います。

形成外科では、創傷治癒の考え方を学び、修得するように徹底的に指導されます。

そのため、メスの入れ方、術中の組織の扱い方、縫い方、糸の選択、抜糸の時期、抜糸後の傷跡の変化に応じてすべきこと、すべきでないことをすべて考えることができるようになるのです。

患者さまの体質や状況、施術した部位などの要因で傷跡の治りが変わるため、いつでも同じ結果を期待できる訳ではありません。

そんな中でも、傷跡を美しく治すことにベストを尽くしたいと考えています。

Q6.得意な施術は何でしょうか? また、その施術に関して先生が特に意識されている点は何でしょうか?

私の得意な施術の一つは、目の形成手術です。

患者さまの年齢は、10代〜70代と幅広くおられます。

現在、日本を始めとするアジアでは、二重まぶたであることが流行になっており、若い女性では二重整形を希望される患者さまが増えています。

そんな二重まぶたは、患者さまお一人おひとりで、似合うまぶたの幅やデザインが違います。

だから、施術前には「ブジー」と呼ばれる専用のスティックを使って、二重幅のシミュレーションを必ず行います。

<プジー>

ブジ―の写真

これで、患者さまの理想とする二重まぶたと実際に可能な二重まぶたの形のすり合わせを行うことができます。

多くの場合、若い女性の二重整形の最初の施術としては、二重まぶた埋没法をおすすめしています。

なぜなら、ダウンタイムが少ないこと、手術の時間が短いこと、糸でまぶたを固定するだけであるため、糸を取り外せば元の状態に戻せることなどが理由です。

一方、40代以上の方の場合は、まぶたのたるみのお悩みで来院されるケースが多いです。

まぶたのたるみは、加齢に加えて原因が複合的なことが多々あります。

そんなまぶたのたるみの施術で人気のあるものが、眉下切開です。

これは、その名のとおり、眉毛の下の不要な皮膚を切り取る施術で、私が力を入れている施術の1つです。

どのような術後を目指すかについては、十分なコミュニケーションを取って、しっかりとゴールのすり合わせを行う必要があります。

また、目元がまったく左右対称な方はいないことや、デザインで仕上がりイメージが変わるので、施術にはとても注意を払って行います。

そのため、この施術に適応がある方にとっては、傷跡は大きくなるものの改善効果も高いので、施術の後に満足される患者さまが多いのです。

Q7.目の周りの施術を受ける患者さまの最近のニーズはどんなものがあるでしょうか?

単純に一重まぶたを二重まぶたに変えるということではなく、今すでに二重まぶただが幅を変えたい、あるいは末広型や平行型などのデザインの希望を持っておられる等、より具体的にこうなりたいとイメージできている方が増えてきていると思います。

私はまだ美容医療に携わって2年ですが、先輩の医師からは、美容医療に対する心理的ハードルが年々下がっていると聞いています。

手術はもちろん肌の治療も、かつては、美容医療をタブー視する風潮もあったようですが、今ではよりポジティブに捉える方が増えていると思います。

また、それをSNSなどで発信する方も増えていると感じています。

一方、ハードルが下がっているからこそ、安易に美容医療を受けることは避けていただきたいと考えています。

安易に美容医療受けて後悔して欲しくないので、特に未成年者の方は保護者同伴で来院していただき、施術が本当に必要かどうかなどを十分に話し合っています。

個人的には、長期間、日常的にアイプチ(*)を使い続けるなら、二重まぶた埋没法をオススメしたいと思います。

もちろん、アイプチ自体を否定するわけではありませんが、使用頻度が高いと肌ダメージのリスクが高くなります。

まぶたの皮膚はとても薄いので、アイプチを続けていると、まぶたが炎症をおこしたり、ゴワゴワになっていったりする場合もあります。

そのため、長期間のアイプチを続けるならば、「二重まぶた埋没法を考えてみませんか?」といった情報発信もしています。

(*)アイプチ(eye putti)とは、イミュより発売されているまぶたを一重から人工的に二重にするための化粧品のことです。

この化粧品がポピュラーなので、今では二重まぶたを形成するための商品をアイプチと呼ぶのが一般的になっています。

アイプチ以外のブランドの商品は「ふたえのり」などと呼ばれます。

Q8.症例をご提示いただき、解説していただけますでしょうか?

1)二重まぶた埋没法の症例 (ビスポーククリニック症例)

1) 二重まぶた埋没法の症例

・施術のポイント

元々奥二重の患者様。

平行型で幅のはっきりした二重をご希望でした。

4点固定で華やかで涼しげな目元へとなりました。

・施術後の注意点

まぶたをこすらない。

・効果や副作用

出血、血腫、創離開、感染、傷あと、二重幅や目力の左右差など。

※その他のリスク・副作用については手術申し込みの際に詳しくお伝えいたします。

※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。

2)二重まぶた埋没法の症例(ビスポーククリニック症例)

2) 二重まぶた埋没法の症例

・施術のポイント

元々奥二重の患者様。

内側から二重の幅を広げて、二重がはっきり見えるようにしました。

4点固定で末広型の丸くて可愛らしい目元になりました。

・施術後の注意点

まぶたをこすらない。

・効果や副作用

出血、血腫、創離開、感染、傷あと、二重幅や目力の左右差など。

※その他のリスク・副作用については手術申し込みの際に詳しくお伝えいたします。

※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。

3)二重まぶた埋没法の症例(五反田医師症例)

3) 二重まぶた埋没法の症例

・施術のポイント

少しだけ重たいタイプの瞼なのでしっかりラインが出るように4点留めで結び目に工夫をしています。

目頭から平行二重が希望でしたが、蒙古襞の形状との兼ね合いで末広型のナチュラルな二重となりました。

・施術後の注意点

まぶたをこすらない。

・効果や副作用

出血、血腫、創離開、感染、傷あと、二重幅や目力の左右差など。

※その他のリスク・副作用については手術申し込みの際に詳しくお伝えいたします。

※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。

Q9.施術や知識の研鑽はどのようにされているでしょうか?

積極的に学会に参加するようにしています。

聴講するだけでなく、できるだけ学会の場で発表の機会も持つようにしています。

発表することは、自分の知識を整理し直すことにもなって、とても勉強になります。

大学病院の医局に所属していた同門の医師とのつながりがあるので、積極的に情報交換したり、技術を学ばせていただく機会を得るようにしています。

たとえば東京へ、技術を学ぶために出張することもあります。

心がけているのは、次の3点です。

  • できることの幅を増やす
  • 知識を高める
  • 新しいことを知る

Q10.美容外科の難しい点は何でしょうか?

美容外科だけではないことですが、患者さまを診て、治療や術後の経過を事前に予測するのですが、時には想定外のことが起こってしまいます。

たとえば、どの患者さまに対しても120%の力で傷跡が綺麗になるように縫合したとしても、体質の違いやさまざまな理由で、事前にイメージした経過をたどらないことがあります。

そんな想定外のことが起こった際に、リカバリーする力が医師には求められます。

患者さま自身も想定外の結果に対して不安を持っていますから、医師はその原因をしっかりお話しして不安を取り除くことや、これからどう対処していくのかといった方針の説明などが求められます。

これは美容外科に限ったことではありませんが、知識、技術、精神面ともに自分を鍛えておくことが求められる点が難しいことだと思います。

患者さまに「なりたい形」の理想がある場合、その理想に応えたいと思っていても100%は叶わないこともあります。

私自身としては、できるだけ患者さまの想いに応えたいのですが、現実には難しいことがある時にジレンマを感じることがあります。

美容外科は、病気を治すといったゴールがあるわけではなく、患者さま一人一人がイメージする「美しさ」や「可愛らしさ」を追求することがゴールなので、限界を設定することが難しいのです。

Q11.患者さまへのカウンセリングやコミュニケーションで、意識していることはどんなことでしょうか?

五反田先生のカウンセリングの様子

私自身、患者さまから話しやすい印象を持って欲しいと思っています。

また、カウンセリングや施術を受けて、喜んでいただきたいと願っています。

力が入ってついつい方言が出てしまったりすることもありますが、許して頂けたら嬉しいです。

ビスポーククリニック福岡院を選んだ患者さまがわざわざ来院してくださっているので、十分に納得され、また満足していたけることが大切だと思っています。

Q12.仕事またはプライベートで、最近嬉しかったことはありますか?

実は今日、カウンセリングした患者さまが、すぐに「ビスポーククリニック福岡院に来て良かった」というポジティブな内容の口コミを投稿してくださったことです。

私自身の名前も書いてくださいました。

これには、スタッフもとても喜んでいました。

私は、患者さまに喜んでいただいたこと、スタッフが喜んでいることが、とても嬉しかったです。

Q13.これまでの患者さんで特に印象に残っているエピソードはあるでしょうか。

個別の患者さんのお話ではなく、これまでの経験やほかの医師との話でも感じていることをお話します。

エビデンスがあるわけではなく、あくまで経験的で感覚的なことなのですが、施術を受けた患者さんの中で、ポジティブな気持ちでおられる方の傷は治りやすいと感じています。

これは現在の美容外科の治療経験だけでなく、保険診療で形成外科手術をしていた時も同じように感じていました。

これは私の臨床経験をとおして患者さまから教えていただいたことの中で、とても大切だと感じています。

医療においても、心のあり方はとても大きな影響があるので、患者さまには常にポジティブであって欲しいと思いますし、私自身もポジティブであろうと心掛けています。

また、ポジティブな言葉をとても大切にしています。

Q14.ご自身の日常生活や美容、スキンケアで気をつけている点があれば、教えていただけますでしょうか。

アロエベラ葉エキス配合のスキンケア化粧品のイメージ

私は、どちらかといえばズボラなので、シンプルなスキンケアが好きです。

私自身、肌のことはある先生に教えていただいたのですが、次の3つを常に気をつけています。

このことは、いつも患者さまにもお話しています。

また、新しい化粧品や施術はなるべく自分で試すようにしています。

これは、患者さまに経験に基づくお話をできるようにするためです。

ほかでは、美味しい物を食べるようにしています。

Q15.患者さまが美容医療を受ける上でお伝えしたいことはありますか?

美容医療の正解は1つではなく、患者さま一人ひとりに合った適切なアプローチがあります。

だから、美容医療を受ける前に、複数の施設、先生のカウンセリングを受けることをおすすめします。

その中で、患者さまご自身が納得できて自分に合っていると思えるクリニックや医師を選ぶことが大切です。

また、もう1つは医師から提案を受けた場合は、その日のうちに決断せず日を置いて考えることをおすすめします。

ビスポーククリニック福岡院でも、ボトックス注射やヒアルロン酸注入などの侵襲の少ない施術は、カウンセリングをした当日に行うこともありますが、侵襲の大きな施術はそうしません。

大きな施術の前には、患者さまにあらためて考える時間を取っていただいています。

さらに、SNSの情報を鵜吞みにしないでいただきたいということです。

SNSを使って、情報収集することはとても良いことだと思います。

しかし、ネガティブであれポジティブであれ、N=1の情報をもって、すべてとするような解釈は避けていただいたほうが良いと思います。

もう1つは、受診時に患者さまがなりたい自分に近い写真を持参したり、カウンセリングで聞きたい内容をメモしておくなども良い方法だと思います。

Q16.最後にナールスエイジングケアアカデミーの読者の皆様(美容医療に興味があるがまだ経験のない方への)へメッセージがあればお願いします。

五反田先生

今では、20年、30年前の40歳や50歳と比べて若々しい方が増えています。

国民的アニメ「サザエさん」の登場人物のお母さん「磯野舟(いその ふね)」さんの年齢は52歳だそうですが、失礼ながら現代の感覚ではもう少し上の年齢に感じる方が多いと思います。

20世紀の終わりから21世紀にかけて、化粧品、美容医療などが大きく進歩するとともに、人々のアンチエイジングへの意識も高まっています。

つまり、今は科学の進歩によって、前向きな気持ちと少しの経済的な余裕があれば、「若さ」を手に入れることが可能な時代です。

たとえば、紫外線対策の方法ほか正しい知識を手に入れて、適切なスキンケアを続けるだけでも、十分の若々しさを保つことが可能になっています。

だからこそ、まずは紫外線対策や保湿ケア、肌を擦らないなど基本的なスキンケアを続けることが大切だと思います。

また、それだけでは不十分であったり、肌老化が改善できない場合、アンチエイジングを望む際に考えていただきたい選択肢が、医薬品や施術による美容医療です。

だからこそ、私は、患者さまが美容医療に壁を感じずに、気軽に何でも相談しやすいと思っていただける美容外科医でありたいと考えています。


3.編集後記

編集のイメージ

今回のインタビューでは、形成外科医のキャリアを持つビスポーククリニック福岡院院長の五反田希和子先生から、美容医療に関するさまざまお話をお聞かせいただきました。

福岡院の特徴、患者さまとのコミュニケーション、美容医療の難しい点など、興味深く伺うことができました。

また、施術に関しては、二重整形やまぶたのたるみの改善の治療について詳しくお話しいただき、美容医療を検討されている方には貴重な情報になったのではないでしょうか。

最近では、美容医療を受けるハードルが下がっている中、五反田先生が安易に美容医療を受けることへの警鐘を鳴らされていた点にはとても感銘を受けました。

この記事「美容外科・形成外科ビスポーククリニック福岡院五反田希和子先生に聞く!」が、ナールスエイジングケアアカデミーの読者の皆様にとって参考になれば幸いです。

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(インタビュー&執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
文部科学省後援日本化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。

ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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