タルクが危険な化粧品成分って本当?美肌の効果と安全性を検証!

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タルクとは、滑石という柔らかい結晶性鉱物を微粉末にした化粧品成分です。洗顔パウダーやファンデーションなどに使われます。

そんな、タルクに発がん性物質であるアスベストの混入という事件が起こり、危険な成分だと認識されてしまったのです。

果たして、今、タルクは危険なのか?安心・安全なのか?

この記事では、タルクの特徴や効果、安全性について詳しく解説します。

また、どんな化粧品に配合されるのかを取り上げます。

さらに、タルク配合のオススメの酵素洗顔パウダーをご紹介します。

<この記事の大切なポイント>
  • タルクとは、滑石(かっせき)を微粉末にした成分です。その主成分は、含水ケイ酸マグネシウムです。
  • 化粧品の全成分表示でも、医薬部外品の表示でも「タルク」と表記されます。
  • タルクには滑りをよくする効果に加え、吸着性によってツヤを消す効果があります。そのはたらきから、粉体の基材として使用されます。
  • タルクには抗炎症効果があり、肌荒れ予防が期待できます。しかし、保湿効果はないので、乾燥肌などの肌悩みを予防したり改善する化粧品成分ではありません。
  • タルクは、その効果から、洗顔パウダーや化粧下地、ファンデーション、日焼け止めほか1万種類を超えるさまざまな化粧品に配合されています。とても有用性の高い化粧品成分の1つです。
  • タルクは、安全性の高い成分なので肌質を選ばずに使用できます。つまり、敏感肌やインナードライ肌でも使えるのです。
  • 30年以上前に韓国産のタルクにアスベストが含まれていた事件がありましたが、現在の国産タルクにそのリスクはありません。つまり、危険な成分ではないのです。

タルクの記事の目次

1.タルク配合のコスメに不安のあるあなたへ

タルク配合のコスメに不安のある女性

タルクという化粧品成分をご存知でしょうか?

最近では、「タルク不使用」を特徴とする化粧品もあることから、「タルクは危険」というイメージや不安を持つ方もいる成分です。

しかし、化粧品成分としてのタルクは、古くから体質顔料として使われてきた安全な成分です。そのため、エイジングケアの視点から見ても問題がある成分ではないのです。

また、タルクの用途は幅広く、化粧品以外でも医薬品、食品添加物、プラスチック、セラミックスなど、私たちの生活のさまざまなシーンで利用されています。

アンチエイジングやエイジングケアを正しく実践し、美肌を維持するためには、タルクをはじめさまざまな化粧品成分を理解することも大切です。

この記事では、タルクの特性や効果、安全性について詳しくご紹介します。

また、どんな化粧品に配合されるのかを取り上げます。さらに、タルク配合のオススメのエイジングケア向けの酵素洗顔料をご紹介します。

「タルクって、何からできているの?」

「どんな化粧品成分なの?特徴や役割は?」

「タルクに期待できる効果って?肌悩みが改善できるの?」

「安全性や刺激性はどうなの?敏感肌でも使えるの?」

「タルクはどんな化粧品に配合されるの?」

などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

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2.タルクとは?

タルクのイメージ

1)タルクの基本特性

タルクとは、滑石(かっせき)という柔らかい結晶性鉱物を原料にして、それを清潔にした上で微粉末にした成分です。

滑石とは、水酸化マグネシウムとケイ酸塩からなる粘土鉱物の一種です。

そのため、タルクの主成分は、含水ケイ酸マグネシウムです。

つまり、珪素、酸素、マグネシウムの化合物です。

タルクは、層状に割れやすく、薄い板状結晶になって滑りやすい特徴がありますが、一粒子径が大きいほど透明感が高く、よく滑ります。

また、吸着力もありツヤ消しとしても使われます。

タルクは、原石である滑石の産地や粉体の大きさによって性質が変わるので、化粧品への配合はそうした点が考慮されます。

化粧品の全成分表示でも、医薬部外品の表示でも「タルク」と表記されます。

2)タルクの安全性の基本

タルクの安全性のイメージ

タルクには、皮膚刺激性やアレルギーはないと考えられています。

眼刺激性のデータは不明ですが、多くの化粧品に長年、配合されてきた中で大きな問題や副作用は報告されていません。

したがって、普通肌脂性肌はもちろん、混合肌乾燥肌敏感肌インナードライ肌のどんな肌質の方でも使うことが可能な成分です。

しかし、どんな成分でも誰にでも安全とは言えません。

だから、肌荒れかゆみ、赤みが出るほか刺激を感じる可能性を100%否定することはできません。つまり、化粧品かぶれ接触皮膚炎)のリスクが全くないわけではないのです。

アトピー性皮膚炎があったり、肌が弱いなどで気になる方は、パッチテストをすることがおすすめです。

また、タルクが微小な粉末であることから、肺への影響を懸念する声がありますが、化粧品として皮膚に使うものが肺まで届く可能性は低いこと、副作用などの報告もないことから現時点では問題はないと考えられます。

3)タルクにアスベストは含まれていないの?

結論から言えば、日本で使用されるタルクにアスベストは含まれていません。

また、タルクとアスベストは全く別のものです。

実は、1987年に、海外で製造された質の悪いタルクにアスベストが混入する事件が起こりました。

これは、当時の海外での品質管理の問題です。

それまでも国産のタルクにアスベストが混入することありませんでしたが、この事件を契機に、日本ではタルクの品質管理がさらに強化されました。

それから30年以上経過しましたが、日本でタルクにアスベストが混入したことは一度もありません。

したがって、国内産のタルクであれば、アスベストが混入するリスクは極めて低いと言えます。





3.タルクの化粧品成分としての効果と役割

タルク配合化粧品のイメージ

1)タルクの効果や役割は?

タルクには、保湿効果はないので乾燥肌などの肌悩みを予防したり、改善する化粧品成分ではありません。

しかし、有用なはたらきがあります。

①粉体の基材や感触改良

タルクは粘性を持つ鉱物で、粉末が滑らかで均一です。

そのため、洗顔パウダーやファンデーションなどの成分をよく混ぜるはたらきや滑らかにする効果があります。

また、つや消しの効果もあるので、肌色に近い化粧品を作るはたらきがあります。

つまり、タルクは粉体の基材や感触改良の役割があるのです。

さらに、吸着性があることから臭い消しの効果も期待できます。

②抗炎症効果

肌荒れのある肌の表皮の角層にはウロキナーゼという成分があります。この成分が肌荒れを進める1つの原因なので、活性を抑えれば肌荒れや炎症を防ぐことができます。

タルクは、ウロキナーゼを吸着することでその活性を抑えます。

つまり、タルクには、抗炎症効果があるのです。

この効果は、酸化亜鉛シリカにも認められています。

2)タルク配合の化粧品はどんなものがあるの?

タルク配合のメイク用化粧品のイメージ

タルクは粒子の大きさで少し効果が違います。

平均粒子径10ミクロン程度のものは、すべりがいいのでフェイスパウダーなどに使用されます。

また、5ミクロン程度はアイシャドウなどに使われます。

また、日焼け止めの成分である酸化チタンのつや消しにも使われます。

さらに、タルクには臭いを吸い取る吸着力があることから、デオドランド製品に使用されることがあります。

タルクを配合するコスメのアイテム数は、10000種を超えています。

具体的には、メイク用のアイテムである化粧下地、パウダーファンデーション、リキッドファンデーション、ペンシルアイライナー、ルースパウダー、パウダーアイシャドウ、コンシーラー、マスカラ、パウダーチークなどに配合されます。

また、洗顔石けん、洗顔パウダー、日焼け止め、口紅やリップグロスなどのリップケア製品、頭皮ケア製品にも配合されます。

さらには、多くありませんが、化粧水美容液保湿クリームに配合されるケースもあります。


4.オススメのタルク配合の酵素洗顔パウダー

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私たちの酵素洗顔ランキング1位のタルク配合のオススメの酵素洗顔パウダー「ナールス フォーム」をご紹介します。

ナールス フォームは、天然パパインを配合した酵素洗顔パウダーです。

 

非常にシンプルな処方で、タルク、天然パパインを含めたった5種類の成分で成り立っていて、他の酵素洗顔パウダーと比較しても、配合成分の種類がとても少なくなっています。

全成分は、石けんパパイン、シリカ、タルク、コラーゲンです。

ナールス フォームは、良質な石鹸を使った酵素洗顔パウダーで、石鹸以外の界面活性剤は配合していません。

パラベンフェノキシエタノールなど防腐剤や着色料、香料は無添加です。

【エイジングケアをサポートする酵素洗顔パウダー「ナールス フォーム」の特徴】

  • とてもキメ細かい泡立ち
  • 高品質な石けんによる適度な洗浄力
  • 天然パパインが不要な角質だけを除去
  • 刺激をもたらすリスクを極力さけているので低刺激
  • フィッシュコラーゲン配合で、しっとりした洗い上がり

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天然パパイン配合酵素洗顔パウダー『ナールス フォーム』を解剖!


5.まとめ

タルクの記事のまとめ

タルクとはどんな成分か、またタルクの化粧品成分としての特性、効果や安全性について詳しくご紹介しました。

また、どんな化粧品に配合されるのかを取り上げました。

さらに、オススメのタルク配合酵素洗顔パウダー「ナールス フォーム」についてもご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

タルクは、パウダーなどの滑りをよくする効果や臭いを吸着する効果があることから、多くの種類の化粧品に配合されます。また、抗炎症効果もあります。

そんなタルクそのものは安全な成分であり、国産のものは十分に品質管理がなされていてアスベストが混入する可能性はほとんどないと言えます。

ぜひ、タルク配合の化粧品を上手にエイジングケアに活かしてくださいね。

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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