マイカの化粧品成分としての役割は?

マイカのイメージ

マイカは原石である白雲母、金雲母を粉砕して得られる含水ケイ酸アルミニウムカリウムを主体とする板状粉体です。

また、マイカは表面がすべすべな化粧品成分です。

この記事では化粧品成分としてのマイカの役割やはたらき、安全性について幅広くご紹介します。

マイカの化粧品成分としての役割は?の目次

1.マイカがどんな化粧品成分か知りたいあなたへ

マイカがどんな化粧品成分か知りたい女性

マイカは、化粧品の形を保つために使われる体質顔料です。

体質顔料とは、他の顔料や塗料の増量剤です。

また、着色性や強度などを改善するための混合剤として用いる白色顔料のことです。

化粧品は、こうした体質顔料などの色や形を保つ成分が含まることによって、使い心地がよくなります。

また、マイカは体質顔料としてだけでなく、光輝性顔料としての役割を持つ成分です。

光輝性顔料とは、パールのような光沢あるいは金属性の光沢をあたえる顔料のことで、肌を艶やかに見せる効果があります。

正しいスキンケアやエイジングケアのためには、マイカをはじめ化粧品成分についてしっかり理解することが大切です。

この記事では、マイカの特性、効果、安全性について詳しくご紹介します。

「マイカってどんな化粧品成分?」

「期待できる肌への効果って何?」

「マイカはどんな化粧品に使われているの?」

「安全性や刺激性について知りたい!」

「マイカとタルクとどう違うの?」

などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

<この記事の大切なポイント>
  • マイカは、体質顔料であり、また光輝性顔料としても使われる化粧品成分です。
  • 原石である白雲母、金雲母を粉砕して得られる含水ケイ酸アルミニウムカリウムが主成分です。
  • マイカを化粧品に配合することで、伸びの良さやなめらかさ、肌への密着性などを実現します。また、すべすべとしたツヤのある肌を演出します。
  • マイカには皮膚刺激性がほとんどなく、安全な成分です。だから、肌質を選ばず使うことが可能です。
  • マイカは、日焼け止め、ファンデーション、口紅、マニキュアほか、20,000種を超えるさまざまな化粧品で使われています。

2.マイカとは?

マイカのイメージ

1)マイカの基本特性

マイカは、天然の含水ケイ酸アルミニウムカリウムを主体とする成分です。

一般的に、含有不純靴の少ない白雲母を細かく微粉末状に粉砕したものが化粧品の原料となります。

ラテン語で輝くという意味を持つmicareという単語が名前の由来です。

体質顔料の一種であり、光輝性顔料としても使われています。

体質顔料や光輝性顔料という言葉に馴染みがない方も少なくないでしょう。

体質顔料とは、色を付けるよりも化粧品の濃淡調整や、感触を調整する目的で使われる無機顔料です。

また、製品の形を保つ目的でも配合されます。

マイカは被覆力の小さい、白色の粉末です。

マイカは白い色をしていますが、塗布すると透明になりほとんど色が付きません。

そのため、白色顔料とは区別されています。

体質顔料としては、マイカの他にタルクなども有名です。

一方、光輝性顔料とは、真珠あるいは金属のような光沢感を演出する顔料をさします。

光輝性顔料の光沢感のイメージ 真珠

絹のような光沢があるとされる絹雲母からつくられたものは、特別に「セリサイト」と呼ばれます。

セリサイトの主な産地は日本です。

無機顔料や光輝性顔料は色材と呼ばれる成分で、化粧品に色を付けることなどに役立ちます。

ちなみに顔料とは、にも油にも溶けない粉末状の色材のことです。

無機顔料は、天然の鉱石や金属の化学反応によって得られる酸化物などからつくられる顔料で、分子構造の中に有機物を含みません。

また、顔料には他にも白色顔料や有色顔料があります。

白色顔料としては、紫外線散乱剤としても活躍する酸化チタンや酸化亜鉛、もともと色みを持つ無機顔料である有色顔料では、酸化鉄やグンジョウなどが有名です。

化粧品のパッケージなどには、配合されている全成分が原則として配合量の多い順に表示されています。

自分が普段使っている化粧品にはどのような成分が配合されているのか、化粧品に対する理解を深めるためにもチェックしてみるとよいでしょう。

新しく化粧品を購入する際にも、成分をチェックすることは大切です。

2)マイカのはたらき

マイカの効果を実感する女性

マイカを化粧品に配合することで、お肌への感触がソフトになり、すべすべとした肌ツヤを演出することができます。

また、化粧品の伸びがよくなるので使い勝手も向上します。

女性が憧れるお肌の透明感を演出する効果もあります。

化粧品のCMなどでパール感をアピールしているものがありますよね。

マイカを配合すると、お肌にきらめきを与えることができ、パール感をつくり出すことが可能です。

パール感が出ることで、シワを目立たなくさせたり、肌の色が明るくなって顔のくすみも目立たなくなるので、若々しさを演出できます。

使用した時、すぐに目に見える変化を実感できると嬉しいですよね。

マイカは、塗った直後から見た目にもお肌を華やかな印象にするので、その効果をユーザーがダイレクトに認識することができるのです。

化粧品会社は、マイカの視覚効果を上手く活用しているといえます。

なおマイカは、化粧品にクリーミーな感触を加えることも可能です。

化粧品と聞くと、保湿美白などで素肌が美肌になるために有効な成分が重視されがちですが、見た目の印象を高め、使い勝手をよくするはたらきがある顔料も大切な成分と言えます。

3)マイカの安全性は?

安全性のイメージ

マイカは、化粧品として使用される限りにおいて、皮膚への刺激性がほとんどありません。

また、眼への刺激性はほとんどないと言われています。

アレルギーや毒性の報告もなく、安全な成分と考えられているのです。

だから、基本的にはどんな肌質や肌タイプでも使えます。

普通肌脂性肌はもちろん、混合肌乾燥肌敏感肌インナードライ肌でも使うことが可能な成分です。

しかし、どんな成分であっても、肌荒れかゆみ、赤みが出るほか、刺激を感じる可能性を100%否定することはできません。

もし、マイカが含まれる製品で肌トラブルが起これば、一旦、使用を中止しましょう。

アトピー性皮膚炎がある方、肌が弱く心配な方は、事前にパッチテストをすることをおすすめします。

また、品質が低い場合には、ニッケルやクロムが不純物としてごく微量含まれていることがあるため、注意が必要です。

金属アレルギーがある場合は、とくに気をつけましょう。


3.マイカはどんな化粧品に配合されるの?

マイカの配合イメージ

すべすべ感や伸びの良さなどを付与する目的で、ファンデーションなどメイク用のアイテムに使用されています。

白粉にも配合されていることがある成分です。

元来、体質顔料としてタルクが使用されることが多かったのですが、特に乾燥肌にはタルクよりもマイカが適しているとされ、近年マイカを配合する化粧品が増えてきています。

化粧品以外では、陶磁器の原料や塗料としても活用されている成分です。

使い勝手のよいマイカは、20,000種を超えるアイテムに使われています。

具体的には、口紅、リップグロスなどの唇ケアアイテム、マニキュアなど爪(ネイル)ケアアイテム、リキッドファンデーションン、パウダーファンデーション、コンシーラー、プレストパウダー、アイライナー、マスカラ、パウダーチーク、日焼け止めなどに使われます。

また、種類は少ないですが、化粧水美容液保湿クリームハンドクリーム、シャンプーなど頭皮ケアアイテムに使われることもあります。


4.まとめ

マイカの化粧品成分としての役割は?のまとめ

マイカの特徴やはたらき、安全性について詳しくご紹介しました。

ご理解いただけましたでしょうか?

マイカは、体質顔料であり、光輝性顔料としても活用される成分です。

化粧品の感触を調整したり、パール感を演出する上で優れたはたらきがあります。

日頃使う機会が多く、顔全体に塗布するファンデーションによく使用されている成分です。

このような特性を理解するとともに、マイカ配合の化粧品を上手にエイジングケアにいかしてくださいね。

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