夏に肌の透明感がなくなってお肌のくすみが目立つことがありませんか?
もしかしたら、肌のトーンが下がった原因は紫外線対策が不十分なことかも。
今回は、美容情報サイト「キレイナビ」代表で美容ライターの飯塚美香さんに、夏のくすみ予防や改善の対策をご紹介いただきます。
*血行不良等のくすみの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
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1.夏のくすみが気になるあなたへ
「夏にくすみが目立つ!原因と飯塚美香さんおすすめの対策は?」をお届けします。
顔のくすみは、乾燥肌をはじめさまざまな原因によって目立ちます。
そんなくすみは夏に目立つことも。
夏の肌トラブルもさまざまですが、美肌を損なう原因の1つです。
新しいエイジングケア化粧品を使っているのに肌の透明感がなくメイクが乗らなかったり、肌がゴワゴワ、カサカサして色のトーンが下がってしまうことも。
そんな夏のくすみの原因は、紫外線対策が不十分であったり、エアコンでお肌が乾燥してしまっていることが原因かもしれません。
そんな夏のくすみはどうすれば予防できるのでしょうか?
また、肌のくすみの原因を解消するにはどうすればいいのでしょうか?
そのためには、しっかりと紫外線対策を行うことやエイジングケアやスキンケアでしっかり保湿することに加えて、必要に応じて角質のケアを行うことです。
そこで今回は、美容ライターで美容情報サイト「キレイナビ」代表でもある飯塚美香さんに、夏のくすみを予防、改善するおすすめの方法をご紹介いただきます。
「今年の夏はなぜだか顔がくすむ。なんとかしたい!」
「おすすめの夏のくすみの予防法を知りたい!スキンケアで何をすればよいの?」
「夏のくすみケアの化粧水や美容液はどんなものがよいの?教えて!」
「夏にシミやくすみが目立つ!改善するには?」
「夏のくすみには美白が大切?日焼け止めが大切?」
などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
なお、夏のくすみ対策について、もっと詳しく知りたい方は、「くすみは夏に目立つことも!原因と改善のスキンケアとエイジングケア」をご覧ください。
また、くすみ対策を3分間で理解したい場合は、下記の動画をご覧ください。
<3分でわかる!くすみのエイジングケア>
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<飯塚美香さんプロフィール>
有限会社アイアール代表取締役。
美容情報サイト「キレイナビ」を運営する他、JPMパーソナルメイクアドバイザー、日本ダイエット健康協会認定インストラクター、コスメコンシェルジュ、美容薬学、薬膳マイスター、スキンケアマイスター、アロマテラピー講師等の資格を生かし、全国各地でセミナー・イベントを開催。
また、サプリメントプロデュース、雑誌やWEBでの美容コラム執筆、美容関連サイトの監修、通販番組出演など美容家としても活動中。
パーソナルビューティーコンサルタントとして、美容・健康の悩み解決をサポートする活動もスタート。
<保有資格>
- JPMパーソナルメイクアドバイザー
- 日本ダイエット健康協会認定インストラクター
- 日本化粧品協会認定コスメコンシェルジュ
- 日本コスメティック協会認定スキンケアマイスター
- SOEUR認定アロマテラピーアドバイザー
- 美容薬学検定1級取得
- 国際薬膳食育師3級取得(薬膳マイスター)
2.夏のくすみの3つの原因
それでは、夏に肌をくすませる3つの原因についてお話したいと思います。
夏のくすみの原因を知って、きちんとくすみ対策を行いましょう。
1)春から夏の紫外線ダメージ
1年中紫外線が降り注いでいるというものの、やはり4月から8月までは、紫外線が最も強い時期。
春から夏にかけて肌に紫外線を大量に浴びてしまうことも、くすみの原因となります。
肌が紫外線ダメージを受けると、肌を守るために、表皮の基底層にあるメラノサイトでメラニン色素が生成されます。
健康な肌であれば、ターンオーバーによってメラニンは古い角質とともに排出されます。
しかし、紫外線を浴び過ぎてメラニン色素が過剰に生成されてしまうと、そのまま肌に留まって色素沈着を起こしてしまうのです。
これが、シミやくすみとなって肌の透明感を奪ってしまうのです。
2)エアコンなどによる乾燥肌
ベタベタと汗をかく暑い時期は、肌は乾燥しにくいと思われるかもしれません。
しかし、外出時は紫外線に、室内にいる時はエアコンによって肌は乾燥にさらされた状態。
せっかく美白化粧品でお手入れをしても、乾燥肌では効果も半減。春夏でもしっかりと保湿ケアをする必要があります。
また、乾燥すると肌のキメが乱れます。肌表面がなめらかではなくなり、凹凸ができてしまいます。
それが影となり、くすみとして現れてしまうのです。
このように、夏でも乾燥肌が原因でくすみが目立ちます。
3)冷たいものの摂り過ぎ
暑いと、ついつい冷たい飲み物や食べ物を口にしたくなりますが、それも肌をくすませる原因の一つ。
冷たいものの摂り過ぎでからだが冷えることで、血行が悪くなり、肌へ充分な血液や栄養が行き渡らなくなります。
その結果、顔冷えでくすみがめだってしまいます。
暑いからといって、肌を冷やし過ぎるのもよくありません。
からだも肌も、過度に冷えて血行が悪くならないように注意しましょう。
3.夏のくすみ対策のスキンケアやエイジングケアのポイント
続いて、夏のくすみ対策の5つのポイントをご紹介します。
夏が終わってもくすまない透明感のある肌をキープするために!ぜひ参考にしてみて下さいね。
1)紫外線対策
紫外線ダメージは、くすみ、シミ、シワ、たるみなどあらゆる肌悩みの原因となるばかりか、肌を老化させる一番の原因になります。
紫外線にはなるべく肌をさらさないよう、日々の生活で注意することが大切です。
特にUVAやロングUVAは日差しが強い晴れの日だけでなく、くもりの日でも降り注いでいます。
室内にいても窓ガラスを通って肌に届いてしまいますので、どんな時でも日焼け止めやUV化粧下地などで紫外線をガードしましょう。
また、UVカット機能のある日傘やカーディガン、ストール、手袋などを取り入れて、物理的に紫外線から肌を守ることも有効です。
目からの紫外線も肌老化の原因となりますので、外出時はなるべく紫外線カット機能のあるサングラスも着用したほうがよいでしょう。
2)夏の乾燥肌対策
夏の乾燥肌対策も大切です。
紫外線やエアコンで意外に乾燥している夏の肌。
スキンケアでは保湿に力を入れましょう。
化粧水で水分を補った後は、美容液で水分を保持することも大切です。
とくに、美容液でしっかりくすみ対策を行いましょう。
それでも、乾燥を感じるなら、乳液や保湿クリームで油分も補い、肌の水分が蒸発していかないようにします。
夏だからといって化粧水だけでスキンケアを終わらせてしまうと、肌の乾燥が進んでしまいます。
水分と油分のバランスが取れてこそ、肌の潤いをキープすることができます。
乾燥しやすい目元、口元は化粧水やクリームを重ねづけするなどして、乾かない肌を目指しましょう。
3)しっかり毛穴汚れを落す
肌に汚れが残っていると、スキンケアの効果が薄れるのはもちろん、皮脂が詰まって毛穴が黒ずんだり、肌荒れしたりなど、さまざまな肌トラブルとなってしまいます。
また、当然くすみの原因にもなります。
スキンケアではしっかりと毛穴汚れを落とすことも大切。
洗顔料やクレンジング料は、毛穴の奥の汚れを優しく取り除けるタイプを選ぶようにしましょう。
クレイが配合されているものや、泡立ちがよいものがおすすめです。
一方、肌に必要な皮脂まで取り除いてしまうと、肌は自らを潤わせようとして過剰に皮脂を分泌してしまいます。
汚れや古い角質はしっかりと落としつつも、肌に必要な潤いはキープできるような洗顔料がよいでしょう。
また、毛穴汚れは器具や剥がすタイプの毛穴パックを使って無理に落とそうとすると、肌を傷めてしまいます。
洗顔料の泡で汚れを浮き上がらせるように、優しく毛穴ケアをするようにしましょう。
4)美白化粧品で予防
夏のくすみ対策には、美白化粧水などの美白化粧品をスキンケアに取り入れることがおすすめです。
美白化粧品は、紫外線ダメージをケアし、シミやそばかすを予防することが主な役割。
そして、メラニンの生成を抑えることは、紫外線ダメージによるくすみを予防することにもつながります。
美白成分としては、ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、アルブチン、コウジ酸、プラセンタエキス、ハイドロキノンなどがあります。
美白成分は、メラニン生成を抑制するほか、紫外線を浴びると発生する活性酸素を除去したり、肌の酸化や炎症を抑えたり、さまざまなスキンケア効果が期待できます。
ご自身の肌やお悩みに合った美白化粧品を選び、朝のスキンケアや夜のスキンケアでくすみを予防しましょう。
ただし、美白成分は刺激性があるものが多いので注意が必要です。
なかでも、ハイドロキノンは刺激が強いので要注意です。
5)ピーリングや酵素洗顔で角質ケア
夏のくすみ対策におすすめのお手入れ方法は、ピーリングや酵素洗顔で角質をケアすること。
古い角質が溜まっていることで肌がくすんでいる場合、角質を優しく除去してターンオーバーを正常化させることが大切です。
特に暑い夏は古い角質が溜まりやすい時なので、適度に行うならくすみの対策としておすすめです。
ピーリングと呼ばれるものには、クリニックで専用マシンを使って行うケミカルピーリングもありますが、化粧品を使って自分で行うホームピーリングもあります。
洗顔するだけでピーリング効果のあるもの、洗い流すパックタイプ、剥がすパックタイプ、拭き取りタイプのピーリング美容液などさまざまです。
ピーリングは肌に刺激を与えるものもありますので、慎重に選ぶようにしましょう。
また、夏は酵素洗顔での角質ケアもおすすめ。
酵素にはタンパク質や皮脂を分解してくれる力があります。酵素入りの洗顔料を使って洗顔すると、一般的な洗顔料では落としきれない古い角質を落とすことができます。
しかし、やり過ぎは肌の乾燥を招く恐れがありますので、エイジングケア世代なら、週に1、2回程度のスペシャルケアとして取り入れるとよいでしょう。
4.夏のくすみを防ぐ日常生活
夏のくすみを防ぐ方法は、毎日のスキンケアだけではありません。
夏に気をつけたい日常生活をご紹介します。
1)からだを冷やさない
先ほどお話したとおり、夏のくすみ原因の一つに冷たいものの摂り過ぎによるからだの冷えが挙げられます。
暑い夏は、冷たい飲み物や食べ物を摂ったり、エアコンが効いた室内で過ごすことでからだが冷えてしまいがち。
からだが冷えると血行が悪くなりますので、肌をくすませる大きな原因となるのです。
暑くてもキンキンに冷えた飲み物を一気に飲むようなことは避け、なるべく常温に近い温度で口に入れるようにしたほうがよいでしょう。
仕事などでエアコンの効いた部屋にい続けなければならない場合は、カーディガンや靴下を用意して冷えを感じる前に温めるようにしましょう。
また、入浴はシャワーで済まさず、お風呂にゆっくりと浸かる習慣を持つのもおすすめです。
ぬるめのお風呂でリラックスすれば、血行がよくなるばかりでなく副交感神経が優位になるため、その後の睡眠の質も向上します。
お肌のためにも、健康のためにもお風呂で温まってから寝るようにしましょう。
2)食事で栄養を十分に摂る
からだの外からだけでなく、なかからも夏のくすみ対策を。
紫外線ダメージから肌を守るには、抗酸化作用のある食べ物を積極的に摂ることが効果的。
ビタミンCが豊富なパプリカや柑橘系のフルーツ、ビタミンEが豊富なナッツ類やアボカド、うなぎ、リコピンが豊富なトマトなどの野菜、アスタキサンチンが豊富なサーモンなど、さまざまな食品で紫外線ダメージをケアしましょう。
また、血行をよくする唐辛子などの香辛料や玉ねぎ、お酢、むくみの原因となる古い水分を排出するカリウムが豊富なきゅうり、からだを構成するタンパク質などもしっかり食べることが大切です。
栄養バランスの取れた食事を心がけることが、美容にも健康にも役立つのです。
甘いものの食べすぎは肌の糖化を招き、くすみの原因にもなってしまいます。
夏に食べたくなるアイスクリームなどは、食べすぎないように注意しましょう。
3)十分な休息や睡眠
疲れが溜まっていると、顔色が悪くなったり、いつもより老けて見られることがありますよね。
暑い夏は少し動くだけでも体力を消耗し、疲れやすくなる時期。
疲れが溜まってしまう前に十分な休息を取るようにしましょう。
疲れている時は、無理せずにしっかりと眠ることが大切です。
睡眠中には美肌づくりにも役立つ成長ホルモンが分泌されます。
また、最高の美容液は睡眠ともいわれています。
夏の夜は楽しいこともたくさんありますが、美肌のためにはなるべくしっかりと睡眠を取るようにしたいですね。
5.まとめ
夏に肌がくすむ原因と、その対策についてお話しました。
くすみの原因は一つではなく、さまざまな原因が合わさっていることも多くあります。
毎日のスキンケアや食事、睡眠などでからだの外からもなかからも、くすみを予防。
肌がゆらぐことの多い秋に備えてお手入れしていきましょう。
6.編集後記
美容家で美容情報サイト「キレイナビ」代表でもある飯塚美香さんに、夏のくすみの原因と対策についてご紹介いただきました。
いかがでしたか?
夏は紫外線ダメージやエアコンによる乾燥肌、からだや肌の疲れなどが原因で、くすみが目立つことも。
まずは紫外線対策をしっかり行いましょう。
ほかにも保湿、美白ケア、酵素洗顔やピーリングなどの手段があります。
それぞれのメリットやデメリットを理解して上手に夏のくすみを予防したり、改善しましよう。
エイジングケア世代の方は、この記事を参考に夏のくすみを予防して美肌をキープしてくださいね。
著者・編集者・校正者情報
(2章から5章の執筆:美容ライター 飯塚美香)
プロフィールは前出
(1章及び6章の執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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