あなたは、本当に「保湿」のことをご存知でしょうか?
ナールスエイジングケアアカデミー「動画で3分間エイジングケア」の『保湿されたお肌は潤いのある美肌の源!』のコーナーです。
中川ゆう子さんが、お肌の保湿をテーマに、そのエッセンスを3分程度の動画で解説します。
これを見るだけでも、保湿や乾燥肌対策の基本が理解できます。
読みたいところから読める目次
1.保湿の基本を動画で学ぶ
「保湿されたお肌は潤いのある美肌の源!|動画で3分間エイジングケア」をお届けします。
エイジングケアやスキンケアにおいて、最も大切なこととされる保湿。
スキンケア化粧品やエイジングケア化粧品による保湿には、3つのプロセスがあります。
そのプロセスをおさえて乾燥肌の予防や対策のために保湿を行うことが大切なのです。
そんなエッセンスが簡単に学べる動画です。
あなたは、そんな保湿のことをしっかり、ご理解されているでしょうか?
ナールスエイジングケアアカデミー内でも詳しい記事をご用意しています。
ここでは、お時間がない方、全体像を簡単に学びたい方のために、「保湿」のエッセンスを動画でご用意しました。
保湿や乾燥肌の対策について、サクッと学びたいなら、この動画をチェック!
3分間で、保湿ケアが理解できます。
<中川 ゆう子さん プロフィール>
2013年 第6回 ミセス日本グランプリ ファイナリスト。
神戸のファッションブランド「レジーナリスレ」モデル、雑誌『25ans』モデルを務める。
2014年より京都市観光おもてなし大使としても活躍中。
2017年アジアを拠点とする企業主催の「アジアの美しい顔100人」に選出。
医療系大学出身の理系女子で、美容知識も豊富。私生活では2人の息子さんのママ。
<中川ゆう子さん関連記事>
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2.保湿されたお肌は潤いのある美肌
そもそも皮膚には保湿機能が備わっています。
それは、表皮にある角質層を中心としたバリア機能が担っているのです。
まず、皮脂腺から分泌される皮脂と汗できる皮脂膜がお肌の水分の蒸散を防ぎます。
また、角質層にあるアミノ酸や尿素でできた天然保湿因子(NMF)が水分を吸着して保持しています。
さらに、角質細胞間脂質であるセラミドやコレステロールがラメラ構造を形成して水分を挟み込んでいるのです。
皮脂膜、天然保湿因子(NMF)、角質細胞間脂質は保湿の3大因子と呼ばれますが、この3つが健やかで若々しい状態ならば、潤いのある美肌を保つことができるのです。
また、天然保湿因子(NMF)やセラミドは、ターンオーバーの過程でつくられます。
つまり、正常なターンオーバーもお肌の保湿を担っているのです。
しかし、年齢を重ねたり、湿度が低いなどの環境が厳しい場合には、お肌に備わる保湿機能であるバリア機能が低下したり、ターンオーバーが乱れます。
そして、その状態を放置すると乾燥肌になってしまいます。
そのため、スキンケア化粧品やエイジングケア化粧品で予防することが必要になるのです。
また、アトピー性皮膚炎、乾皮症や皮脂欠乏性湿疹、乾燥性皮膚炎、老人性乾皮症などでも保湿機能が低下するのです。
こうした場合は、スキンケアだけでなく医薬品の保湿剤を使って治療することが必要になります。
3.化粧品による保湿とは?
保湿には、水分を与える、水分を保持する、水分の蒸発を防ぐという3つのプロセスがあります。
それを担うのが、化粧水、美容液、乳液、保湿クリームや美容オイルなどです。
化粧水は、水と主に水溶性成分が中心のスキンケアアイテムです。
保湿の中では、水分を与えるはたらきと水分を保持するはたらきがあります。
美容液は、水溶性成分と油溶性成分(エモリエント)がバランスよく凝縮されています。
最も得意なのは、水分を保持することです。
乳液や保湿クリームは、油溶性成分(エモリエント)の割合が大きくなるので、水分の蒸発を防ぐはたらきが強くなります。
美容オイルは、一層、油溶性成分(エモリエント)の割合が大きくなるので、水分の蒸発を防ぐはたらきに特化したものです。
これらのアイテムが「保湿」のどのプロセスが得意なのかは、次の表を参考にしてください。
また、「化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの違いとつける順番は?」も参考にしてください。
保湿について、詳しくは、エイジングケアアカデミーの「お肌の保湿とは?本当にわかるスキンケアの基本と保湿成分」をご覧くださいね。
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4.代表的な保湿成分のご紹介
1)水溶性の代表的な保湿成分
水分を吸着して保湿するタイプと水分を抱えるように保湿するタイプの2種類があります。
水分を吸着して保湿するタイプは、ヒューメクタントとも呼ばれます。
代表的なヒューメクタントには、グリセリン、ジグリセリン、BG、アミノ酸、ピロリドンカルボン酸ナトリウム(PCA-Na)、尿素、ヘパリン類似物質などがあげられます。
また、アミノ酸誘導体であるナールスゲンもヒューメクタントです。
水分を抱えるように保湿するタイプの成分は、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン、プロテオグリカンなどがあります。
保湿力は、水分を抱えるタイプの方が高くなります。
2)油溶性の代表的な保湿成分
①セラミド
セラミドは油溶性ですが、水にも馴染みやすい親水基を持っていることが特徴です。
セラミドはお肌で角質細胞間脂質としてラメラ構造を形成している成分です。
保湿成分としても、角質層内で水分を挟み込んで保湿するため、最も高い保水力があります。
中でもヒト型セラミドが最も保湿力が高い成分です。
スフィンゴ脂質、コレストテール、水素レシチンなどもセラミドと似た性質を持つ油溶性の保湿成分です。
なお、グルコシルセラミドは水溶性のセラミドです。
②エモリエント成分
油溶性の保湿成分は、美容オイルによく使われる成分です。
皮膚の表面で水分の蒸散を防ぎますが、水分そのものを保持する力はありません。
つまり、汗と皮脂できる皮脂膜に近いはたらきがあります。
ワセリンがエモリエントの代表的な成分です。
シア脂(シアバター)、オリーブオイル、米ぬかオイル、アルガンオイルなどの植物性オイルやスクワラン、馬油、ラノリンなどの動物性オイルがあります。
5.まとめ
「保湿されたお肌は潤いのある美肌の源!|動画で3分間エイジングケア」をお届けしました。また、代表的な保湿成分をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
ナールスエイジングケアアカデミーでは、アンチエイジングやエイジングケアに関するさまざまなテーマに関して、1つ1つ幅広く、かつ深くまで掘り下げた記事をご用意しています。
それは、エイジングケアが断片的な知識で行うものではないと考えるからです。
中でも、保湿については皮膚のしくみから保湿成分のことまで、理解すべきことがたくさんあります。
そのため、たくさんの記事や情報が必要です。
一方、その分、読むことが大変になってしまいます。
そこで、「保湿」の基本をわかりやすくシンプルな動画でお届けすることにしました。
ぜひ、この記事や動画を参考に、保湿について正しく理解して、潤いのある美肌を手に入れてくださいね。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 やすだともよ)
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
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