秋が近づくと、肌のゴワゴワが気になりませんか?
今年は日に当たることは少なかったけれど、それでも肌が少しゴワゴワしているのを感じます。
その原因の一つに肌の角質肥厚があります。今回は、酵素洗顔「ナールスフォーム」で、角質肥厚を解消するための肌に優しい洗顔方法をお伝えします。
読みたいところから読める目次
1. 肌のターンオーバーで生まれる角質層
こちらはお肌の構造を簡単な図で表しています。
肌のターンオーバーという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
それは、肌細胞が新しく生まれてから、死んで行くまでの肌周期のことです。
表皮の基底層で生まれた肌細胞は、およそ28日間という時を経て死んでいきます。
細胞は死ぬときに細胞の核を失うんですね、この状態を「角質」と言います。
この図の一番上はその死んだ細胞=角質が並んでいる「角質層」という部分です。
角質層には、死んで核を失った肌細胞が並んで肌全体を覆っているのです。
角質は死んだ細胞ではありますが、こうして並んで肌を覆うことで、肌内部に花粉やウイルス、水などのものが肌内部に侵入しないように私達の体を守っています。これを、「肌のバリア機能」と言います。
とてもありがたい角質ですが、次々と細胞は生まれているので、角質もどんどん増えているんですね、ですから、役割を終えたら、なるべく速やかに剥がれ落ちて後進にその場を譲らなければなりません。
それなのに、若いときほど、後進の細胞が押し上げる力が強くないので、年齢とともに角質が長居する時間が伸びてしまうのです。
すると、角質層がどんどん分厚くなって、肌がゴワゴワしたり、肌がくすんだりするのです。
透明感のある、ムチムチ肌とは遠くかけ離れていますね。
2.角質層の大切さ
綺麗な肌のことを、『肌のキメが整っている』という言い方をしますよね?
この『肌のキメ』というのは角質の並び方を指すのです。
角質が綺麗に並んでいる状態が、キメが整った状態で、それは、花粉やウイルスなど、肌や体にとって刺激となるものを一切通さない肌状態です。
角質層が厚すぎるとゴワゴワしたり、くすんだりするのは前述の通りですが、逆に角質層が薄すぎるとどうなるでしょうか?
ピーリングや洗顔などで肌を擦ることで、必要な角質を取り過ぎてしまったとき、角質層は薄くなってしまって、肌表面にまだ核の残っている未熟な細胞がむき出しになってしまうことがあります。
こうなると、肌はバリア機能が弱まって、化粧水をつけただけでも滲みるような『敏感肌』になるのです。
ですから、無理に角質を剥がすのではなく、かと言って、役割を終えた角質を長く留めるのでもなく、適度なところで、剥がれ落ちてもらうことが大切なのです。
本来は、人間の肌には角質を剥がすための酵素が存在していて、役目を終えた角質は自然に剥がれる様になっています。
でも、それがうまく行かなくなったとき、酵素の働きで、優しく剥がす必要があるのです。
今日ご紹介する、『ナールスフォーム』はそんな優しい酵素を配合した洗顔料です。
3. 個包装になったナールスフォーム
以前はボトルに入っていたナールスフォームですが、リニューアルして個包装になりました。
ナールスフォームは湿気やすいので、個包装になったのでしょうね。以前は、固まってしまって出すのが大変だったので、とても使いやすくなりました。
湿気ないようにアルミの袋に入ったナールスフォームです。
手に出してみますね
4.ナールスフォームの全成分
ここで、ナールスフォームの全成分を紹介しておきますね。
カリ含有石鹸素地、タルク、シリカ、加水分解コラーゲン、パパイン
これだけです。
こんなに単純だと安心できる気がしませんか?
しかも、入っているのは良質の石鹸成分と鉱物、そしてコラーゲンと、パパイヤ酵素のパパインだけ!余計な界面活性剤は一切入っていません。
しかも、酵素洗顔でありながら、パパイヤ酵素が最後に書かれているということは、配合量が少ないということ。
昔から使われているパパイヤ酵素ですが、多過ぎると、角質を落とし過ぎる事になりかねませんから、あくまで肌への優しさを追求した結果ですね!
5. ナールスフォームを使ってみた
それでは、実際にナールスフォームを泡立てて見ましょう。
酵素洗顔料は、少し発熱する場合があるので、ネットを使うと固くなることがあります。
ですから、手だけで泡立てて見ました。
しっかりした泡が立ちますね!
手を逆さにしてもちっとも垂れて来ません。
このまま手を洗ってみますね。
とてももっちりした泡で手に吸い付くようです。
泡切れもいいですよ、さっと洗い流せます。
洗い上がりはさっぱり、しっとりしています。
ただ、長い間、角質を溜め込んで来た肌は、一度洗っただけでは柔らかくはなりません…
もどかしい気もしますが、これがナールスフォームの良さだと思っています。
昔、使っていた酵素洗顔は、一度洗うと肌がツルツルになって、「角質を落とした!」と実感するものでした。
でも、それは、角質層を薄くして未熟な細胞をむき出しにし、敏感肌になるだけだったのです。
ナールスフォームは、さすがナールス!といえる、とても優しく、肌を労りながら角質ケアができる酵素洗顔です。
ナールスフォームで洗顔したあとは、とても浸透しやすくなっていますから、化粧水は、ぜひナールスピュアを使って下さいね。
それじゃなくても、高い浸透力を誇るナールスピュアですが、ナールスフォームで洗顔したあとにつけると、その本領を発揮します。
たっぷり配合された美容成分、ナールスゲンが、ぐんぐん肌に浸透して、今まで経験したことのないもっちり感を味わうことが出来ます。
ぜひ、一緒に使ってみて下さい!
こんなに優しいナールスフォームですが、ナールスでは、毎日の使用を勧めてはいません。
最初は週に1~2回から初めて下さい。というものです。
肌のことを研究し尽くし、本当に肌のことを考えているから、一時のツルツルとした使用感に拘らず、長い目で見た肌のことを考えてのことだと分かります。
誠実な会社の酵素洗顔は、きっと末永く、私達の肌を保ってくれることでしょう。
<参考記事>
酵素洗顔の頻度はどれくらいが適切?その回数と正しい方法
6. ナールスフォームを洗顔ネットで泡立ててみた
基本的には手で泡立てることが推奨されていますが、手で泡立てるのが苦手な人もいますから、ネットでも泡立ててみました。
濡らしたネットの上にナールスフォームを出しています。
ネットが濡れているので、目から溢れ落ちることはありません。
さすが、洗顔ネット!あっという間にこんなに泡立ちました!
以前使った酵素洗顔パウダーと違って、ナールスフォームは熱を持ちませんね。
今回は硬めのネットを使ったので、柔らかいネットだとどうなるか分かりませんが、少なくとも硬めのネットだと、特に硬くなったりはしていません。
これなら、手で泡立てるよりも楽だからネットの方がいいかな?
手でも十分泡立ちますが、苦手な方はネットを使うといいですね(^^)
敏感肌になるのが怖くて、ピーリングはもちろん、顔そりもほとんどしない私ですが、ナールスフォームは愛用しています。
肌が固くなってきたな、とか、くすんできたと感じたら、優しい酵素洗顔ナールスフォームを試してみて下さいね。
7. 酵素洗顔がオススメの肌悩み・NGの肌悩み(ナールスエイジングケアアカデミー編集部)
ローズマリーさんには、かなり詳しく酵素洗顔やナールスフォームについてご紹介いただきました。
ここでは、酵素洗顔がオススメの肌悩みとNGの肌悩みを整理してみます。
1) 酵素洗顔がオススメの肌悩み
次のようなお肌の状態の場合は、酵素洗顔を試すことで、エイジングケアにもプラスでお肌の状態がよくなる可能性があります。
- 毛穴の角栓や黒ずみが目立つ
- 脂性肌でいつもお肌がテカッている(インナードライ肌は除く)
- お肌がゴワゴワしてきた感じがする
- 化粧水や美容液を変えていないのに、浸透感が悪くなったように感じる
- お肌のくすみを感じるようになってきた
- お肌の明るさが減ってきた感じがする
- 化粧のノリが悪く、ファンデーションが合わないと感じる
お肌の質やタイプでいえば、普通肌や脂性肌の方は、酵素洗顔を試しても問題のないタイプです。
2) 酵素洗顔がNGの肌悩み
乾燥肌や混合肌、インナードライ肌、乾燥性敏感肌、敏感肌の方は、酵素洗顔に慎重になりましょう。
もちろん、肌荒れがある場合もNGです。
ローズマリーさんはナールスフォームをお使いいただきましたが、必ずしもすべての方に使えるとは限りません。
ナールスフォームはローズマリーさんのお話にもあったとおり、パパインの濃度は高くありません。
それでも使えない方もいます。
子供で乾燥肌の方や高齢で乾燥肌の方もあまりおすすめできません。
<参考記事>
天然パパイン配合酵素洗顔パウダー『ナールス フォーム』解剖
大人ニキビの改善に酵素洗顔は使って良いの?悪いの?使い方のコツ!
8. ナールスエイジングケアアカデミー編集部コメント
ローズマリーさん、酵素洗顔パウダー「ナールスフォーム」ご紹介のご執筆ありがとうございました。
肌の角質層のしくみを詳しく解説したうえで、酵素洗顔の効果をお伝えしてくださいました。
記事の中にもありましたがナールスフォームは成分の一つでもある天然パパインが角質に優しくアプローチしてくれるのでゴワゴワ肌やくすみでお悩みの方には最適です。またローズマリーさんのように敏感肌の方でも使えることも。
ナールスフォームは手だけでも十分泡立ちますが、今回は泡立てネットでの泡立ちの様子もご紹介いただきました。
この記事「ゴワゴワ肌にさようなら♪酵素洗顔ナールスフォームのレビュー byローズマリー」がナールスエイジングケアアカデミーの読者のみなさまのおやくに立つことを願っています。
(編集:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(校正:エイジングケアアカデミー編集部 やすだともよ)
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、
その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
ぜひご登録をお待ちしております。
▶キレイと健康のお役立ち情報が届く、ナールスのメルマガ登録はこちらから
nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。 nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、 ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、 お客様にご参加いただいた座談会や スキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。 きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。 下記から、どうぞ。 ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」