美容院専売品シャンプーを選ぶポイント

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あなたは、美容院専売品のシャンプーなら、何でもよいと思ってはいませんか?

市販品よりも値段が高い傾向にあり、種類も多い美容院専売シャンプーは、自分の髪に合ったものを正しく選ぶことが大切です。

今回の記事では、“美容院専売シャンプーはどのようにして選べばよいの?”という疑問にお答えします。

美容院専売品シャンプーを選ぶポイントの目次

1.現役美容師が教える美容院専売シャンプーの選び方

シャンプーのイメージ

この記事では、現役美容師が美容院専売シャンプーの選び方をご紹介しています。エイジングケアアカデミーの編集部では、エイジングケアやアンチエイジングに関するさまざまな記事を提供していますが、中にはそれぞれの領域の専門家の協力を得て提供するものがあります。

今回の「美容院専売品シャンプーを選ぶポイント」は、そんな記事の1つで現役の美容師さんに執筆いただきました。

エイジングケア世代になると女性の薄毛や抜け毛も増えてきているので、シャンプーの選び方や頭皮ケアは大切です。

一般的には、市販のシャンプーに比べると美容院専売シャンプーは値段が高い傾向にあります。だからこそ、自分の髪に合ったものを正しく選ぶことが大切です。

「美容院専売シャンプーの選び方がしりたい!」

「そもそも何を基準に選べばよいの?」

「美容院専売シャンプーならどんなものでもよいの?」

「私のヘアに合う美容室専売のシャンプーは?」

「美容院専売シャンプーの成分にはどんなものがあるの?」

などが知りたい方は、ぜひ、続きをチェックしてください。

<執筆者プロフィール>

海外で美容師をするゆかです。

日本で修行をした後、カナダ、パリ、オーストラリアの美容院で勤務し、現在は台湾でフリーの美容師として働いています。

各国でアジア系の美容院や完全にローカルの美容院(ウエスタンの方しか来られない美容院)で働かせて頂きました。

そのおかげで各国のトレンドや色んな髪質に触れてきました。

その経験を元に、お客様それぞれの個性を引き出せるような仕事を目指しています。また、私の経験や知識が皆さまの手助けになれたらと思い執筆活動も同時にさせて頂いております。


2.美容院専売品のシャンプーを選ぶポイントの基本

シャンプーの選び方を教える女性

1)洗浄成分である界面活性剤を知ろう!

私が美容師という仕事を通して、皆さまの多くが、「美容院専売品のシャンプーなら何でもよいはず」と思っておられることを経験してきました。

また、「美容院専売品のシャンプーがよいのは知っているけど、種類がありすぎて分からない」と質問される事がよくあります。

つまり、お客様の多くは、美容院専売のシャンプーの選び方を十分にご存知ないのです。

これは私たち美容師にも責任があると感じています。

自分たちが扱っているシャンプーの選び方の説明が十分ではないのです。

そこで、今回、美容院専売品のシャンプーの選び方をご紹介します。

まず、この章では、「何をポイントにして選べばよいのか」という、シャンプー選びの基本の基本から説明します。

前回の記事、「シリコンシャンプーって何がいけないの?ノンシリコンは良い?」で書かせていた通り、シャンプーの主な成分は洗浄成分です。そして、その洗浄成分と言えば、「界面活性剤」です。

シャンプーに使われる界面活性剤にはさまざまなタイプがありますが、気をつけるべきことは、その種類や特徴、メリットやデメリットを理解することです。

つまり、界面活性剤の知識があれば美容院専用のシャンプーの選び方の基本が身につくのです。

2)こんな界面活性剤配合のシャンプーは避けよう!

シャンプーの選び方を注意する女性

まず、選んではいけない美容院専売のシャンプーは、全成分表示(シャンプーの裏側のラベルの成分表)に、「ラウリル硫酸Na」という文字があるタイプ。

これは市販のシャンプーでも使われている界面活性剤です。

強い脱脂力とタンパク質変性作用があるだけではなく、皮膚残留性も高いのです。

つまり、皮脂やキューティクルを取る力と洗浄力が高すぎるだけでなく、頭皮やお肌によくないのです。

美容院専売のシャンプーに入っているケースは多くありませんが、まず、「ラウリル硫酸Na」が成分のシャンプーは避けましょう。

続いて、名前のよく似ている「ラウレス硫酸Na」。

ラウレス硫酸Naは、ラウリル硫酸Naと混同しやすい成分ですが、刺激性はラウリル硫酸Naと比べるとかなり低い界面活性剤です。

また、皮膚残留性もそれほど高くありません。

だから、ラウレス硫酸Naは、美容院専売シャンプーでも使われることが少なからずあります。

ラウリル硫酸Naとの比較では、あまり問題ないように思うかもしれませんが、そうではありません。

高い洗浄力や脱脂力があるので、皮脂や水分を除去してしまうリスクが高いので、美容院専売シャンプーの成分としておすすめできる成分ではないのです。

他にはオレフィンスルホン酸やパレスー3硫酸Naも比較的、脱脂力や皮膚刺激が強い界面活性剤です。

若い世代の方や脂性肌の方なら大きな問題にはなりませんが、30代からのエイジングケア世代の方は、控えた方が無難な成分です。

このように、美容院シャンプーにもたまに強すぎる洗浄成分が使われている事があります。だから、購入の前に一度ラベルの裏側の成分表をチェックしてみて下さい。

美容師さんからおすすめされても、これらの界面活性剤配合のシャンプーは女性の薄毛や抜け毛の原因になるので、避けましょう。

広告でよい事ばかり並べている商品や美容院専売品など、どんなシャンプーでも成分表示の見方と成分の特徴を覚えれば質のよい商品に出会える確率は上がってきます。

そのためには、界面活性剤をはじめシャンプーに配合される成分の知識を身につけることが大切なのです。


3.美容院専売シャンプーのメリットは?

メリットを考える女性

美容院専売シャンプーは、ラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naなどの洗浄成分が使われている事が少ないだけでなく、種類が豊富です。だから、お一人お一人の頭皮や毛髪の悩みを解決しやすいことがメリットです。

このお話を聞いて、なかには、市販のシャンプーでもカラーケアや頭皮ケアの商品など、たくさん種類があると思い浮かべた方もいらっしゃいますよね。

実はそうではないのです。

市販のシャンプーの成分表をチェックしてみると皆さんが思っているほど成分に違いは見られません。

例えば、カラーケア商品と謳っていながらも、同じブランドの普通の商品と見比べてみたら、香料以外の大きな違いを見つけにくかったりします。

もちろん、全ての市販のシャンプーが同じという訳ではないのですが、カラーケア、ダメージヘアの方向けとして、成分の違いを明確にしている商品を見つけるのは簡単ではないかもしれません。

一方、美容院専売品はカラーヘア用のシャンプーであればきちんと内容にも工夫されている商品が多いのです。

だから、基本的には安心して選べますし、目的別に選べるところも美容院専売品のよいところだと思います。

といっても、美容院専売のシャンプーには、たくさんの種類があります。

次の章では、目的別にどんなものがあるのか、また選び方のコツを順番に説明させて頂きます。


4.美容院専売品のシャンプーの選び方の実際

シャンプーのイメージ

1)ヘアカラーをしている方にはアミノ酸系洗浄成分がおすすめ

最近はヘアカラーをされている方が多いですよね。ヘアカラーをされていると毛髪や頭皮へのダメージが気になりますね。

ヘアカラーをした後の髪の毛というのは、カラーをする際に髪の毛の表面を覆っているキューティクルを無理やり開かせて中にカラー剤を入れているのです。

そのため、よいシャンプーを選ばないと、頭皮に大切な皮脂までも、流れ出てしまいます。

また、きちんとしたヘアケアをされないと、せっかく中に入れたカラー剤が流れてしまうので色落ちも早くなります。そうなると、またすぐにヘアカラーをするはめになり悪循環です。

つまり、ヘアカラーの後のヘアケアはとっても大切です。

そんな方にはやはり優しいシャンプーがおすすめです。

優しいシャンプーの代表格は、アミノ酸系界面活性剤(洗浄成分)が使用されているシャンプーです。

髪の毛はたんぱく質から出来ており、アミノ酸系界洗浄成分のシャンプーはそれに近いアミノ酸から出来ているため、髪に優しいことが大きなメリットです。刺激が少なく洗浄力自体も優しいので、カラーでダメージを受けている髪にも最適です。

また、敏感肌やエイジングケア世代の方にもおすすめです。

少し泡立ちが悪かったり、洗浄力が弱いと感じる場合もあることがデメリットと言えますが、髪の毛を守る上ではその程度でよいと考えています。

美容室専売品のカラーケア商品を選ぶとほとんどの商品にアミノ酸系の洗浄成分が使用されています。心配な方は商品の裏のラベルの成分表を調べてみてください。

「ココイル~」

から始まる洗浄成分のほとんどがアミノ酸系の洗浄成分です。

例えば、次の成分があります。

  • ココイルメチルタウリン
  • ココイルグルタミン酸Na
  • ココイルメチルアラニンNa

他にも、次の成分がアミノ酸系の洗浄成分です。

2)パーマをしている方にはアミノ酸系以外にも弱酸性シャンプーがおすすめ

弱酸性の優しいイメージ

パーマをされている方もダメージケアが必要です。

なぜなら、パーマをかける際に無理やりキューティクルを開かせてパーマの薬を髪の中に入れているので、頭皮や毛髪が傷みやすいのです。

だから、アミノ酸系のシャンプーや弱酸性のシャンプーもおすすめします。

アミノ酸系のシャンプーを選べば、ほとんどが弱酸性である可能性が高いです。

だから、パーマをかけている方は、ヘアカラーをしている方と同じ考え方で選べば問題ありません。

「アミノ酸系シャンプーなら弱酸性シャンプー」ということがわかりにくいと思いますので、この点を説明させていただきます。

アミノ酸系シャンプーとは、アミノ酸系界面活性剤を洗浄成分として配合したもの、弱酸性シャンプーとは、シャンプーの性質のことです。

この性質は、アルカリ性か酸性、またはその中間の中性となります。

つまり、「アミノ酸系」というのは、成分そのものの種類をもとにした呼び方です。

一方、弱酸性は、「性質」をもとにした呼び方です。

そして、アミノ酸系の界面活性剤の性質は、多くが弱酸性なのです。

ただし、アミノ酸系の界面活性剤を使っていても、他のアルカリ性の成分を加えるなどにより、シャンプーとしてはアルカリ性になってしまうことがあるのです。

だから、パーマをしている方は、美容師さんに「アミノ酸系洗浄成分配合の弱酸性のシャンプーはどれですか?」と聞けばよいのです。

さて、次に、パーマの方に弱酸性のシャンプーがよい理由を説明します。

弱酸性のシャンプーについて説明する女性

アルカリ性、弱酸性、中性と言った言葉を聞いたことがありますね。

これは、先ほども触れましたが、水溶液の性質を表す言葉です。

シャンプーも水溶液なので、その性質はアルカリ性、弱酸性、中性になります。

そして、それがわかる単位が、pHです。

pHと聞いて学生の時に酸性やアルカリ性と習ったと懐かしく感じますよね。

ご存知の方も多いと思いますが、pH7が中性で、それ以上数値が大きければアルカリ性、小さければ酸性です。

さて、皆さんは頭皮や毛髪のpHは何だと思いますか?

通常は、4.5~6程度です。

これは、弱い酸性、つまり弱酸性です。

お肌も同じく弱酸性なのです。

なぜ、パーマの方に弱酸性のシャンプーがよいのでしょうか?

その理由は、髪の毛にパーマをかける時にかける薬のpHに関係しています。

実は、パーマをかけている時は、毛髪はアルカリ性です。それは、髪の毛のキューティクルを開かせるためと、髪の毛にパーマがかかりやすい状態にするために、アルカリ性に傾ける必要があるからです。

髪の毛は、アルカリに弱いので、アルカリ性に傾けるとゆるくなります。その状態で好みに合わせたカールをつけてから、また弱酸性に戻すとカールがついた状態で安定します。

しかし、美容院でもとの弱酸性に戻す事が難しかったり、一気に戻す事で髪に負担がかかることから、パーマをかけ終わったばかりの髪の毛は弱酸性に戻っていない場合があります。

そこで、弱酸性に戻すために、パーマの方におすすめが弱酸性シャンプーなのです。

弱酸性シャンプーを使う事で、美容院では戻しきれなかったpHを弱酸性に戻す手助けをしてくれます。

弱酸性のシャンプーは弱酸性と表記してあるものを使って頂くと安心です。

ヘアカラーをする際もカラー剤の種類によって、髪の毛がアルカリ性に傾く事が多いので弱酸性シャンプーを使ってもよいのです。

他にも弱酸性シャンプーは、次のメリットがあります。

ただし、洗浄力が弱いため脂性肌の方にはもの足りなく感じることもあります。

3)ダメージヘア

ダメージヘアを気にする女性

ダメージヘアを気にされている方も多いですよね。

ダメージヘアの方にも、アミノ酸系シャンプーは洗浄力が優しいのでおすすめです。ある程度のダメージの方は問題ないのですが、過度に傷みすぎてしまっている方は、キューティクルがほとんどなくなっている事もあります。そうなった時は、傷みすぎた髪の毛はダメージ予防だけでなく、表面をコーティングする必要がある事を覚えておいて下さい。手遅れになる前に、ぜひシャンプーでもダメージを予防していきましょう。

4)ベタイン系界面活性剤もヘアカラーやパーマにおすすめ?

美容室専売のシャンプーには、ベタイン系界面活性剤が洗浄成分として使われていることもあります。

コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウリルベタインなどと成分表の記載があれば、ベタイン系界面活性剤です。

この洗浄成分は、低刺激で適度あるいはやや弱めの洗浄力があって、コンディショニング性も高いことがメリットです。

皮膚残留性が高いことがデメリットですが、しっかりすすげばヘアカラーやパーマの方にもおすすめできる成分です。

ただし、成分の価格が高いのでシャンプーの価格も上がってしまって、なかなか買いにくいのです。

逆に、価格が低くてベタイン系界面活性剤配合を謳っている場合は、よくない洗浄成分がメインで使われ、そのサブでベタイン系の洗浄成分が使われることもあります。

だから、美容院専売のシャンプーの中でも選び方が難しいのです。


5.最近流行の美容院専売シャンプーについて

美容院のイメージ

1)オーガニックシャンプー

①オーガニックシャンプーの選び方の基本

中にはオーガニック系の商品が好きな方もいらっしゃいますよね。もちろんシャンプーにもオーガニックの商品はあります。

最初に、オーガニックについて知らない方にオーガニックについて説明します。

オーガニックの言葉をそのまま訳すと「有機体の」です。しかし、実用的には、特定の化学肥料や農薬を使用せずに野菜などを育てる有機栽培の方法のことを指す場合が多いのです。

また、食品も添加物を入れていない商品などはオーガニックと言うことがあります。

オーガニックシャンプーと言えば、一般的には有機栽培された植物系の成分が1種でも配合されていると、そう呼べるのです。

日本では、決まった定義や認証のしくみがないので、オーガニックシャンプーといっても品質もさまざまなのです。

一方、オーガニック先進国のヨーロッパには、しっかりした認証機関があり、オーガニック商品だと認定される基準が高く設定されています。

だから、日本ではオーガニックを名乗れても、ヨーロッパではオーガニック商品とは言えないものが日本にはたくさんあります。

また、市販のシャンプーでオーガニックのものをチェックしてみましたが、確かにオーガニックの成分は使用されているけれども、洗浄成分によくないものが使用されていたりします。

だから、市販のシャンプーでよいオーガニックシャンプーを選ぶのは難しいと思います。

日本製のオーガニックシャンプーなら、なるべく美容院専売品に目を向けて頂けると安心かと思います。

②ボタニカルシャンプーとオーガニックシャンプーは同じ?

シャンプーの違いについて考える女性

皆さんの中には、ボタニカル系の商品を使っていたり、興味のある方もいらっしゃいますよね。ボタニカル商品は、植物由来の商品です。オーガニックと混合してしまいがちですが、ボタニカル商品の中には、オーガニック成分が入ってない場合もあります。

つまり、オーガニックシャンプーは、ボタニカルシャンプーの中で、オーガニック成分を使ったものとして考えて頂けるとよいかと思います。

③そもそもオーガニックシャンプーは優しい

オーガニックシャンプーと言えば、優しいイメージがありますね。

実際、オーガニックシャンプーには優しいものが多いのですが、実は、オーガニック成分が優しいからではない場合も多いのです。

美容院専売のよいオーガニックシャンプーの多くは、アミノ酸系界面活性剤などの洗浄成分です。

だから、オーガニックを名乗らなくても、もとから優しいものが多いのです。

オーガニックが悪いわけではありませんが、気をつけて欲しい事もあります。

それは、オーガニック成分が地球や人体に優しいとはいえ、必ずしも全員に優しいとは言えないことです。

食べ物と同じで精油やハーブのアレルギーもあります。例えば、たまごは身体に有害とは思えませんが、たまごアレルギーの方からすると、かゆくなったりトラブルの原因になりますよね。私の知人でもラベンダーアレルギーの方がいて、ハンドクリームでさえラベンダーが入っていると使用できません。

これと同じで、シャンプーに配合されたオーガニック成分にアレルギーや刺激を感じて、接触皮膚炎を起こすリスクがあるのです。

化学的な成分が危険で、オーガニックな成分なら安全、ということではないのです。

化学物質でも安全なものは安全ですし、危険なものは危険です。オーガニック成分も同じです。

また、どんな成分でも多くの人に安全でもアレルゲンとなってしまうことがあります。

美容院専売のオーガニックシャンプーには優しくてよいものが多いのですが、「オーガニックなら全てよい!」と考えるのではなく、自分に合うかどうかをしっかり見極めましょう。

2)ミントシャンプーや炭酸シャンプー、育毛などはどうなの?

シャンプーのイメージ

①ミントシャンプー

他にも美容院専売のシャンプーには、さまざまな種類のシャンプーがあります。夏など暑い時期におすすめなのがミントシャンプーです。メーカーさんによって、ミントの強さも違うのでお好みのものを見つけて頂くと、ミントの爽快感ですっきりします。一方、冬の季節には、頭皮がとても寒く感じるのでご注意ください。また、ミントシャンプーは洗浄力が強めのものが多いので、髪の短い方や男性におすすめします。

ただし、ミントに刺激を感じたり、アレルギーがある方もいるので、その点には注意しましょう。

②炭酸シャンプー

美容院専売品の炭酸シャンプーの多くが、同じような香りです。おそらく同じ成分を使っているからです。

個人的には、柑橘系なのにほのかに甘い香りでとても気にいっています。

お客様に使用する際も好評でした。

炭酸シャンプーには、いくつかのよいポイントがあります。

1つ目は、炭酸のおかげで血行促進効果があること。

炭酸は、二酸化炭素が水に溶けたものですよね。シャンプーの際に炭酸が頭皮に触れる事により、頭皮が酸素不足だと感じて血流がよくなります。血流がよくなると、頭皮の状態もよくなり、薄毛の予防効果にもつながるのです。

髪を気にする女性

2つ目は頭皮のクレンジング効果。

炭酸シャンプーは、炭酸の小さな泡の力で汚れを浮かせるのでクレンジング効果があり、綺麗な頭皮環境づくりにもつながります。

その結果、綺麗で健やかな髪の毛を育てる手助けをしてくれます。

私も炭酸シャンプーをよく利用するのですが、クレンジング効果があるので週に1~2回の頻度を目安に使用して下さい。

③育毛シャンプー

美容院専売品の商品で忘れてはいけないのが育毛シャンプーですね。育毛のために頭皮の汚れをしっかり落とすことも大切です。

ただし、強く洗っては逆効果です。

育毛シャンプーも優しく使いましょう。

また、ラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naなど、洗浄力の強い界面活性剤配合の育毛シャンプーも避けましょう。

育毛シャンプーの中には、頭皮のケアだけではなく、ハリ・コシやボリュームアップのために工夫されているものもあります。

そんな育毛シャンプーは、ボリュームが気になる方におすすめです。


6.おすすめの美容院専売シャンプー

おすすめのシャンプーを紹介する女性

私が個人的におすすめする美容院専売シャンプー

1)ケアテクトHBシャンプー

ヘアカラーの方にもパーマの方にもおすすめのシャンプーです。

アミノ酸系洗浄成分配合の弱酸性のシャンプーで、髪の毛によい成分が配合されておりコスパがよいです

個人的にオススメ度No.1です。

2)ルベル イオ クレンジングリラックスメント

洗浄力も弱すぎず強すぎないので、どんな方でも使いやすいオールマイティなシャンプーです。

ヘアカラーなどをしていないけど、ダメージ予防をしたい方用のシャンプーとしておすすめです。

比較的料金が低めのわりに製品の内容がよいこと、つまり、コスパがよいことがおすすめのポイントです。

3)コタ シャンプー 9番

コタシャンプーの中では1番しっとりしているタイプで、ダメージが強い髪の毛に向いています。

4)リンレン レメディアル シャンプー ミント&レモン 4

ミントシャンプーの中では洗浄成分がよいと思います。

5)インプライム ソーダ シャンプー

私のおすすめの炭酸シャンプーです。

6)オーガニックノート

私のおすすめのオーガニックシャンプーです。

今回、美容院専売のシャンプーの選び方のポイントをご紹介しましたが、基本的な知識を持ったうえで美容師さんと相談すればよいと思います。

しっかり勉強されている美容師さんなら、きっとあなたの髪の毛にあったシャンプーをおすすめしてくれるはずです。


7.まとめ

美容院専売品シャンプーを選ぶポイントのまとめ

美容院専売品のシャンプーの選び方をご紹介しました。

いかがでしたか?

美容院専売のシャンプーにもさまざまな種類があり、よいものからそうでないものまであります。

また、毛髪や頭皮の状態、目的によって上手に選ぶことが大切なことがおわかりいただけたのではないでしょうか?

美容院専売品のシャンプーならなんでもよいと思われていた方も、この記事を読んだ今では、「どのシャンプーが自分の髪の毛や頭皮によいの?どんなものを選んで使おうか?」と考えていらっしゃるかと思います。

ぜひ、この記事を参考にシャンプー選びを楽しんでくださいね。

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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