秋の始まり9月におすすめの食べ物とレシピ

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9月にオススメの食べ物とレシピをご紹介します。

美肌や健康、アンチエイジングのためには、季節ごとの栄養バランスのよい食べ物を摂ることが大切です。

秋の始まりの9月はどんな食べ物がおすすめなのでしょうか。

この記事では、9月に旬を迎える美肌におすすめの食べ物と美味しく味わうためのレシピをご紹介します。

<この記事の大切なポイント>
  • 美肌や健康を維持するためには、9月に旬を迎える食べ物を積極的に摂ることが大切です。その季節が旬の食べ物は、栄養価も高く美味しいのでおすすめです。
  • 食べ物や飲料に加えて、9月に合ったスキンケアやエイジングケアで一層、美肌になることができます。スキンケアと食べ物を上手に組み合わせましょう。
  • 野菜では、9月は秋ナス、カボチャやサトイモ、さつまいも、新レンコン、マツタケ、しめじ、まいたけが美味しい時期です。果物では、かき、なし、りんご、あけび、いちじく、ざくろ、ぶどう、栗、銀杏、青パパイヤなどが旬です。
  • 9月にオススメの魚は、サンマ、アカアマダイ、トビウオ、ムロアジ、メイタガレイ、マガレイ、マイワシ、サバ、アサリです。ほかにもマダコや剣先イカなども美味しい時期です。
  • 化粧品成分としてのレチノールにもいくつかの種類があり、少しずつ特性が異なります。だから、正しく理解することが大切です。
  • 月や季節に限らず、1年中出回る食べ物もたくさんあります。9月が旬の食べ物だけではなく、からだや美肌によい食べ物は積極的に摂りましょう。

化粧品成分上級スペシャリスト&京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事

ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。

この記事の監修医

岩手医科大学歯学部卒業後、都内歯科矯正施設で矯正歯科医として表側・裏側矯正や小児の顎骨成長発育誘導多数から成人矯正まであらゆる矯正治療を習得。
その後、矯正と審美歯科、美容皮膚科、美容外科、再生医療、免疫療法を組み合わせた日本で初めてのトータルビューティを実現できるクリニック「医療法人社団 サカイクリニック62」を開業。
歯と美容医療を組み合わせたパイオニアとしてドクター向け講師として活躍する稀有な存在として有名。
得意分野は、口元と肌の若返り美容。美容マシンに関する目利きがずば抜けており、世界でも安全・安心で効果の高いマシンを毎年数台導入するなど、常に患者さまにとって満足度の高い施術を行えるよう心がけている。

<9月におすすめの旬の食材リスト>

食材

栄養素

備考

野菜

あおとうがらし

カプサイシンや、ビタミンC、ビタミンE、カロテンなどが豊富。

あしたば

カルコンと呼ばれるフラボノイドやクマリン・βカロテン・食物繊維などが豊富。

いんげん

カリウム、鉄、亜鉛などのミネラル類、ビタミンB1、B2、ビタミンK、ビタミンCなどのビタミン類が豊富。

おくら

夏バテに効果のあるぬめりの成分はガラクタン、アラバン、ペクチン、といった食物繊維。βカロテンがレタスのおよそ3倍、カリウムやカルシウムも豊富。

かぼちゃ

カロテン、ビタミンB群、ビタミンE、βカロテン、カリウム、食物繊維が豊富。特に西洋カボチャにはビタミンCも豊富。

夏と秋から冬頃の2回あり、1回目は収穫が盛んな夏、2回目はかぼちゃが食べ頃になる秋から冬頃。

さつまいも

カリウムが豊富で加熱しても残るビタミンC、ビタミンEなども含まれる。紫品種にはアントシアニン、安納芋にはカロテンも含まれる。

2~3か月ほど貯蔵することで甘くおいしいさつまいもに変化する。旬よりもおいしく食べられるのは10~1月頃。

さといも

カリウムなどが豊富でガラクタンが含まれる。

しいたけ

食物繊維が豊富で炭水化物、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、ナイアシンなどが含まれる。

しそ(大葉)

βカロテン、ビタミンB群やビタミンEやビタミンK、鉄分をはじめ、カルシウムなどのミネラルが豊富。

赤シソは6~7月が旬。

しめじ

ビタミン類、食物繊維をはじめ、β-グルカンも豊富。

店頭に並ぶのはほとんどが栽培もので旬なし。

ズッキーニ

カリウムやベータカロテンやビタミンB類が豊富。ビタミンCなども含まれる。

ちんげんさい

βカロテン、カリウムやカルシウムが豊富、ビタミンCなども含まれる。

つるむらさき

β-カロテンやビタミンC、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富。

とうがん

95%が水分でカリウムが豊富。ビタミンCなども含まれる。

なす

コリンエステルが非常に豊富、紫紺色はナスニンが含まれる。

にがうり(ゴーヤ)

ビタミンCが非常に豊富でβカロテンをはじめ各種ビタミン類も豊富。「モモルデシン」と「チャランチン」という成分が含まれる。

はとうがらし

ベータカロテンが豊富、ビタミンE・ビタミンCも含まれる。

まいたけ

ビタミンDが豊富でカリウム、食物繊維、ポリフェノールが含まれる。

店頭に並ぶのはほとんどが栽培もので旬なし。

まつたけ

β-グルカンをはじめ食物繊維が豊富。

みょうが

ほとんどが水。水以外には、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、リン、ビタミンB群、Cなどが含まれる。香りはアルファピネン。

果実

いちじく

水溶性の食物繊維であるペクチンが豊富でカルシウムや鉄分などのミネラル、カリウム、フィシンも含まれる。

夏に旬を向かえる夏果、秋に旬を向かえる秋果、夏と秋の時期に摂れる夏果秋果兼用があり、その中でも秋に旬を迎えるものが最も美味しい。

かぼす

ビタミンCが豊富。クエン酸、ノビレチンなどが含まれる。

くり

ビタミンB1とカリウムが豊富でタンニンも含まれる。ビタミンCも豊富で加熱にも強い。

シークワーサー

ビタミンCが豊富でカリウム、β-カロテン、クエン酸、カルシウムも含まれる。皮にノビレチンが多く含まれる。

青実は8~9月、熟したものは12~1月が旬。

すだち

ビタミンCが豊富でクエン酸、スダチチン、ビタミンAが含まれる。

9月に出回るすだちは最も香りや味が良い。

なし

90%近くが水分でアスパラギン酸、ソルビトール、プロテアーゼ、カリウムが多少含まれる。ビタミン類はあまり含まれていない。

ぶどう・マスカット

アントシアニンなどのポリフェノールが豊富でブドウ糖も含まれる。

デラウェアは7月中旬から8月中旬、巨峰は8月中旬~9月中旬、シャインマスカットは8月~10月が旬。

いぼだい・えぼだい

不飽和脂肪酸が豊富。

いわし

DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)をはじめとするn-3系脂肪酸(オメガ3)が豊富。

かつお

DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)タウリンが豊富。

かんぱち

DHAとEPAとビタミンDが豊富。

さけ

たんぱく質やビタミン類などが豊富。強い抗酸化力のアスタキサンチンやDHA・EPAが含まれる。

さんま

DHAやEPA、鉄分などのミネラル、ビタミン12も豊富。

しらす

カルシウムが豊富でタンパク質、ビタミンB12、セレンなどが含まれる。

兵庫県では12月~3月は禁漁。

たちうお

DHAやEPA、脂溶性ビタミンのA、D、Eが豊富。

海産物

あわび

高タンパク低カロリーでグルタミン酸などのアミノ酸の他、ロイシンやリジンなどの必須アミノ酸やパントテン酸も豊富。

いくら

良質な脂質が豊富でタンパク質が多く、ビタミンA(レチノール)、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛などが含まれる。

くるまえび

低脂肪高タンパクで、グルタミン酸、グリシンまたロイシンやリジンなどの必須アミノ酸が豊富。アスタキサンチンも含まれる。

けがに

カルシウムやリンといったミネラル、グルタミン酸やアスパラギン酸をはじめ各種アミノ酸が豊富。殻にアスタキサンチンが含まれる。

こんぶ

ヨウ素をはじめとするミネラル類や食物繊維が豊富。

スルメイカ

タウリンが豊富。

その他

ごま

不飽和脂肪酸が豊富で、必須アミノ酸をバランス良く含むたんぱく質が含まれる。

記事の目次を紹介する女性のイラスト

1.秋が始まる9月におすすめの食べ物を知りたいあなたへ

9月におすすめの食べ物を知りたい女性

「秋の始まり9月におすすめの食べ物とレシピ」をお届けします。

9月の特性に合ったスキンケアやエイジングケアが大切ですが、健康やアンチエイジング、美肌のためには食べ物も大切です。

9月は8月に比べると気温が下がりますが、それでも残暑が続くことも。

まだ、も多く出るのでこまめに水分補給を行うことが大切です。

また、紫外線ダメージや夏の疲れからくる秋枯れ肌も心配です。

これは、紫外線ダメージによって、表皮真皮さらには血管やリンパ管もダメージを受けてしまったり、夏バテで血行不良が起こってターンオーバーが乱れることなどが原因です。

そんな肌の回復には、秋の始まりである9月も食べ物をはじめアンチエイジングを意識した生活を実践することがエイジレスな美肌のために大切です。

たとえば、内側から保湿できる乾燥肌を防ぐ食べ物で、肌のバリア機能を強くして、ターンオーバーを正常化することも大切です。

また、UVAロングUVAはまだ多いのでたるみによるしわほうれい線たるみ毛穴などの光老化も気になります。

これらの肌老化の対策には、酸化を防ぐビタミンACE(エース)を食べ物で摂ることです。

このように、9月も上手に食べ物や栄養素を摂ることで、美肌をキープできます。

そこで、ナールスエイジングケアアカデミーは、月別でおすすめの美肌によい食べ物とレシピをご紹介しています。

今回は、9月が旬のからだや肌におすすめの食べ物とレシピをご紹介します。

また、季節や月に限らず大切な食べ物や栄養素の記事、おすすめの書籍をご紹介します。

からだとお肌のアンチエイジングのために参考にしてくださいね。

「9月におすすめの食べ物や栄養素は?教えて!」

「どんな野菜や果物が9月の旬なの?夏バテ防止の食べ物は何?」

「9月にオススメの魚介類は?また、ほかの海産物も教えて!」

「9月が旬の食べ物で肌疲労の予防ができる食材は?教えて!」

「秋の始まりの9月におすすめのレシピは?」

などが知りたい方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

<からだの内側から肌老化をケア>

紫外線によるシミや隠れシミの予防に!

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<食べ物で美肌へ!>

本当にキレイになれる!動画「ナールス60日間美肌プログラム」とは?


2.9月におすすめの美肌や健康によい食べ物は?

9月の美肌の基本を支える食べ物をご紹介します。

1)9月が旬のおすすめの野菜

9月は秋の始まり。

季節の変わり目で夏野菜に秋の野菜が加わり、豊富な種類の野菜が市場に出回ります。

秋ナスが最もおいしい時期です。

秋ナス

ほかでは、カボチャやサトイモ、さつまいも、新レンコン、マツタケ、しめじ、しいたけ、まいたけ、ルーコラ、サラダ菜、クウシンサイ、チンゲンサイ、金時草、モロヘイヤ、おかのり、ヒユナ、つる菜、ズイキ、はす芋、セロリ、マコモダケ、花ニラ、赤みず、カイラン、ゆりね、しょうがなどがあります。

このなかから、レンコンとかぼちゃ、まいたけ、サトイモの栄養素をご紹介します。

①レンコン

レンコンには、ビタミンCが豊富です。

ビタミンCは、夏の肌ダメージを回復にピッタリの栄養素。

肌のハリのもととなるコラーゲンを増やしたり、肌荒れを防ぎます。

また、酸化を防いで肌老化を予防します。

さらに、疲労回復や風邪の予防にも効果があります。

また、レンコンのアクにはポリフェノール類が含まれています。

これには、炎症の抑制や中性脂肪を減少させる効果が期待できます。

このほか、レンコンの粘り気には胃粘膜を修復するはたらきがあります。

食物繊維も豊富なことから、便秘予防にも期待が。

さらに、豊富なカリウムがむくみ解消に役立ちます。

このように、レンコンは夏の疲れが出やすい秋の初めの9月におすすめの食材です。

②カボチャ

カボチャは代表的な緑黄色野菜の1つで、カロテン、ビタミンB群、ビタミンEを多く含んでいます。

また、特に西洋カボチャにはビタミンCも豊富です。

β-カロテンは抗酸化作用があり、がんを予防したり紫外線による免疫低下を抑えるはたらきが期待できます。

また、体内でビタミンAに変わり、皮膚や髪、粘膜の健康、視力維持、喉や肺など呼吸器系統を守るはたらきがあるといわれています。

ビタミンCやビタミンEにも抗酸化作用があるので、紫外線のアフターケアにピッタリの食べ物です。

さらに、カボチャには不溶性の食物繊維が多く、便秘による肌荒れの予防や改善に役立ちます。

ほかにも、カボチャはカリウムも豊富なので、ナトリウムの排泄を促進させ高血圧を防ぎます。

このように、カボチャも9月にオススメの野菜です。

③まいたけ

まいたけには、カルシウムの吸収をサポートするビタミンDやナイアシンなどのビタミンB群、亜鉛、食物繊維が豊富に含まれています。

また、マイタケ特有成分である「マイタケDフラクション」が含まれています。

マイタケDフラクションにはナチュラルキラー細胞を活性化させ、免疫力を高めるはたらきが期待されています。

ほかにも、血圧、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの生活習慣病の予防効果も期待されています。

このように、9月におすすめのキノコです。

④サトイモ

サトイモは、ぬめりが特徴ですが、それはガラクタンという水溶性食物繊維によるものです。

ガラクタンには腸のはたらきを活発にし、血糖値やコレステロール値の上昇を抑制するため、糖尿病や脂質異常症の予防効果が期待できます。

また、「グルコマンナン」という水溶性食物繊維も豊富です。

芋の中では水分が多いため、カロリーが低めです。

<参考記事>

コラーゲンを増やすにはビタミンCのチカラが必要!

ビタミンC不足は毛穴を目立たせ、老化スピードも速めてしまう!

2)9月が旬のおすすめの果物

9月におすすめの果物としては、かき、なし、りんご、あけび、いちじく、ざくろ、ブドウ、すだち、かぼす、プルーン、青パパイヤ、マンゴー、島バナナ、銀杏、栗などがあります。

このなかから、青パパイヤと栗、銀杏の栄養素についてご紹介します。

青パパイヤ

①青パパイヤ

青パパイヤは、未成熟なパパイヤです。

青パパイヤには、成熟なパパイヤでは少なくなるパパインと呼ばれる酵素が含まれています。

パパインは、タンパク質をはじめ脂肪や糖質をも分解するはたらきがあります。

そのため、食べ物の消化を助けます。

また、脂肪や糖分の代謝を高めるのでダイエット効果も期待されています。

パパインの酵素は、不要な角栓顔のくすみを取るために、酵素洗顔にも使われます。

また、青パパイヤには赤ワインより多くのポリフェノールが含まれています。

これには強い抗酸化作用があります。

また、糖尿病やがんをはじめ、生活習慣病などの予防効果が期待されます。

ほかにもビタミンCがたっぷり含まれています。

このように青パパイヤは9月におすすめの果物です。

②栗

栗は栄養バランスのよい果物です。

なかでも豊富なのは、ビタミンB1(チアミン)です。

ビタミンB1は、糖質やアミノ酸の代謝にかかわっていて、運動量の多い方には大切な酵素です。

秋は行楽やスポーツなどからだを動かす機会が増えるので、積極的に摂りたい栄養素です。

また、ビタミンCも豊富です。

ビタミンCは加熱に弱い栄養素ですが、栗の場合、デンプン質に包まれているため、加熱しても壊れにくいというメリットがあります。

さらに、栗の渋皮にはポリフェノールであるタンニンが多く含まれています。

タンニンは、抗酸化作用があるので、そのため、シミ隠れシミ、しわの予防が期待できます。

ほかにもカリウムも豊富なので、高血圧予防にも役立ちます。

③銀杏

銀杏は、カリウムをはじめ、マグネシウムやリン、鉄など、骨をつくるのに欠かせないミネラルが豊富で栄養価の高い種実です。

また、でんぷん、カロテン、ビタミンCなどを含んでいます、

古くからせきや痰、また、夜尿症などの民間療法にも使われてきました。

一方、銀杏には、ビタミンB6の作用を妨げるメチルビリドキシンという中毒物質が含まれているので、食べ過ぎには注意する必要があります。

3)9月が旬のおすすめの魚介類

9月が旬の魚介は、サンマ、アカアマダイ、トビウオ、ムロアジ、メイタガレイ、マガレイ、マイワシ、サバ、ゴマサバ、かんぱち、マガガツオ、タチウオ、シイラなどがあります。

また、アサリ、ツブガイ、エゾイシカゲガイ、ムール貝、スルメイカ、ケンサキイカ、マダコ、クマエビ、アマエビ、ハナサキガニも美味しい季節です。

このほか、9月が旬の食べ物だけにこだわらず、バランスよく栄養素が摂れるような食卓を心がけましょう。

このなかから、サンマとカレイ、アサリの栄養素についてご紹介します。

①サンマ

サンマ

サンマは代表的な青魚です。

DHAやEPAが豊富で、コレステロールのうち悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすはたらきがあります。

そのため、動脈硬化をはじめ生活習慣病の予防に役立ちます。

また、脳細胞の活性化や目の網膜活性化も期待できます。

サンマには、ほかにもビタミンB12や鉄分などのミネラルが豊富です。

これらは貧血の予防に役立ちます。

このようにサンマは、9月にオススメの魚です。

②カレイ

カレイは高たんぱくで低脂肪な白身の魚。

消化がよいので、高齢の方や子供にもおすすめです。

また、タウリンが豊富で、動脈硬化や高血圧、糖尿病の予防が期待できます。

なお、9月からはだんだん乾燥肌のリスクが高くなります。

だから、乾燥肌対策になる食べ物の摂取を心がけましょう。

③アサリ

潮干狩りのイメージからアサリは春が旬のイメージがありますが、9月など秋も旬です。

アサリには、うま味成分であるグリコーゲンやコハク酸が豊富です。

また、ビタミンB12(シアノコバラミン)は、100gあたりに含まれる含有量は貝類の中でNo.1です。

さらに、鉄、亜鉛、カリウムといったミネラルも豊富です。

鉄分やビタミンB12は貧血予防に役立ち、亜鉛はニキビ予防や免疫力強化をサポートします。


3.9月のオススメレシピは?

9月にオススメのレシピをご紹介します。

なお、このレシピや情報のご提供は、「T’s FOOD LAB」さんです。

本記事のレシピの提供者

T’s FOOD LAB代表

藤原 たか子 (TAKAKO FUJIWARA)さん

栄養士・食生活アドバイザー

オーガニック・健康食品会社にて商品企画開発・販売促進、料理教室を担当すると共にパン、デリカテッセンの商品開発、マクロビオティック、アレルギー用レシピをユーザー向けに提供。

9月は、「肌のごわつき&くすみ対策~夏の肌ダメージは、ビタミンACE(エース)で~」がテーマ。

厳しい夏を越した秋の始めの肌。

肌のごわつき、くすみが気になりませんか?

それは、肌の酸化やターンオーバーの乱れによる、夏疲れ肌のサインです。

9月の肌は、かなり疲れが溜まっています。

肌は一定の周期で古い角質から新しい角質に生まれ変わります。

これがターンオーバーです。

古い角質は「垢」としてはがれ、下から新しい角質が生まれ出てきます。

紫外線によって肌がダメージを受けると、ターンオーバーが乱れ、古い角質がはがれる前に未熟な角質がどんどんつくられ、角質が厚くなります。

これが角質肥厚です。

角質肥厚は、肌のごわつき感につながり、くすみや乾燥を引き起こし、小じわの原因にもなります。

本格的な秋になる前に、抗酸化成分や角質ケアに役立つ栄養成分を含む食材を積極的に取り入れ、からだの内側から美肌ケアを始めましょう。

<9月の美肌食材>

  • 抗酸化成分のアスタキサンチン~鮭
  • ターンオーバーを正常に保ち、健康な皮膚、粘膜をつくるβ-カロテン~にんじん、かぼちゃ、ほうれん草
  • 新陳代謝を活発にする、デトックス効果~はとむぎ
  • シミの原因となるメラニン生成に関係するチロシナーゼ阻害物質を含む~まいたけ

秋の美肌プレートのタイトル

秋の美肌プレート

  • にんじんとかぼちゃ、はとむぎのポタージュスープ
  • 鮭ときのこのバター醤油ソース
  • 塩昆布と白胡麻のごはん

1)にんじんとかぼちゃ、はとむぎのポタージュスープ

スープの材料を耐熱容器に入れ電子レンジで加熱した写真
材料(1人分)

■かぼちゃ ~ 60g

■にんじん ~30g

■たまねぎ(みじん切り)  ~ 大さじ2杯分

■水 ~ 1/4カップ

■コンソメ顆粒  ~ 小さじ1杯

■オリーブオイル ~ 小さじ1/2杯

■牛乳  ~ 1/2カップ

■塩 ~ 少々

■こしょう ~ 少々

■ほうじはとむぎ粒 ~ 適量

①かぼちゃは種とワタを取り除き、約1cmの角切りにします。

にんじんは薄切りにします。

②耐熱容器に、①とたまねぎ、水を入れよく混ぜ、ゆったりとラップをかけ、電子レンジで約5分加熱します。

③コンソメとオリーブオイルを入れて混ぜ、マッシャーなどで細かくつぶします。

小鍋に移し、牛乳を加え、中火で沸騰寸前まで加熱し、塩、こしょうで味を整えます。

器に盛り付け、上にほうじはとむぎ粒をのせて召し上がってください。

※ほうじはとむぎは、焙煎しているので、そのまま召し上がれます。

2)鮭ときのこのバター醤油ソース

耐熱容器に入れたほうれん草とまいたけの写真

材料(1人分)

■鮭(切り身) ~ 1切れ

■塩 ~ 少々

■酒 ~ 小さじ1/2杯

■オリーブオイル ~ 小さじ1杯

■薄力粉 ~ 小さじ1杯

■ぽん酢しょうゆ ~ 大さじ1杯

■バター(無塩) ~ 5g

◎付け合わせ

■ほうれんそう  ~ 1/3袋

■塩 ~少々

■まいたけ ~ 1/4パック

■バター(無塩)  ~ 5g

①ほうれん草は塩を加えた熱湯で茹で、ざる上げし、流水で冷やします。
軽く絞り、3センチくらいの長さに切ります。

まいたけは、手でほぐします。

耐熱容器に、ほうれん草とまいたけを入れ、塩、こしょうをし、よく混ぜた後、上に細かく千切ったバターをのせます。

ゆったりとラップをかけ、電子レンジで約1分加熱します。

②鮭は、3等分に切ります。塩、酒で下味をつけ、約5分置きます。

キッチンペーパーで水気をとり、両面にうすく薄力粉をつけ、オリーブオイルで、鮭に火が通るまで両面を焼きます。

火を止め、ぽん酢とバターを入れ、余熱でバターを溶かしながら、鮭の両面にからめます。

③器に、①を敷き、上に②をのせ、ごはんとスープを盛り付けます。

ごはんは、細かく刻んだ塩昆布と白胡麻を混ぜました。

『栄養成分 1人分(ごはんをのぞく)』

エネルギー 462kcal

たんぱく質  22.7g

脂質       26.0g

炭水化物    35.0g

食物繊維総量  6.1g

糖質量 28.9 g

食塩相当量 3.2g

栄養計算は日本食品標準成分表2015年版(七訂)をもとに算出した数値です。

材料の収穫時期や大きさ、調味料メーカーの違いなどにより、ばらつきがあります。

<参考記事>

ハトムギ種子エキス「ヨクイニン」で秋の肌荒れ予防を!


4.9月の食べ物を記念日からピックアップ

9月といえば、秋の始まり。

少しずつ気温は下がりますが、残暑もあります。

また、続くマスク生活と紫外線ダメージが重なって、さまざまな肌悩みの原因になることも。

そこで、ここでは9月の食の記念日の中で、秋の健康な肌のための食材をご紹介します。

1)9 月1日はギリシャヨーグルトの日

ギリシャヨーグルトを日本ではじめて発売した森永乳業が、販売を開始した2011年9月1日に因んで制定しました。

ギリシャヨーグルトとは濃厚でクリーミーな食感が特徴のヨーグルトです。

余計な水分や乳清(ホエー)を除去しているので、一般的なヨーグルトと比べて熱を加えても凝固しにくいため、冷たい料理にも温かい料理にも合うものです。

そのため、ギリシャでは、食事に欠かせない存在です。

そんなギリシャヨーグルトは、たんぱく質が豊富で糖分が少ないため、ダイエットにもピッタリなことから人気です。

また、乳酸菌で腸内フローラの状態を良くすることが期待できます、

その結果、消化吸収が良くなり、便秘、肌荒れの予防効果が期待できます。

さらに、カルシウムやリンが豊富なので、エイジングケア世代の女性の骨の健康にも役立ちます。

また、更年期以降にリスクに高くなる骨粗鬆症の予防にも役立ちます。

このほか、ビタミンB1やB2、亜鉛、ヨード、カリウム、リボフラミンなど健康維持にとても大事な栄養素を含んでいます。

これらは、ニキビ、肌荒れ、口内炎など粘膜や炎症の予防に役立ちます。

この9月もコロナ禍でストレスが多い状況の中、ギリシャヨーグルトはおすすめの食べ物です。

<参考記事>

ヨーグルトを夜に食べて美肌へ!おすすめの乳酸菌の種類と効果

「発酵食品で体を元気に!」@健康ラボステーションのセミナーに参加してきました

腸内環境を食物繊維や乳酸菌が豊富な食べ物で改善!便秘解消で美肌へ

腸内フローラを整え便秘解消!肌荒れを改善して美肌へ

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2)9月3日はクエン酸の日

ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社が、夏の疲れが出やすい時期であることと、「クエン=9」、「酸=3」の語呂にかけて制定しました。

クエン酸はレモン、みかん、グレープフルーツなどの柑橘類や梅干しなどに含まれるすっぱい成分です。

ヒトの細胞内のミトコンドリアの中では、からだを動かすためのエネルギーを生成するクエン酸回路がありますが、文字通りクエン酸はその中心的役割を担う成分です。

つまり、クエン酸は、エネルギー産生にとても大切な役割を担っています。

また、疲労回復効果、食欲増進効果、ダイエット効果、筋肉痛を和らげる効果、痛風の予防効果も期待できます。

だから、クエン酸は夏バテで疲れたからだや肌を癒すためにおすすめの栄養素です。

なお、クエン酸は肌のpH を調整したり、金属イオンを封鎖するためのキレートとして化粧品でも使われます。

<参考記事>

クエン酸は美肌の素!化粧品成分としての特徴や効果・安全性

クエン酸ナトリウム(Na)の化粧品成分を正しく理解してキレイな素肌へ!

皮膚表面のpHを弱酸性に保つスキンケアで健やかな美肌を!


5.食べ物についてもっと学ぶなら

ナールスエイジングケアアカデミーでは、8月に限らずさまざまな食べ物や飲料に関する最新の情報を発信しています。

また、ダイエットや栄養素の記事もあります。

さらに、編集部ニュースでもトピックスを取り上げたり、エイジングケア書籍レビューでも食べ物に関する本を紹介しています。

ここでは、それらをご紹介します。

1)食べ物や栄養素・サプリメントの記事

ナールスエイジングケアアカデミーの食べ物や栄養素・サプリメントに関する記事です。

9月だけではなく、どの季節や月でも役立ちます。

興味がある記事をぜひ、チェックくださいね。

秋は美肌の季節!おすすめの食べ物と栄養素は?

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2)編集部ニュースの食べ物関係の記事

ナールスエイジングケアアカデミーの編集部員がピックアップした、さまざまな食べ物や栄養素・サプリメントに関する記事です。

9月に限らず、年間をとおした食べ物の興味深い研究やトピックスが満載です。

アーモンドミルクの日は5月30日!人気秘密はスゴイ美肌効果

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バナナを毎日食べると腸内環境が改善される!その真偽は?

3)おすすめの食べ物関連の書籍

これらの書籍は、9月の食べ物についてだけではなく、アンチエイジングや美肌を叶える上でとても役立ちます。

気になる一冊があればぜひ、チェックしてくださいね。

コラーゲン完全バイブル(真野博 著、株式会社 幻冬舎メディアコンサルティング)

医者が教える食事術 最強の教科書-20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68 (牧田善二 著、株式会社ダイヤモンド社)

新世紀版 養生訓(済陽高穂 著、株式会社河出書房新社)

やせる生活(島野雄実 著、株式会社文響社)

石原結實の病気を治す「野菜力」 (石原結實 著、株式会社ナツメ社)

便活ダイエット ~便秘外来の医師が教える、排便力がアップする11のルール~(小林弘幸 著、株式会社ワニブックス)

医者が教える最高の美肌術(小林暁子 著、株式会社アスコム)

化粧いらずの美肌になれる3つのビューティケア(菅原由香子 著、株式会社三笠書房)

美しい肌が生まれるところ ‐腸とこころをととのえる‐(山﨑まいこ 著、株式会社ワニブックス)


6.まとめ

まとめ

「秋の始まり9月におすすめの食べ物とレシピ」をお届けしました。

また、季節や月に限らず、大切な食べ物や栄養素の記事やおすすめの書籍をご紹介しました。

いかがでしたか?

9月は、秋の始まりで秋枯れ肌や肌疲労が気になる時期。

スキンケアやエイジングケアに加えて、秋が旬の食べ物を美味しく食べて健康と美肌をキープする工夫も大切です。

食欲増進や疲労回復をサポートする食べ物を摂りたいですね。

今回は、9月の野菜からレンコンとかぼちゃ、まいたけ、サトイモの栄養素を、果物から青パパイヤと栗、銀杏の栄養素をご紹介しました。

また、魚介からはサンマとカレイ、アサリの栄養素をご紹介しました。

この記事「秋の始まり9月におすすめの食べ物とレシピ」を参考に、健康や肌によい栄養素を食べ物や飲料から摂っていただければ幸いです。

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報をご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。

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