ナールスでは、2021年4月にインスタグラムでアンケート調査を実施しました。
そこで、300人以上からいただいた美容やコスメについての疑問のすべてに回答します。
ここではQ161~Q184までを掲載します。同じような疑問を持っている方にも参考になるので、ぜひ、チェックを!
・美容やコスメについての疑問と回答が一挙にわかります。
・ ご自身にもある美容やコスメの悩みがきっと解決します。
・美容やコスメのQ&Aがまとまっているのでチェックリストとしても使えます。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
1.ナールスのインスタグラムアンケート
「インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.161~No.184」をお届けします。
ナールスでは、初めての試みとして、2021年にインスタグラムを使ってアンケート調査を実施しました。
その結果は、「312名に聞いた!ナールスインスタグラム2021年4月アンケート調査」にまとめています。
その中で、美容やコスメに関してご質問いただいた312名の方のうち、公開しても良いとご了承を得たものに対して、ナールスエイジングケアアカデミー編集部としての回答を一挙公開します。
この記事では、そのうちのQ161~Q184の質問と回答をご紹介します。
きっと、ナールスエイジングケアアカデミー読者の方が、美容やコスメに関して日ごろ感じている疑問の答えが見つかると思います。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
なお、今回、インスタグラムのアンケートにご回答いただくとともに、質問をくださいました方々には、あらためて感謝申し上げます。
<ここで紹介している以外のQ&A>
*インスタで多かった質問!私に合うコスメ・化粧品の選び方は?
*インスタからのナールスピュアやナールス化粧品への期待や質問
*インスタからのナールスへのメイクの質問にプロのMANAMIさんが回答
*インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.1~No.20
*インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.21~No.40
*インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.41~No.60
*インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.61~No.80
*インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.81~No.100
*インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.101~No.120
*インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.121~No.140
*インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.141~No.160
2.インスタアンケートでいただいたQ161からQ184の内容と回答
ここでは質問を編集せず、原文のままで掲載しています。
また、回答については、あくまで質問の文面からのみ解釈させていただいていますので、ご質問された方の意図にあっていない可能性がございます。
その点は、あらかじめご了承お願い申し上げます。
なお、ご質問いただいた内容を個別に深く知りたい場合、意図とは違った回答のため改めて質問したいなどの場合は、下記のラインからご連絡お願い申し上げます。
<ライン登録はこちら>
Q161.年齢にあったコスメ商品を使用したいのだが、各メーカーどこもアバウト過ぎてわからないまま購入してしまい、失敗するのでその辺の見分け方や年齢ごとに主に必要な成分が知りたい。
年齢を重ねると、肌内部の保湿成分が減るので、バリア機能が低下します。
そして、乾燥肌傾向になります。
だから、年齢を重ねるほどに高保湿で刺激の少ない成分を使うことをおすすめします。
といっても人それぞれですし、また、特定の成分だけに頼ることも良い方法ではありません。
次に、4つの保湿の特徴別に、代表的な成分をご紹介します。
これらを上手に組み合わせることが大切です。
<水溶性成分>
- 比較的分子が小さく、角質に浸透し、水分を吸着して「つかむ」ように保湿する
主な成分:ナールスゲン、グリセリン、BG、アミノ酸、トレハロースなど
- 比較的分子が大きく、肌表面で水分を抱え込んで保湿する
主な成分:ヒアルロン酸、プロテオグリカン、コラーゲン、エラスチンなど
(*低分子のものは除く)
<油溶性成分>
- 比較的分子が小さく角質層で水分を挟み込んで保湿する
主な成分:セラミド、スフィンゴ糖脂質など
- 水になじまず肌でヴェールをつくって水分の蒸発を防ぐ
主な成分:ワセリン、スクワラン、馬油、シアバター、ミツロウなど
中でも、ナールスゲン、ビタミンC誘導体、ナイアシンアミド、プラセンタエキスなどは、マルチなはたらきがあるのでエイジングケアにおすすめの成分です。
<参考記事>
*エイジングインデックスはエイジングケアの道しるべ!肌老化を数値化
Q162.開封したシートのパックはどれくらいもつのか?
その製品が何か不明ですので、一般論でしか回答できませんが、通常の使用期間プラス2〜3か月程度で使い切るのが良いのではないでしょうか。
確実なのは、その商品の販売会社またはメーカーにご確認いただくことです。
Q163.医薬部外品は効果が高いと聞くがどのくらい違うのかが分からない
医薬部外品とは、「紫外線によるシミやソバカスの予防」、「シワ改善」、「肌荒れ改善」、「ニキビ予防」に効能が認められた製品です。
少なくとも一定の試験をして、科学的な効能を持つことが厚生労働省によって承認されています。
しかし、医薬品ほどの効果があるわけではありません。
一般論としては、効果は医薬品>医薬部外品>化粧品ですが、医薬部外品と化粧品でどこまで差を感じるかを明確にお伝えすることは難しいです。
<参考動画>
Q164.コスメ、美容は大好きでいろいろ試しています。
はい。自分でお試しされることで良いコスメに出会う確率は高くなると思います。
できれば、あらかじめお肌に合わない成分を知っておくと、それが入ったコスメを選ばなくて済むので失敗は減ります。
Q165.エイジングケアを始めたいが何からすればいいかわからない
エイジングケアは特別なものではありません。
基本は、保湿、洗顔やクレンジングで肌を清潔に保つこと、紫外線対策の3つを適切に行うことです。
自分の肌質や肌状態、年齢、季節などに合わせてこの3つを上手に行うことがエイジングケアです。
<参考>
Q166.自分に合うものをなかなか見つけられません。
はい。このご質問はたくさんの方からいただいていますので、化粧品の選び方については、「インスタで多かった質問!私に合うコスメ・化粧品の選び方は?」でまとめて回答させていただきました。
実際にはとても難しいと思います。
ご自分の肌質や肌状態、年齢、季節などを考慮するとともに、成分の特性を理解して合うものを選ぶことが基本的な考え方です。
<参考記事>
Q167.価格、口コミ、色々見ても結局、使用してみないとわからないと言う疑問。
はい。基本的な化粧品の選び方をお示しすることは可能ですが、最終的には実際に使ってみないとわからないのは、そのとおりだと思います。
大切なのは、口コミよりも、化粧品に配合される成分の知識とご自身との相性だと思います。
その観点では、まず化粧品に配合される保湿成分やエイジングケア化粧品成分の知識を習得することが大切です。
<参考>
Q168.肌の透明感を出すにはどうしたらいいか
お肌の透明感は、元からの肌の白さではなく、肌理(キメ)の細かさと血管などの健やかさで決まります。
つまり、表皮と真皮の健やかさが求められます。
そんなお肌の透明感が損なわれる原因は、乾燥をはじめ、シミやくすみ、お肌の弾力の低下などですが、それらはお肌が老化する原因と一致します。
お肌の透明感をキープするスキンケアの基本は、保湿、紫外線対策、清潔の3つです。
また、角質肥厚対策やシミ予防など、必要に応じて角質ケアや美白ケアが必要な場合もあります。
さらに、バランスの良い食べ物や質の高い睡眠など、良い生活習慣を持つことも大切です。
<参考>
Q169.人によって違うと思いますが医薬部外品の化粧品はどれくらいで効果が出るのかな?と疑問に思っています。
Q163でもよく似た質問があるので、そちらで回答しています。
Q170.SNSでいくつも高級ブランドの商品を紹介してる方の肌の状態は実際すごくキレイそうに思えるのですが、それでも悩みがあるのかしら???と常々感じています。
どうでしょうか。
肌の状態が良い方は、無意識であれ意識的であれ、正しいスキンケアと良い生活習慣を実践しておられるはずです。
もし肌悩みがないなら、前向きに毎日を送れる可能性が高いのではないでしょうか。
Q171.本当にいい成分のコスメを知りたい
良い成分はたくさんあります。
必ずしも、「高価な成分」=「良い成分」ではありませんが、機能性の高い新しい美容成分は価格が高くなる傾向にあります。
たとえば、ヒト幹細胞培養液などは今、注目の成分で、多くの種類のアミノ酸やさまざまな成長因子が含まれていて、肌悩みへのいろいろな効果が期待されています。
また、EGFやFGF、ナールスゲン、ネオダーミルなども機能性の高い高価な成分です。
さらに、ここ数年でニールワン、レチノール、ナイアシンアミドが医薬部外品として「シワ改善」の効能を取得し、注目を集めています。
一方、古くてもよく使われる成分の多くは良い成分です。
たとえば、グリセリンやワセリンなども精製度が高いものは、安全で良い成分です。
ただし、どんな方でも合う成分と合わない成分がありますし、あくまで化粧品なので過度な期待はできません。
たとえば、どんな機能性の高い成分であっても、たるみや深いしわを消すことはできません。
化粧品成分に期待できる効果と限界、それぞれの特徴を理解して、自分の肌悩みや目的に合う成分を見つけることが大切だと思います。
<参考記事>
Q172.つい先日30代になったのでスキンケア等見直さなければなと思っておりました。
はい。人それぞれですが、年齢にともない肌は老化してしまいます。
30代になられて、エイジングケアを意識される方もたくさんおられます。
ぜひ、今の機会にスキンケアを見直されると良いかと思います。
ただし、特別なことをするというより、保湿、洗顔やクレンジング、紫外線対策の基本をしっかり守って、実践されることが大切だと思います。
<参考記事>
Q173.肌に合わないのは何故ですか?
ナールスピュアのことでしょうか?それとも、今、お使いの化粧品が肌に合わないのはなぜか?というご質問でしょうか。
「肌に合わない」には、「刺激などを感じて使えない」場合と「テクスチャーなどが好みでない」場合があります。
また、「自分が期待した効果を感じない」ことを、そうおっしゃる場合もあります。
ここでは、「刺激などを感じて使えない」に関して回答させていただきます。
ナールスピュアのケースですが、アルコールや香料、着色料、界面活性剤などを配合せず、敏感肌の方でも使っていただけるように成分を配合しています。
それでも、100名~200名にお一人くらいは、刺激を感じる方もおられます。
原因を特定することはできませんが、防腐剤として使っているフェノキシエタノールまたはビタミンC誘導体の影響が考えらます。
いずれも高濃度で配合しているわけではありませんが、人によっては刺激を感じる方もおられます。
また、ほかに刺激を感じる可能性のある成分としては、次にあげるものが考えられます。
敏感肌の方や季節の変わり目などには注意していただければと思います。
- 防腐剤 パラベンやフェノキシエタノール
- 美白成分
- ビタミンA誘導体(レチノールなど)
- ビタミンC誘導体(アスコルビン酸)
- 香料(天然精油も含む)
- 一部の界面活性剤
紫外線吸収剤
<参考記事>
Q174.クレンジングは、メイクした、してない関係なくした方が良い?
クレンジングはメイクを落とすためのアイテムです。
メイクされていない場合は、クレンジングではない洗顔料をお使いになれば良いと思います。
ただし、クレンジングの中には、当社のナールス エークレンズのように、洗顔料としても使える優しいタイプのものもあります。
そうしたものであれば使うことができますが、一般的にはメイクをされていない場合に、クレンジングを使う必要はありません。
<参考記事>
*アミノ酸系界面活性剤配合クレンジングジェル「ナールス エークレンズ」
Q175.価格の高い化粧品はホントに効果あるの?
一般的に、価格の高い化粧品は、機能性の高い高価格な成分、動植物由来の希少な成分、細胞由来の成分が配合されています。
最近では、基礎試験や臨床試験でエビデンスのある成分も増えてきているので、ある程度の効果は期待できると思います。
また、多くの場合は、10,000円から15,000円くらいまでなら、成分原価や期待できる効果が比例する傾向にあります。
しかし、そんな化粧品であっても、必ずしもすべての方に効果があるわけではありません。
また、化粧品は医薬品ではないので、期待できるのは予防美容的なものであって、「深いしわを消す」や「ほうれい線を消す」などではありません。
だから、どんな高価格な化粧品であっても、期待できる効果は緩徐なもので限界があります。
Q171もご参考にしてください。
Q176.オールインワンって本当にいいのかな?っておもいます。
オールインワン化粧品は、消費者にとってとてもわかりやすいネーミングで人気となった化粧品です。
しかし、成分構成は特別なものではなく、さまざまな水溶性成分と油溶性成分を配合してゲル化させたものです。
その点では、美容液や乳液などと大きく変わるものではありません。
メリットとしては、次の点です。
- 1アイテムで済むので、経済的であり時間短縮できる
- 化粧品をお肌に塗る回数が減ることから、刺激や肌トラブルのリスクが減る
美白やエイジングケアなど付加的な機能もあるので、さらに便利
一方、デメリットは次の点です。
- 季節や肌状態に応じたきめ細かなスキンケアには向かない
言葉のイメージで過度な期待をするとギャップが生まれる
<参考記事&動画>
Q177.目尻のシワに効くマッサージがしりたいです。
目尻をはじめ目の周りは、皮膚が薄くデリケートなパーツです。
そのため、刺激にはとても弱いのです。
だから、目元をマッサージやつぼ押しで「押す」、「こする」を行うことは、リスクの高い行為です。
また、マッサージは、真皮の老化が原因の皮膚のたるみや皮下組織の衰えには効果が期待できません。
マッサージを行うことは、血行を促進するのでむくみの改善には効果があり、必ずしも悪いことではありません。
しかし、シワに対しては、デメリットが大きいと考えます。
私たちとしては、マッサージより、目尻のシワの原因を取り除くことと優しいスキンケアをおすすめします。
目尻のシワを進ませる原因としては、スマホの見過ぎによるブルーライトの影響や、濃いアイメイクを落とすために刺激の強いクレンジングをすることなどがあります。
スキンケアは、アイクリームや目元美容液を使う場合も擦ったりせず、優しく載せるように使うことが大切です。
また、UVカット機能の付いたサングラスなどで目の周りの皮膚の紫外線対策を行うことも良い方法です。
<参考記事>
Q178.エイジングケアは20代からだと早いでしょうか?
エイジングケアは、思い立った時が始めるタイミングです。20代でも早いということはありません。
ただし、エイジングケアを特別なスキンケアだととらえる必要はありません。
ほかの質問で何度も回答させていただきましたが、保湿、洗顔とクレンジング、紫外線対策を正しく行うことが大切です。
20代なら高価なエイジングケア化粧品を使わなくても、大丈夫です。
<参考記事>
*京大卒モデル&作家ななせさんと中川ゆうこさんのスキンケア対談
Q179.沢山ありますが、今話題のシカクリームがどのような成分なのか気になっています。また、ビタミンCの肌への効果や作用機序が知りたいです。
2つのご質問ですね。
1)シカクリームについて
シカクリームが、「肌を再生する」という記事も見つけましたが、化粧品なのでそれを期待するのは難しいと思います。
また、広告表現でも日本では使えません。
シカクリームを特徴づけている成分は、「ツボクサエキス」です。
細胞レベルでは、血管新生、抗炎症、コラーゲン産生などのデータがあるようです。
しかし、実際にヒトのレベルではないので、実際はどこまで効果を期待できるかは不明です。
また、シカクリームは今ではたくさんの種類がありますし、ツボクサエキス以外の美容成分も多く配合されているので、1つ1つの製品をチェックすることが大切だと思います。
2)ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は、今ではたくさんの種類がありますが、以下のようなさまざまな効果があります。
- 酸化を防ぐ
- コラーゲンの生成促進
- メラニン生成を抑制
- 皮脂分泌を抑える
尚、最近ではセラミドを増やすビタミンC誘導体も登場しています。
メカニズムについては、それぞれの効果で異なります。
たとえば、コラーゲンの生成促進では、コラーゲンのもととなるアミノ酸であるプロリンをヒドロキシプロリンに変えることでコラーゲン産生をサポートします。
<参考記事>
*3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸はセラミドを増やすビタミンC
*テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)は油溶性ビタミンC誘導体
Q180.いろんなメーカーとの相性が知りたい
ナールスピュアといろいろなメーカーとの相性でしょうか?
これについては、何らかのデータがあるわけではないのですが、特別に相性の良い悪いはありません。
基本的には、どちらのメーカーを使っていただいても大丈夫です。
ただし、使う順番は大切です。
ナールスピュアは水溶性の成分だけでつくっているので、洗顔後最初にお使いいだだくことをおすすめします。
同じ化粧水ならどちらが先でも大きな影響はありませんが、美容オイルの後に使うと成分がはじかれるため、浸透しなくなります。
<参考記事>
*化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの役割の違いとつける順番は?
Q181.目の下のたるみはコスメで改善されるのか気になります。美容外科でしか戻らないと聞いた事があるので。
ご理解のとおり、目の下のたるみをはじめ、「たるみ」はコスメでは改善しません。
また、確実に改善するには、美容外科などで美容医療を受ける必要があります。
なぜなら、たるみは、真皮や表情筋、皮下組織の衰えが原因だからです。
この3つにコスメはアプローチできないので、たるみを改善することができないのです。
<参考記事>
*目の下のたるみの予防と改善・解消!全てが学べる7つのポイント
Q182.スキンケア用品は使用期限をどう見極めればいいか
同じ質問をいくつかいただいていますが、再掲します。
未開封の場合は、法律によって、「3年間は品質が変わらない」ことが求められます。
だから、容器や化粧箱に記載のない場合、保管が適切なら少なくとも製造後3年間は使えることが保証されています。
一方、開封後は、使用方法を守って使うことが原則ですが、決まった期限は設定されていません。
ただし、通常で使う期間の2~3倍までの期間で使うことがベターです。
目安としては、1年以内です。
ただし、いろんな化粧品があるので、個別製品については各社にお問い合わせください。
*化粧品工業連合会「化粧品Q&A Q12」
Q183.肌荒れ
このご質問は肌荒れの悩みがあるということですね。
肌荒れとはとても広い概念なので、さまざまな肌状態があります。
そのため、お悩みの肌荒れの原因が何かわかりませんので、一般論として回答します。
通常肌荒れは、金属や花粉、紫外線、薬、化粧品の刺激成分、精神的ストレスなどよる炎症で起こります。
また、敏感肌でバリア機能が低下して、軽い刺激で赤みが出ることもいわば肌荒れといえます。
さらに、便秘など腸内細菌叢の乱れによっても肌荒れを起こします。
原因が不明の場合、まずやるべきことは、しっかり保湿ケアを行ってバリア機能を正常にすることです。
また、発酵食品などを摂って腸内環境を整えることも大切です。
それでも治まらない場合は、皮膚科を受診されることをおすすめします。
肌荒れが長引く場合、もしかしたら何らかの別の原因があることも考えられます。
<参考記事>
Q184.目下のクマって消えますか?
目の下のクマは、青・茶・黒・赤の4種類があります。
残念ながら、いずれも化粧品だけでは消すことができません。
だからこそ、日々の生活習慣で予防することが大切です。
また、すでにあるクマも生活習慣の改善などで原因をなくすことによって、消すことが可能です。
さらに、美容医療なら、消すことができる場合があります。
4つのクマの原因をお示します。
青くまの原因は、目の疲れ、睡眠不足、月経時などの女性ホルモンのバランスの乱れ、喫煙、冷え症、ストレスなど、日常生活の中で引き起こされる血行不良が原因とされます。
黒くまは、目の下の皮膚のたるみが原因です。
真皮の衰え、眼輪筋(がんりんきん)の衰え、眼窩脂肪(がんかしぼう)の衰えでできてしまいます。
また、黒くまは、その原因の影響の大きさの度合いで、少しずつ特徴が異なる場合があります。
表皮レベルの茶くまは、紫外線から受けたダメージや、目のこすり過ぎで、一時的にメラニン色素が沈着することで起こります。
一方、真皮レベルの茶くまは、遅発性両側性太田母斑様色素斑(ちはつせいりょうそくせいおおたぼはんようしきそはん)と呼ばれるアザの場合もあります。
赤くまの原因の1つは血行不良です。
青くまが静脈のうっ血に対し、赤くまの場合は静脈・動脈両方のうっ血が原因です。
また、眼窩脂肪の突出も赤くまの原因です。
軽い青くまや表皮レベルの茶くまは、改善しやすいクマといえます。
<参考記事>
3.まとめ
ナールスが実施した2021年4月のインスタグラムでのアンケート調査において、お寄せいただいた全質問のうち、Q161~Q184の質問内容と回答をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
これまで、ナールスエイジングケアアカデミーを通したアンケート調査を行ったことはありましたが、インスタアンケートは今回が初めての試みでした。
化粧品の選び方から使い方まで、さまざまなご質問をいただきました。
きっと、同じような疑問をお持ちの方も多いと思います。
この記事「インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.161~No.184」が、エイジングケア世代の皆様のお役に立てば幸いです。
<謝辞>
今回、ナールスのアンケート調査にご回答いただきました皆様にこの場を借りて深く感謝申し上げます。
お一方お一方からご質問をいただいたことで、今回のような記事を執筆・編集することができました。
あらためて厚く御礼申し上げます。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、お客様にご参加いただいた座談会やスキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。下記から、どうぞ。ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」
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