ナールスでは、2021年4月にインスタグラムでアンケート調査を実施しました。
そこで、300人以上からいただいた美容やコスメについての疑問のすべてに回答します。
ここではQ41~Q60までを掲載します。同じような疑問を持っている方にも参考になるので、ぜひ、チェックを!
- 美容やコスメについての疑問と回答が一挙にわかります。
- ご自身にもある美容やコスメの悩みがきっと解決します。
- 美容やコスメのQ&Aがまとまっているのでチェックリストとしても使えます。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
1.ナールスのインスタグラムアンケート
「インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.41~No.60」をお届けします。
ナールスでは、初めての試みとして、2021年にインスタグラムを使ってアンケート調査を実施しました。
その結果は、「312名に聞いた!ナールスインスタグラム2021年4月アンケート調査」にまとめています。
その中で、美容やコスメに関してご質問いただいた312名の方のうち、公開しても良いとご了承を得たものに対して、ナールスエイジングケアアカデミー編集部としての回答を一挙公開します。
この記事では、そのうちのQ41~Q60の質問と回答をご紹介します。
きっと、ナールスエイジングケアアカデミー読者の方が、美容やコスメで日ごろ感じている疑問の答えが見つかると思います。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
なお、今回、インスタグラムのアンケートにご回答いただくとともに、質問をくださいました方々には、あらためて感謝申し上げます。
<ここで紹介している以外のQ&A>
*インスタで多かった質問!私に合うコスメ・化粧品の選び方は?
*インスタからのナールスピュアやナールス化粧品への期待や質問
*インスタからのナールスへのメイクの質問にプロのMANAMIさんが回答
*インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.41~No.60
*インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.61~No.80
*インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.81~No.100
*インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.101~No.120
*インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.121~No.140
*インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.141~No.160
*インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.161~No.184
2.インスタアンケートでいただいたQ21からQ40の内容と回答
ここでは質問を編集せず、原文のままで掲載しています。
また、回答については、あくまで質問の文面からのみ解釈させていただいていますので、ご質問された方の意図にあっていない可能性がございます。
その点は、あらかじめご了承お願い申し上げます。
なお、ご質問いただいた内容を個別に深く知りたい場合、意図とは違った回答のため改めて質問したいなどの場合は、下記のラインからご連絡お願い申し上げます。
<ライン登録はこちら>
Q41.薬のように、合わせることで肌トラブルが起きやすい成分や商品はあるのでしょうか?
化粧品成分は、基本的に緩やかなはたらきで医薬品のような高い効果はありません。
一方、大きな副作用もありません。
成分同士が一緒に使われることで、単独での使用と作用が異なることを「相互作用」といいますが、化粧品に関してはその点で大きな心配はありません。
文献の有無を確認しましたが、見つけることができませんでした。
ただし、化粧品の中にはアルコールや界面活性剤の一部(ラウリル硫酸Naなど)、ピーリング成分(AHAなど)のように、刺激の強い成分があるのでそれらには注意しましょう。
<参考記事>
Q42.毛穴の開きが一番気になるのですが、老化の原因は乾燥だと思っております。インナーから乾燥をケアすることは出来るのでしょうか?
ご理解のとおり、毛穴の開きは乾燥が影響している可能性がありますし、また乾燥肌は肌老化をすすめることになります。
「インナーから乾燥をケアする」の意味が「食べ物やサプリメントで乾燥肌を予防・改善する」という意味なら、もちろん可能です。
乾燥肌のスキンケアとあわせて、食べ物を上手に取り入れることも大切です。
乾燥肌によい食べ物は、納豆、パプリカ、アボカド、やまいも、いわしやあじなどです。
また、乾燥肌によい飲み物は、豆乳、青汁、生姜湯などです。これらを上手に取り入れることも大切です。
ほかにも、コンニャクやひじきなどのグルコシルセラミドを含む食べ物もおすすめです。
<参考記事>
*乾燥肌は食べ物と飲み物で内側から保湿を!おすすめ10の栄養素とは?
Q43.つい2日前に30歳になったのですが、もちろん20代とは肌が違ってくると思うので、30代になった今スキンケアやらコスメやらなにを使用すれば良いのかわかりません。
どんな方でも、10代後半から20歳前後をピークに、年齢を重ねるにつれて肌は少しずつ衰えていきます。
だから、年齢や肌状態に合わせて化粧品を変えていく必要があります。
30代からは、酸化を防ぐ成分や保湿効果の高い成分、コラーゲンを増やす成分などが入ったエイジングケア化粧品を使うことをおすすめします。
<参考記事>
*エイジングインデックスはエイジングケアの道しるべ!肌老化を数値化
Q44.いつも化粧品ジプシーです。
「自分に合う化粧品が見つからない!」ということですね。
これはなかなか難しいので、ピッタリの回答はできませんが、考え方をご紹介することは可能です。
コスメの選び方についてはまとめて回答いたします。
もう1つは、化粧品以前に生活などを見直してみることも良い方法だと思います。
<参考記事>
*アンチエイジング的生活習慣は肌老化予防にエイジングケアより大切
Q45.肌荒れ
このご質問は、肌荒れの悩みがあるということですね。
肌荒れとはとても広い概念なので、さまざまな肌状態があります。
そのため、お悩みの肌荒れの原因が何かわかりませんので、一般論として回答します。
肌荒れは、金属や花粉、紫外線、薬、化粧品の刺激成分、精神的ストレスなどよる炎症で起こることが通常です。
また、敏感肌でバリア機能が低下して、軽い刺激で赤みが出ることもいわば肌荒れといえます。
さらに、便秘など腸内細菌叢の乱れも肌荒れを起こします。
原因が不明の場合、まずやるべきことは、しっかり保湿ケアを行ってバリア機能を正常にすることが第一です。
また、発酵食品などを摂って腸内環境を整えることも大切です。
それでも治まらない場合は、皮膚科を受診されることをおすすめします。
肌荒れが長引く場合、もしかしたら何らかの別の原因があることも考えられます。
<参考記事>
Q45.自分に合う商品の見つけ方。商品が多くて選べないです…。
こちらの質問と同じ内容のものをたくさんいただいています。
化粧品の選び方については、「インスタで多かった質問!私に合うコスメ・化粧品の選び方は?」でまとめて回答させていただきました。
Q46.最近話題の成分があれば教えてください。
最近、話題になっているのは、シカクリームの成分で薬草のツボクサから抽出した「ツボクサエキス」や「幹細胞培養液」、シワ改善成分の「純粋レチノール」、「リンクルナイアシン(ナイアシンアミド)」、「ニールワン」があります。
また、次世代レチノールともいわれる「バクチオール」も注目の成分の1つです。
弊社としましては、セラミドを増やす両親媒性ビタミンC誘導体「3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸」や抗糖化成分の「カルノシン」、天然保湿因子のもととなるフィラグリンというたんぱく質を増やす成分である「サガラメエキス」、「マンダリンオレンジ果皮エキス」に注目しています。
「カルノシン」は、動物の筋肉や肝臓の中にある天然の抗AGE物質で抗酸化作用もあります。
「サガラメエキス」は、相良布(サガラメ)というコンブ科の海藻から抽出された成分で、セラミドやフィラグリンを増やすはたらきがあります。
「マンダリンオレンジ果皮エキス」は、温州みかんの果実の皮から抽出された成分で、フィラグリン分解酵素を増やして、フィラグリンを早く小さくすることで、天然保湿因子を増やします。
<参考記事>
*ナイアシンアミドとは?話題のシワ改善化粧品の効果とおすすめ紹介!
*3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸はセラミドを増やすビタミンC
Q47.どのくらいの分量つけたらいいのかよくわからないです。
ほとんどの化粧品には使用方法の記載がありますが、よくわからないとおっしゃる方もたくさんおられます。
「適量」を知ることが実際には難しいですね。
過度に使用量にこだわる必要はありませんが、目安はあります。
<参考記事>
Q48.肌に合わなかったものは1度だけなのですがアルコール入っていると少しヒリヒリすることがあります。やはりアルコールは入っていない方が安心なのでしょうか?
はい。アルコール(エタノール)には刺激があります。
乾燥肌や敏感肌、また30代以上のエイジングケア世代の方にはあまりおすすめできません。
もちろん、抗菌効果や収れん効果などのメリットもありますが、刺激を感じたことがあるなら避けることをおすすめします。
もしくは、全成分表示の最後のほうに「エタノール」の記載があるものは低濃度での配合のため、そうしたものを選ぶのも良い方法です。
<参考記事>
Q49.自分にあったスキンケア用品が見つからない
たくさん同じご質問をいただいています。
皆さん同じお悩みが多いようです。
化粧品の選び方については、「インスタで多かった質問!私に合うコスメ・化粧品の選び方は?」でまとめて回答させていただきました。
Q50.どれくらいの使用期限があるのか
Q13と同じ回答になりますが、再掲します。
一般的に、化粧品の箱などに使用期限の記載がない場合、法律によって、「未開封なら3年間は品質が変わらない」ことが求められます。
だから、容器や化粧箱に記載のない場合、保管が適切なら少なくとも製造後3年間は品質が維持されます。だから、少なくとも製造後3年後までは、普通に使うことができます。
開封後は、使用方法を守って使うことが原則ですが、決まった期限は設定されていません。
ただし、通常で使う期間の2~3倍までの期間で使うことがベターです。
目安としては、1年以内です。
ただし、いろんな化粧品があるので、個別製品については各社にお問い合わせください。
ナールスのエイジングケア化粧品も下記と同じです。
<ご参考>化粧品工業連合会「化粧品Q&A Q12」
Q51.化粧水はどの程度お肌に入れるのが正解なのか
化粧水を使う量に対するご質問だと理解しました。
一般的な化粧水の1回の使用量の目安は、500円玉大くらいです。
化粧水が出てくる容器の穴の大きさにもよりますが、容器を5~8回振ったくらいの量です。
ただし、この量はかなり多いので、2~3回振った量で1度使って、それを繰り返す方法もおすすめです。
<参考記事>
*化粧水は90%が水!バシャバシャたっぷり使っても乾燥肌は改善しない
*化粧水の正しい使い方とつけ方で美肌に!上手なエイジングケア
Q52.自分に合う物かどうかはやっぱり試しさないとわからないですか?
最終的にはそうだと思います。
しかし、成分の特性を理解するとともに、化粧品の全成分表示の記載の意味を理解すれば、事前に合うもの、合わないものを絞り込むことは可能だと思います。
特に、刺激ある成分が何かを知っておいて、それを避けることが大切だと考えます。
化粧品の選び方については、「インスタで多かった質問!私に合うコスメ・化粧品の選び方は?」でまとめて回答させていただきました。
<参考記事&動画>
*【化粧品の全成分表示の読み方】知っておきたい、化粧品選びのコツ【前編】
*【化粧品の全成分表示の落とし穴】知っておきたい、化粧品選びのコツ【後編】
Q53.色々な成分が入っているが分子が大きいと真皮まで届かず一時的に表面を潤すだけなのか、、、
化粧品はその分子量が大きいと、表皮の一番上の角質層へも届きません。
たとえば、コラーゲンやヒアルロン酸などは、分子量が1万以上なので肌表面にとどまって、水を抱えて保湿することで一時的な潤いをもたらします。
一方、分子量が500ダルトン以下の成分、たとえばグリセリンやアミノ酸、ナールスゲン、ビタミンC誘導体などは、少なくとも角質層には浸透します。
そこで一定時間とどまって、効果を発揮します。
このタイプの成分は、水を吸い込んで(つかんで)保湿します。
したがって、「抱え込む」保湿成分よりは短期的な保湿効果は低いですが、効果の持続力が高いのが一般的です。
もう1つは、セラミドなどの「水分を挟み込む」成分です。
これも分子量が小さいので、角質層に浸透してしっかり水分を保持します。
さらに、ワセリンやスクワランなどのように肌の表皮で膜をつくって、水分が肌から逃げるのを防ぐ油分もあります。
このように、保湿成分には4つのタイプがあります。
効果の持続力はさまざまですが、24時間続くものは少ないので、多くのケースでは1日2回以上化粧品を使う必要があります。
なお、基本的には化粧品成分は真皮にまでは届きませんし、広告表現としてもそれを謳うことは法律で禁じられています。
一方、医薬部外品には、表皮の一番奥の基底層や真皮まで届くものがあります。
しかし、効果は永続的ではなく一定時間の範囲なので、毎日、継続的に使用することで効果を発揮します。
<参考記事>
Q54.くすみに関して。改善方法
ひと口にくすみといっても、原因によって種類・タイプはさまざまです。
だから、それに応じて改善方法が異なります。
原因としては、乾燥肌、血行不良、メラニンの沈着、毛穴の汚れ、ターンオーバーの乱れ、糖化、喫煙習慣、角質肥厚などがあります。
まずは、ご自身で思い当たる原因を考えて、それに合う対策を行うことが大切です。
また、原因が複数重なっている場合もあって、なかなか改善・解消しない場合があります。
スキンケアでできることは、保湿ケア、肌を清潔に保つこと、紫外線対策を正しく行うことです。
考えられる原因に応じたスキンケアを試しても改善しない場合には、美容皮膚科などに相談するのも選択肢の1つです。
<参考記事>
Q55.どれくらいシミに効果があるか
ナールスピュアへのご質問でしょうか?
ナールスピュアは美白化粧水ではありませんので、シミへの効果を謳うことはできません。
つまり、シミ対策に使う化粧水ではありません。
しかし、メラニンを抑える成分であるビタミンC誘導体を3種とナイアシンアミドを配合しています。
医薬部外品の美白効果と同じことは期待できませんが、日々のエイジングケアには使えます。
<参考記事>
Q56.コスメを購入しても使いこなせないことがあります。
同じようなお悩みの方はたくさんおられると想像します。
ご購入前に使用する目的をしっかりお考えになったり、お使いの化粧品の使用状況を考えることも大切です。
もし、使い方の問題なら、次の記事をご参照ください
*化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの役割の違いとつける順番は?
Q57.注目成分など どんどん出てきますが、安全なのか気になる!例えばヒト幹細胞など
原則として、化粧品成分として認可されているものは安全性において大きな問題の可能性は高くありません。
また、化粧品成分や医薬部外品では、リスクの高い成分は配合濃度の上限が決まっているなどの配慮がなされています。
それでも、新しい成分には不安がありますし、刺激がある成分もあります。
たとえば、ご質問にあったヒト幹細胞。
これは細胞そのものではなく、細胞を培養した上澄み液です。
アミノ酸やEGFをはじめ、さまざまな成長因子が含まれていて多様な成分が混じっています。
植物由来や細胞由来の成分は、単一成分ではなくさまざまな成分が混じり合っているのです。
プラセンタエキスや植物エキスも同様です。
それらは、効果も期待できますが、配合濃度が高いもの(1%以上など)をいきなり使うことを私たちはおすすめしません。
ヒト幹細胞以外でも、新しい成分で多様性の高い成分、つまりいろんな成分が入っている植物エキスなどは、高濃度のものや精製が不充分なものは慎重になったほうが良いと考えます。
たとえば、高濃度のレチノールやビタミンC誘導体は、効果が期待できる反面、皮膚がむけるなどのリスクがあります。
さらに、アルコールにも刺激はあります。
ほかでは、最近使用頻度は減りましたが、PG(プロピレングリコール)という保湿成分やシャンプーなどに使われるラウリル硫酸Naという界面活性剤も刺激性があります。
<参考記事>
*美意識の高い30代~50代女性のエイジングケアとヒト幹細胞培養液
Q58.いい成分は分かるが、どんな成分が入っているものは辞めたほうがいいのか知りたい。(目薬に塩酸系のものが入っていると一時的な効果はあるが血管が収縮してまうので本当は良くないなど)
Q57と同じ考え方で良いと思います。
一方で、ジメチコンなどのシリコーン、カルボマーなどの高分子ポリマーが悪者扱いされることがありますが、刺激性はほとんどありません。
また、パラベンやフェノキシエタノールなどの防腐剤も、多くの場合、低濃度配合なのであまり心配はいりません。
<参考記事>
*ジメチコンが危険って本当?その効果と安全性や都市伝説を徹底検証!
*パラベンとは?パラベンフリー化粧品のメリットとデメリット!
Q59.乾燥、しわ、しみ、毛穴等、全ての肌悩みに改善アプローチしてくれる基礎化粧品はありませんか?
美容成分ではなくて「製品」のお話でしょうか。
期待する効果が、「改善」ではなく「予防」ということなら選択肢はあると思います。
ただし、この中で「しわの改善」と「シミの予防」は医薬部外品の効能です。
ご質問への回答は、「肌悩みに対してマルチなはたらきのある成分が何かを知って、それを配合した基礎化粧品を選ぶこと」になります。
私たちのおすすめの成分としては、次の7つです。
- ナールスゲン
- ネオダーミル
- ナイアシンアミド
- ビタミンC誘導体(特に、3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸やAPPS)
- ヒト型セラミド
- プラセンタエキス
プロテオグリカン
アイテムとしては、一例としてナールスピュアで説明します。
まず、乾燥についてはナールスゲン、プロテオグリカン、ウィルブライドS-753、グリセリンなどの保湿成分によってケアが可能です。
続いてシワですが、ナールスピュアは医薬部外品ではないので「シワ改善」を謳うことはできません。
ただ、医薬部外品としても使われるナイアシンアミドやビタミンC誘導体を配合しているので予防的なケアは可能です。
シミについてもナールスピュアは美白化粧品ではないため、「シミ予防」を謳うことはできません。
ただ、上記のように、医薬部外品としても使われるナイアシンアミドやビタミンC誘導体そのものに、メラニン抑制のはたらきがあります。
最後に毛穴です。
乾燥、皮脂分泌過剰、肌老化など、さまざまな原因があります。
乾燥に対しては保湿成分、それ以外はビタミンABCなどがケアのための成分です。
ナールスピュアにはビタミンBであるナイアシンアミドとビタミンC誘導体を配合しています。
シミは主にメラニンの過剰分泌が原因ですが、ほかの多くの肌悩みは乾燥肌が原因の場合が多々あります。
また、乾燥肌が引き金になって肌老化も進むので、まずは保湿ケアをしっかり行うことが大切です。
<参考記事>
Q60.効果の見方
この質問の意味を理解するのは、難しいです。
「化粧品を使った効果をどのように判断するか?」という意味で解釈して回答させていただきます。
まず、大前提として化粧品は、あくまで緩やかなはたきのアイテムであり、医薬品のような治療効果をもたらすものではないことです。
だから、真皮や皮下組織、表情筋などが原因で目立つ顔のたるみや深いほうれい線を改善する効果は期待できません。
また、ひどいアトピー性皮膚炎などを治すこともできません。
最近では、さまざまな機能性の高い成分が登場し、医薬部外品では「シワ改善」「肌荒れ改善」などの効能があるものも登場していますが、効果には限界があります。
その上で、効果をどう見るかですが、次のポイントを挙げさせていただきます。
- 少なくとも刺激などがなく、気持ち良く使い続けることができる
- しっかりと潤いを感じて一定期間使うと(1か月〜2か月)、乾燥肌を感じないようになる
- 乾燥が原因で目立つ肌悩みの場合は、それが目立たなくなることもある。
(例:乾燥による小じわ、乾燥による毛穴、乾燥によるくすみなど)
- 周りから肌の変化を指摘される
- 百貨店などの化粧品コーナーで、水分チェックを定期的に行うことで改善傾向が確認できる
自分自身で鏡を見て肌が明るくなったと感じることができる
<参考記事>
3.まとめ
ナールスが実施した2021年4月のインスタグラムでのアンケート調査において、お寄せいただいた全質問のうち、Q41~Q60の質問内容と回答をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
これまで、ナールスエイジングケアアカデミーを通したアンケート調査を行ったことはありましたが、インスタアンケートは今回が初めての試みでした。
化粧品の選び方から使い方まで、さまざまなご質問をいただきました。
きっと、同じような疑問をお持ちの方も多いと思います。
この記事「インスタからの美容やコスメについての疑問に回答No.41~No.60」が、エイジングケア世代の皆様のお役に立てば幸いです。
<謝辞>
今回、ナールスのアンケート調査にご回答いただきました皆様に、この場を借りて深く感謝申し上げます。
お一方お一方からご質問をいただいたことで、今回のような記事を執筆・編集することができました。
あらためて厚く御礼申し上げます。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、お客様にご参加いただいた座談会やスキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。下記から、どうぞ。ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」
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