認定NPO法人「健康ラボステーション」理事長インタビュー

認定NPO法人「健康ラボステーション」理事長

今回は認定NPO法人健康ラボステーションの理事長である浦田千昌さんにインタビューさせていただきました。

NPO設立の経緯や考え方やイベント、活動などもご紹介します。

エイジングケアアカデミーでは、今後、エイジングケアやスキンケアに限らず健康やアンチエイジングなどの情報も幅広く提供します。

認定NPO法人「健康ラボステーション」理事長インタビューの目次

1.認定NPO法人「健康ラボステーション」とのかかわり

かかわりのイメージ

当社、株式会社ディープインパクトと認定NPO法人健康ラボステーションさまとのかかわりは、ナールスブランドの初のエイジングケア化粧水であるナールスピュアの新発売の少し前です。

当社は、2013年5月18日~19日の2日間にわたって、グランフロント大阪で開催された「Beautiful-aging Festa 2013」にて、ナールスピュアの新発売プロモーションのために出展しました。

その際、同じイベントに健康ラボステーションさんも参加者への血流測定サービスで出展されていたのです。

その後も、「健康寿命をのばそう!スマート・ライフ・プロジェクト」の関西連絡会や、ナールスピュアのモデルをお願いしている高岡よしみさんが理事長を務める一般社団法人 日本姿勢と歩き方協会のイベントなどで、当社代表の富本充昭が理事長の浦田千昌さんとお会いする機会がありました。

そんな交流の中で、お互いに健康や、アンチエイジング、エイジングケアなどについてお話しすることも増えてきました。

エイジングケアアカデミーとしても、今後、エイジングケアやスキンケアだけでなく健康関連の多くのコンテンツを掲載したいと考えていました。

そんな経緯からこの度、丁度よいタイミングがあって、認定NPO法人健康ラボステーションの理事長である浦田千昌さんにインタビューさせていただくことになりました。

浦田千昌さんインタビュー 写真1


2.認定NPO法人健康ラボステーションの設立の背景や経緯、組織について教えていただけますか?

経緯のイメージ

1)個人的な想いが健康ラボステーション発足に大きな影響を与えました

健康ラボステーションの「理事長あいさつ」でも詳しく触れていますが、父が若くして肝臓がんで亡くなったことが大きな要素の1つです。

父が亡くなった当時、私は、調剤薬局のチェーンの会社で勤めていました。

そんな医療に携わる仕事をしていたにも関わらず、健康管理が不十分な父を十分サポートできなかったことが死期を早めたという思いがあり、きっかけの1つとなりました。

自分が医療に携わる仕事を続ける中で、父と同じように健康管理が不十分な方もまだまだ多いので、大切な人のためにも健康でいる方が一人でも増えればと思うようになりました。

この思いが膨らみ、健康づくりの大切さを伝えていく発信拠点を創りたいと思い、健康ラボステーションを立ち上げました。

また、地元である大阪の方々のがん予防や早期発見への意識が低いことも気なっています。

大阪のがん検診受診率は、全国最低レベルです。

がんは早期発見が重要なことは今やだれもが知っていますが、身近にいる人々の意識が低いことが少し残念です。

そんな状況を少しでも改善し、大切な人にいつまでも健やかな人生を過ごしてもらえるよう、これからも活動を続けていきたいと思います。

2)活動開始からNPO法人発足へ

2010年から勤めていた調剤薬局(「カイセイ薬局」)の協力のもとに「地域に出向く薬剤師」をコンセプトに開始しました。

具体的には、薬剤師が老人施設へ出向いたり、病院内セルフ健康チェックをサポートしました。

また、ウォーキング大会やマラソン大会、グランドゴルフ大会に赴き、健康測定会や健康相談も実施しました。

この活動を始めて、3年経過した2013年、測定者数が1万人を突破。

多くの方々が自身の健康状態に関心を持っていることを知ることができました。

その結果を受けて、この活動が単なるイベントでの測定会、相談会で終わってしまうのではなく、継続して自身の健康管理を行うきっかけになる取り組みにしたいという想いから、健康ラボステーションを設立するに至りました。

そして、2015年に認定特定非営利活動法人として認定を受け、現在に至っています。

浦田千昌さんインタビュー 写真8

3)NPO会員は医師など専門家が中心で組織化

理事長は私です。

副理事長は、武蔵国弘先生(医療法人創夢会むさしドリーム眼科 理事長 NPO法人MVC メディカルベンチャー会議代表理事)と佐藤守仁先生[堂島ライフケアクリニック院長(抗加齢専門医)、日本メディカルサプリメント協会 理事]にお願いしています。

正会員は、医師、管理栄養士、医療ジャーナリストなど、医学や医療の専門家が中心の組織です。


3.認定NPO法人健康ラボステーションの活動の概要を教えていただけますでしょうか?

NPO

事業は、大きく4つに分かれます。

1つ目は、地域住民の方々を対象に医療機関、介護施設、行政関係、民間企業などでのセルフ健康チェック事業です。

気軽に受けられる健康チェックでみなさまの健康意識を向上させ、病気を未然に防ぎ、疾病の重篤化を避けることを目的としています。筋力、血流、体内糖化度などの測定や身体成分の分析測定などです。

2つ目は、健康関連の研究、商品・サービスの開発チームとの共同活動・調査事業。

一般企業・研究機関と健康関連の商品・サービスの共同研究を行っております。

共に研究開発を進めることで、健康に対する新たな商品・サービスなどの価値の提供を目的にしています。

そして、3つ目が各種講座、セミナーの開催(市民向け、医療従事者向け、介護従事者向けなど)事業として、一般の方や医療・福祉関係者へ向けた講座やセミナーの企画・開催、またセミナー講師の手配なども行っております。

最後の4つ目は、美と健康をテーマにしたイベントの企画・開催(ウォーキングイベントやアロマ教室、ランニングフェスタ)事業、企業様と連携し、テーマに沿ったイベントの企画や開催運営を行っております。

活動概要 写真12


4.研究活動やイベントについて、具体的に教えていただけますか?

イベントや活動のイメージ

1)健康科学イノベーションセンター定例測定会

まず、定期的に行っているのが、健康科学イノベーションセンター定例測定会です。

毎月、第3水曜日の10時~18時まで、グランフロント大阪北館タワーC 9階の大阪市立大学健康イノベーションセンターで開催しています。

健康科学イノベーションセンター定例測定会の詳細

2)今後のイベント

今後のイベントについては、下記をご覧ください。

健康ラボステーションの今後のイベント

例えば、神戸酒心館とのタイアップイベントである「健康測定会@神戸酒心館」があります。

2018年11月10日(土)、11日(日)に健康ラボステーションの法人賛助会員である株式会社神戸酒心館さんとのタイアップイベントを行います。

株式会社神戸酒心館さんと言えば、ノーベル賞の晩餐会で振る舞われた世界で愛されるブルーボトル 「福寿純米吟醸」で有名な蔵元さんです。

同社は健康にも意識が高く、健康ラボステーションにもご協力いただいています。

この2日間は神戸酒心館さんの蔵開きが行われるイベントがあり、健康測定:血流測定、糖化度測定、筋力測定(握力、内転筋・外転筋)をこの場で行います。

誰でも無料で参加可能です。(測定は有料です)

美味しいお酒も飲めて健康チェックもできるので、ぜひ、ご参加ください。

酒心館イベントカレンダー

そのほかには、2018年12月2日(日)に、花博記念公園鶴見緑地で第4回「CITY RUNNING FESTA」を開催します。

種目は、個人の部では5km、10km、そしてチーム形式でフルマラソンとハーフマラソンがあります。

また、フリーマーケットとグルメフェアを同時に開催します。

第4回「CITY RUNNING FESTA」のちらし

シティランニングフェスタ 案内リーフ

3)研究活動について

①1万人の健康計測プロジェクト

最も大きなプロジェクトとして、「1万人の健康計測プロジェクト」が始まっています。

これは、理化学研究所が中核機関であるリサーチコンプレックスから受託した事業です。

2018年9月から2019年2月をめどに、20歳以上65歳以下の健康な方のデータを測定し、その結果をもとに生活習慣の改善や行動変容につなげることを目的としています。

案内リーフレットこちらをクリック

1万人の健康計測プロジェクト 案内リーフ

②生活習慣と常在微生物叢に関する研究

もう1つは、2017年11月から大阪で働き盛りの100人を対象にした腸内フローラの研究を開始しています。

このプロジェクトは、健康ラボステーションと医薬基盤・健康・栄養研究所によるもので、2022年までの約5年にわたって実施されます。

この研究では、腸内細菌などの常在微生物叢や生活習慣と健康(疾患)の関連性を明らかにすることを目的としています。

生活習慣と常在微生物叢に関する研究


5.認定NPO法人健康ラボステーションの活動の将来展望を教えていただけますか?

将来のイメージ

現在、私たちの測定会には、健康意識の高い方の参加が多く、私たちスタッフが健康への取り組みについて学ばせていただくことも多くあります。

もちろん、健康意識の高い方々にも引き続き、私たちの活動を利用していただきたいと思っておりますが、それ以上に、「健康に対して無関心である層=健康であることが当たり前だと思っている層」の方々に働きかけをしていきたいと思っています。

例えば、働きざかりのサラリーマンやOLのみなさま、子育てで忙しいお母さん、ジャンクフードが好きな子供たち、そして、これから子供を産む妊婦さんに、健康のありがたさ、それを守るためには、今から健康に対する意識を少し変化させてほしいのです。

現在は、この層に働きかけをするために、企業さまに向けて、社員向けの測定会のご提案をさせて頂いています。

コニカミノルタさまや住友商事グループさま、NTTネオメイトさま、住友化学さまなどから定期的な測定会の依頼を受けています。

簡易測定ではありますが、健康診断では受けられない測定を受けていただき、管理栄養士や薬剤師と普段の何気ない食習慣や運動について話をすることで、健康に対する行動変容を起こしていただこうという取組みです。

その他にも、小学校で親御さんに向けての食育のセミナーなども行っています。

このような取組みを継続することで、元気な方が、健康であることに感謝し、自分の身体と心を気遣う時間を少しでもつくっていただければと思います。

1人でも多く、自分の身体と心を思いやる人を増やすこと、これこそが、健康寿命の延伸につながるのだと思っています。

浦田千昌さんインタビュー 写真10


6.編集後記

お肌の基本

いつもフランクで明るい浦田千昌さんですが、今回も急な申し出にもかかわらず快くインタビューをお引き受けいただきました。

インタビューでご理解いただけたと思いますが、認定NPO法人健康ラボステーションは、関西を中心に企業や個人の健康やアンチエイジングを支援するためにさまざまな取り組みを実現されています。

楽しいイベントに無料またはリーズナブルな費用で参加できますので、ぜひ、一度、イベントなどを覗かれてはいかがでしょうか?

エイジングケアアカデミー編集部では、これからイベントに参加してレポートをする予定です。

<本記事のインタビュー・執筆>

株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

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