皮膚科医1,023人へのアンケートからわかる、効果ある美白ケア

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エイジングケア世代にとって「美白」は永遠のあこがれ。今回は、皮膚科医1,023人を対象に行われた「美白ケア」に関するアンケート調査の結果とともに、美白に良い成分の効果などもご紹介します。

皮膚科医が実践している美白ケアやオススメのエイジングケア化粧品アイテムや成分を知ることで、ご自身のエイジングケアに役立ててください。

目次を紹介する女性のイラスト

1.エイジングケア世代にとって「美白」は永遠のテーマ!?

美白をキープするエイジングケア世代女性

「皮膚科医1,023人へのアンケートからわかる、効果ある美白ケア」をお届けします

エイジングケア世代の女性にとって、キメが整って透明感のあるお肌をいつまでも維持したいという想いがあるのではないでしょうか?

でも、シミそばかすくすみなど美白の邪魔となる肌悩みに悩まされている人も多いのではないでしょうか。美白ケアについて、正しい知識を持ってケアをすることで、これらの肌悩みの解消につながります。

今回は、ドクターズコスメ スキンシークレットが行った、皮膚科医を対象とした「美白ケア」に関する調査の結果をご紹介しますとともに、美白に効果的な成分についてもご紹介します。

皮膚科医というお肌のスペシャリストが美白を得るために行っている習慣や、オススメする美白の方法やエイジングケア化粧品成分を知ることができます。エイジングケア世代だけでなく20代のプレエイジングケア世代の方々に、毎日のエイジングケアやスキンケアの参考としてください。

調査概要:「美白ケア」に関する調査
【調査期間】2020年8月28日(金)~ 2020年8月31日(月)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,023人
【調査対象】皮膚科医
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ


2.皮膚科医1,023人に聞いた「美白ケア」に関するアンケート調査結果

アンケートに回答した女性医師

ここからは、ドクターズコスメ スキンシークレットが行った、皮膚科医を対象にした「美白ケア」に関する調査の結果をご紹介していきます。

1)皮膚科医がおすすめする美白にとって良い習慣とは?

皮膚科医にシミやくすみができる原因(上位3つを選択)を聞いたところ、最も多かった回答が「肌の水分不足」(70.3%)」で、次いで「紫外線」(68.8%)、「洗浄力の強いクレンジング」(57.5%)「寝不足やストレス」(37.8%)、「PM2.5」(32.9%)、「ブルーライト」(31.8%)と続きました。

また、シミやくすみができるのを防ぐために大事なことは何かを聞いたところ、「小まめに日焼け止めを塗る」(47.0%)と回答した人が最も多く、次いで「日傘や帽子で日焼け対策を行う」(46.4%)、「露出が少ない服を着る」(40.6%)、「十分な睡眠をとる」(31.2%)、「美白化粧品を使用する」(29.6%)、「ビタミンが多く含まれているものを食べる」(20.5%)と続きました。

<図 シミやくすみができる原因とシミやくすみができるのを防ぐために大事なこととは何か?>

図 シミやくすみができる原因とシミやくすみができるのを防ぐために大事なこととは何か?

ここで、皮膚科医が行っている美肌習慣をご紹介します。

■皮膚科医がする美白習慣

  • 乾燥を予防し、化粧水をしっかり塗る(30代/女性/兵庫県)
  • とにかく水分・ビタミンC・リコピンの摂取を欠かさないようにする(30代/男性/奈良県)
  • 保湿等のケアは欠かさず睡眠も十分取るようにしている(30代/男性/福岡県)
  • 室内でも日焼け止めをこまめに塗る(40代/女性/香川県)
  • 常日頃からこまめに保湿して肌をプロテクトする習慣(40代/女性/和歌山県)

<エイジングケアアカデミー編集部コメント>

シミやくすみの原因として、乾燥、紫外線ダメージ、強い洗浄力のクレンジングを挙げた皮膚科医が半数以上いる結果でした。お肌の乾燥や紫外線ダメージは、美肌の敵であることが改めてわかりますね。シミやそばかすの原因となるだけでなく、ほうれい線しわたるみ毛穴などの原因ともなります。また、紫外線を浴びることで肌のハリツヤを作り出す真皮にあるコラーゲンエラスチンヒアルロン酸なども変性します。そのため、お肌もたるんで、老けた印象につながってしまいます。

また、洗浄力が強いクレンジングはお肌にとって必要な皮脂まで落とすため、乾燥肌を招きかねません。エイジングケア世代の方や敏感肌インナードライ肌肌質の方は避けた方が良いでしょう。

シミやくすみ対策としてあがっている上位3つはすべて「紫外線対策」です。つまり、保湿と紫外線対策、さらに優しい洗顔やクレンジングこそが「エイジングケアやアンチエイジング」にとって基本であることを、皮膚科の先生たちも認めているということがわかります。

シミ、くすみ、そばかすなどの予防として、次の記事も参考にしてください。

<紫外線対策>
紫外線によるシミがあると見た目が10歳も老ける!ケアや対策は?
エイジングケアで本当に大切なのは紫外線対策と保湿と洗顔

<日焼け止めの選び方>
日焼け止めの使い分けと選び方は、年齢・季節・利用シーンで!
SPF値だけで決めてはダメ?! UVケアを完璧にする日焼け止め選びとは?
日焼け止めは適切な使用量を使って紫外線をブロック!
日焼け止めは正しい塗り方と使い方が大切!紫外線をカットするコツ

<クレンジングの選び方と使い方>
シミを予防するクレンジング料の選び方と使い方
くすみの予防や解消のためのクレンジング料の選び方と使い方
敏感肌や乾燥肌に使いたい!おすすめのクレンジングの選び方
皮膚科医に聞く!エイジングケアのためのクレンジングQ&A

<シミ、くすみ予防の食べ物>
紫外線対策の食べ物と飲料!日焼けや肌老化を防ぐ7つの栄養素とは?
乾燥肌は食べ物と飲み物で内側から保湿を!おすすめ10の栄養素とは?
美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで

2)皮膚科医がおすすめする美白法とは?

次に、シミやくすみにおすすめの美容法を聞いたところ、最も多かったのが「美白美容液」(35.6%)でした。次いで「美白化粧水」(25.0%)、「レーザー治療」(15.7%)、「美白サプリ」(15.0%)、「ピーリング(5.1%)、「美容点滴」(2.3%)と続きました。

毎日のエイジングケアで使うアイテムとして、美白美容液が効果的なようです。また、美容医療やエステティックサロンでの施術もおすすめの美容法として挙がっていますが、お金もかかりますし、治療を受けることに抵抗がある人もいるかもしれません。では、どのような場合にホワイトニングの治療が必要になってくるのでしょうか?

そこで、「ホワイトニングの治療・施術はどういった場合に必要と診断していますか?(上位3つ選択)」と聞いたところ、「大きなシミ」(67.6%)と回答した医師が最も多く、次いで「そばかす」(60.3%)、「色素沈着(57.9%)、「肝斑(56.4%)、「脂漏性角化症(イボ)(35.0%)」「本人の強い要望があったとき」(22.4%)と続きました。

ただし、ホワイトニングの治療をする場合は、次の点に注意すべきと回答しています。

■ホワイトニングで注意すべきこと

  • 肌質を考慮した適切な施術を行う(30代/男性/神奈川県)
  • やりすぎないこと(30代/女性/北海道)
  • 効果には個人差がかなりあるので注意が必要です(40代/男性/福島県)
  • 短期間で結果を望まない(50代/男性/埼玉県)

 

<図 シミとくすみにおすすめの美容法/ホワイトニングの治療・施術はどのような場合に必要か?>

図 シミとくすみにおすすめの美容法/ホワイトニングの治療・施術はどのような場合に必要か?

<エイジングケアアカデミー編集部コメント>

肌悩みを解決するのに限界を感じたなら、医療やエステテでの施術を受けるのも一つの方法だと思います。美白化粧品で毎日エイジングケアをしていても、シミが大きくなって来たり、そばかすが増えたりなど、どうしても自力では解決できないことも出てくるかもしれません。

施術を受けるにあたっては、エステティシャンや医師と相談してしっかりと説明を受けたうえで、適切なケアや治療を受けるようにしましょう。

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美白に関しては、次の記事も参考にしてください。
話題の白玉点滴と主成分「グルタチオン」の効果に迫る!
グルタチオンの効果は抗酸化!医薬品や化粧品に活用
メラニン色素を減らすだけの美白は危険!役割と増やさない方法

3)皮膚科医がおすすめするシミやくすみに効果的な化粧品成分

シミ・くすみを一番効果的に抑えることができる成分は何かを聞いたところ、最も多かった回答が「ビタミンC誘導体」(52.1%)で、次いで「トラネキサム酸」(21.9%)、「アルブチン(20.0%)」、「コウジ酸(4.7%)」と続きました。

<図 シミ・くすみを一番効果的に抑えることができる成分は何ですか?>

図 シミ・くすみを一番効果的に抑えることができる成分は何ですか?

それぞれをおすすすめする理由は次の通りです。

■皮膚科医が選ぶ!シミ・くすみにおすすめな成分
ビタミンC誘導体

  • シミを作るメラニンのもとチロシナーゼの働きを阻害する働きがある(30代/男性/東京都)
  • 皮膚細胞の形成に大きく影響する成分であるため(40代/女性/北海道)
  • まず肌のベース環境を整えるのにビタミンCが大事だから(40代/女性/和歌山県)

トラネキサム酸

  • シミの原因となるメラニンの沈着を抑制する(30代/男性/神奈川県)
  • 内側に浸透させるため(30代/男性/大阪府)
  • 経験上で効果が有ると思ったからです(40代/男性/鹿児島県)

アルブチン

  • 美白成分が多く含まれているからです(30代/女性/千葉県)
  • 肌を活性化させる(50代/女性/埼玉県)
  • 代謝速度を速める(50代/男性/東京都)

美白を目指すためには、これらの化粧品成分が入っているエイジングケア・スキンケアアイテムを選ぶと良いでしょうね。

<エイジングケアアカデミー編集部コメント>

美白に効果的な化粧品成分の第一位は、やはり「ビタミンC誘導体」でした。ビタミンC誘導体は美白化粧水や美白美容液、美白クリームなどに配合されます。詳しくは後述しますが、今回のアンケートで美白美容液の効果を感じるにはどれくらいの期間が必要かも調査されています。

「2週間以上~1か月未満」が28.5%、「1か月以上~2か月未満」が29.7%と、6割近くが2週間~2か月と回答しています。

これは当然の結果と言えます。化粧品は医薬品ではありませんから即効性はありませんし、お肌のターンオーバーには個人差があります。だから早い時期に効果が感じられる人もいれば、時間がかかる人もいます。大切なのは、化粧品の効果をしっかり受け止めるためには、日常の生活習慣や食生活をととのえて、からだの内側からもお肌のターンオーバーを正しく導き、健康な肌をキープすることです。


3.オススメの美白成分「ビタミンC誘導体」の効果とは?

ビタミンC誘導体のイメージ

ビタミンC誘導体と一口に言っても、大きく3つの種類に分かれています。それは、水溶性ビタミンC誘導体油溶性ビタミンC誘導体、そして両親媒性ビタミンC誘導体です。

ビタミンC誘導体には、以下の効果があります。

  • メラニン生成を抑制することによる「美白効果」
  • 皮脂をコントローするする働きによる「ニキビの予防・改善効果」や「毛穴の引き締め、詰まりを改善する効果」
  • 活性酸素を取り除くはたらきによる「抗酸化作用」
  • コラーゲンを増やす作用による「肌のハリ、弾力のキープ」

1)水溶性ビタミンC誘導体

種類としては、「リン酸アスコルビルナトリウム(リン酸アスコルビル酸Na)」「リン酸アスコルビルマグネシウム(リン酸アスコルビル酸Mg)」「L-アスコルビン酸-2グルコシド」「ビタミンCエチル(VCエチル)」があります。

水に溶けやすいという特徴から化粧水やローションに配合されます。メリットは即効性、デメリットは刺激性があることです。

2)油溶性ビタミンC誘導体

種類としては、「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)」や「「パルミチン酸アスコルビル」があります。

水溶性ビタミンC誘導体のデメリットを改善するために作られたので、刺激性が少なく、乾燥肌や敏感肌の人にも使える成分です。また、皮膚のなかでの効果が持続するのは43時間以上と言われています(水溶性は12時間程度と言われています)。

3)両親媒性ビタミンC誘導体(APPS)

これは、水溶性と油溶性のビタミンC誘導体のメリットを併せ持っています。その1つであるAPPS(アプレシエ)は、従来のビタミンC誘導体の約100倍という高い浸透力を持ちながら、比較的刺激性が低く、水と油ともに親和性が高いのでどんな化粧品アイテムにも配合できます。デメリットは、直射日光や水、空気によって劣化しやすいので保管をするときは、これらに気をつけて保管しましょう。

また、最近「3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸」という別名「セラミドプロモーター」として知られる両親媒性ビタミンC誘導体も出てきました。このセラミドプロモーターの最大の特徴は、セラミドを増やしバリア機能を正常化することです。その他に、敏感肌の方で起こっている皮膚の神経線維が伸びている状態も改善し、抗酸化作用、コラーゲンを増やすはたらき、メラニンを抑えるはたらきもあります。


4.最近話題の美白成分「ナイアシンアミド」ってどんなもの?

ナイアシンアミドのイメージ

ビタミンC誘導体以外にも、さまざまに美白成分はありますが、最近注目されているのが「ナイアシンアミド」です。古くから化粧品で使われてきた成分ですが、2017年にシワに対する有効成分として医薬部外品の承認を得たことで一気に注目が集まりました。

このナイアシンアミドは、ビタミンBの一種で水になじみやすいことが特徴です。セラミドとコラーゲンを増やすはたらきがあるとともに、メラニンを抑えるはたらきも持っています。そして医薬部外品の有効成分として、「シワ改善」、「美白」、「肌荒れ改善」の3つで認証を受けています。

肌老化をケアするのに有用な化粧品成分で、かつ刺激性もないためどんな肌質の方にも使えます。なにより、長年使用されてきた実績がありますので、安心して使えます。


5.編集後記

「皮膚科医1,023人へのアンケートからわかる、効果ある美白ケア」をお届けしました。

若々しい印象を与えるのは、お肌の白さや透明感がポイントですよね。今回の皮膚科医を対象としたアンケート結果を見て、美肌を維持するためには「紫外線対策」をしっかりして、お肌に給水する、つまり保湿をしっかりすることが大事だということがわかりました。

どちらもエイジングケア・スキンケアの基本と言われている手段です。これからもしっかりと続けていきたいですね。

また、皮膚科医の視点で美容医療が必要なシミがどんな場合かも知ることができました。

今回の「皮膚科医1,023人へのアンケートからわかる、効果ある美白ケア」の記事が、ナールスエイジングケアアカデミーの読者のみなさまのお役に立てれば幸いです。

著者・編集者・校正者情報

(執筆:エイジングケアアカデミー編集部 やすだともよ

医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

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