平成生まれの美容アイテム1位は?時代は「平成」から「令和」に変わりました。
平成の時代、美容アイテムもさまざま誕生しましたが、その中でも画期的な美容アイテムは何でしたか?
㈱ドクターシーラボによる調査結果をご紹介します。
読みたいところから読める目次
1.平成生まれの美容アイテム第1位は?
「平成生まれの画期的な美容アイテム第1位は?やはり便利なアレ?」をお届けします。
今回のナールスエイジングケアアカデミー編集部ニュースでは、平成生まれの画期的と皆が考える美容アイテム第1位から第3位をご紹介します。
2019年4月30日で平成も終わり、新しい時代「令和」へと変わりました。昭和から平成、そして平成から令和と、まさか2回も時代の節目を経験するとは思いませんでした^^
さて、平成の30年間は、インターネットによる情報流通が爆発的に拡大しました。
美容関連でいえば、スキンケア大学などの美容関連サイトや@コスメに代表される口コミサイトなどを通して、どこにいても知りたい情報が入手できるようになりました。
また、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムなどSNS等が普及することで、企業やメディアからの一方向ではなく個人からでも情報を発信できるようになりました。
そのため、流行やトレンドの伝播スピードはどんどん加速する一方で、廃れるのもあっという間でした。コスメや美容関連も例外ではありません。
そんな中、平成時代に愛され、深く浸透した美容アイテムは何だったでしょうか?
株式会社ドクターシーラボが、美と健康を支えるさまざまな美容アイテムが生まれた平成30年間の振り返りとして、「画期的だと思ったアイテム」について、20~59歳の男女464名を対象にアンケート調査を実施しました。
その結果をご紹介します。
今、エイジングケア世代の多くの方は、平成が始まったころはまだ小さかった方や少女だった方も多いと思います。
そんな方の多くは、平成以前に生まれ、平成の期間を過ごして令和に至って、全員が30代のエイジングケア世代や40代のエイジングケア世代に。
さて、平成生まれの画期的な美容アイテム第1位は、何だったのでしょうか?
平成生まれの画期的な美容アイテム第3位から順にご紹介します。
1)平成生まれの画期的な美容アイテム第3位「飲む日焼け止めサプリ」
また、帽子やサングラスなども大切な紫外線対策グッスです。
これらは、外からの紫外線を防ぐ発想でした。
お肌に塗付するタイプの日焼け止めには紫外線吸収剤や紫外線散乱剤などが配合されています。
こうした成分に対して、敏感肌の人などは刺激を感じて、肌荒れなどの肌トラブルを招く可能性もありますね。
そんな中、日焼け止めサプリの発売で、その常識が覆されました。
これが、平成生まれの画期的な美容アイテム第3位としてランキングされました。
平成生まれの画期的な美容アイテムと回答した方が、31.8%でした。
サプリだと外からお肌への負担がかからないので、使いやすいという人もいるのではないでしょうか。
飲む日焼け止めの成分として、ニュートロックスサンなどの知名度も上がってきましたね。
ニュートロックスサンには紫外線吸収作用はありませんが、強力な活性酸素の除去作用があり、作用時間が長いのがメリットです。
最近では、この成分を配合した日焼け止めサプリメントも増えていますね。
どちらを使うにせよ、紫外線対策の選択肢が増えることは良いことですよね。
もう1つ忘れてはいけないのが、紫外線を浴びた後のアフターケア。
塗るタイプ、飲むタイプどちらを使っても、ビタミンACEを食べ物で摂ったり、酸化を防ぐ成分や炎症を防ぐ成分が入ったエイジングケア化粧品を使うことをオススメします。
紫外線のアフターケアも、美肌やエイジングケア、アンチエイジングに必須ですよ。
2)平成生まれの画期的な美容アイテム第2位「BBクリーム」
「BBクリーム」が、韓国から日本の美容シーンに上陸してきたときは、美容雑誌や口コミでまたたく間に美容女子に広がりました。
韓国コスメも、これがきっかけで注目され始めたように思います。
これが、平成生まれの画期的な美容アイテム第2位にランキングされました。
平成生まれの画期的な美容アイテムと回答した方が、37.1%でした。
BBクリームのBBって、「Blemish Balm」の略で、「傷を修復する軟膏」という意味だそうです。
ピーリング後のデリケートになっているお肌を守るために開発されたアイテムだそうです。
メイク下地、コンシーラー、ファンデーションの役割があるので、BBクリームの上からパウダーをはたくだけで、ベースメイクが完成。
UVケア成分も入っているものもあるので、これ1本だけで、時短で外出できるのが魅力の一つですよね。
3)平成生まれの画期的な美容アイテム第1位「オールインワンジェル」
スキンケアやエイジングケアでは、化粧水、美容液、保湿クリーム、目元美容液などさまざまなステップでアイテムを使うことが当たり前でした。
そんな中、平成になって「オールインワンジェル(オールインワンゲル)」の登場で、 “「これひとつ」でスキンケア完了”という新しい常識をつくりました。
忙しく過ごしている人にとって、これを塗るだけでお手入れが終わるというコンセプトは画期的でした。
さらに「時短」に加えて、乾燥、シミ、毛穴、肌荒れ、シワなどのお肌悩みにアプローチができ、いろいろな化粧品を買わずに済むのでコストも安くなったのが、女性から大きく支持を得た理由の一つでしょう。
これが平成生まれの画期的な美容アイテムのNo.1に選ばれました。
平成生まれの画期的な美容アイテムと回答した方が、40.5%でした。
40%を超えたのは、オールインワンジェルだけでした。
いまでは敏感肌用や美白効果があるものなど、その種類や特徴もさまざまなものが発売されていて、定番中の定番となった美容アイテムといえます。
といっても、化粧品成分や技術のことを知れば、「製品の画期性」というより「コンセプトやマーケティングの勝利」なのですが…。
それについて知りたい方は、「オールインワン化粧品とは?ゲルとジェルの違いとその真実」を読んでみてくださいね。
<平成で一番画期的な美容アイテムの結果>
(データ:(株)ドクターシーラボ)
4)4位はクレンジングシート
4位に入ったのがクレンジングシート。
旅行や出張に持っていけるので、確かにメイク落としが便利です。
しかし、拭き取る際にお肌をこすってしまい、摩擦による肌ダメージを受けやすいというデメリットがあります。
強くこすり過ぎれば、メラニンが過剰にできて炎症性色素沈着の原因になることもあります。
だから、シートタイプは、常用するにはあまりオススメできません。
2.令和に期待するスキンケアアイテムとは?
1)1位は「若返り&アンチエイジング」
平成生まれの画期的な美容アイテムのアンケート結果がでましたが、新しい時代のスキンケアアイテムとして期待するものは何か?に対して、最も多かったのが、細胞レベルで若返るものなど「若返りとアンチエイジング」の声でした。
自分自身の細胞を培養するスキンケアやエイジングケアへの期待がありますが、技術の汎用化で身近なスキンケアになったらなとも思いますし、iPS細胞の美容への応用なども期待したいですよね。
そうなると、医療と美容の境目が難しくなるので、法整備の問題も出てきそうですが…。
ただ長生きするのではなく、健康で長生きできる「健康寿命」が注目されている現在、若々しくありたいというのは誰もの願い。
一億総アンチエイジング時代が来るかもしれませんね。
<令和時代に期待するスキンケア>
(データ:(株)ドクターシーラボ)
なお、幹細胞コスメに関しては、「美意識の高い30代~50代の女性が実践しているエイジングケアって?」や「ヒト幹細胞コスメとは?効果と役割、安全性を知ろう!」でも紹介しているので、参考にしてくださいね。
2)2位から5位は?
第2位は、「シミが消える美白」、」第3位は「もっと簡単に時短ケアしたい」、第4位はUVケア、第5位は毛穴/シワでした。
このうち、第3位を除けば、肌老化や光老化の対策なので、第1位の「若返り&アンチエイジング」に通じるものがあります。
シワに関しては、ニールワン、ナイアシンアミド、レチノールといったシワ改善の効能を持つ医薬部外品の有効成分を配合したシワ美容液が登場して、いずれもヒット商品となっています。
UVケアに関しては、貼る日焼け止めが登場していますが、わたしたちは、UVケア加えてブルーライトや近赤外線をカットできる日焼け止めなどが、今後求められるのではないかと考えています。
3.平成も令和も変わらないスキンケアやエイジングケアの本質は?
今回は、「平成時代に愛され、深く浸透した美容アイテムは何?」というとても興味深いアンケートでした。
多分、令和時代もさまざまな美容アイテムが発明・開発され、私たちのスキンケアやエイジングケアを便利にしてくれるでしょう。
ぜひ、そうなることを期待したいですね。
一方、どんなに素晴らしい美容アイテムが登場しても、お肌にとって大切なことの本質は変わりません。
まず、正しい洗顔やクレンジングでお肌を清潔に保つこと、そして保湿を正しく行って乾燥肌を防ぐこと、紫外線対策で肌老化を防ぐことです。
どんなに素晴らしい美容アイテムを使う場合も、エイジングケアに大切な3つをいつも意識しましょう。
平成から令和に時代が変わってもスキンケアやエイジングケアの本質は大切にしたいですね。
4.編集後記
今回は、ドクターシーラボさんが実施したアンケート調査による平成生まれの画期的な美容アイテム第1位から第3位、加えて4位をご紹介しました。
また、令和時代に期待するスキンケアについてもご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
平成生まれの画期的な美容アイテムのアンケート結果は、納得の3アイテムでした。この3つの中では、個人的には、ちょっとそこまで買い物に…というときに、BBクリームは大助かりしています。
私自身が選ぶとしたら、化粧水をナノ化してお肌の中まで届けるというスプレーと、卓上スチーマーでしょうか。
どちらもエイジングケアの周辺機器ですが、健やかなお肌の基本である「保湿」が手軽にできるので、欠かせないアイテムとなっています。
平成生まれの画期的な美容アイテムに、ナールスゲン化粧品がランキングされなかったのは残念ですが、令和でも愛されればうれしいです。
この記事「平成生まれの画期的な美容アイテム第1位は?やはり便利なアレ?」が、平成から令和へ変わる時代のスキンケアやエイジングケアでお役に立てば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
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