2020年冬の肌荒れに備える!自分の地域の肌荒れ注意度は?

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冬はただでさえ、気温と湿度が低下し肌荒れや乾燥肌になりやすい季節。

気温の寒暖差による肌トラブルを啓発するため資生堂ジャパン(株)と日本気象協会が「寒暖差肌荒れ注意度 全国ランキング」を発表しました。

2020年冬の肌荒れに備えて、ご自身の地域の肌荒れ注意度を要チェック!また、冬に備えて行いたい肌荒れケアの方法もご紹介します。

目次を紹介する女性のイラスト

1.冬が来る前に知りたい、お住まいの地域の寒暖差肌荒れ注意度は?

寒暖差で肌荒れになった女性のイラスト

「2020年冬の肌荒れに備える!自分の地域の肌荒れ注意度は?」をお届けします。

1)寒暖差が与えるカラダへの影響

2020年も11月を迎え、あと1カ月もすれば本格的な冬が到来します。

11月になると気温や湿度もぐっと下がり、1日の「寒暖差」が大きくなる季節です。また、暖房を使う日も増えることもあり、室内と外との気温差も大きく感じ、ここでも私たちのからだは「寒暖差」にさらされます。

この寒暖差が、私たちのからだに「寒暖差疲労」を招くのをご存じですか?

温度の変化に対応するため、自律神経が熱を作ったり、熱を逃したりして体温を調節し、エネルギーを多く消費します。そのため、交感神経と副交感神経の切り替えバランスが崩れ、以下のような症状が起こりやすくなります。

  • 肩こり
  • めまい
  • 頭痛
  • 冷え
  • 睡眠障害
  • イライラ
  • 鼻水・鼻づまりなどのアレルギー性鼻炎のような症状   など

2)寒暖差が与える肌への影響

からだに症状が現れるということは、もちろんお肌にも影響があります。

冬の季節になるとバリア機能が低下してはお肌の水分の保持力が下がります。また、ターンオーバーの乱れも起こりやすくなります。
これらが、肌荒れ敏感肌の原因につながります。

その結果、乾燥によるかゆみ・かさつきが出たり、肌荒れやお肌がゴワつくいったお肌のトラブルが起こりやすくなります。

この時期は、ボディの乾燥も気になりますし、特に高齢の方やお子さんの乾燥肌に気をつける必要があえります。

<参考情報>
*低体温は体調不良のもと!体温を高く保つ5つの生活習慣で健康と美肌
*体温アップで免疫を高める!不眠・肩こりを改善して健康と美肌へ
*高齢の方の乾燥肌と肌トラブル!原因と対策・治療は?
*子供・赤ちゃんの乾燥肌対策は正しい保湿で!NGに注意

このように寒暖差は肌に悪影響が大きいのです。

そこで、今回は、寒暖差による肌トラブルを啓発するために、資生堂ジャパン株式会社日本気象協会が協力して、「寒暖差肌荒れ注意度 全国ランキング」を発表しましたので、ご紹介します。


2.「寒暖差肌荒れ注意度 全国ランキング」の結果

寒暖差肌荒れ注意度全国ランキング

ここからは、資生堂ジャパン株式会社と日本気象協会が協力による、「寒暖差肌荒れ注意度 全国ランキング」の結果をご紹介します。

1)「寒暖差肌荒れ注意度 全国ランキング」とは?

2017年~2019年の10月1日~12月31日における、「気温の前日差」「1週間積算気温差」「1日気温差」「屋内外気温差」などの要素をふまえた「寒暖差肌荒れ指数(※1)」をだし、それをもとに全国47都道府県の寒暖差を数値化し、寒暖差肌荒れに注意すべき県をランキングにしたものです。

※1:寒暖差肌荒れ指数とは、日本気象協会が保有する気象コンサルティングのノウハウを元に、前日との気温差や一週間を通しての気温差など、さまざまな期間の気温差や湿度のデータと、資生堂の持つ肌や美容に関する研究結果などの知見を加味して算出された指数のことです。秋冬の日々や屋内外の気温、湿度の状況から、肌の乾燥・肌荒れに対するリスクレベルが5ランクに分けられています。

2)「寒暖差肌荒れ注意度 全国ランキング」の結果

寒暖差肌荒れ注意度 全国ランキング

全体として、南の地域よりも北の地域、沿岸部よりも内陸部、日本海沿岸よりも太平洋沿岸や瀬戸内沿岸で分布する傾向が見られました。

ランキングが上位の地域には、1)寒冷地を中心とした「屋内外気温差」および「1週間積算気温差」のポイントが大きい地域、2)内陸を中心とした「1日の気温差」および「最小湿度(※2)」のポイントが大きい地域、という2種類の特徴がありました。

※2:最小湿度は、一日を通して観測すると、一番小さな値になるときの湿度を指しています。

3)全国ランキングの詳細結果

【第1位 北海道】
1週間積算気温差、気温の前日差、屋内外気温差と3つの分野で1位でした。秋~冬にかけて全国で最も早く、かつ急速に気温が低下し、気温差が大きくなる地域です。また、全国で唯一、平均気温の前日差が10℃を超える日がありました。

  • 1週間積算気温差:1位(-7℃未満になった日が61%)
  • 屋内外気温差(推定):1位(10℃以上となる日が72%)
  • 調査対象期間における前日差の下降幅:1位(10.4℃)
    2019年11月24日の平均気温:11.8℃
    2019年11月25日の平均気温: 1.4℃

【第2位 群馬県】
1位になった要素はないものの、各要素で高いランクとなったため、総合で第2位となりました。
北部・東部・西部は連なる山々に取り囲まれ、南東部のみ関東平野が開けている起伏の多い複雑な地形をしている内陸県。この地形が、冬のからっ風など気候に大きな影響を及ぼしています。

  • 日最小湿度(乾燥):2位(日最小湿度が45%未満の日が64%)
  • 1日気温差:11位(1日の中での気温差が5℃以上の日が75%、10℃以上の日が12%)
  • 1週間積算気温差:9位(-7℃未満になった日が37%)
  • 屋内外気温差(推定):17位(10℃以上となる日が38%)

【第3位 山梨県】
日最小湿度が(乾燥)が1位、1日気温差が2位で、総合で第3位となりました。
盆地特有の冬の乾燥と、昼夜の気温差の大きさは、ランキングが高くなりやすい地域といえます。

  • 日最小湿度(乾燥):1位(45%未満の日が68%)
  • 1日気温差:2位(気温差が5℃以上の日が79%、10℃以上の日が24%)

【その他の地域】
東京都は全国第24位で、一見心配がいらないよう地域のようですが、解析対象期間中の半分近くで湿度が低く、1日の気温差が10℃を超える日もあり、注意が必要な地域といえます。
また、群馬県、山梨県、埼玉県、栃木県、長野県と、関東北部と甲信地方の内陸部が10位以内に集中的にランクインする結果となりました。

寒暖差肌荒れ注意度全国ランキングの表

なお、この寒暖差肌荒れ指数は、天気予報専門メディア 「tenki.jp(てんきじぇーぴー)」にて公開されています。更新は1日12回で、当日・翌日・週間の情報が発表されています(提供期間:2021年3月31日(水)までを予定)。

<tenki.jp(てんきじぇーぴー)>
パソコン:https://tenki.jp/indexes/gap_temp/
スマートフォン:https://tenki.jp/lite/indexes/gap_temp/

<エイジングケアアカデミー編集部コメント>

全国10位以内のうち9件が東日本で、しかも海のない県が多いですね。しかし、予想外にも西日本から高知県が10位、岡山県が11位にランクインしています。

高知県は北に四国山地があり、特に冬は北西の季節風が四国山地に吹き付けるため雪が意外に多く、気候の変化に影響が大きいからだと言えます。岡山県も「晴れの国」と呼ばれていますが、瀬戸内海側だけでなく、中国山地側の県北部や盆地を中心とした内陸部もあるため、寒暖差の影響が大きいようです。

ご自身のお肌やカラダの不調に備えるために、日頃の寒暖差に気をつけていただき、ご自身の地域が何位にランクインしているかをエイジングケアやアンチエイジングのご参考にしてください。


3.どうすればよい?冬に備えた肌荒れのスキンケア

冬に備えたスキンケアをする女性

冬に突入する前に、11月にやっておきたいスキンケアは、いつにも増して「保湿」を意識しましょう。

保湿化粧水エイジングケア化粧水エイジングケア美容液に加えて、乳液保湿クリームを使ってお手入れをします。

化粧水では、ナイアシンアミド3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸が配合されているものだと、お肌の保湿に必須のセラミドを増やしてくれます。また保湿クリームは、ヒト型セラミドが配合されているセラミド配合クリームが特にオススメです。

その他に、湿度が低下し空気が乾燥してくる季節は、お肌の水分が蒸発しやすくなります。だから、シアバタースクワランなど油溶性のエモリエント成分を補うこともオススメです。

もちろん、冬は優しい洗顔クレンジングは大切です。
また、UVAは冬でも降り注ぐので紫外線対策も意識しましょう。

ナールスエイジングケアアカデミーでは、冬のスキンケアやエイジングケア、肌荒れ対策に関する記事をたくさん用意しています。
寒暖差が大きくなる季節のエイジングケア・スキンケアに、次の記事も参考にして下さい。

<冬のスキンケアやエイジングケア>
冬に多い肌トラブル・肌悩みの種類と解決法
冬(12月・1月・2月)の乾燥肌対策は保湿とエイジングケア
冬でも紫外線対策は大切!光老化を予防しよう
なぜか冬はお肌がくすむ?飯塚美香さんおすすめ冬のくすみ対策
12月のスキンケア
1月のスキンケア
2月のスキンケア
冬のクレンジングは要注意!優しく正しく行おう
冬に化粧水は変える?エイジングケア的選び方と使い方
冬を乗り切るおすすめの美容液の選び方と使い方
冬こそ保湿クリームを使おう!選び方と使い方のコツ

<肌荒れ対策>
*肌荒れを防ぎたい!おすすめのクレンジング料の選び方と使い方
*肌荒れの予防と改善のためのオススメの化粧水の選び方は?
*マスクによる肌荒れ・肌ダメージを防ぐ!選び方と使用時のスキンケア
*冬の便秘!5つの原因と解消して肌荒れのない美肌になる方法
*ハトムギ種子エキス「ヨクイニン」で秋の肌荒れ予防を!


4.保湿だけでなく肌荒れ予防もしっかりできるオススメのエイジングケア化粧水

新ナールスピュアを手に取る中川ゆう子さん

セラミドを増やすナイアシンアミドや3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸が配合されているエイジングケア化粧水なら、11月6日(金)にリニューアル新発売する「ナールスピュア」がオススメです。

リニューアルする新しいナールスピュアでは、次の3つの成分を追加してパワーアップさせています。

まず、3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸です。別名「セラミドプロモーター」と呼ばれ、最大の特徴のセラミドを増やすこと以外にも、抗酸化作用、コラーゲンを増やすはたらき、メラニンの生成を抑えるはたらきもあります。

ナイアシンアミドは、セラミドを増やすだけでなく肌荒れの改善、シワの改善美白の医薬部外品の有効成分として認証を受けている化粧品成分です。

そして、乾燥肌の予防や改善に効果的なPCA-Na(ピロリドンカルボン酸ナトリウム)という水となじみやすい保湿成分も追加しました。そのおかげで、お肌のうるおいもさらに増します。

詳しいことは、「徹底解剖!新しいナールスピュアはここが違う!みんなの感想は?」をお読みください。


5.編集後記

「2020年冬の肌荒れに備える!自分の地域の肌荒れ注意度は?」をお届けしました。

わたしたちナールスの会社は大阪府にありますが、「寒暖差肌荒れ注意度」は35位と、下から数えた方が早いランキングでした。夏の気温と湿度の高さによる過ごしにくさは日本一ではないかと思うほどですが、冬はそれほど寒暖差がきつくはありません。とはいえ、全国どの地域であろうと、寒い季節はお肌にとって厳しくなる環境要因が整っていますので、保湿ケアはより一層丁寧にしていきたいですね。

今回の「2020年冬の肌荒れに備える!自分の地域の肌荒れ注意度は?」の記事が、ナールスエイジングケアアカデミーの読者のみなさまのお役に立てれば幸いです。

著者・編集者・校正者情報

(執筆:エイジングケアアカデミー編集部 やすだともよ

医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ
医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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