女医が教える、やってはいけない美容法33 慶田朋子

やってはいけない美容法を書籍レビュー
女医が教える、やってはいけない美容法33(株式会社小学館、2019年6月)をご紹介します。本書は美容皮膚科医である慶田朋子先生が医師としての立場から、間違った美容法を紹介しています。こここで紹介されているスキンケアを止めることで美肌に近づけます。

目次ちゃん

1.「女医が教える、やってはいけない美容法33」の概要は?

やってはいけない美容法の目次

本書は、前回、ナールスエイジングケアアカデミーで紹介した「美容常識の9割はウソ 落合博子」と同じく女医による美容本の最新の1冊です。

また、「美人科へようこそ!女医が教える本当の美容法 友利新」や「吉木伸子が教える 本当に正しいアンチエイジング大辞典 吉木伸子」、「皮膚科専門医が教える やってはいけないスキンケア 檜垣祐子(東京女子医科大学教授 同附属女性生涯健康センター副所長)」などと同じく女性医師が執筆した美容本となります。

本書は、間違ったエイジングケアやスキンケアについて、医師の視点から理由とともに解説されています。また、正しい方法も併せて紹介されています。

イラストや漫画がふんだんに使われ、表現もわかりやすいので美容やエイジングケアの知識が少なくてもとても分かりやすいことが特徴です。

本書は、第1章と第2章、コラムで構成されています。

第1章は、「やってはいけないスキンケア」。

よく知られていることもあれば、あまり知られていないことも記述されていますが、ここでは、3つピックアップしてポイントをご紹介します。

まず、ナールスエイジングケアアカデミーでもたくさんの記事があるクレンジング。

やってはいけない美容法の第1章

本書でも1分以内に済ませることでバリア機能へのダメージを少なくして、お肌の保湿成分をキープできること、またクレンジング中のマッサージがお肌に良くないことが紹介されています。

美肌のためには、クレンジングは優しいタイプを使って短く済ませることが大切です。

2つ目は、毛穴パックはやはり角栓にとっては良くないこと。Tゾーンなどで目立つ角栓やいちご鼻に毛穴パックは、悪循環の原因になります。なぜなら、無理やり角層をはぎ取ってしまうので、お肌に大きな刺激や負担を与えてしまうからです。だから、毛穴の悩みの改善には不向きなのです。

おすすめされているのは、適度な酵素洗顔

また、オイリー肌普通肌の方にはクレンジングオイルもおすすめされています

これらについても、ナールスエイジングケアアカデミーでご紹介している内容と近いものでした。

3つ目は、ハトムギエキスの効果について。化粧水などの化粧品やサプリメントに配合されるハトムギエキスは、アミノ酸、カリウム、ビタミンB群が豊富。また、イボへの効果も期待されています。

しかし、効果が期待できるのはウイルス性のイボだけで、脂漏性角化症などの老人性のイボには効果がないことが紹介されています。

第2章は、「やってはいけない美容習慣」

やってはいけない美容法の第2章

第1章と同じく、3つピックアップしてポイントをご紹介します。

1つめは、かっさマッサージで強くお肌をこすると色素沈着くすみの原因になること。

顔のたるみほうれい線の対策に使われるかっさマッサージですが、長期間続けたり、強い力でこすっていると、かえって肌老化の原因になってしまうことが紹介されています。

2つめは、美容鍼のリフトアップ効果について。美容鍼はほうれい線対策などにも使われる美容法ですが、普段、使わない表情筋の伸縮をよくすることでリフトアップ効果を狙うものです。

しかし、その効果は永続的ではなく一時的であることが紹介されています。

それでも、真皮コラーゲンにダメージを与えることのない方法なので、ここぞという日の前日に使うのは良い方法であると言及されています。

最後は、まつエクで眼瞼下垂が悪化するというお話。

やってはいけない美容法のマツエクで眼瞼下垂

眼瞼下垂は、目元の老化で瞼を持ち上げる力が低下してしまう病気です。いわば、瞼のたるみですが、まつエクの重さによって助長されることが紹介されています。いくらまつげがキレイでも、瞼が下がってしまっては本末転倒です。

特に、まつエクは、まつ毛貧毛症の原因になることもあるので、40代以上のエイジングケア世代は注意したいですね。

本書は、今までのスキンケアや美容習慣が正しいかどうかをチェックしてみるのに、ピッタリの一冊です。

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2.「女医が教える、やってはいけない美容法33」の基本情報と目次

やってはいけない美容法の表紙

1)基本情報

単行本:155ページ

著者:慶田朋子

出版社:株式会社小学館

出版年月日:2019年6月30日

定価:1,300円+税

2)目次

はじめに

第1章 やってはいけないスキンケア

1.クレンジングマッサージできめ崩壊

2.大容量シートマスクで肌あれに

3.剥がすパックでますます毛穴詰まり

4.スクラブ洗顔で乾燥肌が悪化

5.化粧水100回パッティングで敏感肌に

6.朝洗顔しない美容法でさらに乾燥

7.オーガニックアロマオイルで接触性皮膚炎

8.洗顔ブラシでさらなる角栓体質に

9.スチーマーの保湿はつもりだけ

10.ハトムギを飲んでも塗ってもほとんどのイボは消えない

11.油抜きダイエットでシワシワ肌

12.夜の丁寧スキンケアで不眠汚肌

13.ファンデーションブラシでニキビ悪化

第2章 やってはいけない美容習慣

14.顔ヨガでかえって輪郭崩壊

15.毎日コロコロローラーでたるみ加速

16.かっさマッサージでくすみ肌

17.小顔整体で骨が動いたらそれは事故

18.美容鍼でリフトアップはまやかし

19.まつエクで眼瞼下垂悪化

20.つけまつげでまぶたが茶ぐすみ

21.頭皮をもんでも毛は生えない

22.かかとの削りすぎで鏡餅化

23.ランニングで老け加速

24.ダイエット目的の喫煙で老婆顔

25.ブラジリアンワックスで毛嚢炎

26.布ナプキンでむしろ肌あれ

27.貧血放置で薄毛が加速

28.猫背で二重あご悪化

29.心や表情のクセで怪優顔が定着

30.怪優顔①片側ビクッは皮肉のサイン!? シニカル顔

31.妖優顔②「でも」多発。 梅干しあごの不満顔

32.妖優顔③家でも会社でも我慢の女 侍女子顔

33.妖優顔④歯ぎしり、食いしばりで ガマガエル顔

COLUMN 01 洗顔、保湿、UVケアが基本

美肌を守る正しいお肌のお手入れ方法とは?

02 肌悩みには、美容医療という選択 ①機器などによる治療

03 肌悩みには、美容医療という選択 ②注入系による治療

おわりに

参考文献

クリニック紹介

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