妻の化粧品はなぜ効果がないのか 細胞アンチエイジングと再生医療 の特徴は?

妻の化粧品はなぜ効果がないのかの表紙1

妻の化粧品はなぜ効果がないのか 細胞アンチエイジングと再生医療(北条元治 著、株式会社KADOKAWA、2013年11月)をご紹介します。

本書は、化粧品で出来るスキンケアの限界と再生医療で可能なアンチエイジングについて、専門医が一般の方向けに解説した一冊です。

記事の目次を紹介する女性のイラスト

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1.「妻の化粧品はなぜ効果がないのか 細胞アンチエイジングと再生医療」の私たちの活用法

妻の化粧品はなぜ効果がないのかの中面1

「妻の化粧品はなぜ効果がないのか 細胞アンチエイジングと再生医療 の特徴は?」をお届けします。

本書は、アンチエイジングのための再生医療の専門医である著者が、一般の方向けに、「細胞を健康にして老化を遅らせる方法」をまとめた一冊です。

キャッチーなタイトルが目を惹きますが、中身はいたってまじめで、学術的な観点からアンチエイジングや化粧品の限界などを解説しています。

少し高度で専門的な内容も含まれているので、一般の方にはやや難解な箇所もありますが、エイジングケア化粧品にできること、できないこと、酸化糖化を防ぐ方法をはじめアンチエイジングについての知識や知恵が身に着く一冊です。

男性医師の手による書籍は、エイジングケア書籍レビューでも「化粧品を正しく使えばあなたはもっとキレイになる。川島眞」や「美肌の教科書 『最新皮膚科学」でわかったスキンケア84の正解 川島眞」、「一般社団法人 日本コスメティック協会 検定試験参考図書 コスメマイスター・スキンケアマイスター 川島眞/宮地良樹」などを取り上げてきました。

本書「妻の化粧品はなぜ効果がないのか-細胞アンチエイジングと再生医療-」はこれらとは違う角度から、化粧品の限界と老化予防のメカニズム、アンチエイジングについて切り込んだ一冊です。


2.「妻の化粧品はなぜ効果がないのか 細胞アンチエイジングと再生医療」の内容は?

それぞれの章の内容を簡単にご紹介します。

まず、第1章は、「見た目の肌老化を止める」と題し、くすみシミしわたるみ目の下のクマの原因などについて解説しています。

また、紫外線対策の重要性や化粧品の効果の限界、クレンジング洗顔の注意なども解説されています。

さらに、コラーゲン化粧品の役割やコラーゲンサプリメントでよくある誤解などについても取り上げられています。

妻の化粧品はなぜ効果がないのかの中面2

この章の内容は、ナールスエイジングケアアカデミーの記事で紹介している内容と近いものです。

第2章の「間違いだらけ!世の中の老化防止法」では、食べ物やダイエット、サプリメントやスポーツと老化防止に関して、学術論文についての注意、糖質制限ダイエットの注意、ビタミンの摂り過ぎの問題、過度なスポーツと老化の関係などが解説されています。

中でも過度なスポーツがフリーラジカルを増やすので健康にとって良くないことは知っておいて損はありません。

また、アミノ酸をサプリメントで摂らなくてもバランス良くたべることで不足なく補えることも知っておきたい情報です。

第3章の「iPS細胞と再生医療で、老化をどこまで防げるか」では、「再生医療」を取り上げています。

老化のメカニズムや細胞との関係、iPS細胞と再生医療、肌のハリを取り戻す「肌細胞補充療法」について解説されています。

肌細胞補充療法とは、自分の線維芽細胞を培養して保存しておいて、皮膚に戻すことでほうれい線やシワをなくす美容医療で、すでに実用化されている再生医療の1つです。

一方で、再生医療の高いハードルである法的な整備の問題にも言及されています。まだ新しい取り組みなので、さまざまな課題があります。

第4章の「細胞の「酸化」「糖化」を抑えれば老化は止められる」では、酸化と糖化の原因と対策について解説されており、塩分の問題、血糖値を急激に上げない工夫、ストレスと活性酸素、コエンザイムQ10の効果や限界などが理解できるようになっています。

特に、この章の冒頭で紹介されている「なぜ長野県が長寿日本一になったのか?」はちょっとした工夫や取り組み継続が健康やアンチエイジングに大切であることがわかる例です。

妻の化粧品はなぜ効果がないのかの中面3

第5章の「細胞はなぜ老化するのか?」では、細胞の老化の原因と対策です。

神経細胞や免疫細胞、ミトコンドリアのはたらき、腸内環境を整える方法、アンチエイジングや美肌のための食べ物などが解説されています。

また、プレバイオティクスやシンバイオティクスなどにも触れられています。

全体的にはエイジングケアやスキンケアよりも、学術寄りで本格的な内容です。

しっかりとアンチエイジングを学びたい方には、ピッタリの一冊です。

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3.「妻の化粧品はなぜ効果がないのか 細胞アンチエイジングと再生医療」の基本情報と目次

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1)基本情報

単行本:180ページ

著者:北條元治

出版社:株式会社KADOKAWA

出版年月日:2013年11月09日

定価:760円+税

2)目次

はじめに

第1章 見た目の老化を止める

第2章 間違いだらけ!世の中の老化防止法

第3章 iPS細胞と再生医療で、老化をどこまで防げるか

第4章 細胞の「酸化」「糖化」を抑えれば老化は止められる

第5章 細胞はなぜ老化するのか?

あとがき


4.編集後記

「妻の化粧品はなぜ効果がないのか-細胞アンチエイジングと再生医療- 」の特徴や内容をご紹介しました。

本書は再生医療の専門医の手による細胞のアンチエイジングの方法を紹介した書籍です。

ナールスエイジングケアアカデミー編集部としてもとても興味深かったのは、iPS細胞や再生医療について。

現状や課題が理解できました。

本書「妻の化粧品はなぜ効果がないのか-細胞アンチエイジングと再生医療- 」は、老化のメカニズムやアンチエイジングの基本がしっかり学べる一冊です。

(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。コスメ検定1級。

(編集:エイジングケアアカデミー編集部 やすだともよ

医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、

医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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