水溶性ビタミンC誘導体の種類・特徴と効果的な使い方は?

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美容、美肌の味方「ビタミンC」。

食物から摂取しても、お肌につけても効果的なビタミンです。

 

そもそも、このビタミンCが注目されはじめたのは16世紀の大航海時代に遡ります。

長期間の航海で船員達が次々と壊血病(かいけつびょう)によって命を落としていきました。命を落としていった船員たちは、下働きの下級船員達ばかり。そこで、イギリスの海軍医ジェームズ・リンドは、食事環境が比較的良好な高級船員の発症者が少ないことから、新鮮な野菜や果物を摂ることによってこの病気の予防が出来るのではないかと考えました。

つまり、ビタミンCが壊血病を予防することが発見されたのです。

この発見によって大航海に伴うリスクが減って、ヨーロッパ各国の大航海が活発になりました。

 

今では誰も知っているビタミンCですが、振り返れば「ビタミンCが世界の歴史を変えた」という見方もできるのです。

その後も、ビタミンCの研究は進み、医薬品、食品へと応用されるようになっていったのです。

ビタミンCが化粧品成分として使われはじめたのは、比較的最近で1980年代頃からになります。

 

ただ、ビタミンCを化粧品に配合するには問題がありました。

それは、このビタミンCは、空気に触れると破壊してしまう特徴があったことです。

だから、化粧品に配合するためには、工夫が必要だったのです。

その工夫とは、お肌の中に吸収されてからビタミンCに変わるような工夫、つまり、ビタミンC誘導体に加工するという方法なのです。

 

これが、ビタミンCを使った化粧品に進化をもたらしました。

 

たとえば、ビタミンCはもともと水溶性のため、ビタミンC誘導体も水溶性のものが多く、化粧水やローションタイプのアイテムに配合されることが多い成分でした。

 

最近の水溶性ビタミンC誘導体は随分進化し、種類も増えましたが、基本的な特性は、いずれも水溶性ビタミンC誘導体なので同じです。

しかし、その種類で浸透性、持続性、効果などが少しずつ異なります。

さらに、今では油溶性ビタミンC誘導体も登場し、選択肢が広がりました。

 

ですから、より緻密に自分のお悩みの用途にあった水溶性ビタミンC誘導体が配合されたエイジングケア化粧品を選びたいなら、1つひとつの水溶性ビタミンC誘導体の詳しい知識が必要です。

 

この記事では、水溶性ビタミンC誘導体の種類を紹介していますので、エイジングケア化粧品を選ぶ際に是非参考にしてみてくださいね。

 

  • 水溶性ビタミンC誘導体にはどのような種類があるの?
  • 水溶性ビタミンC誘導体って種類でどれだけ効果が違うの?
  • 水溶性ビタミンC誘導体はどのような使い方をするのがおすすめなの?

といった疑問をお持ちの方は是非、読み進めてください。

 

<この記事でお伝えしたい大切なこと>

  • ビタミンCは不安定であるため、化粧品成分として使う際に、その問題を解決したのが「誘導体」です。
  • ビタミンC誘導体には「水溶性」、「油溶性」の2種類があります。
  • 水溶性ビタミンC誘導体は、水に溶けやすい特徴から化粧水やローションタイプのエイジングケア化粧品に配合されていることが多いです。
  • 水溶性ビタミンC誘導体はさまざまな種類があるので、特徴を理解して自分に合うものを選びましょう。
  • APPS(アプレシエ)は水溶性ビタミンC誘導体と油溶性ビタミンC誘導体の両方の特徴を持ち合わせた新しい種類のビタミンC誘導体として注目されています。

 

 

1.水溶性ビタミンC誘導体とは?

 

1)ビタミンCvitamin CVC)とは?

ビタミンC誘導体のお話の前に、ビタミンCに触れておきましょう。

ビタミンC(vitamin C、VC)は、水溶性ビタミンです。

化学的には、「L-アスコルビン酸」と呼びます。

そして、このL-アスコルビン酸は、人の生命に関して重要な役割があるのです。

 

具体的には、

  • 抗酸化作用によってタバコの毒性などの無害化を助ける
  • コラーゲンの生成を促し、肌のハリやツヤ、弾力をサポートする
  • メラニン生成を抑制することで、シミの予防を助ける
  • 皮脂分泌を抑える
  • 鉄やカルシウムの吸収を高める
  • アミノ酸、糖、鉄、カルシウムの代謝に関与する
  • アレルギー反応で生じるヒスタミンの放出を抑える
  • ストレスを軽減するホルモンの生成を促す
  • アルコールの分解を助ける

など、さまざまな作用があるのです。

 

これらのうち、メラニン生成の抑制や抗酸化作用は、ビタミンCが他の物質から酸素を奪うはたらきである還元作用によるものです。

 

一方、ビタミンCが不足すると、コラーゲンが作られなくなり、血管が弱くなることで体内のいろいろな部位で出血を起こす壊血病や精神障害になってしまうことがあります。

また、お肌でもコラーゲンが作られなくなり、お肌のハリや弾力を失ったり、シミやしわができやすくなるのです。

 

こうしたL-アスコルビン酸のはたらきが着目されて、化粧品成分への応用が実現したのです。

 

レモン

 

2)誘導体とは?

そこで、力を発揮したのが、「誘導体」です。

では、「誘導体」とは一体何なのでしょうか?

化粧品の場合、「アミノ酸誘導体」や「ビタミンA誘導体」など、いくつかの誘導体がありますが、基本的にはすべて同じ意味です。

誘導体とは、ある物質(化合物)の化学構造の一部を、もともとの特性と変わらないレベルで変化させたもののことです。

 

つまり、ビタミンC誘導体とはビタミンCに含まれるL-アスコルビン酸の効果を活かした状態のまま、少しだけ化学構造(形)を変えて、ビタミンCの安定性や吸収性をよりよく改良したもののことです。

ビタミンC誘導体は、一旦「誘導体」として肌に吸収されたのち、体内の酵素のはたらきでビタミンCに戻って、効果を発揮します。

 

3)ビタミンC誘導体の種類で何が違うの?

ビタミンCそのものは、L-アスコルビン酸なので1種類です。

ビタミンC誘導体に種類があるのは、「誘導体」に種類があるからで、先程お伝えしたような、ビタミンCにちょっとした加工する方法がいくつかあるからなのです。

そのビタミンC誘導体の種類によって、持続時間、吸収性、刺激性などに違いが生じ、結果的にお肌での効果の違いにつながるのです。

 

ここまでで抑えておきたいポイントです。

  • ビタミンC誘導体の種類が違っても、その効果を発揮するのはビタミンCなので、その本質が変わるわけではない
  • 誘導体にする方法の違いで、お肌への効果や刺激が違ってくる

したがって、ビタミンC誘導体の種類とその違いを知っておくことが、ビタミンC誘導体化粧品を選ぶポイントの1つになります。

 

4)水溶性ビタミンC誘導体と油溶性ビタミンC誘導体

まず、ビタミンC誘導体には「水溶性ビタミンC誘導体」、「油溶性ビタミンC誘導体」の2種類があります。

 

水溶性ビタミンC誘導体は短期間で吸収されるため、即効性が高いことが特徴とされ、化粧水やローションタイプの化粧品に配合されることが多いとされています。

皮脂のコントロールにも優れ、シミやそばかすなどの原因となるメラニン色素を還元することで、シミを改善するはたらきがあります。

 

ビタミンC誘導体を配合した化粧水は「ビタミンC誘導体化粧水の選び方」を参考ください。

 

しかし、肌が弱っている時に使用すると、高濃度なものは刺激を与えてしまうことや、紫外線に弱く夏場には向かないことなどの欠点もあります。

 

油溶性ビタミンC誘導体は美容液や保湿クリームなどに高濃度に配合されたものが多く、ビタミンCの持続性にも優れています。

肌への刺激も少ないので、敏感肌や、肌トラブルが起きている人にも効果的にはたらきます。

とろみのある美容液や、こってりとしたクリームタイプなどのエイジングケア化粧品に配合されています。

 

油溶性ビタミンC誘導体は「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)は、油溶性ビタミンC誘導体」に詳しく解説しています。

 

水溶性ビタミンC誘導体と油溶性ビタミンC誘導体の種類の違いを説明しました。

次に、水溶性ビタミンC誘導体にはどのような種類があるのかみていきましょう。

 

 


2.水溶性ビタミンC誘導体の種類

 

今、説明した通り、水溶性ビタミンC誘導体にはいくつか種類があます。

基本的には、ビタミンC(L-アスコルビン酸)の特性を持っていますが、持続時間、吸収性、効果などで違いがあります。

 

だから、水溶性ビタミンC誘導体それぞれの種類の特徴を知ることで、自分の肌に良いものはどれか、どのような種類のビタミンC誘導体化粧水を選べばいいのかを知ることができます。

それでは、具体的に1つひとつの水溶性ビタミンC誘導体の特徴を説明します。

 

1)リン酸アスコルビル

まずはリン酸型ビタミンC誘導体から紹介します。

リン酸型には「リン酸アスコビルナトリウム」と「リン酸アスコビルマグネシウム」の2種類があります。どちらも安定性の高い水溶性ビタミンC誘導体です。

 

どちらもアスコルビル酸にオキシ酸化リンを使用していて、ナトリウムやマグネシウムが加えられています。ビタミンC誘導体からビタミンCに変化するのに約6時間~10時間かかるとされていて、1日2回の使用で体内にビタミンCを残しておけるので美肌効果が期待できます。

 

①リン酸アスコビルナトリウム

肌への吸収率が優れ、リーズナブルな価格であることから、高濃度配合の際に、皮膚科などで良く用いられる種類のビタミンC誘導体です。

一般的に、ビタミンC誘導体化粧水で1~3%程度で配合されます。

 

リン酸アスコビルナトリウムは、お肌へ浸透する過程で、お肌にある酵素フォスファスターゼでビタミンC(L-アスコルビン酸)に戻ります。

 

シミ、しわ、くすみなどのエイジングケア効果や美白効果、ニキビの改善効果などが期待できます。

強い抗酸化作用や美肌にはかかせないコラーゲンの生成にも役立つので、ベーシックな水溶性ビタミンC誘導体です。

 

リン酸アスコビルマグネシウム

リン酸アスコビルマグネシウムは最も歴史が古い種類の水溶性ビタミンC誘導体になります。

酸素との反応が良いため、水溶性ビタミンC誘導体として高い効果が期待できます。

使用感もピリピリした刺激が少ないので、肌が弱く、他の水溶性ビタミンC誘導体で刺激を感じる場合でも、使える場合があります。

 

ただし、マグネシウムのはたらきから、沈殿しやすいため、高濃度での配合が難しいのが欠点です。

 

「リン酸アスコビルナトリウム」と「リン酸アスコビルマグネシウム」の違いは大きくありませんが、

浸透性や扱いやすさでは、リン酸アスコビルナトリウムがやや勝り、刺激性の少なさや効果では、リン酸アスコビルマグネシウムがやや勝ります。

 

とは言っても大きな差ではなく、ともに汎用性の高い優れた水溶性ビタミンC誘導体です。

 

2L-アスコルビン酸2グルコシド

アスコルビン酸にグルコース(糖)を結合させた無臭のビタミンC誘導体です。

安定性が高く水に溶けやすいのが特徴なので、化粧水への配合に向いた成分です。

 

しかし、人間の肌には糖を分解する酵素がほとんどないので、誘導体からビタミンCに戻りづらい点が欠点だとされています。ゆっくりとビタミンCに戻るので、効果の持続時間は長いです。

ただし、本来のビタミンCの効果を発揮するかは疑問視されていること、新たな水溶性ビタミンC誘導体が登場したことなどで、現代では使われることが減ってきました。

 

 

化粧品の研究

 

 

3)ビタミンCエチル

ビタミンCエチルは、ビタミンCの3位の水酸基を結合した新しいタイプのビタミンC誘導体です。

ビタミンC誘導体がビタミンCへ変換されるには、体内で酵素によって分解されることが必要ですが、ビタミンCエチルは、酵素反応を必要とせず、そのままの形で即ビタミンCとしてお肌に作用します。

つけた直後から効果を発揮するという視点から、即効性が期待されています。

 

また、ビタミンCやビタミンC誘導体は、安定性が課題でしたが、ビタミンCエチルは、その点が改善され、従来のビタミンCやビタミンC誘導体よりも安定性が高いといわれています。

 

さらに、従来のビタミンC誘導体がもつ「メラニンをつくる酵素を阻害するはたらき」に加え、紫外線A波によって引き起こされる「即時型色素沈着を抑制する効果」が認められており、美白成分として今後注目が集まりそうな成分です。

 

即時型色素沈着とは:

紫外線を浴びてすぐに灰黒色の色素が現れてくること。色黒の人に起こりやすい黒化現象。

 

 


3.ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)とは?

 

APPSは正式名な名前を「パルミチン酸アスコルビルリン酸3ナトリウム」といいます。

「100倍浸透するビタミンC誘導体」といわれ、エイジングケア成分として有名になりました。

水溶性ビタミンC誘導体と油溶性ビタミンC誘導体の両方の特徴を持ち合わせ、新型のビタミンC誘導体として注目されています。

 

APPSは何よりも浸透率の良さが評価されています。

しかし、APPSは値段が他の種類の水溶性ビタミンC誘導体と比較して高額であり、APPSを配合した化粧品はその他の種類のビタミンC誘導体が配合された製品に比べてまだ数が少ないのが現状です。

そのため、他の水溶性ビタミンC誘導体との効果で差がどれほどあるかは良くわかっていません。

 

 

APPSの効果

APPSの効果については、現在も研究が続いています。今回は、その研究の中でもAPPSの効果が示された論文の1つを紹介します。

 

ただし、ご紹介するAPPSの試験は、人体ではなく、ヒト皮膚片などで行われたものを含んでいます。だから、この効果が実際の効果ではない点をご理解いただき、読み進めていただければ幸いです。

 

【試験内容】

APPSにおいて「①皮膚浸透性」「②しわ改善効果」「③美白効果」「④抗アクネ効果」の4項目に対する評価を行った。

 

①皮膚浸透性

色素にて色を付けたAPPSおよびアスコルビルリン酸にヒト皮膚片を18時間浸透させ、顕微鏡で観察したところ、APPSの浸透性が高かった。

 

②しわ改善効果

21名の被験者の目尻のしわ部分に、1日2回、1~3カ月間1%APPS配合美容液を塗布し、目視にて使用開始前と比較したところ、約半数以上の方でしわの改善と角層水分量の増加が認められた。このことからAPPSには乾燥によるしわを目立たなくする効果が示唆された。

 

③美白効果

メラニンがつくりだされるメラノサイトおよびケラチノサイトを培養した皮膚モデルに1%APPSを投与し、2週間培養後、生成したメラニンを確認したところ、APPSのメラニン量は投与なし群の約70%にとどまった。

 

④抗アクネ効果

皮膚科に通院中のアクネ患者に1%APPS配合ローションを1日2回、6カ月間塗布したところ、面皰(めんぽう:毛穴がつまって皮脂がたまっているニキビ)や赤色丘疹(せきしょくきゅうしん:赤く炎症を起こしているニキビ)が減少した。

 

【結果】

①~④のいずれの項目でもAPPSはコントロール群と比較して良好な結果となった。

 

参考:Fragrance Journal 2015; 9: 51-56.

 

いかがでしたでしょうか?

エイジングケア世代にとっては、しわ改善効果、美白効果が非常に気になりますよね。

今後、APPSはさらに研究が進み、たくさんの種類のAPPS配合エイジングケア化粧品が発売されることになると思います。

 

 

ご自身がビタミンC誘導体に求めることやご自身のお肌と相談して、ぴったりのビタミンC誘導体配合の化粧品を探してください。

 

 


4.水溶性ビタミンC誘導体の使い方を考える

 

水溶性ビタミンC誘導体を使用する時には、他の成分との組み合わせや順序を考えて使うようにしましょう。また、その他の方法も試してみる価値のあるものもあるので紹介します。

 

 

1)オススメの組み合わせは、ナールスゲンとビタミンE誘導体

実は、ビタミンC誘導体と相性の良いエイジングケア化粧品成分があります。

それが、「ナールスゲン」と「ビタミンE誘導体」です。

 

①ナールスゲンとの組み合わせ

ナールスゲンとビタミンC誘導体を一緒に使うことで、相乗効果があることがわかっています。

 

ナールスゲンにもビタミンCにもコラーゲンを増やすはたらきがありますが、一緒に用いると、コラーゲンをさらに増やす効果があります。

 

<ビタミンCとの相乗効果>

ナールスゲンとビタミンCの相乗効果

 

 

②ビタミンE誘導体との組み合わせ

ビタミンE誘導体も、ビタミンC誘導体と同じく、抗酸化作用、つまりは還元作用があります。

 

ビタミンEは抗酸化作用を発揮することで、自分自身は酸化されてしまいます。

酸化されてしまったビタミンEは、もはやエネルギーを失った状態で役に立ちません。

しかし、近くにビタミンCがあると、そこから電子をもらうことができるのです。

つまり、一旦、酸化されたビタミンEがビタミンCのおかげで酸素を失い、元の状態に戻るのです。

 

このように、ビタミンE誘導体とビタミンC誘導体は、相性の良い組み合わせなのです。

 

ナールスゲン + ビタミンC + ビタミンEのエイジングケアローション「ナールスピュア」

 

ナールスピュア

 

2)この順番はNG

せっかく水溶性ビタミンC誘導体が含まれているエイジングケア化粧品を使っても、誤った順番で使えば、水溶性ビタミンC誘導体の効果を十分に発揮できないこともあります、

 

例えば、油溶性のものを先に使用してしまうと、後から水溶性ビタミンC誘導体が配合されたエイジングケア化粧品を使っても油膜が蓋をしてしまうので、最大限の効果は得ることができません。

逆に水溶性のビタミンC誘導体の後、油溶性のビタミンC誘導体が配合されたエイジングケア化粧品を使うことには問題ありません。

 

3)ローションパックはOK

水溶性ビタミンC誘導体を配合しているエイジングケア化粧水をローションパックとして使う方法はお手軽なので試してみてはいかがでしょう。

 

お手持ちのビタミンC誘導体化粧水をティッシュやコットンなどに含ませることで、お手軽にパックができます。手持ちの化粧水を染み込ませて使うパック用シートも市販されていますよね。

 

ただし、ティッシュやコットンを使う場合は、お肌をパンパンたたいたり、擦ったりして刺激をあたえないようにしましょう。

 

4)フェイスマスクは有効?

さまざまなメーカーが多種類のフェイスマスクを販売しています。多くのフェイスマスクに配合されている化粧品成分は美容液に近いものです。

その中には、水溶性ビタミンC誘導体や油溶性ビタミンC誘導体が配合されたものがあります。

 

値段としては500円~数千円と種類によって差があります。ビタミンC誘導体が高濃度で配合されているフェイスマスクは毎日行うと、肌への刺激が強くトラブルの原因になってしまうこともあるので、週1回程度のスペシャルケアとして使用するのがおすすめです。

 

水溶性成分が中心のフェイスマスクの後は、ワセリンやシアバターなど油溶性成分を含む保湿クリームなどで蓋をすることも良い方法です。

 

フェイスマスクについての詳しい情報は、「フェイスマスクで集中ケア?エイジングケアを強力サポート!」をご覧ください。

また、ほうれい線にお悩みの場合なら、「ほうれい線ケアのフェイスマスクの選び方と使い方」も参考にしてください。

 

 

フェイスマスクをしている女性

 

 

5)水溶性ビタミンC誘導体とイオン導入器って良いの?

水溶性ビタミンC誘導体の効果を得るためには、電子の力を利用することでビタミンCをお肌の奥までしっかりと浸透させることができるといわれる「イオン導入」という方法があります。

 

これは、水に溶けてマイナスの電荷を帯びるビタミンC誘導体とイオン導入器が生み出すマイナスの微弱電流が反発しあうことで、ビタミンC(L-アスコルビン酸)を皮膚の深部にまで浸透させることができるという理論によるものです。

 

ただ、イオン導入器の価格はピンキリで多くの種類があり、性能もさまざまです。だから、どこまで、理論通りにお肌の奥まで浸透するかは、イオン導入器によってもマチマチです。

試してみることは良い選択肢だと思いますが、その効果には幅がありそうです。

 

購入したメーカーなどからしっかりと情報提供を受けましょう。

また、美容皮膚科やエステなどでも使っているところがあります。

 

なお、ビタミンCの肌への負担も考えると週に1~2回の使用がおすすめです。

 

 


5.まとめ

 

「ビタミンC」と「誘導体」の説明を交えながら、水溶性ビタミンC誘導体の種類について解説してきました。

水溶性ビタミンC誘導体の種類についてご理解いただけましたでしょうか?

 

ビタミンC誘導体は美肌を目指す女性にはなくてはならないビタミンC(L-アスコルビン酸)を、お肌から効率的に吸収できるように工夫した化粧品成分です。

 

お肌への効果を考えた場合、ビタミンCは食べ物で摂るよりも化粧品を利用した方が即効性があります。一方、ビタミンCはお肌だけではなく全身にも必要なビタミンです。だから、エイジングケアには、お肌からと食べ物からの両方で摂ることが大切なのです。

 

ビタミンCには「水溶性」と「油溶性」があって、それぞれ種類があります。

水溶性ビタミンC誘導体は、油溶性に比べ即効性に優れる反面、刺激がやや高いです。

そんな水溶性ビタミンC誘導体の中でも、誘導体にする方法の違いで、吸収性、持続時間、浸透性、刺激性などが違ってきます。だから、ご自身のお肌に合わないものを使用するとヒリヒリとした使用感が出てしまうことがありますので、その特性を理解し、濃度なども確認して、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

 

エイジングケアでは、自分の肌質を知ってお手入れをすることが大切なので、上手にビタミンC化粧品を使ってください。

 

最後に、もう1つオススメの使い方を紹介します。

それは、紫外線のビフォー&アフターに使うことです。

紫外線は活性素紫を発生させることで、お肌のエイジングを促進させてしまいます。

一度浴びてしまった紫外線は、すぐにお手入れをしないと、シミや乾燥だけでなく、お肌の中のコラーゲンやエラスチンにもダメージを与えてしまいます。

ビタミンC誘導体は、そんな紫外線のビフォーケアやアフターケアにもピッタリなエイジングケア化粧品成分なのです。

 

紫外線を浴びてしまった後は、水溶性ビタミンC誘導体を配合したエイジングケア化化粧水ですぐにお手入れをしましょう。

お手入れの詳しい情報は、「外出とエイジングケア 日焼けのアフターケアはビタミンACEで!」にて解説しています。

 

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