シアバターのエイジングケアでの効果と上手な使い方の秘訣!

シアバターとシアの実

「シアバター」という化粧品成分が、エイジングケア化粧品、中でも保湿クリームによく配合されるようになってきました。

また、シアバターは、ハンドクリームやボディクリームにも、よく使われています。

 

シアバターが、色々なスキンケアアイテムやエイジングケア化粧品に使われるその理由は何でしょうか?

それは、シアバターには、保湿を中心にエイジングケアにとって優れた効果があるからです。

 

 

「シアバターの名前は知っているけど、どんな成分かよく知らない」
「シアバターを深く理解して、上手にエイジングケアに活用したい」
「シアバターの正しい使い方を知りたい」

 

などとお考えの方は、ぜひ、続きをお読みください。

 

この記事では、エイジングケア化粧品成分として人気が高まっているシアバターについて、エイジングケアに対するどんな効果があるのかに迫ります。

 

また、体や顔のパーツでのシアバターの使い方についてもご紹介します。

 

シアバターの基本的なはたらきは、保湿ですが、保湿全般に関しては「お肌の保湿とは?本当にわかるスキンケアの基本と保湿成分」で詳しく説明していますので、あわせてご覧ください。

 

<この記事でお伝えしたい大切なこと>
  • シアバターは、保湿力と安全性の高いエモリエントで、エイジングケア保湿クリームなどに配合すると効果的な化粧品成分です。
  • シアバターは、融点が体温に近いので、手で温めるとなめらかになります。
  • シアバターは、安全性が高く保湿力が持続する優れた化粧品成分の1つです。
  • シアバターの主成分は、脂肪酸で、エイジングケアにも有用な微量成分も含まれていることが効果の秘密の1つです。
  • シアバターには、精製されたものと天然のものがあり、どちらもメリット・デメリットがあります。

 

 

1.シアバターって、そもそも何?

 

シアバターは、エイジングケア化粧品や保湿クリームに配合された場合、「シア脂」と表示される油溶性の化粧品成分です。

 

シアバターは、化粧品成分としては、水分の蒸発を防ぐ「エモリエント」に分類されます。

つまり、シアバターは、顔や身体のお肌を覆って、お肌を滑らかにしたり、水分の蒸発を防いでくれるのです。

 

シアバターは、植物性油脂で、常温では固形です。
およそ36℃が融点なので、その温度前後から柔らかくなって液体へと変わっていきます。
つまり、シアバターは、ヒトの手のひらで温めると、だんだんとろけるのです。

 

そして、なめらかなクリーム状になります。
そのため、顔や手をはじめ、全身どのパーツにもなじませることができるのです。
こうしたシアバターの特性が、顔や身体の肌を柔らかくさせて、エイジングケアに効果的にはたらきます。

 

このシアバター、本来は、「オイル」と呼ぶべきですが、この特性から、一般的には、「バター」と呼ばれているのです。

 

 

シアバターとシアの実

 

 


2.シアバターの由来は?

 

シアバターは、西アフリカから中央アフリカで育つシアの木の実を採取して、精製される植物性油脂です。

シアの木は、植物が育ちにくい乾燥地帯のサバナ気候の中で、高さ15m以上の巨木に成長することがあります。

その樹齢は200~300年と長く、シアバターの実ができるまで15年もかかります。

 

そんなシアバターは、アフリカでは、現地の人々に効果が認められ、古くから、スキンケア、火傷、筋肉痛、日焼け止め、かゆみ止めなど「万能薬」のように使われてきました。

 

また、一部の地域では、シアバターを赤ちゃんのお肌にも使っているようです。

 

これらは、シアバターの持つ高い保湿力と安全性をあらわしています。その効果が口コミで広がり、保湿を重視した化粧品成分として人気になっていますが、最近では、エイジングケア化粧品成分としても注目が高まっています。

 

 


3.シアバターの効果の秘密。エイジングケア化粧品に配合される理由は?

 

1)シアバターのエイジングケア効果の秘密

シアバターは、長時間、保湿効果が持続することから「保湿の王様」と呼ばれることがあります。

それは、シアバターに含まれる成分が、保湿やエイジングケアにとって、重要な役割を担うことで効果を発揮するからです。

 

シアバターの主成分は「脂肪酸」で、ステアリン酸、オレイン酸が最も多く40%程度ずつで、リノール酸、パルミチン酸を加えると95%以上になります。
これらの脂肪酸は、人の皮脂の成分でもあることから、シアバターは皮脂膜に近いはたらきを示してくれるのです。

 

また、シアバターは、お肌によくなじんで浸透するので、その効果も長い時間保持できるため、顔や体の肌を乾燥から守る力が強いのです。

 

このようにシアバターは、その高い保湿力でバリア機能の維持をしてくれるのです。

 

さらに、「ステアリン酸」は、非常に酸化しにくく、抗酸化作用があることもエイジングケアを効果的にするのにプラスにはたらいています。

 

シアバターが、エイジングケア用の保湿クリームに配合されるのは、このように保湿の3大要素の1つである「皮脂」と近い効果がある上に抗酸化作用などプラスアルファの効果があるからです。

 

2)シアバターに含まれる微量成分とその効果

実は、シアバターには、他にも微量ながらエイジングケアにとって有用な成分が含まれていますので紹介します。

 

①トコフェロール

シアバターには、トコフェロールが微量に含まれます。

トコフェロールとは、天然のビタミンEの1つです。

 

ビタミンEは強い抗酸化作用を持っているので、活性酸素から顔や身体を守るはたらきがあります。

「若返りのビタミン」とも呼ばれ、 血管や肌・細胞などの老化の予防にも役立つエイジングケアにも効果を発揮するよい成分です。

 

②アラントイン

シアバターには、アラントインが微量に含まれます。

アラントインは、多様なはたらきを持つ成分です。
組織の修復を助ける作用、抗刺激剤作用のほか、消炎鎮静作用もあります。
古い角質が剥がれ落ちるのを助け、肌荒れにも効果的です。

 

③カロテノイド

シアバターには、カロテノイドが微量に含まれます。

カロテノイドは、動植自然界に存在する黄色や赤色の色素の総称で、600種類以上あることが知られています。

強い抗酸化作用があり、活性酸素から顔や身体を守ります。
皮膚や粘膜の再生を助けるので、肌荒れにも効果的です。

 

④トリテンペンアルコール

シアバターには、トリペンテルアルコールが微量に含まれます。

親水性の成分で、保湿性に優れています。

 

こうしたさまざまな特性を持つシアバターは、植物由来の成分ですが、安全性も高く、その効果からエイジングケア用の保湿クリームやボディクリームなどで、よく使われています。

 

 

シアバター配合の保湿クリーム

 

3)シアバターだけで保湿は十分か?

シアバターは優れた保湿成分ですが、これだけで保湿を考えてよいのでしょうか?

 

答えは、「No」です。

 

なぜなら、保湿は、「水分を与える」「水分を保持する」「水分の蒸発を防ぐ」の3つをバランスよく行うことが大切ですが、シアバターが得意なのは「水分の蒸発を防ぐ」ことであって、水分を与えるや水分を保持するはたらきはないのです。

 

そのため、保湿の基本は、まず化粧水などで水分を与えてお肌を柔らかくします。

その後、美容液などでセラミドなどの水分を保持する成分を補います。

最後に、保湿クリームなどでシアバターを補えば、十分な保湿ができるのです。

 

もちろん、十分潤っているなら、このプロセスをすべて行う必要はありません。

 

しかし、年齢を重ねるとお肌のNMF(天然保湿因子)、セラミド、皮脂が減ってしまいます。

そのため、乾燥しやすくなっていきます。

より保湿を意識したエイジングケアのためには、シアバターの前に、水分を保持する成分を補っておく方がよいでしょう。

 

 


4.シアバターの製法の違いによる種類

 

シアバターには、その製法の違いによって、2種類あります。

それは、未精製のシアバターと精製したシアバターで、それぞれメリットとデメリットがあります。

 

1)未精製のシアバター

未精製のシアバターは、天然のシアバターに近いものです。

化学薬品などを使わず、精製を行わないので、天然のシアバターに近い性質を備えていて、本来の成分も残っているため、色や香りも自然に近いと言えます。

 

また、シアバターに含まれる微量成分もそのまま残っていることから、その有用性の恩恵を受けることができます。

これは、エイジングケアにとってプラス効果です。

 

一方、不純物が混じっている可能性も高く、そのため精製したシアバターよりも、刺激を感じるリスクが高いと言えます。

これは、エイジングケアにとってマイナスといえます。

未精製のシアバターは、保存状態によっては酸化しやすく、扱いにくいので、精製したシアバターより流通量は少なくなっています。

 

2)精製したシアバター

精製シアバターは、製造過程で不純物を取り除くために、化学薬品を使って精製しています。

だから、精製シアバターは、不純物も無く、品質的に安定しやすいのが特徴です。

また、未精製のシアバターに比べて、刺激や匂いがより少ないのです。

 

一方、天然のシアバター本来の恩恵を受けるという点では、未精製のシアバターよりは劣ります。

 

どちらの製法のものがよいということではありませんので、お好みにあわせて、天然、ホンモノにこだわるなら未精製のシアバター、そこまでこだわらなければ精製のシアバターを選べばよいでしょう。

 

 


5.シアバターの使い方。うまく使いこなすために

 

シアバターは安全性が高く保湿効果が高い成分なので、老若男女問わず、また、全てのお肌タイプに一年中使えます。

そんなシアバターの効果を活かした上手な使い方を紹介します。

 

 

シアバターの効果と使い方を紹介する女性

 

 

1)シアバターの顔と首での使い方

朝晩、少量を手のひらで温めて、顔の乾燥が気になる部分にのばして使います。

顔だけでなく、そのまま首にも塗ることをオススメします。

顔からデコルテにかけて、日中の乾燥から保護して、ふっくらとした肌をキープしましょう。

 

特に、デコルテは第2の顔と呼ばれるほど大切なパーツ。

シアバターをはじめ、セラミドなどを使った保湿、さらには紫外線対策もしっかり行いましょう。

 

デコルテのケアについては、「デコルテのケアなら、効果的な化粧品で魅せる素肌へ導く」も参考にしてください。

 

2)シアバターのくちびるでの使い方

意外に乾燥しているのが、くちびる。そして、年齢の出やすい場所でもあります。

 

年を重ねるとともにくちびるはしぼんできて、だんだん縦ジワが増えてきます。顔のお肌がブルプルしていても、くちびるにシワが多いと、老けた印象を与えてしまいます。

うるおいのあるくちびるを保つために、シアバター入りのリップクリームなどを塗るのもよいでしょう。

 

また、「くちびるパック」も、うるおいを浸透させるのに効果的です。

蒸しタオルなどでくちびるを温めた後、リップクリームを厚めに塗って、その上から10cm程度にカットしたラップを口元に貼り、3分間パックします。

 

くちびるのエイジングケアについては、「唇からエイジングケア」も参考にしてください。

 

3)シアバターの目もとでの使い方

乾燥が最も気になる目もとは、普段からアイクリームなどでお手入れしている人も多いと思いますが、プラスケアのアイテムとしてシアバターが使えます。

まぶたや目の下、目じりにシアバターやシアバター配合の保湿クリームを少量、やさしくなでるようになじませます。

 

目元や目の下は、乾燥しやすいのでセラミドなども一緒に使いたいエイジングケア化粧品成分です。

 

目の下や目元については、下記の記事も参考にしてください。

目元・口元のお肌の特徴。なぜ、エイジングケアの悩みが多いの?

目元・目尻・目の下のしわ対策~エイジングケアの視点~

目の下のたるみの解消!すべてが学べる7つのポイント

 

4)シアバターの男性のひげ剃り後の使い方

毎日、ひげ剃りをしている男性の顔の肌表面は、ダメージを受けています。

ひげ剃り後のお肌に、ローションなどを使った後、手で温めたシアバターを塗って、うるおいをあたえるのがよいでしょう。

 

メンズ(男性)のエイジングケアについては、「メンズにもエイジングケアが必要な3つの理由」を参考にしてください。

 

 


6.おすすめのシアバター配合保湿クリーム

 

エイジングケア化粧品のナールスブランドの中で、唯一、シアバターを配合したものがあります。

エイジングケア保湿クリームのナールス ユニバです。

 

今、説明したシアバターの特性がエイジングケアや保湿クリームに有用と考え、ナールス ユニバには精製したシアバターを配合しています。

 

ナールス ユニバとは、QOS(Quality Of Skin=お肌の質)の向上、つまり、

  • 細かく整ったキメ
  • お肌の内側からのハリと弾力
  • 健やかな透明感
  • 表皮のバリア機能
  • 十分な潤い

を実現すべく、攻めと守りのエイジングケアをサポートする成分を、バランスよく配合した高機能な保湿クリームです。

 

成分は濃厚、でも使い心地は軽く、すごく伸びがよいのが特徴です。

エイジングケア保湿クリーム「ナールス ユニバ」

 

保湿クリーム「ナールス ユニバ」の使い方はこちらの動画をご覧ください。

ナールス ユニバの使い方

 

ナールス ユニバのご使用実感は、こちらの動画をご覧ください。

ナールス ユニバのご使用実感

 

<配合成分の主なポイント>

  • 浸透性に優れた3種のヒト型セラミド(2、AP、NP)で、お肌のバリア機能と高い保湿をサポート。
  • 持続型ビタミンVC-IPが、抗酸化作用、ナールスゲンとの相乗効果を存分に発揮。
  • 天然シアバターの保湿力に加え、お肌へのなじみのよさとなめらかな質感を実現。
  • 安全性の高いビタミンA誘導体(レチノイン酸トコフェリル)で、お肌のハリ・ツヤをサポート。
  • パラベン、フェノキシエタノールほかアルコール性防腐剤不使用。

 

 


7.まとめ

 

最近、エイジングケア化粧品に配合が増えているシアバターの特徴や効果、そして使い方を説明しました。

 

シアバターは、お肌の乾燥対策の基本である保湿の中で、「水分の蒸発を防ぐ」力が高く、皮脂とよく似たはたらきをする成分です。

その効果から、シアバターは、エイジングケア化粧品をはじめ、さまざまなスキンケアアイテムにも広く使われています。

 

年中使える成分ですが、特に冬場など、お肌の乾燥が気になる時期には、シアバター配合のエイジングケア保湿クリームが、より効果的な使い方の1つです。

 

エイジングケア保湿クリーム『ナールス ユニバ』

 

なお、乾燥肌の対策はすべてのエイジングケアの基本です。
是非、「乾燥肌の改善対策は、本当に正しいエイジングケアが大切!」も合わせてお読みくださいね。

 

 

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