レチノールクリームは、ほうれい線の改善に効果的なの?

エイジングケア効果のある保湿クリーム

ほうれい線に悩む40代以上の女性なら聞いたことのある方が多い「レチノール」。

名前だけは聞いたことがあるっていう方も多いのではないでしょうか?

 

レチノールは、ほうれい線ケアのフェイスクリームでもよく配合されるエイジングケア化粧品成分です。

また、医薬部外品でもよく配合されます。

果たして、このレチノールはほうれい線の改善に効果的なのでしょうか?

 

この記事では、レチノールがほうれい線の予防や改善に本当に有効なのかどうかをしっかり検証します。

ぜひ、続きをお読みくださいね。

 

ほうれい線ケアの保湿クリームならレチノイン酸トコフェリル配合「ナールスユニバ」

 

 

 

ほうれい線を何とかしたい女性にとって、

「本当に効果のある化粧品はどこにあるの?」

「医薬部外品だったらほうれい線に効くの?」

「やっぱりほうれい線を消すなら美容医療しかない?」

「新しい化粧品成分でほうれい線に効果があるのはどれ?」

「化粧品ってほうれい線に全然効かないわ!」

などは永遠の悩みですよね。

 

やはり、ほうれい線を消すことは、老けて見られるのを避ける上でとても大切ですね。

 

そんなほうれい線を改善するという期待でフェイスクリームに配合される「レチノール」。

シワ対策やほうれい線ケアの成分として有名になってきました。

果たして、そんなレチノールクリームは、ほうれい線の改善に有効なのでしょうか?

それとも、実は使う意味がないのでしょうか?

 

この記事では、ほうれい線の改善に保湿クリームが効果的なのか?また、どんな使い方をすればよいかを考えてみたいと思います。

 

なお、先に、レチノールについて詳しく知りたい方は、「レチノールの効果と副作用を知って、正しいエイジングケア!」をご覧ください。

 

<この記事でお伝えしたい大切なこと>
  • ほうれい線は、乾燥肌が原因で目立つ浅いほうれい線と顔のたるみで目立つ深いほうれい線があります。
  • レチノールは、ビタミンA誘導体のことで、その種類はいくつかに分かれますが、油溶性の成分です。
  • だから、レチノールは、化粧品や医薬部外品で「レチノールクリーム」として使われることが多い成分です。
  • 医薬品のレチノイン酸(トレチノイン)は、レチノール誘導体です。レチノイン酸は、100倍程度の効果がありますが、医師の処方によってしか使えません。レチノールの効果とレチノイン酸の効果は大きな差があります。
  • レチノールは乾燥によるほうれい線を改善することはできますが、たるみで深く刻まれたほうれい線を改善することはできません。

 

 

1.ほうれい線の症状と原因

 

ほうれい線を気にする女性

 

ほうれい線は改善できるのか、ということを考える前に、まずはほうれい線とはどのような症状のことをいうのか、また、なぜほうれい線ができてしまうのか、ということを考えていきましょう。

 

ほうれい線対策を始める前に、自分のほうれい線の原因を知る必要があります。

それを把握してからでないと、正しいほうれい線対策ができません。

 

1)ほうれい線とは?

ほうれい線とは、鼻から口元にかけてできる線のことで、医学的には「鼻唇溝(びしんこう)」という名称があります。

このほうれい線が1本あるだけで顔に影ができて、実年齢よりも5歳から10歳も老けた印象になってしまいます。

 

さて、このほうれい線は、深いシワだと思っていませんか?

 

ほうれい線はシワというより、「頬のたるみによる溝」です。

加齢などが原因で頬が垂れ下がってきたためにできる頬の境界線だと思ってください。

 

そして、このほうれい線には種類があります。

それは大きく分けて浅いものと深いものです。

顔のたるみは顔の肉づきや骨格によっても違ってきますし、年齢によっても違います。

また、生活習慣でも進み方が違います。

 

ほうれい線は、浅いものなら早めにケアを始めることで目立たなくすることも可能ですが、深いものはそれなりに時間をかけて、外側と内側、両方からのケアが必要になってきます。

場合によっては、美容医療で改善する方がよい場合もあります。

 

2)ほうれい線の原因は?

ほうれい線の原因は人によって、また年代によっても違ってくるのです。

大きく分けて4つの原因があります。

 

真皮の衰え

1つ目の原因は、真皮の衰えです。

真皮にはコラーゲンエラスチンヒアルロン酸プロテオグリカンなどの肌の弾力や潤いを保つ成分があります。

 

真皮の中でコラーゲンがネットのような構造になっており、そのコラーゲンをつなぎ止めているのがエラスチンです。このネットがしっかりしていると肌の弾力が保たれます。

そしてその間を埋めるようにヒアルロン酸が存在し、水分を抱え込むことで肌のハリやツヤを保ちます。

 

中でも、ほうれい線と関係が深いのがコラーゲンです。

なぜなら、コラーゲンだけで真皮の7割を占めているからです。

これが劣化したり、コラーゲンが減ると肌の弾力が失われてきて、たるみや深いシワの原因になります。

 

なぜ真皮が衰えるのかというと、ここにもさまざまな原因があります。

 

加齢そのものでも真皮は衰えます。

また、紫外線は真皮まで届いてコラーゲンを破壊しますし、ストレスや睡眠不足、疲労などで体内に活性酸素が増えれば、それが細胞を酸化させ、真皮も衰えます。

これらは、真皮の老化だけでなく肌の老化の全体の原因にもなります。

 

さらに、最近では糖化の影響も指摘されています。体内の余った糖分とたんぱく質が結びつき、AGEs(Advanced Glycation Endproducts=最終糖化生成物)という老化物質がつくられてしまいます。

これが体内に蓄積されるとコラーゲンを劣化させ、たるみやくすみの原因となるのです。

 

表情筋の衰え

2つ目の原因は表情筋の衰えです。

表情筋は普通でも30%程度しか使われていないといわれていますが、例えばスマホやパソコンを1日中見て、無表情でいると、なおさら筋肉を使わなくなります。

 

また、よく噛まないで食べるなどの早食いの人も表情筋が衰えやすいといわれています。

身体の筋肉と一緒で、鍛えなければ衰えますから、1日の中でどうやって表情豊かに過ごすかが、ほうれい線ケアのための表情筋を鍛えることにつながります。

 

皮下脂肪の衰えや肥大化

3つ目は皮下脂肪の衰えや肥大化です。

頬は顔の中でも比較的脂肪がつきやすいところです。

もちろん、加齢によっても脂肪がつきやすくなってきます。

これは、衰えると肥大化してしまいます。

そこに表情筋の衰えが重なると、その増えてしまった脂肪を支えきれなくなり、ほうれい線ができてしまうのです。

 

ほうれい線と皮下脂肪については

ほうれい線と皮下組織・皮下脂肪 | そのエイジングケア対策」をご覧ください。

 

お肌の乾燥

直接的なほうれい線の原因ではありませんが、ほうれい線が目立ち始めるタイミングにお肌が乾燥すると、余計にほうれい線は目立ちます。

それは、お肌の乾燥によって肌理(キメ)お肌の透明感が失われ、まだ浅いほうれい線が目立ってしまうのです。

 

また、肌の乾燥は、シワや、皮脂の不足や、場合によっては逆に皮脂の過剰分泌などをもたらし、肌のバリア機能を低下させます。

 

これ自体がほうれい線の直接的な原因になるのではありませんが、潤いの足りないカサカサした肌は、表皮のダメージが真皮にもダメージを与えてしまうのです。

つまり、バリア機能やターンオーバーの乱れが続くことで、表皮だけでなく真皮にも悪影響を与えます。

その結果、ほうれい線が目立ちやすくなったり、進行が早くなったりするのです。

 

だから、スキンケアで簡単にできるほうれい線対策は、保湿することで乾燥肌の原因をつくらないことや、乾燥肌を改善することなのです。

 

他にも、顔のむくみや骨格、急激なダイエットなどもほうれい線の原因になることがありますが、大きくは上記で説明した4つを理解しておけばいいでしょう。

 

ほうれい線とむくみの関係については、

ほうれい線の意外な敵!むくみによるたるみの対策とは?」をご覧ください。

 

ほうれい線とダイエットの関係については、

ほうれい線に急激なダイエットは悪影響!食べ物と運動を考える」をご覧ください。

 

 


2.レチノールクリームとは

 

レチノール配合のクリーム

 

エイジングケア化粧品によく使われる「レチノールクリーム」は、どのような成分で、どのような美容効果が期待できるのでしょうか。

ほうれい線に効果があるのかということを検証する前に、レチノールの特徴などを見ていきましょう。

 

1)レチノールとは?

レチノールとはビタミンAの1種です。

ビタミンAは水に溶けない脂溶性ビタミンで、私たち人間の身体にとって必要不可欠な栄養素です。

 

ビタミンAは「目のビタミン」とも呼ばれ、目の網膜でロドプシンという物質をつくり出し、光の刺激を脳に伝えるサポートをすることから、ビタミンAが不足すると夜盲症(いわゆる鳥目)になるのです。眼精疲労やドライアイなどにも効果があるとされ、点眼薬にも配合されています。

 

女性にとって嬉しいのは、皮膚や粘膜を保護するはたらきです。

上皮細胞の形成をサポートし、肌を健康に保つはたらきがあります。

ですから、ビタミンAが不足すると肌がカサカサしたり、ニキビが増えるなどの肌荒れの原因にもなるのです。

 

逆に、ビタミンA自体が脂溶性のビタミンであるため、摂りすぎると体内に蓄積されてしまうことから過剰症のリスクもあり、その点もしっかりと理解しておくことが大切です。

 

ビタミンAは大きく分けると「レチノール」と「カロテン」という2種類があり、レチノールはうなぎやレバーなどの動物性食品に、カロテンは緑黄色野菜などに含まれています。

ただし、このカロテンは体内入ってからビタミンAに変わるという性質があるため、厳密に言うとビタミンAではなく「プロビタミンA」と呼ばれています。

ですから、ビタミンAといえばほぼレチノールを指すことになるのです。

 

しかも、カロテンはレチノールより吸収率が低く、10~60%程度しか吸収できません。

一方レチノールは80~90%という高い吸収率となっており、シミや肌荒れなどに効果が高いとされています。

アメリカではシワ取りクリームなどの成分として人気となっています。

 

このレチノールは脂溶性であることから、多くは化粧水ではなく美容液フェイスクリームなど油性の化粧品に配合されています。

 

レチノールは肌に塗ると酵素のはたらきによってレチノイン酸に変化し、肌のターンオーバーを促進したり、真皮の線維芽細胞にはたらきかけてコラーゲンの産生を促すなどの効果が期待できます。

 

ところが、肌にとっては刺激の強い成分であるため、化粧品への配合濃度は0.01~0.1%とそれほど高くはありません。

また、ピーリング効果もあることから肌が赤くなったりする副作用の心配もあり、肌が弱い人にはあまり向いていない成分です。

 

2)レチノイン酸(トレチノイン)とは?

次にレチノイン酸という成分についてお話しします。

レチノイン酸はトレチノインとも呼ばれるビタミンA誘導体です。

その生理活性はビタミンAの数百倍ともいわれ、効果が非常に高いものの、日本では医師の処方箋なしでは使うことができません。

 

アメリカではFDA(米食品医薬局)に認可されていますが、日本ではまた認可されておりません。

ですから、日本ではアメリカの製品に改良を加えたものが処方されています。

 

レチノイン酸を肌に塗ると、ターンオーバーを活性化させて、表皮の深いところにあるメラニン色素まで外に排出することができる上に、真皮にある線維芽細胞にはたらきかけて、肌の弾力を保つコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促すこともできるとされています。

ですから、シワの治療用の外用薬として皮膚科や美容クリニックなどで使われます。

また、ハイドロキノンなどとともにシミの治療に使われます。

 

他にも、皮脂腺のはたらきを抑えて皮脂の過剰分泌を防ぐことからニキビケアにも有効だとされています。

 

レチノイン酸は身体の中にも微量に存在するものですから、アレルギー反応の心配もなく、安全に使える成分でありながら、肌への刺激が強いという難点もあります。

 

主な副作用としては、

  • 肌の赤み
  • 皮が剥ける
  • 炎症後色素沈着

などのトラブルが起こる可能性があります。

したがって、レチノイン酸入りの薬を使う時は必ず医師の指示通りに通院をし、診察を受けながら適切に使っていく必要があります。

 

また、不安定な物質であり、必ず冷蔵庫で保存する必要があるということと、紫外線に弱いので、レチノイン酸を塗っている時は紫外線対策が必須です。

 

 


3.ほうれい線ケアにおけるレチノールクリームは効果があるの?

 

レチノールは化粧品として配合することが可能ですから、化粧品会社各社が販売しています。

つまり、医師の処方箋がなくても使うことができます。

「レチノール」と「レチノイン酸」、似ているようで、その効果についてはかなり差があります。

 

レチノールにもレチノイン酸と同じような効果は期待できるものの、1/20~1/100程度の効果になってしまいます。

配合濃度が高ければ、それなりの効果が期待できるかもしれませんが、その分副作用のリスクも高まることを忘れてはいけません。

レチノイン酸ほどではありませんが、肌が赤くなるなどの副作用が出る可能性があります。

 

1)浅いほうれい線ならレチノールクリームで改善が可能

レチノール配合の化粧品の効果としては、ターンオーバーの促進やコラーゲンの生成をサポートするということが期待できます。

レチノールにはピーリング効果がありますから、古い角質を落として肌のターンオーバーを促進させます。

 

古くなった角質がそのままになっていると、角質が溜まりすぎて肌が厚くなり、ごわごわしてきます。

それがシワの原因にもなります。それを強制的に落として、肌の生まれ変わりを促進すれば、シワの改善に役立ちます。

 

また、真皮にあるコラーゲンは、化粧品で補給することはできません。

肌の弾力が衰えてきて、たるみやシワが気になっても、外側からコラーゲンを増やすことはできないのです。

それは化粧品の浸透が表皮の一番上、角質層までだからです。

 

もちろん、レチノールには真皮にある線維芽細胞を活性化させるというはたらきが期待できます。

つまり、線維芽細胞がコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの肌の弾力を保つ大事な成分をつくり出すのをサポートし、シワなどの改善に役立つのです。

ただし、化粧品ではレチノールクリームが真皮まで届いてコラーゲンを増やすとは言えません。

 

では、レチノールクリームがほうれい線自体を改善することが可能なのでしょうか?

 

こうしたレチノールのはたらきから言えば、レチノールクリームで、乾燥でできた薄いほうれい線を目立たなくすることは可能だとは言えるでしょう。

ほうれい線が薄い場合なら、「ほうれい線が消えた」と思えることもあるかもしれませんね。

 

レチノールクリームを使う時には必ずパッチテストをしてください。

いきなり顔に塗ったりせず、腕の内側など皮膚の柔らかいところに塗り、24時間放置してかゆみや赤みが出ないことを確認してから使いましょう。

 

疲れていたり、生理前など肌の調子が悪い時に使い始めるのではなく、体調のよい時に使った方がいいですね。

 

また、レチノールクリームは線に弱いので、使う時は必ず日焼け止めもしっかり塗ってください。

もしくは、外出しない時や夜だけ使うというのもひとつの方法です。

 

2)レチノール以外にほうれい線ケアに使える成分

浅いほうれい線は乾燥が原因ですから、乾燥を防ぐためのレチノール以外の成分にも注目してみましょう。

 

セラミド

角質層の保湿効果が高いのはやはりセラミドです。

セラミドには種類があり、天然セラミド、ヒト型セラミド、植物性セラミドなどがあります。

 

中でも効果が高いとされているのはヒト型セラミドです。

「セラミド1」「セラミド2」など後ろに数字がついています。

ただし、ヒト型セラミドはその成分の価格が高いため、配合される化粧品の価格も高くなってしまいます。

 

レチノイン酸トコフェリル

また、レチノイン酸を改良して、効果はそのままに刺激を和らげた「レチノイン酸トコフェリル」という成分があります。

これは刺激の強いレチノイン酸にビタミンE誘導体であるトコフェロールを結合させることで安全性を高めたエイジングケア成分です。

 

レチノイン酸トコフェリルについての詳しい情報は、

レチノイン酸トコフェリルで、ハリ・ツヤが増すエイジングケア」をご覧ください。

 

ナールスゲン

エイジンケア化粧品成分として期待されるナールスゲンは、アミノ酸誘導体で、京都大学と大阪市立大学で共同開発されたものです。

 

ナールスゲンは、分子量331ダルトンの小さな分子で、

にする実験データを持っています。

 

ナールスゲンについて詳しくは、

ナールスゲン 京都大学発エイジングケア化粧品成分の10の秘密」をご覧ください。

 

ネオダーミル

ネオダーミルは、スイスのバイオテクノロジー技術を持つ化粧品原料会社であるインデュケム社(Induchem AG)によって開発された、新しいエイジングケア化粧品成分です。

 

ネオダーミルは、Ⅰ型コラーゲンだけでなく、「ベビーコラーゲン」とも呼ばれる肌に柔らかさに影響を与えるⅢ型コラーゲン、エラスチンを増やす実験データを持っています。

 

ネオダーミルについて詳しくは、

ネオダーミルは、いま注目の新エイジングケア化粧品成分!」をご覧ください。

 

ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体は、化粧品成分としてさまざまな効果が期待できます。

美白、ニキビの予防・改善効果、毛穴の引き締め・詰まり改善効果、抗酸化、肌のコラーゲンを増やす効果などがあります。

 

ビタミンCには、主に化粧水や美容液に配合される水溶性ビタミンC誘導体と主に保湿クリームやフェイスクリームに配合される油溶性ビタミンC誘導体があります。

 

ビタミンC誘導体について詳しくは、

水溶性ビタミンC誘導体の種類・特徴と効果的な使い方は?」や「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)は、油溶性ビタミンC」をご覧ください。

 

3)レチノールクリームで深いほうれい線を消すのは難しい

ほうれい線の原因には、乾燥以外にも真皮の衰えや表情筋の衰えがありました。

乾燥による小ジワというよりは、肌のたるみが原因なのです。

どの程度真皮が衰えてしまっているかにもよりますが、レチノールクリームだけでコラーゲンを元の状態にするのは難しいでしょう。

 

乾燥による浅いほうれい線であれば、とにかく保湿を心掛け、肌のターンオーバーを促進していけば小ジワやちりめんジワなどと同じように改善することが可能ですが、真皮の奥までダメージを受けている深いほうれい線では、化粧品だけのケアでは不十分です。

 

だから、たるみケアは化粧品以外の手段・方法を取り入れる必要があります。

 

表情筋を鍛えることも手段の1つです。

表情筋は筋トレと同じように日々鍛えていかないと年齢とともに衰えていきます。

表情筋の衰えは化粧品ではどうにもなりません。

頬の皮下脂肪も外から化粧品を塗っても減るものではありませんね。

 

顔ヨガや表情筋を鍛えるエクササイズを取り入れながら、表面は化粧品で保湿する、ターンオーバーを促進するといったように、両面からのケアが必要です。

 

私たちの身体は食べたものでできていますから、肌の弾力も同じことです。

栄養バランスのよい食事を心掛け、真皮にダメージを与えるような生活習慣を見直していかないといけません。

 

紫外線をしっかりカットすること、ストレスを溜めないこと、しっかり睡眠を取るなど、活性酸素の増殖を抑えて細胞の老化を防ぐ生活を心掛けて健康な肌を保つことで、化粧品の効果も高まります。

深いほうれい線を改善するには、これらのことを総合的に実践して真皮の衰えを改善することが必要です。

 

医師の処方の下、レチノイン酸(トレチノイン)なら、化粧品や医薬部外品以上の改善の効果が期待できます。

しかし、レチノイン酸(トレチノイン)であっても、表情筋や皮下組織にまで効果を発揮するものではないので、それらの衰えが原因でできたほうれい線は改善できません。

 

結論としては、レチノールクリームは、ほうれい線の予防や、浅いほうれい線なら改善できても、顔のたるみで目立った深いほうれい線には大きな効果は期待できないのです。

 

 


4.まとめ

 

レチノールクリームでほうれい線が改善するかどうかを考えてみました。

 

レチノールは、医薬部外品や化粧品で使われますが、化粧品のレチノールクリームは、レチノールの配合濃度はそれほど高くありません。

だから、乾燥で目立ったほうれい線なら改善は可能でも深く刻まれたほうれい線を消すまではできません。

 

医薬部外品のレチノールクリームは、化粧品より濃度が高いので、やや効果は勝りますが、それでも深く刻まれたほうれい線を消すことはできません。

 

一方、医薬品で使われるトレチノインは、レチノールの誘導体ですが、レチノールの100倍程度のはたらきがあります。

その分、刺激も強く医師の処方でしか使うことはできません。

 

それでも、表情筋や皮下脂肪の衰えが原因のほうれい線を消すことはできません。

つまり、レチノールクリームでは、ほうれい線の予防や浅いほうれい線の改善はできても、顔のたるみで目立つほうれい線を改善することは難しいのです。

 

レチノールはターンオーバーの促進やコラーゲン生成が期待できるエイジングケア化粧品成分でありますが、化粧品や医薬部外品の成分としての限界を理解して、ほうれい線の予防、あるいは今以上に目立たせないことを目的としてお使いいただくことが基本なのです。

 

 

関連記事

ほうれい線を解消したい!エイジングケア化粧品選びのコツ

続きを読む

ほうれい線を消す、改善するための対策がすべてわかる!

続きを読む

ほうれい線の改善・解消にコラーゲンは効果があるのか?

続きを読む

ほうれい線にオールインワンゲルやオールインワンジェルは効く?

続きを読む

男性も気になるほうれい線!メンズならではの原因と改善対策

続きを読む


nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。

nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、
ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、
お客様にご参加いただいた座談会や
スキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。

きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。
下記から、どうぞ。

ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」