ほうれい線と皮下組織・皮下脂肪 | そのエイジングケア対策

たるみに悩む女性

ほうれい線の原因にもなりえる、顔のたるみの原因の1つが、皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化

そんなほうれい線の対策ってどうすればよいのでしょうか?

 

この記事では、皮下組織や皮下脂肪の衰えや、肥大化よるほうれい線の予防についてご紹介しています。

章ごとにまとめをつけているので、あなたの読みたい箇所を探して読んでいただくことも可能です。

0.はじめに

ほうれい線は見た目を実年齢以上に見せる、女性にとっての大敵です。

そんなほうれい線の主な原因は「顔のたるみ」です。

そして、「たるみ」をもたらすものの1つが「皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化」です。

 

スキンケアやエイジングケア化粧品がカバーする範囲は、主に角層であって、皮下組織にある皮下脂肪は、直接的な対策ができないパーツです。

だからといって、放置しておくと、皮下脂肪の肥大化は真皮までダメージを与えてしまいます。

 

今回は、そんな皮下脂肪とほうれい線の関係や皮下脂肪の内側からのエイジングケアについての方法をご紹介します。

 

「ほうれい線と皮下組織・皮下脂肪の関係を理解したい!」

「皮下脂肪に対するほうれい線予防や対策の方法を知りたい!」

「ほうれい線予防のために脂肪燃焼に役立つ食べ物を知りたい!」

 

とお考えの方は、ぜひ、続きをお読みください。

 

また、ほうれい線の原因について詳しく知りたい方は、「ほうれい線の原因と20代、30代、40代、50代の年代別特徴」をご覧ください。

さらに、ほうれい線を消す対策についての詳しい情報は、「ほうれい線を消す対策の全てとエイジングケア化粧品の役割」をご覧ください。

 

<この記事でお伝えしたい大切なこと>
  • 皮下組織・皮下脂肪の中でほうれい線と関わりが深いのは、白色脂肪細胞の肥大化や数の増加です。
  • エイジングケア化粧品では、皮下組織・皮下脂肪のエイジングケアはできません。
  • リンパマッサージはむくみを改善し、ほうれい線の予防につながります。
  • 皮下組織・皮下脂肪のケアには、即効性のあるものはなく、日常生活を正しく過ごすことで対策をすることが大切です。
  • 具体的な手段としては、脂肪燃焼性の食べ物やサプリメント、有酸素運動などが皮下脂肪の燃焼に有効なので、ほうれい線の予防につながります。

1.ほうれい線と皮下組織、皮下脂肪の関係

お肌を気にする女性

 

 

1)ほうれい線と脂肪細胞の関係は?

皮下組織とは、お肌の表皮、真皮の次にある皮膚の最も奥の組織です。

皮下組織は、その大部分が「皮下脂肪」で、その間に「動脈」「静脈」「リンパ管」が通っています。

身体の皮下組織は皮下脂肪が厚く10mm以上ありますが、顔ではたった2mm程度です。

そして、この皮下脂肪は、「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」の2つからできています。

 

白色脂肪細胞

一般的に言われる「脂肪」のことで、過剰に摂取して、余ったエネルギーを中性脂肪に変換して、貯めこむ役割があります。

白色脂肪細胞は、肥大化するだけでなく、その数が増えることもわかっています。

ほうれい線と関わりが深いのは、この白色脂肪細胞です。

 

褐色脂肪細胞

エネルギーを消費するはたらきがあります。

しかし、褐色脂肪細胞は、首の後や肩甲骨の周辺、わき、心臓や腎臓のまわりなど一部にしか存在しませんので、ほうれい線とはあまり関係のない細胞です。

 

皮下組織の詳しい情報は、「皮下組織と皮下脂肪の構造と役割。たるみ・ほうれい線を意識!」を参考にしてください。

 

この皮下脂肪が加齢とともに肥大化してくると、それを支えきれなくなって顔がたるんできます。

それが、真皮や表情筋の衰えと並んで、ほうれい線の原因となるのです。

 

また、たるみのタイプも皮下組織・皮下脂肪の衰え方で異なる場合があります。

たるみの種類については、「ほうれい線のタイプは、たるみの種類と骨格の違いで決まる!」をご覧ください。

 

2)皮下組織とエイジングケア化粧品

しかし、この皮下組織には、エイジングケア化粧品によるほうれい線対策はできません。

甜茶(てんちゃ)から抽出した「テンチャエキス」に脂肪細胞を小さくするはたらきがあり、化粧品原料としても利用されていますが、皮膚からの塗布でどこまで臨床的に効果があるかは未知数です。

 

 

エイジングケア成分

 

 

そもそも化粧品原料は、皮下組織まで到達することはありませんので、やはり、皮下組織や皮下脂肪が原因で目立つほうれい線をエイジングケア化粧品で対策することはできません。

 

しかし、ほうれい線の予防や対策を考えた場合、皮下組織や皮下脂肪をおろそかにすることはできません。

なぜなら、脂肪細胞が肥大化すると、遊離脂肪酸を過剰に分泌することです。

これが、コラーゲンエラスチンをつくっている線維芽細胞の細胞分裂に悪影響を与え、活力を低下させてしまいます。

つまり、皮下組織の肥大化は、真皮の衰えをもたらすリスクがあるのです。

 

だから、ほうれい線のケアのためには、皮下脂肪にも大きな注意が必要なのです。

 

また、顔のたるみの原因の1つである表情筋の対策もエイジングケア化粧品ではできません。

表情筋対策は、「ほうれい線の表情筋対策を考える」をご覧ください。

 

ほうれい線対策のエイジングケア化粧品の選び方は、以下の記事を参考にしてください。

※30代~40代でほうれい線を消す?エイジングケア化粧水の選び方!」

※50代からのほうれい線ケアの化粧水の選び方の秘密って?

※ほうれい線対策の美容液の選び方は、5つの視点で考える!

※ほうれい線対策の保湿クリームの本当に正しい選び方とは?

※ほうれい線ケアのフェイスマスクの選び方と使い方

 


 

<第1章のまとめ>

皮下脂肪には、「白色脂肪細胞」「褐色脂肪細胞」の2つがありますが、ほうれい線と関わりが深いのは、白色脂肪細胞です。

皮下脂肪は、エイジングケア化粧品で対策することはできませんので、それ以外の対策が必要です。

 

 


2.ほうれい線ケアのための皮下脂肪への対策

では、エイジングケア化粧品でも効果が期待できないほうれい線ケアのための皮下脂肪への対策としては、どのようなものがあるのでしょうか。

考えられるものをチェックしてみましょう。

 

 

リンパマッサージ

 

 

1)リンパマッサージ

顔のリンパマッサージは、顔の中に蓄えられた余分な水分の排出に役立ち、むくみの防止にもなります。

そのため、皮下組織に水分を溜めないという点では有効で、ほうれい線の予防につながります。

しかし、皮下脂肪を落とす根本的な解消法ではありませんので、皮下脂肪がたるんで目立ってしまったほうれい線には高い改善効果は期待できません。

 

なお、むくみとほうれい線についての詳しい情報は、「ほうれい線の意外な敵!むくみによるたるみの対策とは?」をご覧ください。

 

2)脂肪吸引

小顔のための美容医療の1つとして、脂肪吸引があります。

顔の輪郭がシャープに見える、たるみ予防につながるなどのメリットがあります。

 

しかし、すでに頬の皮膚にたるみがある人や、ほうれい線が目立っている人が脂肪吸引を受けると、さらにたるみやほうれい線が目立つようになってしまうリスクがあります。

したがって、ほうれい線の予防としてのたるみを防ぐ観点では、一定の効果は見込めますが、すでにたるみができている場合は、美容外科など専門医と相談の上、慎重に検討しましょう。

 

その他のほうれい線の美容医療については、「ほうれい線を消す対策の全てとエイジングケア化粧品の役割」の第5章「ほうれい線を消す!美容医療の選択肢」をご覧ください。

 

3)日々の食生活や運動

「リンパマッサージ」「脂肪吸引」を紹介しましたが、どちらも根本的な解決策とはなりません。

また、エイジングケア化粧品も、皮下組織に対するほうれい線ケアには効果が期待できないため、残ってくるのは、どうしても日常生活における食事や運動になってきます。

 

ここからは、ほうれい線ケアにおいて皮下組織にアプローチする「食べ物」と「運動」についてご紹介します。

 

先ほども説明しましたが、ほうれい線と関係する皮下脂肪の肥大化は、

  • 白色脂肪細胞の中に脂肪が増えて肥大してしまうこと
  • 白色細胞の数が増えること

が原因です。

 

これを、食べ物や運動で抑えることがほうれい線の対策となります。

しかし、急激なダイエットはかえってマイナスで、ほうれい線を目立たせることになります。

これについては、「ほうれい線に急激なダイエットは悪影響!食べ物と運動を考える」を参考にしてください。

 

極端で急激な対策が高リスクであることからもわかるように、ほうれい線の皮下脂肪への対策には、特効薬はな毎日の積み重ねが大切なのです。

 

具体的な方法として、まずは代謝を下げない方法を考えましょう。

 

 

姿勢

 

 

①有酸素運動

脂肪を燃焼させるには、有酸素運動が有効です。

有酸素運動で、弱い力が継続的に筋肉にかかると、エネルギー源として体内に蓄えられている体脂肪が燃焼します。

ただし、20分までは血中の脂肪が使われ、20分を超えるところから皮下脂肪が使われるので、20分以上継続して行うことが必要です。

エアロビクス、ウォーキング、ゆっくりした水泳などが代表的な有酸素運動です。

 

②バランスのよい食生活

皮下脂肪が気になるからといって、極端に食べ物の脂肪を制限するのは間違いです。

たんぱく質、脂肪、糖質をバランスよく摂りましょう。

イワシなどの青背の魚に豊富なオメガ3脂肪酸は、身体にとって大切な栄養素なので、積極的に摂りましょう。

もちろん、食べ過ぎないように注意し、腹八分目を意識しましょう。

 

ほうれい線予防をはじめ食べ物に関しては、以下を参考にしてください。

美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで

美肌のための食事のとり方とアンチエイジングへの効果は?

 

③肪燃焼性の食べ物やサプリメント

トウガラシなどに含まれるカプサイシンは、身体に吸収されると身体の内側から発汗させる効果が期待できます。

身体の中が温かくなり、血流だけでなく細胞内の水分の循環もよくなります。

即効性はありませんが、日々、適度に摂ることで、脂肪細胞の肥大化の予防をサポートしてくれます。

カプサイシンは、ショウガ、ニラやネギ、かぼちゃなどにも含まれます。

 

他では、グレープフルーツ、くるみ、海藻類、胡椒などにも脂肪燃焼効果があります。

 

 

ランニングする女性

 

 

④その他の代謝を上げる生活

基礎代謝を高い状態に維持することも、皮下脂肪が肥大化しにくい体質をつくる上で有効です。

そのためには、有酸素運動だけでなく、無酸素運動を取り入れることも有効です。

短距離走や筋肉トレーニングが無酸素運動にあたります。

無酸素運動はハードになりがちなので、無理のない範囲で実施しましょう。

 

他にも、毎日、お風呂に浸かって体温を上げることや、十分な睡眠なども代謝に関係してきますので、日頃の生活を見直すことも大切です。

 

なお、日常生活でできるほうれい線対策は、「続けられる!ほうれい線予防の日常の対策とは?」を参考にしてください。

 


 

<第2章のまとめ>

皮下脂肪の対策としては、リンパマッサージ、脂肪吸引などの美容医療、有酸素運動、脂肪燃焼性のサプリメントや食べ物があります。

美容医療には、即効性はありますが、お金もかかり、リスクもあります。

その他の方法は即効性がありませんので、地道な努力が必要です。

 

 


3.まとめ

ほうれい線の原因の1つである皮下組織、皮下脂肪の肥大化とその対策について考えてきました。

 

ほうれい線と関わりが深いのは、白色脂肪細胞の肥大化や数の増加ですが、エイジングケア化粧品では対策ができません。

他でも、皮下組織のケアには、即効性のあるものはなく、日常生活を規則正しく過ごすことが、対策には大切なことがわかりました。

目に見えて効果のある具体的な方法ではありませんが、毎日、取り組むことで皮下脂肪の対策になり、ほうれい線予防につながります。

 

バランスのよい食事や適度な運動で代謝を上げることは、ほうれい線対策だけでなく、肥満の予防や身体全体の健康にもよい、まさに内側のエイジングケアなのです。

地味な方法ですが、ぜひ、取り組んでみてください。

 

ほうれい線ケアのエイジングケア化粧品は、こちら

ほうれい線ケアのためのナールスゲン配合エイジングケアローション(化粧水タイプ)「ナールスピュア」

ほうれい線ケアのためのネオダーミル、ナールスゲン、プロテオグリカン配合エイジングケア美容液「ナールス ネオ」

ほうれい線ケアのためのナールスゲン&ヒト型セラミド配合エイジングケア保湿クリーム「ナールス ユニバ」

 

 

関連記事

ほうれい線に急激なダイエットは悪影響!食べ物と運動を考える

続きを読む

ほうれい線の意外な敵!むくみによるたるみの対策とは?

続きを読む

ほうれい線のタイプは、たるみの種類と骨格の違いで決まる!

続きを読む

20代のほうれい線予防と対策で30代からのお肌の悩みを減らす!

続きを読む

乾燥によるほうれい線は、保湿ケアで消す!年代別のスキンケア

続きを読む


nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。

nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、
ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、
お客様にご参加いただいた座談会や
スキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。

きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。
下記から、どうぞ。

ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」