ヒートショックプロテイン(HSP)47はエイジングケアに大切な成分

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あなたは、ヒートショックプロテインという言葉を聞いたことがありますか?

ここ数年、テレビなどでも話題になっているので知名度も上がってきた言葉です。

そんなヒートショックプロテインのなかで、美肌と関係が深いのがヒートショックプロテイン47(HSP47)なんです。

では、HSP47は美肌とどう関係があるのでしょうか?

この記事では、そんなHSP47の秘密にせまってみます。

また、HSP47を増やすエイジングケア化粧品成分をご紹介します。

<この記事の大切なポイント>
  • HSP(ヒートショックプロテイン)47は、お肌の細胞の回復を助けるはたらきがあります。お肌にとって大切なたんぱく質です。
  • HSP(ヒートショックプロテイン)47は、コラーゲンやエラスチンと同じく、お肌の真皮にある線維芽細胞でつくられています。コラーゲンを正しい形に導くのを助けます。
  • HSP(ヒートショックプロテイン)はからだを温めることで増やせます。入浴法や運動などの方法があります。
  • HSP(ヒートショックプロテイン)はエイジングケアに有用な物質です。最近では、化粧品で補うことができるものも出てきています。
  • HSP(ヒートショックプロテイン)47を増やすことができるのは、京都大学発のエイジングケア化粧品成分 ナールスゲンです。ナールスゲン配合の化粧品をエイジングケアに役立てましょう。
この記事の監修者
ナールスコム店長 村上清美

ナールスコム

ナールスコム店長 村上清美

メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。

<保有資格>
コスメコンシェルジュ
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト

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ヒートショックプロテイン(HSP)47はエイジングケアに大切な成分の目次

1.ヒートショックプロテイン(HSP)47が気になるあなたへ

ヒートショックプロテイン(HSP)が気になる女性

「ヒートショックプロテイン(HSP)47はエイジングケアに大切な成分」をお届けします。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、日本語で「熱ショックたんぱく質」と呼ばれています。

その名のとおり、からだに熱が加わった時につくられる「たんぱく質」です。

HSP47はそんなたんぱく質の1種。

最近では、「HSP(ヒートショックプロテイン)療法」という治療法の研究も進んできて、傷付いた細胞の修復や再生を促すという試みが、医療において実践されてきています。

また、「42度洗顔」や「野菜の50度洗い」などを聞かれたことがあるかと思います。

「42度洗顔」の美肌効果や、「野菜の50度洗い」で野菜がシャキッとすることなども、実は、HSP(ヒートショックプロテイン)がよい影響を与えているからなんです。

それは、HSP(ヒートショックプロテイン)が、熱ストレスや、そのほかのさまざまなストレスから細胞を守るはたらきがあるからです。

そして、HSP(ヒートショックプロテイン)は、エイジングケアでももちろん注目されている物質です。

HSP(ヒートショックプロテイン)が増えることにより、からだが元気になる、つまり細胞が元気になることにつながります。

HSP(ヒートショックプロテイン)は、研究が進み、たくさんの種類があることがわかってきました。

なので、HSP(ヒートショックプロテイン)の種類を表すために、HSPの後ろに数値が付くようになったのです。

そのなかで、お肌と関係の深いのがHSP47。

この記事では、HSP(ヒートショックプロテイン)のなかでもお肌のエイジングケアに関連が深いコラーゲンエラスチンを増やす、「HSP(ヒートショックプロテイン)47」を中心にご紹介します。

また、HSP47を増やすエイジングケア化粧品成分をご紹介します。

<動画で学ぶHSP47>

ヒートショックプロテインとナールスゲンの関係は?☆動画で3分間エイジングケア



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2.ヒートショックプロテイン(HSP)って?

ヒートショックプロテイン(HSP)って?と考える女性

ヒートショックプロテイン(HSP)47の前に、全体的なお話を進めます。

1)ヒートショックプロテイン(HSP)のはたらき

①HSPとは?

ヒートショックプロテインは、英語でHeat Shock Proteinなので、HSPと略して表記されることがあります。

ヒートショックプロテイン(HSP)とは、からだに熱が加わった時につくられるたんぱく質のことで、「熱ショックたんぱく質」と呼ばれています。

HSP47もその仲間です。

②HSPがメディアで話題になる理由

最近では、42度洗顔や、HSP(ヒートショックプロテイン)入浴法などがテレビなどのメディアで取り上げられ、その名前が知られるようになってきました。

また、HSP(ヒートショックプロテイン)療法という治療法の研究も進み、からだを温めることでHSP(ヒートショックプロテイン)を増やし、痛みやつらい症状を緩和したり、傷付いた細胞の修復や再生を促すという試みが、医療のなかで実践されるケースも増えてきました。

このようにHSPの医療や健康に対する研究が進み、メディアでも取り上げられる機会が増えてきたのです。

③HSPは免疫を高めてからだを守る

それは、HSP(ヒートショックプロテイン)に免疫細胞の一つであるナチュラルキラー細胞を活性化させるはたらきがあるからです。

ナチュラルキラー細胞が活性化すると、がん細胞や病原微生物(細菌やウイルス)を攻撃する力が高まり、病気からの回復を助けることができるのです。

また、HSP(ヒートショックプロテイン)は、がん細胞と結合し、ナチュラルキラー細胞ががん細胞を見つけやすくするはたらきもあるのです。

さらに、HSP(ヒートショックプロテイン)は、お肌の老化を防いでくれます。

お肌も、熱や紫外線にさらされたとき、細胞がストレスを感じて傷付いてしまいます。

このとき、お肌の細胞の回復をサポートし、守ってくれるのがHSP(ヒートショックプロテイン)です。

一方、回復できないほど傷付いてしまった細胞を選んで壊すのも、HSP(ヒートショックプロテイン)のはたらきです。

つまり、HSP(ヒートショックプロテイン)は外部のストレスに対して反応し、お肌の細胞の品質を維持するために活躍する成分です。

このように、HSP(ヒートショックプロテイン)には、熱ストレスやそのほかさまざまなストレスから細胞を守るはたらきがあることから、注目が高まってきました。

そんなHSPについてもっと詳しく知りたい方は、「42℃温めで素肌美人 水島徹」や「ヒートショックプロテイン加温健康法 伊藤要子」を参考にしてください。

2)HSP(ヒートショックプロテイン)47とほかの種類

HSP(ヒートショックプロテイン)の種類を説明する女性

HSP(ヒートショックプロテイン)の後ろについている数字は、分子量を表しています。

代表的なものにHSP47がありますが、それ以外にも、HSP60、HSP70などたくさんの種類があります。

この数値は、分子量を1/100で表したもので、HSP47は、4700分子のヒートショックプロテインです。

また、同じ分子量のなかでもさまざまなHSP(ヒートショックプロテイン)があるので、「HSP47ファミリー」といった呼び方がされることもあります。

HSP(ヒートショックプロテイン)のはたらきは、まだまだ解明されているわけではありませんが、その研究は進みつつあります。

HSP47以外の種類別の特徴を簡単にご紹介します。

①HSP(ヒートショックプロテイン)60

たんぱく質が、正しい立体構造になるのを助けるヒートショックプロテインです。

②HSP(ヒートショックプロテイン)70

紫外線によるダメージの軽減、メラニンの抑制によるシミの抑制、シワができるのを防ぐなどエイジングケアにとって有益なはたらきのあるヒートショックプロテインです。

シワやシミへの効果についての詳しい情報は、「HSP(ヒートショックプロテイン)でシワやほうれい線が予防できる!」や「シミを予防するHSP(ヒートショックプロテイン)の効果とは?」をご覧ください。

③HSP(ヒートショックプロテイン)90

たんぱく質が、正しい立体構造になるのを助けるヒートショックプロテインです。

熱ショックとは関係のない、非ストレス性の細胞にもたくさんあり、たんぱく質に関係のあるはたらきをしています。

それでは、HSP47とはどんなものでしょうか。





3.HSP47とそのはたらき

HSP47とそのはたらきの疑問のイメージ

1)HSP47とは?

HSP47は、分子量が4700のヒートショックプロテインです。

この成分は、1986年、京都大学名誉教授・永田和弘 先生によって、偶然、発見されました。

それを機に、たくさんの研究が進められ、そのはたらきがかなり解明されてきています。

HSP47は、コラーゲンエラスチンと同じく、お肌の真皮にある線維芽細胞でつくられます。

そして、お肌のハリや弾力を増すのに必要不可欠な成分「コラーゲン」とだけ結びついて、コラーゲンを正しい3重のらせん構造になるのを助けています。

<HSP47で形作られるコラーゲン>

HSP(ヒートショックプロテイン)で形つくられる線維芽細胞内のコラーゲンの図

2)HSP47は分子シャペロン

HSP47のように、ほかのたんぱく質を助けるたんぱく質のことを分子シャペロンと呼びます。

シャペロンとは、もともとフランス語で、若い女性が社交界にデビューする際に付き添う「介添え役」の年上の女性を意味するものです。

まさにHSP(ヒートショックプロテイン)は、「シャペロン」として、美容界の花形成分であるコラーゲンをサポートするのです。

つまり、コラーゲンが正しく機能するように手助けするのがHSP47なのです。

このはたらきは難しい言葉でいえば、「タンパク質のフォールディングを補助する」と表現します。


4.HSP(ヒートショックプロテイン)を増やすには?

入浴で身体を温めてヒートショックプロテインを増やす女性

1)からだを温めるとHSPが増える

HSP(ヒートショックプロテイン)はもともと私たちの細胞内に存在しますが、コラーゲンなどと一緒で、加齢とともに減少します。

しかし、傷付いたたんぱく質を修復するには、より多くのHSP(ヒートショックプロテイン)が必要になります。

では、HSP(ヒートショックプロテイン)は、どのように増やしていけばよいでしょうか?

HSP(ヒートショックプロテイン)は、からだに圧をかけたり低酸素状態にするなど、少しからだにストレスをかけることで増えることがわかっています。

一番手軽に取り入れられる方法としては、からだを温めること。

つまり入浴です。

入浴でHSP(ヒートショックプロテイン)が増えると、コラーゲンの減少が緩やかになり、またをかくことで老廃物が排出されるので、お肌のハリツヤの回復につながります。

また、疲労物質の「乳酸」の産生が遅れるため、疲れにくくなったり、免疫力が上がったりする効果もあります。

からだを温めるだけで、コラーゲンが少なくなるのをストップできるなんて、簡単にできるアンチエイジング&エイジングケアですよね。

それでは、HSP(ヒートショックプロテイン)を増やす入浴法をご紹介します。

ただし、体調の悪いときはしないでくださいね。

ほかにも、βグルカンを含むキノコ類や海藻類ほかからだを温める食べ物もHSP(ヒートショックプロテイン)アップにおすすめです。

2)HSP(ヒートショックプロテイン)を増やす入浴法

HSP(ヒートショックプロテイン)を増やす入浴法を実践する女性

①入浴の前に500mLほどの水分を補給します。

②湯船につかる温度・時間はそれぞれ以下を目安にします。

湯船につかるときは、浴槽のふたから首だけ出すようにすると、より効果的です。

  • 42度の場合は、10分間
  • 41度の場合は、15分間
  • 40度の場合は、20分間

③湯船からでたらタオルなどを巻いて10~15分間保温します。保温中は冷たい飲み物はガマンです。

④保温後は、500mLを目安に水分補給します。

さて、その効果は、以下のように報告されています。

  • 体温が38℃で、HSP(ヒートショックプロテイン)は2~5倍増加、38.5℃で1.8~2倍増加します
  • 入浴してから2日後よりHSP(ヒートショックプロテイン)は増加していき、4日後まで増加し続けます。1週間後には元に戻ります。

この結果から、HSP(ヒートショックプロテイン)入浴法は、週に2回で十分とされています。

長く続けることで、お肌やからだの改善につながります。

もし、3ヵ月ほど続けていて、効果が感じられなくなったりしたら、からだが慣れてきたことが原因なので、1~2週間ほどあけてから、また始めるとよいそうです。

ただし、乾燥肌敏感肌インナードライ肌の方が、42度以上の温度のお風呂に10分入ることはあまりおすすめできませんので、温度を少し下げる、時間を短めにするなどで工夫しましょう。

乾燥肌、敏感肌の方のためのお風呂・温泉の入り方」も参考にしてください。

また、心臓に負担がかかりますので、高血圧などの方も注意が必要です。

そのほかの病気を含め、なんらかの病気のある場合は、お風呂の入り方を医師などに相談されることをおすすめします。

なお、HSPを増やすそのほかの方法は、「HSP(ヒートショックプロテイン)を増やす7つの方法で美肌へ」をご覧ください。

また、入浴の方法は、「たった1℃が体を変える ほんとうに健康になる入浴法(株式会社KADOKAWA、2014年10月)」も参考になります。





5.HSP47とエイジングケア化粧品

HSP47を増やすエイジングケア化粧品のイメージ

1)開発が進むHSP配合化粧品

HSP(ヒートショックプロテイン)のお肌へのはたらきから、 HSP(ヒートショックプロテイン)配合の化粧品やHSP47を高めるエイジングケア化粧品の原料の開発が進んできました。

そんな化粧品の原料には、HSP47を増やすナールスゲンやチューリップエキス、HSP70を増やす野馬追(ヤバツイ)などがあります。

また、HSP70を豊富に含む酵母エキスなどからできている「バイオファクターHSP SP」があります。

2)HSP47を増やすナールスゲン

HSP47を増やすエイジングケア化粧品のイメージ

京都大学発のエイジングケア化粧品成分ナールスゲンは、HSP47を増やす注目の成分です。

ナールスゲンは、真皮の線維芽細胞を活性化して、コラーゲン、エラスチンに加えて、HSP47を増やすことがわかっています。

得られた科学的エビデンスによると、次のことがわかりました。

  • コラーゲンを2倍以上に増やす
  • エラスチンを約5倍に増やす
  • HSP47を約3倍に増やす

また、抗酸化成分であるグルタチオン表皮で増やしたり、光老化を防ぐなどのお肌の酸化を防ぐはたらきも認められています。

最近では、しわやシミ予防に効果があるHSP(ヒートショックプロテイン)70、またヒアルロン酸を増やすこともわかってきました。

<ナールスゲンは、肌の弾力やハリ、ツヤを保つ「コラーゲン」を2~3倍に増加させる>

ナールスゲンのコラーゲンへの効果を表すグラフ
<日本香粧品学会誌 2012; 36: 93-100より改変>

<ナールスゲンは、弾性線維「エラスチン」を約1.5倍に増加させる>

ナールスゲンのHSP47への効果を表すグラフ
<日本香粧品学会誌 2012; 36: 93-100より改変>

<ナールスゲンは、「HSP47」を約1.3倍に増加させる>

ナールスゲンのエラスチンへの効果を表すグラフ
<日本香粧品学会誌 2012; 36: 93-100より改変>

つまり、ナールスゲンは、お肌のハリやツヤの源であるコラーゲンを増やすことに加えて、正しい形になるサポートもするのです。

ナールスゲンについての詳細は、こちらの記事をご参考にしてください。

ナールスゲン 京都大学発エイジングケア化粧品成分の10の秘密

大学発エイジングケア化粧品成分ナールスゲンの作用メカニズムは?

大学発エイジングケア化粧品成分ナールスゲンは10の特徴で美肌を導く

ヒートショックプロテインとナールスゲンの関係の秘密を3分動画で!

ナールスゲンが配合されたエイジングケア化粧品を選ぶ際は、こちらを参考にしてください。

ナールスゲン配合の化粧水の選び方で失敗しない5つのポイントとは?

3)ナールスゲンの肌悩みへの効果

真皮にとって、大切なコラーゲン、エラスチン、HSP47の3つを増やすのを助けるエイジングケア化粧品成分はまだほとんどありません。

そのなかで、ナールスゲンのこうしたはたらきは特筆すべきものだと思います。

なぜかというと、この3つの物質が増えれば、お肌の弾力やツヤがアップします。

つまり、お肌に弾力が戻るということは、お肌の内側の水分量のバランスがよい証拠です。

乾燥肌予防にもつながるので、しわたるみ肌荒れなども予防することが期待できます。

さらに、ナールスゲンは、くすみたるみ毛穴ほうれい線目の下のたるみ目の下のくま(黒クマ)などの予防にもよい選択肢です。

このようなナールスゲンの特徴から、エイジングケア化粧水エイジングケア美容液エイジングケア保湿クリームなどのエイジングケア化粧品から、ハンドクリームシャンプーなど、さまざまな製品が登場するようになりました。

4)HSP化粧水「ナールスピュア」

HSP化粧水「ナールスピュア」

特に、ナールスゲンは、水溶性成分であることから、エイジングケア化粧水にぴったりです。

そのなかでもオススメは、ナールスピュア。

ナールスゲンを推奨濃度配合しており、余計な成分は入っておらず、ナールスゲンを含めて12成分しか配合していません。

そんなナールスピュアは、2017年7月にリニューアルされました。

以前のナールスピュアは、@コスメの化粧水ランキングで1位になったことがありますが、新しいナールスピュアは、発売1ヶ月と少しで3位にまでなりました。

そんなナールスピュアの特徴は、次のとおりです。

水溶性ビタミンC誘導体両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)を配合

両親媒性ビタミンE誘導体トコフェリルリン酸ナトリウム配合

◎高い保水力のあるプロテオグリカン配合

◎うるおいをもたらす水性保湿油ウィルブライドS-753配合

◎香料・着色料・鉱物油などエイジングケアに不要な成分が無添加の化粧水

◎界面活性剤完全フリーを実現

新しいタイプのHSP(ヒートショックプロテイン)化粧品「ナールスピュア」


6.ときには悪役になるHSP47

これまでHSP47の肌に良いはたらきやコラーゲンをサポートするはたらきをご紹介してきました。

しかし、HSP47が悪役になることもあるのです。

コラーゲンが異常に増える病気には、肝硬変や腎繊維症、肺の繊維化,動脈硬化,透析患者における腹膜の繊維化などの繊維化疾患があります。

これらの病気の場合には、コラーゲンだけでなくHSP47も増えています。

コラーゲンの増えすぎが、HSP47が増えたことによるものと考えられています。

つまり、こうした繊維化疾患の場合、HSP47が悪役になっているのです。

そのため、こうした病気の場合は、HSPの発現を抑えることが必要になるのです。


7.まとめ

ヒートショックプロテイン(HSP)47はエイジングケアに大切な成分のまとめ

「ヒートショックプロテイン(HSP)47はエイジングケアに大切な成分」をお届けしました。

この記事では、最近、エイジングケア化粧品でも増やせることが可能となったヒートショックプロテインとHSP47(ヒートショックプロテイン47)について、ご紹介しました。

また、HSP47が、美肌のためのエイジングケアと関係の深い成分であることも、ご紹介しました。

いかがでしたか?

HSP47などを増やすことで、細胞が活性化し、エイジングケアにとって重要な「コラーゲン」「エラスチン」も増え、加齢によるシワ、たるみの進行を遅らせることが可能です。

また、ナールスゲンはそんなエイジングサインの予防を助けるエイジングケア化粧品成分です。

ぜひ、HSP47をはじめ、HSP(ヒートショックプロテイン)を意識した日常生活でエイジングケアに取り組んでいただければ幸いです。

<参考文献>
日薬理誌(Folia Pharmacol. Jpn.)121,4~14(2008)

総 説 Heat Shock Protein(HSP)の薬理学への応用:創薬への可能性

コラーゲン特異的分子シャペロン HSP47 と繊維化疾患治療戦略 永田和弘

42℃温めで素肌美人(水島 徹  著、幻冬舎)

ヒートショックプロテイン加温健康法(伊藤要子 著、法研)

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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