コラーゲンのエイジングケアとアンチエイジングにおける役割

たんぱく質が豊富な食材

コラーゲンっていまや誰もが知っている成分。

でも、あなたは本当にコラーゲンのことを正しく理解できているでしょうか?

 

実はコラーゲンは、その知名度の高さやイメージが先行しているわりには、正しく理解されていない成分です。

そこで、この記事ではコラーゲンのはたらきや役割をしっかりお伝えします。

コラーゲンをちゃんと理解したい方は、ぜひ、続きを読んでくださいね。

 

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コラーゲンについての話題と言えば、

 

「コラーゲンドリンクを飲んだら次の日に、お肌がプリプリになった!」

「コラーゲン化粧品でお肌のハリとツヤが戻ってきた!」

「鶏の皮はコラーゲンいっぱいだから、お肌によい!」

 

といったポジティブな意見。

 

一方

 

「コラーゲンサプリなんて飲んでも無駄!」

「コラーゲンを塗ってもお肌なんか変わらない!」

「コラーゲンを食べても消化されるから、増えるわけはない!」

 

といった意見もあります。

 

一体、何が正しいのか?本当のところはどうなのか?

 

といったことが気になりますね。

 

 

正しいコラーゲンの効果について悩む女性

 

 

コラーゲンの研究は進みつつも、未だわからないこともあるのです。

また、まだ「可能性」の段階の内容もあります。

 

医学や科学、また化学の世界では、まだまだ分からいことも多く美容成分や食べ物でもまだ謎となっている部分も多いのです。

 

コラーゲンもそんな成分の1つです。

研究は進んでいても、やっぱりわからないことも多いのです。

 

この記事では、そんなコラーゲンについてわかっていることとわかっていないこと、またその可能性も考えながら、構造や役割、はたらきを幅広く紹介します。

 

なお、コラーゲン化粧品について詳しく知りたい方は、

コラーゲン化粧品ってたくさんあるけど、エイジングケアに大切?」をご覧ください。

 

<この記事でお伝えしたい大切なこと>
  • コラーゲンは、少し変わった構造を持つたんぱく質です、たんぱく質の30%、ヒトの身体の6%を占める成分です。
  • コラーゲンには約30種類あって、身体の部位で多い種類や少ない種類があります。
  • ヒトのコラーゲンは、イメージされているようなプルプルのものでなく強靭で伸展性の少ない線維組織です。
  • コラーゲン化粧品やコラーゲンドリンクに使われるコラーゲンの多くは、加水分解されて小さくなった「コラーゲンペプチド(加水分解コラーゲン)」です。
  • 体内のコラーゲンは年齢とともに減るので、バランスのよい食事、紫外線対策などで維持を図ることが健康や美肌にとって大切です。
  • コラーゲン化粧品に期待できることは、お肌の保湿です。
  • コラーゲンの研究が進み、食べたコラーゲンがコラーゲンペプチドとして、細胞にまでたどり着くことがわかってきました。

 

1.コラーゲンって、そもそも何?

 

コラーゲンを考える上で大切なのは、

 

「人が元から持っているコラーゲンと化粧品やサプリメントで取り入れるコラーゲンの役割は、同じではない」

 

という前提に立つことです。

 

まず、人の持つコラーゲンからお話を進めましょう。

 

 

コラーゲンの理解を深めるための基本を教える女性

 

 

1)ヒトのコラーゲンとは?

コラーゲンは、身体全体の6%、そして人の真皮の70%以上を占める成分ですが、

その正体は「たんぱく質」です。

 

たんぱく質は、身体全体の20%もあって、60%ある水に次いで多い成分です。

 

コラーゲンは、たんぱく質の6%/20%なので、ヒトのたんぱく質の30%を占めているのです。

 

たんぱく質といえば、その根本は、アミノ酸です。

 

コラーゲンを形成するアミノ酸は、グリシプロリン、アラニン、ヒドロキシプロリン、グルタミン酸、アルギニンなどです。

この中で、ヒドロキシプロリンはコラーゲンに特有のものです。

一方、コラーゲンには、必須アミノ酸のひとつであるトリプトファンが含まれないこともその特徴です。

 

2)栄養素として評価が低かったコラーゲン

ここで少しアミノ酸とコラーゲンの関係を整理します。

 

実は、コラーゲンは栄養学的な観点では、質の高いたんぱく質と考えられてなかったのです。

なぜなら、ヒトにとって大切な必須アミノ酸が不足しているからです。

 

ヒトの身体を作っているアミノ酸は、20種ありますが、そのうち9種が必須アミノ酸、残りの11種が非必須アミノ酸です。

 

栄養学的に考えて、「良質なたんぱく質」とは、トリプトファンが含まれているたんぱく質です。

これが含まれていないコラーゲンは栄養学的な視点では評価が低かったのです。

 

さらに、コラーゲンを形成するアミノ酸の1つであるグリシンが全体の約1/3を占めるといういびつな割合なのです。

この点もたんぱく質としては、質が低いと考えられていた要素なのです。

 

しかし、コラーゲンに注目が集まっているのは、栄養学的なことではなく、むしろ、肌、髪、爪、関節などの組織を支える機能です。

その点では、コラーゲンはちょっと変わったたんぱく質なのです。

 

3)ヒトのコラーゲンと化粧品のコラーゲンは別!

ヒトのコラーゲンのイメージがつかみかけてきたでしょうか?

 

さて、コラーゲンと言えば、食べ物、サプリメント、化粧品成分を思い出す場合が多いでしょう。

実は、化粧品やサプリメントで使われるコラーゲンは、魚や動物由来のものです。

 

 

動物由来のコラーゲン

 

 

エイジングケア化粧品や健康食品などに配合されるコラーゲンは、美容成分としての知名度は超メジャー級ですが、

実際に身体の中にあるコラーゲンについては、誤解も多い成分です。

 

以前、コラーゲンについて、アンケートを行ったところ、

「もともとコラーゲンは自分の身体にないので、外から取り入れる必要がある」

と回答された方が、40%程度いらっしゃったのが、衝撃的でした。

 

コラーゲンについて、詳しく説明すれば、本1冊以上のボリュームになりますし、実際、コラーゲンに関する本も何種類か世に出ています。

 

この記事では、そんなコラーゲンについて、お肌やエイジングケアに関連の深いポイントに絞って説明します。

 

4)人のコラーゲンの種類は?

人のコラーゲンは、存在する場所や、元となるタンパク質の組み合わせや量のちょっとした違いで、30種類程度にわかれます。

それらは、I型、II型のようにローマ数字で表されます。

 

そのうち体内でもっとも多いのはI型コラーゲンですが、身体のパーツによっては、そのバランスはさまざまです。

例えば、真皮、靱帯、腱、骨などではI型コラーゲンが多く、関節軟骨ではII型コラーゲンが主成分です。

 

お肌のコラーゲンは、9種類あると言われていますが、I型コラーゲンが90%程度です。

I型コラーゲン以では、III型やIV型、VII型などがお肌のコラーゲンで、少しずつ役割も違います。

そのため、最近では、エイジングケアや美容の観点でもこれらのタイプごとのはたらきも注目されつつあります。

 

例えば、III型コラーゲンは、「ベビーコラーゲン」、「若返りのコラーゲン」とも呼ばれていて、I型コラーゲンよりも柔らかく、年齢を重ねるとI型以上にその比率が減ることが知られています。

 

 

若返りを実感する女性

 

 

だから、柔らかな美肌のためにはⅢ型の比率を上げることが注目されることもあります。

 

5)私のコラーゲン量は、どこにどれくらいあるの?

コラーゲンは、人間だけでなく動物や魚など多くの生物が、体内に持っているたんぱく質です。

 

人間の場合、先ほどもお伝えしましたが、たんぱく質が全体重の20%程度で、そのうちの30%がコラーゲンなのです。

 

例えば、体重が50kgの方なら、3kg(50kg ×0.2 × 0.3)ものコラーゲンが、ご自身の身体にあるコラーゲンです。

 

そして、その内訳は、お肌に40%、骨・軟骨に10~20%、血管7~8%。

残りは、髪の毛なども含め、身体のあちらこちらに少しずつ存在します。

 

ということは、お肌のコラーゲンについては、体重50kgの方なら、“1.2kg” (3kg×0.4)となります。

 

年齢や体質などでこの数値は若干異なりますが、
ご自身のお肌のコラーゲン量は、「体重×0.024」で、計算できます。

 

 

コラーゲン不足に悩む女性

 

 

 


2.お肌のコラーゲンの役割と形・性状は?

 

1)コラーゲンの役割は?

このようにお肌の中でも、大きな割合を占めるコラーゲンにはどんな役割があるのでしょうか?

 

人間の身体が、細胞でできていることは誰もがご存じだと思います。

この細胞は、身体の中でバラバラになっているのではなく、きっちりと整理された状態で並ぶことで、組織や器官を形作っています。

 

実は、そこで大切な役割を担っているのがコラーゲンなのです。

 

コラーゲンは、細胞と細胞の間にあって、この細胞たちをきっちり並ばせるために細胞同士を、

  • 結びつける
  • 支える
  • 他の組織との境界をつくる

 

ように、はたらいています。

 

このように細胞と細胞の間にあって、今、説明したような役割を担うものを、「細胞外マトリックス」と呼びます。

コラーゲン以外でも真皮にあるエラスチンヒアルロン酸プロテオグリカンも、細胞外マトリックスの1つです。

 

ところで、有名な映画「マトリックス」は、「コンピュータがつくり出した仮想現実」を意味しているのですが、

「マトリックス」の語源は、ラテン語の「Mater」=「母」です。

 

現在は、それが転じて、「基盤」、「基質」、「そこから何かを生み出す背景」といった意味を持っています。

 

お肌のコラーゲンは、真皮の中で、線維芽細胞と線維芽細胞をしっかりと支え、真皮が真皮たる構造を持つ上で、まさにお肌の「母」として頑張ってくれているのです。

 

つまり、お肌の「真皮」が健やかでいるために、コラーゲンは不可欠な成分なのです。

 

これが、コラーゲンが美肌やエイジングケアとの関係で、注目される理由です。

 

2)コラーゲンの形や性状は?

コラーゲンの形は、「三重のらせん構造」です。

3本の鎖が、コイルのように巻きついているようなイメージです。

こんな形状は、他のたんぱく質にはなく、コラーゲン独特のものです。

 

また、コラーゲンは、コラーゲン同士で、お互いに橋(架橋)をかけ合っています。

これによって、コラーゲンは伸縮性を発揮しながらも、力強さを兼ね備えているのです。

 

 

コラーゲンが少ない肌とコラーゲンが豊富な肌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「コラーゲンはぷるんぷるんとして柔らかいゼリーのようなもの」

をイメージされるかもしれませんが、

お肌の中のコラーゲンは、レザースーツのように、伸び縮みは少ししても、しっかりとした強さのあるものなのです。

 

魚のアラや鶏の皮などを煮て冷やした「煮こごり」もコラーゲンなのですが、人間のお肌の中にある生きたコラーゲンとは、性状が違うものになります。

 

これらは、加熱で変性してゼラチンになっている状態のコラーゲンです。

 


3.コラーゲンの味方と敵は?

 

1)コラーゲンを助けるエラスチンとHSP47

実は、コラーゲンはコラーゲンだけで組織を支えているのではありません。

 

コラーゲンをサポートする成分として知っておきたいのは、エラスチンヒートショックプロテイン(HSP)47

 

エラスチンは、弾性線維とも呼ばれています。

その名の通り、実はお肌の弾力の源はこのエラスチンなのです。

コラーゲンほど強靭な線維ではない代わりに、その弾力性では勝っているのです。

 

エラスチンもコラーゲンと同じく、線維状のたんぱく質で、コラーゲン同士を結びつけて網目状に構成しているのです。

つまり、コラーゲンのらせん構造を側面から支えているのです。

 

一方、ヒートショックプロテイン(HSP)47は、熱ショックたんぱく質。

 

これは、コラーゲンが正しい3重の構造になることをサポートする分子シャペロンと呼ばれるたんぱく質なのです。

 

この2つは、コラーゲンがしっかり機能を果たす上で、とても大切な成分なのです。

 

2)コラーゲンの敵は年齢?加齢だけ?

コラーゲンも細胞や成分と同じく、身体の中で、絶えず古いものが壊され、新しいものがつくられています。

ターンオーバーを説明したときにも触れましたが、このプロセスが、「代謝」です。

 

そして、残念なことに、年齢を重ねると、このスピードは落ちてしまうのです。

 

 

加齢による代謝の衰えを感じる女性

 

 

 

コラーゲンの代謝は真皮で行われるので、表皮で行われるターンオーバーとは違いますが、年齢やお肌の老化の影響を受けるのは同じです。

 

その結果、年齢とともにコラーゲンの量が減ったり、劣化してしまったりするのです。

 

加齢にともなうコラーゲンの量の変化については、いくつかの研究がありますが、20歳がピークで、そのあと年齢とともに減っていくと言われています。

 

 

コラーゲンと年齢の関係

 

 

50代では、20代の70%程度になると言われています。

 

コラーゲンは、真皮にある「線維芽細胞」でつくられますが、この細胞の活力が下がることで、つくられる量が減ってしまうのです。

したがって、コラーゲンの代謝を若い状態のままにするには、この線維芽細胞をイキイキとした状態に維持することです。

 

また、コラーゲンは、年齢以外でも変性したり減ったりします。
例えば、

 

  • 紫外線による活性酸素で、コラーゲンが変性します。また、コラーゲンをつくる線維芽細胞もダメージを受けてしまいます。
  • 糖化によって、たんぱく質であるコラーゲンと糖が結びつき、焦げた状態になってしまいます。
  • 酸化によって、コラーゲンが劣化します。
  • 女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって、コラーゲンを体内でつくる力が低下します。

 

などがあります。
つまり、年齢以外にもコラーゲンが減ったり、劣化する要素が身の回りにあるのです。

 

 


4.コラーゲンの理解を深めるコラーゲンぺプチドとは?

 

ヒトのコラーゲンと化粧品などのコラーゲンが違うはたらきをするとお伝えしてきましたが、その違いを理解するために知っておきたいのが、「コラーゲンペプチド」のことです。

 

ヒト以外からつくられたコラーゲンは、化粧水、美容液、保湿クリーム、洗顔料酵素洗顔料クレンジング料、ヘアケア用品、ハンドクリーム、ボディソープ、コラーゲンドリンク、入浴剤、サプリメント、ドリンクなどさまざまな場面で私たちの生活に役立っています。

 

これらに使われているコラーゲンの多くは、

厳密に言えば「コラーゲン」ではなく「コラーゲンペプチド」(加水分解コラーゲン)です。

 

 

ゼラチン状に分解されたコラーゲン

 

 

動物や魚の皮や骨に含まれているコラーゲンは、3重のらせん構造で強靭な線維であること、またその分子量が約30万ダルトンもあります。

 

だから、消化吸収されにくく、熱にも溶けにくいのです。

そのため、このままでは医療材料や一部の化粧品素材以外では使いにくいのです。

 

そこで、この生のコラーゲンを加熱して抽出・精製したのがゼラチンです。

ゼラチンは、コラーゲンの3重のらせん構造が緩やかにほどけているので、少し消化されやすくなったものです。

また、水には溶けにくいのですが、温水には溶ける状態です。

 

ただし、ゼラチンは温度が下がるともとのコラーゲンに戻ろうとする力がはたらきます。

これが多くの方がイメージしているコラーゲンです。

ゼラチンは、分子量が約10万ダルトンです。

 

このゼラチンを、さらに酵素を使ってバラバラにした(加水分解した)ものがコラーゲンペプチド(加水分解コラーゲン)です。

 

コラーゲンペプチドは、分子量も数百ダルトンから数千ダルトンと小さくなって、水に溶けやすく吸収性も高まったものです。

 

 

分解が進み吸収しやすくなったコラーゲン

 

 

肌の中のコラーゲンはこの状態ではなく、3重のらせん構造で組織を支えていますが、テレビのCMやコラーゲン化粧品の広告で使われるのは、このプルプルのゼリーのようなゼラチンのイメージです。

 

でも、呼び方はゼラチンではなくコラーゲンですね。

これが、多くの方にコラーゲンについて誤解をもたらしたのです。

 

また、最も小さくなったコラーゲンペプチドは、ナノコラーゲン、あるいは低分子コラーゲンと呼ばれることもあります。

 

 


5.コラーゲンを減らさない生活、増やす生活

 

コラーゲンを増やすことは大切ですが、減らさない生活を意識することも大切です。

 

まずは、紫外線ダメージを防ぐために紫外線対策は必ず行いましょう。

紫外線による光老化は、コラーゲンを変性させるだけでなく線維芽細胞も傷つけてしまうことで起こります。

夏も冬もしっかり紫外線をケアしましょう。

 

 

紫外線を対策

 

 

また、喫煙も身体が酸化する原因なので、オススメできません。

 

その上で、

 

1)食事で摂るコラーゲンを増やす

コラーゲンは、たんぱく質ですから、それを含む食品を食べることが基本です。

また、コラーゲン生成の時にビタミンAやビタミンCが必要になるので、一緒に摂りましょう。

 

たんぱく質は、アミノ酸から出来ていていますが、「プロリン」、「リジン」というアミノ酸がコラーゲンの生成の際に使われるアミノ酸です。

プロリン、リジンを多く含む食材もオススメです。

 

<プロリン、リジンを多く含む食品>
豚肉、鳥胸肉、大豆製品、乳製品、小麦、ゼラチンなど

<ビタミンAを多く含む食品>
レバー、うなぎ、にんじん、かぼちゃなど

<ビタミンCを多く含む食品>
パブリカ、ピーマン、ブロッコリー、さつまいも、レモンなど

 

また、エストロゲンはコラーゲン線維をつくる線維芽細胞を活性化する作用があるため、エストロゲンが減少してくる閉経の年齢になると、コラーゲンも減少します。

 

そのため、エストロゲンに似たイソフラボンを含む大豆食品である納豆・豆腐・おから・味噌なども意識して摂りましょう。

ザクロや山芋にもイソフラボンは含まれています。

 

 

エラスチンの変わりになるイソフラボン

 

 

なお、コラーゲンをはじめ食べ物や飲み物、栄養素は身体に大切です。

 

次の記事も美肌の参考にしてください。

 

美肌のための食事のとり方とアンチエイジングへの効果は?

美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで

エイジングケアの味方!話題のスーパーフードとは?

食べ方で美肌に差がつく!?【続編】

 

2)食事で栄養素が不十分ならサプリメントも併用する

本来は、たんぱく質やビタミンA、ビタミンCが摂れればよいのですが、それが十分出ない場合は、コラーゲンやアミノ酸を含むサプリメントを使うのも選択肢の1つです。

 

ただし、コラーゲンを食べても、一旦、アミノ酸に分解され、それがまた身体をつくる原料として再利用されるのです。

つまり、食べたコラーゲンがそのまま自分自身のコラーゲンになるわけではありません。

あくまで、原料を補給するためのものであることをご理解ください。

 

3)適度な運動と質のよい睡眠

コラーゲンを増やすには、身体の新陳代謝を高めることも大切です。

バランスのよい食事に加えて、適度な運動と質のよい睡眠は、新陳代謝を高めることになります。

 

睡眠と美肌の関係は、

化粧品より大切?!眠りとエイジングケアの深い関係

“美肌は夜つくられる”は、ホント!?」を参考にしてください。

 

ウォーキングなら、少し早めに歩くこともよい方法です。

 

 

ウォーキングを楽しむ男女

 

 


6.コラーゲンとエイジングケア化粧品

 

エイジングケア化粧品の原料には、コラーゲンが含まれているものやコラーゲンを増やすエビデンスのあるものがあります。

 

1)コラーゲン化粧品のスキンケアでの役割

一般に、コラーゲン化粧品といえば、コラーゲンが含まれている化粧品のことで、魚や豚などから抽出したコラーゲンがその原料です。

これらは、表皮で保湿成分として働き、お肌の潤いを維持するのを助けます。

 

 

コラーゲンによるお肌の潤いを感じる女性

 

 

だから、コラーゲン化粧品でできることは、お肌を保湿することで、乾燥肌を防いだり改善することなのです。

 

その結果、バリア機能が正しくはたらいたり、ターンオーバーが正常化することもあります。

しかし、このコラーゲンが、お肌で自分自身のコラーゲンになることはありません。

 

だから、コラーゲン化粧品で顔のたるみが改善したり、たるみで目立つほうれい線を消す対策はできません。

 

2)コラーゲンを増やすエイジングケア化粧品成分は?

一方、ビタミンA誘導体(レチノールレチノイン酸トコフェリル)、ビタミンC誘導体ナールスゲンネオダーミルなど、コラーゲンを増やすはたらきのあるエイジングケア化粧品成分があります。

しかし、これらのデータは、成分での実験結果で、必ずしもその成分を含んだ製品の効果を保証するものではありません。

 

エイジングケア化粧品で、お肌のターンオーバーが改善したり表皮のバリア機能が高まったり、あるいは乾燥が改善した結果、お肌の健康状態が高まり、その結果、線維芽細胞のはたらきが高まって、コラーゲンが増えることはあり得ます。

 

しかし、化粧品は、真皮にまでは浸透しないことが基本なので、

エイジングケア化粧品は、ケアするものであっても、キュア(治療)するものではないことを理解しておくことが大切です。

 

エイジングケアでコラーゲンを維持し、増やすのは、まず日常生活を考えることが大切なのです。

その上で、サポート役として、エイジングケア化粧品を使うというふうに考えましょう。

 

なお、ナールスゲン配合のエイジングケアローション「ナールスピュア」を深く知りたい方、化粧水をランキングや人気などに頼らず選びたい方は、こちらもご参考にしてください。

 

化粧水ランキングを超える!エイジングケア化粧水の選び方

美容液ランキングではわからない「エイジングケア美容液」の選び方 7つの秘密

保湿クリームランキングを超える!保湿クリームの正しい選び方

 

また、年代別のエイジングケアはこちらの記事を参考にしてください。

 

30代、初めてのエイジングケア化粧品。知らないと損する真実!

40代だからこそ考えたいエイジングケアと化粧品の選び方!

50代のエイジングケアと化粧品の選び方と大切な7つの真実!

 

 


7.最近、わかってきたコラーゲンで期待できる効果

 

コラーゲンやコラーゲンペプチドの研究も進み、今までわからなかったことが解明されつつあります。

 

大規模な臨床研究ではありませんが、コラーゲンペプチドを摂取すると、4週間程度

 

  • 肌の水分量が上がった
  • しわの改善が認められた

 

などの論文も発表されています。

 

メカニズムがはっきりとわかっているわけではありませんが、美肌効果があったようです。

 

 

論文やエビデンスについて解説する女性

 

 

「コラーゲン完全バイブル」(真野博 著(幻冬舎)コラーゲンペプチドのメカニズムに興味深い内容が掲載されていますので、ご紹介します。

 

従来の考えでは、コラーゲンペプチドを食べてもアミノ酸に分解されて、血中ではもはやコラーゲンではない状態だと考えられていました。

 

しかし、実際に人が食べたコラーゲンペプチドがどうなったかを調べたところ、アミノ酸が数個くっついた形で吸収されることがわかったそうです。

 

つまり、コラーゲンやほかのたんぱく質と消化・吸収の仕組みが違うようなのです。

 

これは、コラーゲンの成分である非必須アミノ酸のヒドロキシプロリンが、関係しているようです。

 

複雑な説明は省略しますが、ヒドロキシプロリンが他のアミノ酸と結合がねじれたり隠れたりすることで分解されにくくなることにより、血中にアミノ酸が数個くっ付いたままで存在するようです。

 

また、ラットの研究でもコラーゲンペプチドが、ラットの骨、皮膚、関節に摂取後24時間後でも残っていることもわかったようです。

そして、これらのコラーゲンペプチドは、皮膚でも線維芽細胞にまで届けられることが明らかになってきたとも記されています。

 

では、こうしたコラーゲンペプチドは、皮膚でコラーゲンになるのでしょうか?

 

それについてはまだ解明されていませんが、「コラーゲンペプチドが何らかのシグナル(命令)を線維芽細胞に送り、活性化させるのではないか?」との仮説が考えられています。

 

この仮説が正しいとすると、「コラーゲンを食べるとコラーゲンになるわけではないが、コラーゲンペプチドが線維芽細胞を活性化させることで、コラーゲンが増える」ことになります。

 

非常に興味深い仮説ですし、これが証明されれば、コラーゲンやコラーゲンペプチドを食べることに大きな意味がありそうですね。

 

 


8.まとめ

 

コラーゲンとエイジングケア、エイジングケア化粧品の関係について詳しく説明しましたが、ご理解が進んだでしょうか?

 

また、コラーゲンの役割やコラーゲンの増やし方、最新の研究などについてもご紹介しました。

今や、化粧品やサプリメントをはじめ私たちの生活にとって大切な存在であるコラーゲン。

 

でも、お肌の中でのはたらきと化粧品などのはたらきは異なるのです。

そんなコラーゲンを正しく理解することでアンチエイジングやエイジングケアへの理解も深まります。

 

外から補うコラーゲンと自分自身のコラーゲンの違いをしっかり理解いただき、エイジングケアに役立てていただければ幸いです。

 

 

(参考図書)

コラーゲン完全バイブル  真野博 著(幻冬舎)

 

 

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