抗酸化物質グルタチオンとナールスゲンのとても不思議な関係

保湿や潤いをイメージする水の写真

グルタチオンは、肝臓や皮膚に多くあって、活性酸素を抑える極めて大切な成分です。

 

詳しくは、こちらの記事「グルタチオンとは?抗酸化の強い味方です!」で紹介していますが、美白作用や解毒作用などがあり、エイジングケアとも関わりの深い、人が持つアミノ酸です。

 

グルタチオンは、加齢とともに減っていきます。だから、人に抗酸化力は下がってしまうのです。

 

このグルタチオンと、新しいエイジングケア化粧品成分「ナールスゲン」のメカニズムには、とても不思議な興味深い関係があるので、ここで紹介します。

 

「グルタチオンって何?」

「お肌でのグルタチオンのはたらきって?」

「ナールスゲンは、グルタチオンを増やしてくれるの?」

 

などが気になる方は、ぜひ、続きをお読みください。

 

<この記事でお伝えしたい大切なこと>

  • グルタチオンは、GGT(γ-グルタミルトランスペプチダーゼ)によって、プラス、マイナス両方の影響を受けます。
  • ナールスゲンは、GGTのはたらきを阻害します。
  • グルタチオンは、ナールスゲンによって一過性に減少することで、線維芽細胞が活性化し、コラーゲン、エラスチン、HSP47が増えます。
  • ナールスゲンは、表皮においてはグルタチオンを増やします。
  • その結果、ナールスゲンは抗酸化作用をサポートします。

 

 

1.グルタチオンとGGTという酵素の関係

 

1)GGTとナールスゲン

まず、ナールスゲンには、γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(GGT)という酵素を阻害するはたらきがあります。

 

GGT とは、人を含むほとんどの生物が持っている酵素です。

 

GGTの検査

 

健康診断のご経験のある方はご存じだと思いますが、肝機能を調べるのに γ-GTPあるいはγ-GPTと呼ばれる酵素の血中濃度を調べますね。

 

お酒を飲みすぎたりすると上がってしまう酵素です。
「GGT」は、この酵素のことなのです。

 

GGTが高い人は、心筋梗塞や狭心症、動脈硬化症などにかかるリスクが高いということが、医学的に明らかになっています。

 

そのため、GGTの血中濃度は、生活習慣病の予防目的やリスクを計るマーカー(指標)として、医療の世界で非常に広く利用されています。

 

2)グルタチオンとGGT

実はこのGGTには、グルタチオンを分解してしまうはたらきがあるのです。

 

しかも、その分解には2つの側面があります。

 

1つは、GGTが、グルタチオンの原料であるシスティンを真皮線維芽細胞に与えて、グルタチオンを増やす作用です。

 

もう1つは、グルタチオン自体がもつ活性酸素から細胞を守るはたらきを弱める作用です。

 

このようにGGTは、グルタチオンとの関係では、良い面と悪い面の両方を持ち合わせた、なんとも不思議なはたらきをする酵素です。

 

なかなか難しいお話ですが、GGTとグルタチオンは関係が深いのです。

 

グルタチオンで酸化を防ぐ女性

 

 


2.ナールスゲンとグルタチオンの不思議な関係

 

ナールスゲンには、GGTを阻害するはたらきがあることをお伝えしました。

つまり、GGTのはたらきを弱めるのです。

だから、ナールスゲンはその作用メカニズムからは、「GGT阻害薬」とも呼ばれることがあります。

 

1)ナールスゲンは、グルタチオンにとってプラスに働く

グルタチオンにとって、プラス面とマイナス面を持つGGTのはたらきを弱めるナールスゲンを加えるとどうなのでしょうか?

 

結論を言えば、ナールスゲンは、エイジングケアにとってプラスにはたらくのです。

 

GGTがナールスゲンによって少なくなることは、グルタチオンになる原料が減るということです。
その結果、グルタチオン濃度が一時的に低下します。
そうすると、線維芽細胞は、酸化ストレスを感じてしまいます。

 

簡単に言えば、線維芽細胞に危険信号を送ったような状態です。

 

これが強すぎると問題なのですが、適度な場合は、線維芽細胞が活性化するのです。

この刺激により活性化した線維芽細胞が、コラーゲンエラスチンそしてHSP47を増やすことで、エイジングケアにとって有用な結果を得ることになりました。

 

一方、こうした作用は、体や皮膚に何らかの悪い影響が及ぶことが懸念されると思います。

 

そうした背景から、ナールスゲンの安全性は詳しく調べられたのですが、ナールスゲンは、肝臓の細胞(肝星細胞)にも悪い影響を与えず、皮膚の線維芽細胞のみにはたらきかけることが示されました。

 

つまり、ナールスゲンは、従来にないメカニズムを有していながらも、毒性や刺激性が全くなく、体の中でGGTだけを安全に、しかも確実に阻害することが、実験で証明されているのです。

 

だから、ナールスゲンはエイジングケア化粧品にも問題なく配合できるエイジングケア化粧品成分なのです。

 

さて、ナールスゲンは、分子量が331.26、一方、GGTの分子量は、なんと60,000。

 

この小さなナールスゲンには、巨大なタンパク質「GGT」を完全に失活させてしまう強い阻害活性があります。
それが結果的に、グルタチオンに悪い影響を与えることなくはたらきます。

 

人の体にある酵素やアミノ酸は、不思議なことが一杯ですが、様々な研究によって、少しずつ解明されています。ナールスゲンは、そんな研究の1つの産物なのです。

 

2)ナールスゲンは、表皮ではグルタチオンを増やす

さて、最後に表皮のおけるナールスゲンとグルタチオンの関係は、最終的にどうなるのか?

 

実は、ナールスゲンを塗布した皮膚の表皮でグルタチオンの量を測ったところ、表皮細胞のグルタチオン量は6時間後くらいから明らかに増加し、24時間、48時間後でも、何もつけない場合よりも増えていることがわかったのです。

 

このようにナールスゲンは、グルタチオンを増やすことで抗酸化作用をサポートするのです。

 

 


3.まとめ

 

ナールスゲンは、そのメカニズムを理解するのが少し難しいエイジングケア成分です。
グルタチオンやGGTも、やはり少し理解が難しいと言えます。

 

それでも体内で様々な活動が行われているのを知ることも、エイジングケアにとっては大切です。

 

こうした内容も敬遠(?)せずに、読んでいただければうれしいです。

 

ポイントをまとめると、次の通りです。

 

ナールスゲンは、一時的にグルタチオンの量を減らすことで、線維芽細胞にシグナルを送って、活性化させるメカニズムを持っている

 

ナールスゲンは、最終的には抗酸化成分であるグルタチオンを増やすことで、抗酸化作用も発揮する成分である

 

と理解していただければ十分です。

 

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