花粉による肌荒れ「花粉症皮膚炎」は、治療とスキンケアで保湿

花粉症に悩む女性

春は気温も少しずつあがり、冬と比較すれば湿度も上がって、気分もウキウキ、お肌も潤いがもたらされるウレシイ季節…

…のはずなのに、花粉症の方にとっては、その逆でむしろ憂鬱な季節。

 

花粉症は、皮膚科などでしっかり治療することが大切ですが、日々のお肌のお手入れには、スキンケア化粧品やエイジングケア化粧品で保湿することも大切です。

この記事では、花粉症を少しでも和らげるためのスキンケアやエイジングケアの対策や方法の要である保湿について詳しくご紹介します。

 

春のスキンケアに、ナールスゲン配合エイジングケア化粧品「ナールス」

 

 

 

もうじき待ちにまった春到来!

暖かくなったら、オシャレをして出掛けよう、なんて考えている方も多いと思います。

しかし、花粉症の方にとってはツライ、ツライ季節。

 

花粉症の症状は目や鼻だけではありません。

肌にも影響を与えるのです。

 

今回は、花粉による肌荒れに悩まされている方が少しでも楽になるように、花粉症による肌荒れとエイジングケア的対処法を紹介します。花粉による肌荒れにはエイジングケア成分を配合したエイジングケア化粧品による保湿が有効な場合があります。

 

もちろん、花粉症はアレルギー性の疾患なので、耳鼻科、内科、皮膚科などで早く治療を受けることが大切です。

 

 

「花粉症による肌荒れの予防を行いたい!」

「花粉症のスキンケアで気をつけることは?」

「スキンケア以外でできる花粉症の予防は?」

 

などが気になる方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。

 

<この記事でお伝えしたい大切なこと>
  • 花粉症とは、鼻、目、お肌などのかゆみや赤みなどを伴うアレルギー性の病気で、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれます。
  • 花粉症による肌荒れでは、バリア機能が低下しているので、保湿がとても大切です。
  • 肌荒れの症状がひどい場合は、早く皮膚科などを受診しましょう。
  • 花粉が原因の肌荒れは、「花粉症皮膚炎」とも呼ばれ、肌が敏感になり、カサつき、かゆみ、湿疹、発赤などの症状があらわれます。
  • 花粉症による肌荒れの予防は、マスク、メガネ、帽子などで花粉が肌に付着しないようにすることが大切です。
  • 花粉症による肌荒れのスキンケアは、「守り」が大切なので、その時期に新しい化粧品を使うことを避け、使い慣れたものを使うことが基本です。
  • 今までの化粧品が肌に合わない場合は、一旦、使用を中止して様子をみましょう。肌荒れが、治まったあとにもう一度試して、まだだめなら敏感肌用の化粧品やより刺激の少ない化粧品に切り替えましょう。
  • 花粉症の予防には、食べ物や日常生活も大切ですが、症状を大きく改善するまでは期待できないと考えましょう。

 

 

目  次

1.花粉症と肌荒れ

 

花粉症に悩む女性

 

1)花粉症ってどんな病気

花粉症は、目や鼻の粘膜についた花粉に身体が反応して起こるアレルギー現象です。

 

花粉症は、医学的には、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれ、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状がよく知られています。

主なアレルゲンは、スギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、シラカンバなどでこれら以外を合わせて60種程度と考えられています。

 

国内で行われた疫学調査(*)では、日本人に25%もの人が、花粉症だという結果も報告されています。

 

実は、花粉症以外にもアレルギー性鼻炎は、原因物質であるアレルゲンの種類によって季節性ではなく、1年中症状のある通年性の場合もあります。

通年性のアレルギー性鼻炎は、イエダニ、ハウスダスト、犬や猫などペットの毛、フケなどが原因で、喘息やアトピー性皮膚炎などを合併することがあります

 

(*)馬場廣太郎ほか 鼻アレルギーの全国疫学調査2008(1998年との比較)-耳鼻咽喉科医およびその家族を対象として ― Prog. Med. 28:2001-2012,2008

 

2)花粉症のメカニズムは?

お肌をはじめ、人の身体には外部の異物が侵入しようとした場合、それらを排除することで身体を守る免疫機能があります。

その役割を担っている細胞の1つが、表皮にある肥満細胞(マストセル)です。

 

花粉は異物ですから、アレルギーを誘発するアレルゲン、つまり、抗原です。

 

それが体内に入ろうとすると、体内からそれを受け取る抗体(IgE抗体)が体内に放出されます。

そして、抗体は、肥満細胞と結合します。

 

その結果、肥満細胞からヒスタミンという物質が出ます。

 

このヒスタミンが過剰に出ることで、アレルギー反応を起こます。

 

これが花粉症の起こるメカニズムです。

 

なお、ヒスタミンは、かゆみの原因ともなる物質です。

 

かゆみについて、詳しい情報は、「乾燥肌だとなぜかゆいの?かゆみの原因と改善の対策を考えよう!」をご覧ください。

 

3)花粉症と肌荒れの関係

花粉症の症状は、目や鼻だけでなく、肌に花粉が付着して、かゆみがでたり、赤くなったりすることもあります

また、目や鼻を擦ったり、鼻のかみ過ぎによる摩擦で肌にダメージを与え、肌荒れを起こしていることもあります

 

このような症状が進むと、肌のバリア機能が低下して、水分を保持することができなくなり、乾燥肌の状態になってしまうリスクが上がるのです。

だから、乾燥肌の予防や改善を花粉の飛散の前からしっかり意識することが大切なのです。

 

前年の秋や冬から、来たるべき花粉のシーズンに備え、乾燥肌の原因を取り除きましょう。

 

 


2.花粉が肌に付着することで起こる肌荒れ

 

1)花粉が原因の肌荒れ「花粉症皮膚炎」

花粉の時期になると、肌が敏感になり、カサつき・かゆみ・湿疹・発赤などの症状があらわれる方がいます。また、皮膚が薄い目の周りに症状が出る方が多く、ひどくなると頬や口周りにも広がります。

 

これらは、花粉が肌に付着することで起こる肌荒れの症状かもしれません。

 

他にも、

  • 目の周り・鼻の周りなどの肌の色が他のパーツと違っている
  • 赤い細かい湿疹が目立っている
  • 普段使用している化粧品が染みてヒリヒリする
  • マスクが肌と擦れる部分が赤くなって、刺激を感じる
  • 白く粉吹きが見られる顔のパーツもある

などの症状が出ることもあります。

 

これらの症状は、目や鼻などの症状と同時に出る方が多いのですが、まれに肌だけに症状が出る方もいるようです。

 

こうした花粉症が原因の肌荒れは、花粉症皮膚炎と呼ばれます。

 

また、何の花粉かがわかっていれば、その花粉の名をつけて呼ぶこともあります。

例えば、スギ花粉が原因の肌荒れの場合は、スギ花粉症皮膚炎と呼ばれます。

 

花粉症皮膚炎の方は、遺伝的に、アトピー因子を持っていてセラミドが少なかったり、天然保湿因子(NMF)のもととなるフィラグリンが少ないことがあることもわかっています。

 

これらが元から少ない方は、表皮角質層のバリア機能が元から弱いので、花粉ほか外部の刺激にも弱いのです。

 

2)花粉症は春だけなく秋も注意!

知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、春だけでなく、秋も花粉症のリスクがあります。

 

スギやヒノキの花粉は、春のシーズンに飛散しますが、イネやブタクサの花粉は、秋のシーズンに飛散します。

 

イネやブタクサに反応する方は、秋でも花粉症になってしまいます。

 

花粉症は、春だけだと油断せずに秋にも対策が必要なのです。

 

 


3.花粉症の予防や肌荒れの予防対策

 

花粉症の予防、花粉による肌荒れ、花粉症皮膚炎の予防のためのいくつかの方法や対策をご紹介します。

 

もちろん、花粉症の飛散状況を知っておいた方がよいので、日本気象協会の花粉飛散情報でチェックしてくださいね。

 

1)鼻や口への花粉対策はマスクが基本

多くの方がご存知だと思いますが、花粉症の予防と対策に最も効果的なのは、鼻や口への花粉対策はマスクを着用すること。

 

これで、花粉の量は、1/6程度になります。

 

「花粉症用」のマスクであれば、花粉の量を大きく減らすことが可能ですが、少し息苦しいと感じるデメリットもあります。

 

通常のマスク着用でも、体内に入る花粉の量を3分の1以下に減らすことができるので、まずがマスク着用を花粉症予防の第一の選択肢と考えましょう。

 

花粉の中には、スギ花粉のように水につきやすいものもあるので、湿ったガーゼをマスクに挟むこともよい方法です。

 

2)目元への花粉対策は、ゴーグルとメガネで!

鼻や口もとではなく、目元や目の周りが気になる場合は、メガネやゴーグルが花粉の予防対策です。

 

万全を期すなら、90%程度花粉を遮断するゴーグルを使いましょう。最近では、機能性もさることながらおしゃれなゴーグルもあるので気に入ったものを選べばよいでしょう。

 

一方、少し大げさなのが気になるならメガネでも、約75%の花粉がカットできます。

メガネでもゴーグルほどではありませんが、花粉の遮断に有効です。

視力に問題がないなら、度の入っていないメガネをつけましょう。

 

また、いつもコンタクトレンズをしている方も、花粉を防ぎたいならメガネの方が安心です。

コンタクトレンズと結膜の間に花粉が入ると、摩擦で目の炎症を起こすリスクがあるからです。花粉の飛散の時期だけでも、メガネに変えることをおススメします。

 

3)頭の花粉は帽子でカット

頭に対する花粉をカットするなら、帽子が一番。

 

髪の長い方は、ハットタイプの帽子をかぶったり、髪をまとめて帽子ですべて覆うこともよい方法です。

 

もちろん、自分のお気に入りのおしゃれな帽子を選んでくださいね。

 

4)衣類で花粉症予防

花粉の飛散時期には、衣類や洋服は、外出後の花粉を家に持ち帰ってしまうツールとなってしまいます。

 

表面に毛のあるウールなどの衣類は、花粉が付着しやすく静電気も起きやすいので、避けることをおススメします。

 

本来は、肌にあまり優しくないポリエステルなど化学繊維は静電気が発生しにくい素材です。下着は綿などの素材を着用して、アウターはこれらの素材の衣類を着用すれば、花粉はつきにくくなります。

 

もちろん、アウターに綿素材の服でもOKです。

 

5)部屋の中の花粉症の予防法

本当は、換気のためには窓を適度に開けることが大切ですが、花粉の飛散量が多い時には、ドアや窓の開閉は、花粉の侵入につながります。

ドアや窓の開閉の回数を意識的に減らす、また、しっかり閉めましょう。

 

また、掃除もこまめに行うことで、花粉を除去することも大切です。

 

6)その他の花粉遮断対策

今、挙げた方法を組み合わせれば、おおむね花粉をカットすることができますが、他にもいくつかの選択肢があります。

 

静電気防止スプレーを衣類にかける方法、花粉防止クリームを使う、人口涙液で花粉を洗いがなすなども花粉を遠ざけたり、身体から除去する方法です。

 

予防を行っても、日常生活や仕事に支障を来たすようであれば、早目に皮膚科を受診してくださいね。

 

 


4.花粉症による肌荒れは、診断と治療が大切

 

春の時期に肌荒れが起これば、その原因が花粉症なのか、他の皮膚の病気なのかなどを自分自身で見分けることは難しい面もります。

 

その場合は、皮膚科やアレルギー専門クリニックなどで、でアレルギー検査を受けて原因を突き止めることが大切です。

 

そして、その原因がわかれば、医師による治療を受けることも大切です。

 

自分で解決する前に、専門家である医師に相談することが花粉症改善の近道です。

 

花粉症の治療薬には、抗ヒスタミン薬、メディエーター遊離抑制薬、抗ロイコトリエン薬、血管収縮薬、ステロイド薬などがあります。

 

これらは、内服、点眼、点鼻、外用薬などがあります。

 

花粉症による肌荒れの直接的な治療には、ステロイド外用薬やヒルロイド類似物質などを含む保湿剤などが処方されます。

 

医薬品が処方された場合は、医師や薬剤師の指示を守り、正しく使いましょう。

 

 


5.花粉症二次被害と肌荒れ対策

 

先ほども花粉症の予防でお話しましたが、花粉症の人にとって、マスクとティッシュは欠かせない存在ですよね。

 

しかし、マスクやティッシュによる摩擦によって、肌がカサついたり、ヒリヒリしたりすることがあります

 

また、マスクで肌を覆うことで蒸れて雑菌が増殖しやすく、吹き出物やニキビの悪化なども考えられます。

 

これらは花粉症の二次被害とも呼べる症状です。

 

本来、花粉症の症状を予防するための対策がお肌にとってかえってマイナスになることを避けるためには、下記のポイントに気をつけましょう。

 

1)マスクをつけっぱなしにしない

マスクの蒸れによる吹き出物(大人ニキビ)やニキビの悪化を防ぐには、室内ではマスクを取り外して、肌の換気を促すことです。

花粉症の二次被害の予防法としては、常にマスクをするのではなく、室内では取り外したり、鼻をかむ時は、柔らかいティッシュを使用したりすることがあげられます。

 

くしゃみはなく、鼻がムズムズする程度ならば、部屋の中や屋内では、マスクは必要ないでしょう。

 

2)立体感のあるマスクで肌荒れ予防

くしゃみがひどく、マスクが手放せない人は、顔に密着するタイプのマスクよりも、立体感のあるマスクの方が肌に接触する面積が少なくなり、肌荒れのリスクを減らせます。

 

肌とマスクの接触する部分に、保湿クリームを塗布すると、潤滑油代わりになり、摩擦を軽くすることができます。数時間置きに塗り直せばより効果的です。

 

3)清潔なマスクで肌荒れ予防

マスクを清潔に保つことも肌荒れ予防には大切です。

使い捨てでないタイプは、しっかり洗って清潔に保ちましょう。

使い捨てタイプのマイクは、毎日新しいものに取り替えましょう。

 

4)鼻をかむ際は、優しくして、肌荒れ予防

鼻をかむ時は、擦って拭き取るのではなく、優しく押さえるようにして吸い取ると、鼻の周りの肌荒れが軽減できます。花粉の時期に使用するティッシュは、柔らかくてしっとりとしたものを選びましょう。

 

 


6.花粉による肌荒れのスキンケア対策

 

1)スキンケア化粧品の使用の基本

花粉症による肌荒れ、花粉症皮膚炎の肌状態は、バリア機能が低下している状態です。

つまり、ゆらぎ肌、あるいは敏感肌の状態です。

 

だから、攻めるスキンケアや、エイジングケアではなく、守るスキンケア、エイジングケアが基本です。

 

今まで使っていた化粧品に問題がないなら、それを使い続けることが基本です。

もし、それでもしみる、刺激を感じるなら、使用をいったん控えることも考えましょう。

 

また、多種類の化粧品を併用することは避けましょう。できるだけシンプルなケアにすることがベストです。

 

2)マスクやティッシュの摩擦対策は?

マスクやティッシュの摩擦による肌荒れの予防には、保湿効果の高い保湿成分が配合された美容液を使用しましょう。

エイジングケア化粧品にも配合されているセラミド、プロテオグリカンヒアルロン酸コラーゲンなどの保湿成分は、肌のバリア機能をサポートしてくれるので、摩擦によって肌荒れした肌にオススメです。

 

なお、避けたい成分としては、アルコール、合成香料、合成着色料などです。

 

3)ファンデーションの選び方は?

ファンデーションは肌への負担が少ないルースパウダー(粉白粉)か、パウダーファンデーションにしましょう。

 

リキッドやクリームタイプのファンデーションは、界面活性剤や防腐剤などの添加物が多く配合されていることが多いため、花粉による肌荒れを起こしている肌には不向きです。

 

また、リキッドやクリームタイプのファンデーションのように油分が多いファンデーションは、花粉が肌に付着しやすくなるので、肌荒れを起こしやすくする可能性があります。

 

なお、乾燥肌の場合のファンデーションの選び方は、「乾燥肌の方のためのファンデーションの選び方と使い方」を参考にしてください。

 

4)メイクとメイクオフ

どんなファンデーションを選んでも、やはりメイクは肌の刺激になるリスクがあります。

だから、もしメイクが不要な状況なら控えることも大切です。

 

でも、メイクが避けらないなら帰宅後、すぐにメイク落としを。

 

クレンジングですぐにメイクを落としましょう。

 

ただし、花粉症による肌荒れは、肌のバリア機能が低下した状態。

脱脂力の強いクレンジング料の使用は控えましょう。

また、拭き取りタイプのメイク落としシートは、摩擦でダメージを与えてしまうので、花粉による肌荒れを起こしている方にはおすすめできません。

 

 

もう1つの注意点は、髪の毛。

帽子などで花粉をカットしていない場合は、髪は外気にさらされているので、花粉がつきやすく、残りやすい部位です。

可能なら、メイクオフとともに身体全体から花粉を落とすようにシャワーも浴びましょう。

 

 

サングラスと帽子

 

 

5)洗顔はいつも以上に優しく

洗顔はしっかり泡立て、擦らずに、泡で洗うイメージで洗いましょう。

30~35度程度のぬるま湯で、いつも以上に優しく洗顔しましょう。

 

ただし、優しい洗顔料や石けんなどでも、しみたり刺激を感じるなら、洗顔料を使わないでぬるま湯だけで洗顔しましょう。

 

なお、花粉症による肌荒れがある場合は、ピーリング洗顔、スクラブ洗顔、酵素洗顔などは避けましょう。

 

 


7.花粉による肌荒れの保湿強化

 

1)花粉による肌荒れの保湿の基本

花粉による肌荒れの際は、過度なスキンケアはマイナスです。

 

しかし、放置すれば、肌のバリア機能はどんどん弱まり、乾燥して、肌から水分が蒸発する一方です。

 

花粉症の季節に起こる肌荒れを乗り切るためには、上手な保湿が大切です。

しかし、蒸発する水分を守ろうとするあまり、顔全体に油分の多い保湿クリームや乳液などの化粧品を使うと、花粉が肌に付着しやすくなってしまうので、この季節には向きません。

 

先ほどもお伝えしましたが、保湿クリームや乳液は、マスクとのお肌の接触部分などの部分使いが基本です。

 

花粉による肌荒れを起こしている肌には、肌内部に保湿成分を届け、肌内部からバリア機能の回復を助けてくれる成分が入った化粧品が向いています。

 

その点では、水溶性成分も油溶性成分も高濃度で配合されることが多い美容液がよい選択肢です。

 

そこで、オススメしたいのが、エイジングケア化粧品にも保湿成分としてよく配合されているセラミド美容液です。

セラミドは水分を「はさみ込む」タイプの保湿成分なので、とても強い保湿力を持つのが特徴です。

 

なかでも、ヒト型セラミドは、お肌にあるセラミドと構造が殆ど同じで、人が持つセラミドに近いはたらきをします。

 

こうした点から、ヒト型セラミドを配合したエイジングケア化粧品は、非常に高い保湿効果が期待でき、花粉による肌荒れにも効果的と考えられます。

 

2)保湿化粧品の切り替えの方法は?

先ほど、花粉症による肌荒れは、「守りのスキンケア」が大切だとお伝えしました。

だから、問題がない場合は、化粧品の切り替えや追加はあまりオススメできません。

 

しかし、今まで使っていた化粧品に刺激を感じて、一旦、休んで使ってもまたしみるなどであれば、切り替えも考える必要があります。

 

そんな場合は、敏感肌化粧品の選び方と同じ考え方で新たな化粧品を選ぶ必要があります。

 

そのポイントは、

 

  • 無添加化粧品だからという理由だけで敏感肌化粧品を選ばない
  • オーガニックコスメ、自然派化粧品という理由だけで敏感肌化粧品を選ばない
  • アルコール、合成着色料、合成香料配合の敏感肌化粧品を選ばない
  • 敏感肌でも防腐剤、界面活性剤などを必要以上に怖がらない
  • 敏感肌化粧品ランキングだけで選ばない

 

です。

 

詳しくは、「敏感肌化粧品の選び方は、ランキングやイメージでは危ない!」や「敏感肌化粧水の選び方は、ランキングより正しい知識で!」をご覧ください。

 

 


8.まだある!花粉症対策の日常生活

 

ここまで、花粉による肌荒れの予防法、治療、スキンケアによる対策についてご紹介してきました。

 

しかし、花粉症の方が、日常生活で気を付けたり、予防できる方法があります。

 

もちろん、今から説明する方法は、花粉症を改善するのではなく、あくまで予防的な方法なので、症状がひどい場合は、病院やクリニックで受診しましょう。

 

1)花粉症を予防する食べ物

花粉症を食事で治療することはできませんが、症状を予防したり、緩和することは可能です。

もちろん、それによって花粉症による肌荒れの予防につながります。

 

実は、花粉症をはじめとするアレルギー性の病気は、高脂肪食、加工食品、添加物のとり過ぎなどが原因となっている可能性が指摘されています。

 

また、花粉症によるかゆみの原因物質は、ヒスタミンなのでこれが多い食べ物を控えることも大切です。

さらに、香辛料などの刺激物も控えることが望ましいと言えます。

 

一方、ビタミン類はお肌のために積極的に摂りたい栄養素です。

 

ビタミンAは、粘膜を保護し肌荒れを防いだり、ターンオーバーをサポートします、

ビタミンB群は代謝をよくしてくれます。

また、ビタミンCやビタミンEは、抗酸化作用でお肌を守ってくれます。

さらに、大豆などに多いビタミンH(ビオチン)は、アレルギー症状の緩和にもよいとされています。

 

ここからは、花粉症の症状の予防が期待できる食べ物をご紹介します。

 

①レンコン

レンコンには、粘膜を保護する作用を持つムチンが含まれるので、花粉症による皮膚粘膜のトラブルの予防効果があります。

 

②ヨーグルトやキムチ

ヨーグルトやキムチには、腸内環境を整えて免疫力を高める乳酸菌が含まれています。

免疫を高めることで、花粉症の症状や肌荒れをはじめ、健康や美肌のために役立ちます。

 

③青背の魚

サバ、アジ、サンマ、イワシ、ブリ、ニシンなどの青背の魚には、免疫を正常にしてアレルギー症状を抑えることが期待できるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)という脂肪酸が多く含まれています。

EPAやDHAは、アラキドン酸の生成を抑えることで、花粉症症状を予防することが期待できます。

 

④ごま・えごま油

ごまには、アラキドン酸の生成を抑えるセサミンが多く含まれます。

また、

えごま油には、αリノレン酸という脂肪酸が豊富でヒスタミンの分泌を抑えてくれます。

 

⑤生姜

生姜には、ヒスタミンの分泌を抑えるショウガオールとよばれる成分が豊富です。

 

⑥玉ねぎ・そば

玉ねぎやそばには、ヒスタミンの分泌を抑えるケルセチンとよばれる成分が豊富です。

ケルセチンは、血流の改善や血管の保護のはたらきもあるので、くま(青くま)くすみの予防など美肌のためにも摂りたい栄養素です。

ただし、そばアレルギーのある方は、もちろんNGです。

 

⑦大根

大根には、ヒスタミンの分解を促進するジアスターゼとよばれる成分が豊富です。

ただし、ジアスターゼは熱に弱い弱点があるので、煮物よりも大根おろしなどで摂ることがオススメです。

 

2)ヒスタミンやアラキドン酸の多い注意したい食べ物

コーヒー、ココア、チョコレートなどは、ヒスタミンを多く含んでいます。花粉シーズンには摂り過ぎに注意しましょう。

 

また、アラキドン酸という脂肪酸を過剰に摂ることも花粉症にとってマイナスです。

なぜなら、鼻づまりの原因物質であるロイコトリエンがアラキドン酸からつくられるからです。

だから、アラキドン酸の過剰を避けることで症状の悪化が予防できるのです。

アラキドン酸は、卵、豚レバー、豚モモ、ボラ、サワラなどに多く含まれます

花粉症の場合は、これらの食品の取りすぎに注意しましょう。

 

一方、アラキドン酸には、免疫機能調整、学習力や記憶力の向上、高血圧予防、コレステロール値の低下など健康や脳によい効果もあるので、極端に避けることはかえってマイナスです。

 

3)その他の日常生活での花粉症対策

①十分な睡眠と就寝時の工夫

花粉症でなくても、エイジングケアで大切なのが、質の高い十分な睡眠。

花粉の飛散するシーズンは、意識的に十分な睡眠を取るようにしましょう。

 

また、この時期は、ベッドや枕元に花粉が溜まることもあります。

布団や枕から花粉を取り除くためにこまめに枕カバーや布団のカバーなどを選択して、清潔に保ちましょう。

本当は、洗濯物は外で干したいところですが、この時期は花粉の付着を避けるために、布団乾燥機を使うなどで我慢しましょう。

 

どうしても外で干す場合は、花粉をはたく、布団やシーツなどに掃除機をかけるなどの工夫も忘れずに。

 

②楽しく過ごして花粉症の症状予防

楽しく過ごすことが花粉症対策やエイジングケアに通じることをご存知でしょうか?

なぜなら、ストレスが多いと免疫は下がりますが、笑ったり楽しく過ごすことは免疫がアップするのです。

 

だから、お笑い番組やバライエティなどを見て笑うことや趣味やスポーツでストレスを発散することも大切な花粉症症状の予防になるのです。

 

笑いとエイジングケアの関係については、「笑いがもたらすエイジングケア効果とは?」を参考にしてください。

 

③アルコールはほどほどに

ストレス発散、楽しく過ごすという点では、メリットのあるアルコールですが、飲みすぎは花粉症にマイナスです。

 

なぜなら、アルコールが血管を拡張させてしまい、鼻づまりや目の充血などの症状が出るリスクになってしまうのです。

 

もちろん、健康全体のためにもアルコールは適度にとどめましょう。

 

④喫煙を避けよう!

喫煙が、美肌やエイジングケア、健康の敵であることは誰もがご存知ですね。

タバコは、紫外線ダメージに次ぐ、お肌の老化の原因とも言えます。

もちろん、花粉症にとってもマイナスで、タバコの煙が鼻の粘膜や唇の粘膜を刺激して、肌の症状を悪化させることも。

 

また、喫煙よりも副流煙による受動喫煙は、その影響がもっと大きいので一層、注意が必要です。

 

喫煙のお肌への影響については、「喫煙がお肌の老化を加速!タバコで老け顔になる原因と対策」をご覧ください。

 

④適度な運動も大切

花粉症の季節は、屋外での運動は難しいのでついつい運動不足になることも。

でも、適度な運動が花粉症の症状の予防につながります。

 

部屋でストレッチを行ったり、十分な装備で花粉飛散の少ない日にウォーキングをするなどもよい方法です。

可能であれば、ジムなど屋内で汗を流すこともよいですね。

 

 


9.まとめ

 

今回は、花粉が肌につくことで起こる肌荒れの症状と予防やスキンケアの対策を紹介しました。

また、日常生活を含め幅広く花粉症による肌荒れの対策もご紹介しました。

 

まずは、スキンケアの前にできる限りの予防対策を実践しましょう。

 

その上で、スキンケアもしっかり行うことが大切です。

 

花粉による肌荒れを乗り切るためには、スキンケアの基本は清潔と保湿です。

 

清潔とは、花粉が顔につかないように、ついてもすぐに除去するための洗顔を行うことです。

 

次に、保湿は花粉症の時期は、使い慣れた化粧品を使うことが基本です。

油分が多い乳液やクリームではなく、肌内部からバリア機能の回復を助けてくれる美容液のような化粧品が向いています。

 

シンプルながらもしっかり保湿できる化粧品を使いましょう。

 

<参考にした情報>

厚生労働省│花粉症の疫学と治療そしてセルフケア

 

 

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