角栓の除去はダメ!?鼻の角栓の原因と正しいエイジングケア

鼻の角栓を気にする女性

多くの女性にとって角栓は本当に嫌なもの。
だから、角栓が目立つと、「とにかく除去しよう!」と思う女性が多いのではないでしょうか?
そうやって角栓を除去しても、実は根本的な解決にはなりません。

この記事では、角栓ができる原因と改善のための正しいエイジングケアについてご紹介します。

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目  次

1.鼻の角栓に悩むあなたへ

朝、メイクをしていて鼻に角栓をみつけると、ちょっと落ち込みますよね。

鼻は顔の中央にあるので、目立ちやすいところ。

そんなところに角栓があると…。

角栓は、ファンデーションを塗ってもかえってブツブツが目立ってしまったり、カバーするのも難しい厄介なお肌の悩みです。

しかも、角栓をそのまま放置していると、お肌の酸化が進んで黒いブツブツになってしまいます。

一方、目立つ鼻の角栓を無理矢理ピンセットやコメドプッシャー、綿棒、毛抜きを使って無理やり除去しようとしてしまう方もいらっしゃいます。

また、気持ちもスッキリすることから、毛穴パックで角栓をごっそり取り去る方も。

でも、ちょっとお待ちください。

一時的な満足感はあっても、そんなことを続けると、かえって角栓は悪化してしまうことも。

エイジングケアにとって「悪者」と思われている角栓ですが、除去すれば良いというものではありません。

角栓は、その役割や対策に対する誤解も多いのです。

「角栓ってそもそも何?」

「角栓と角質ってどう違うの?」

「角栓を除去しては、ダメなの?」

「やっぱり気になる角栓、なんとかして!」

「角栓のせいで、恥ずかしい思いをしている」

などとお悩みの方は、是非、続きをお読みください。

鼻の角栓対策には、まず、正しい知識が必要です。

正しい知識をもとに、正しくエイジングケアを行えば、角栓を除去する必要もなくなるのです。

この記事では、エイジングケア世代でも悩んでいる方が多い角栓の役割、ケア方法、予防方法、また、鼻の角栓を除去することがダメな理由について解説します。

そして、角栓に悩んでいる方に、オススメしたい「クレンジング」や「酵素洗顔」についても紹介します。

この記事で紹介するクレンジング、洗顔、エイジングケア化粧品を上手に使えば、角栓除去を気にするお肌から、角栓が気にならないお肌へと解放されるはずです。

正しい角栓ケアを実践して、角栓の目立たないつるつるな鼻を手に入れましょう

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<この記事でお伝えしたい大切なこと>
  • 角栓は、不要ではなく、本来必要なものです。だから、除去することは、根本的な解決策にはなりません。
  • 角栓の正体は不要な角質の集まりで、たんぱく質が70%。だから、普通の洗顔料では落ちません。
  • 誤ったスキンケアによる角栓の除去の繰り返しは悪循環になってしまいます。
  • 角栓対策のベースは内側からのエイジングケア。お肌以前に身体の健やかさが大切です。
  • 角栓のスキンケアは「バリア機能改善」と「ターンオーバーの正常化」に注力を!

2.そもそも角栓とは?

角栓とはなにか考える女性

そもそも角栓とは何なのでしょうか?

角栓の改善のためにスキンケアなどの対策を考える前に、まず、角栓とは何か?その役割や特徴について理解しましょう。

ポイント1:角栓は、角質の集合体と未成熟な角質細胞で、たんぱく質が70%、皮脂が30%

角栓とは、鼻の毛穴部分の剥がれかけた角質の集まりです。

角栓の主成分は、角質と同じくケラチンと呼ばれるタンパク質が70%、皮脂が30%を占めます。

毛穴の「栓」をするイメージから「角栓」と呼ばれていますが、その本質は「角質」と同じなのです。

鼻の角栓のエイジングケアを考える場合、この事実をしっかり理解しておくことが大切です。

鼻に角栓ができるもう1つの理由は、未発達なままの角質細胞が酸化したことが考えられます。

鼻に角栓ができるということは、ターンオーバーが早すぎる状態であること多く、基底層でできた角質細胞が未成熟なまま角層まで上がってくる場合も多いのです。

つまり、角栓が目立ってしまうのはお肌のターンオーバーの乱れが原因でできてしまうのです。

ポイント2:角栓そのものは必要な存在、お肌が健康なら不要になれば剥がれ落ちる

また、角栓は「悪者」と思われがちですが、これも誤りです。

誤ったエイジングケアをしてしまった結果や、ターンオーバーが正常に機能していないお肌で、「過剰に角栓がある状態」「剥がれ落ちるべき角栓がお肌にある状態」は問題ですが、角栓そのものは、角質同様にお肌にとって大切なものです。

角栓には、毛穴の内部に皮脂が詰まっていることで、外部の埃や細菌などが、毛穴を通して、体内に入ることを防ぐ役割があります。

お肌が健やかな状態であれば、角栓は毛穴を守り、不要になれば剥がれ落ちるので、角栓そのものは「とても大切」なのです。

だから、むやみの鼻の角栓を除去してはいけないのです。

ポイント3:不要な角栓がお肌に留まるとニキビや肌あれの原因になる

ポイント1、2でお伝えしたように、鼻の角栓は、お肌のターンオーバーのプロセスで作られ、お肌から剥がれる循環を繰り返すものです。

だから、お肌が健やかな状態なら本来、角栓を除去する必要はないのです。

しかし、角栓が古くなったままお肌に留まっていると、表皮でアクネ菌などの餌となって、ニキビの原因にもなってしまいます。

これは、お肌にとって良くないことであり、角栓が悪いイメージは、こうした点が強く意識されているからなのです。

このように、角栓の存在をしっかり認めてあげることからスキンケアを考えることが大切なのです。

若い世代からエイジングケア世代まで、すべての女性はこの角栓と上手に付き合っていくことが大切です。


3.鼻の角栓が必要以上に大きくなってしまうプロセスと原因

角栓に悩む女性

では、なぜこの角栓が必要以上に大きくなって目立ってしまうのでしょうか?

ここでは、鼻の角栓が過剰に大きくなってお肌に留まるプロセスと原因を考えてみましょう。

1)角栓が大きくなってしまうプロセス

1つは鼻のお肌の特性が原因です。

鼻はもともと皮脂分泌が多く、角栓がたまりやすい場所です。

鼻から余分に出た皮脂で古い角質が残りやすい特性がある上に、メイク残りなどの油性成分が混ざり、毛穴に角栓が詰まりやすいのです。

角栓が、大きくなる原因として、

  • 剥がれかけた毛穴の角質に皮脂や化粧品の油脂(油分)がつく
  • 時間とともに酸化し、そこに新しく剥がれそうになった角質が加わり大きくなる
  • 鼻の上で、角栓として目立ってしまう

というようなプロセスが考えられます。

角栓自体は、ターンオーバーの過程で必ず出来てしまうものですが、お肌が健康な状態なら、角質と同様に除去しなくても自然に剥がれ落ちていきます。

しかし、ずっと剥がれずにさらなる角質が加わって、常に毛穴に栓がある状態になってしまい、皮脂を滞留させて大きく成長してしまった角栓は「悪者」になってしまいます。

2)魔の角栓拡大の悪循環とは?

角栓が目立つと取りたくなってしまうのが心情ですよね。

多くの女性が、角栓をピンセットほかさまざまな方法で除去しようとします。

そうすると、お肌は危険を察知して、「お肌を守るために角質細胞を作ろう!」と反応します。

そして、角質細胞は未成熟なまま、つまり剥がれ落ちてはいけない状態で角質層まで上がろうとします

こうした未成熟の角層が上がってくると、お肌は「これではバリア機能を果たせない!お肌が乾燥するぞ」と認知して、「皮脂を作ってお肌を守れ!」とばかりに、さらに皮脂を過剰につくってしまうのです。

つまり、角栓を除去することが“きっかけ”となって、さらに角栓ができやすい状況に陥るのです。

そして、また、角栓を除去する行為を繰り返せば…。

そうです!

ターンオーバーがどんどん促進され、角栓ができてしまう速度はどんどん早くなっていくのです。

そうなると、角栓ができやすいお肌の状態が定常化してしまうのです。

健やかなお肌であれば、必要なはたらきをするのが、本来の角栓です。

それを次から次へと取ってしまうと、お肌は必死になって自分を守ろうとするのです。

でも、お肌は十分な準備ができていない状態で頑張るので、せっかくの思いが実らず、返って状況を悪化させてしまいます。

つまり、角栓を無理やり除去する行為は、お肌に「角層を破壊せよ!」と命令しているに等しいのです。

これが、魔の角栓拡大の悪循環です。

角栓の強引な除去は、決して角栓の根本的な解決方法にならないと心得ておきましょう。


4.角栓の本当の原因は?

角栓が大きくなってしまう原因は、上記で紹介したようなプロセスが考えられますが、改善しない根本的な原因は何でしょうか?

鼻の角栓は

皮脂の過剰分泌 × 古い角質または未成熟な角質細胞 × お肌表面の酸化

によってできてしまいます。

つまり、角栓が過度にでてしまう原因は、この3つが相互に影響しているのです。

1)皮脂の過剰分泌

年齢や遺伝、つまり生まれつきの脂性肌(オイリー肌)など肌質の問題もありますが、皮脂の過剰分泌の原因は、お肌のバリア機能の低下や乾燥肌であることも多いのです。

2)古い角質または未成熟な角質細胞

古い角質が留まってしまうのは、ターンオーバーが遅くなっているか、角質が酸化している場合です。

また、未成熟な角質細胞ができるのは、バリア機能が低下している場合です。

バリア機能は、紫外線ダメージ、間違った洗顔やクレンジングなど乾燥肌の原因となることで低下します。

3)お肌表面の酸化

お肌の酸化は、メイクなどによる油分の洗い残しが原因です。

また、紫外線ダメージも酸化を加速します。

その結果、お肌の表面に過酸化脂質が作られます。

これが、角栓の原因になってしまうのです。

4)角栓の原因は、お肌の不健康状態の悪循環

鼻の角栓が大きくなってしまうのは、こうした原因が絡み合っているからなのですが、突き詰めていくと、お肌の不適切なケアによるバリア機能の低下、ターンオーバーの乱れとその悪循環にあります。

この点は、敏感肌インナードライ肌など多くのエイジングケアのお悩みと共通しています。

バリア機能が低下したお肌は、表皮細胞が未熟なまま肌の表面に上がってきている状態です。

未熟な表皮細胞は、未成熟なのでここで剥がれず、皮膚に留まろうとします。そこに、皮脂やメイクなどの油分が混じって酸化が始まります。

そして、立派な「角栓」として毛穴を目立たせます。

つまり、悪いのは「角栓」ではなく、角栓が自然に剥がれ落ちない不健康なお肌が問題なのです。

角質が剥がれ落ちずに、お肌のくすみごわつきの原因になってしまうのと同じことです。

5)角栓の除去では、原因を取り除けない!

バリア機能が低下した未熟なお肌の状態で、無理に角栓を取り除くことがいかに問題かおわかりいただけましたでしょうか?

角栓の対策は、角栓を除去することではなく、バリア機能とターンオーバーを正常化して、角栓が過度に大きくならない健やかなお肌を作り上げることなのです。


5.角栓がもたらすさらなる肌トラブル・肌悩み

角栓を放置したり、改善しなければお肌はどうなるのでしょうか?

角栓によって、さらなる肌トラブルや肌悩みが生まれるリスクが高まるのです。

1)イチゴ鼻がさらに目立つ

角栓と関係深い肌悩みといえば、毛穴の黒ずみ

なかでも鼻に黒ずみができてしまえば、「イチゴ鼻」と呼ばれます。

角栓を放置すれば、お肌の酸化が進んでイチゴ鼻が目立つことになってしまいます。

2)毛穴や周りのシミが目立つ

角栓を誤った方法で無理やり取り除くと、お肌はストレスを感じて活性酸素が発生します。

そうなると、お肌は危険を察し防御態勢を取ります。つまり、メラニンが発生するのです。メラニンは紫外線だけでなくお肌が危険な状態になる場合も発生しますが、角栓を無理にとるなどで大きな刺激でも発生します。

これが度重なると、メラニンが沈着して、毛穴の周りにシミが目立つようになることもあるのです。

3)角栓はニキビを悪化させる!

角栓がニキビの原因になることは、すでにお伝えしましたが、放置するとニキビは悪化するリスクが高まります。

ニキビは、最初は微小面皰(びしょうめんぽう)と呼ばれる目に見えない段階から、白ニキビ、黒ニキビへと進み、炎症を伴う赤ニキビにまで悪化することもあります。さらに、赤ニキビの炎症がさらに悪化した状態へと進み、膿んでしまった黄色ニキビにまで進むこともあるのです。

角栓を放置したり、誤った取り方をすると、角栓が無くならいばかりか、お肌への弊害が大きいことが理解できたのではないでしょうか。


6.「角栓除去」は角栓対策のためにやってはいけないこと

角栓対策のために角栓除去はやってはいけない

角栓対策だと思って、毛穴パックで角栓を取ることや、スクラブ洗顔などでゴシゴシこするのは、エイジングケアとしてはオススメできません。

角栓がごっそり取れて、一瞬、ツルツルのお肌になるかもしれませんが、危険な行為です。

既にご理解いただいたと思いますが、毛穴パックやスクラブ洗顔など、その瞬間、角栓がとれても根本的な解決にはならないからです。

この方法では、角栓は無くならないのです。

また、お肌への摩擦が強ければ、活動中の角質達を道連れに剥がしてしまうこともあります。

活動中の若い角質が無理矢理剥がされると、またまた表皮細胞が未熟なまま角質になって肌を守ろうと肌の表面に上がってきます。未熟な表皮細胞は、刺激にも乾燥にも弱い細胞です。

そうなると、お肌は不健康な状態に陥ってしまい、角栓の本質的な解決からは遠ざかってしまうのです。

つまり、角栓を無理やり除去すればするほど、角栓が出来やすい肌から抜け出せない状態になってしまうのです。

そして、これが悪循環のはじまりです。

大切なことなので、角栓対策でやってはいけないスキンケアや生活習慣を整理しておきます。

1)お肌表面の酸化を促進させること

  • メイクの油分や鼻の汚れが残ってしまう雑なクレンジングや洗顔
  • 不十分な紫外線対策
  • 糖化を促進する糖分の多い食べ物の摂りすぎ
  • バター、ラード、ショートニングなど飽和脂肪酸の多い食べ物の摂りすぎ
  • 過剰な運動による活性酸素の発生

酸化については、「お肌の酸化は老化の大敵!防ぐための対策とエイジングケア」を、糖化については、「糖化がお肌を老けさせる? | エイジングケアと糖化の関係」や「肌老化の原因「糖化」を予防する対策は5つのポイントで!」も参考にしてください。

2)お肌の乾燥を促進すること

  • 摩擦の強い洗顔やクレンジング
  • 部屋の湿度が低いこと
  • 不十分な保湿ケア
  • 熱すぎるお湯での洗顔
  • 2分以上の洗顔

3)皮脂の過剰な分泌・未成熟な角質細胞生産を促進させること

①ピンセット、綿棒、毛抜きなどで引っ張って角栓を除去する

特に、ピンセットで角栓を除去すると、周りの肌まで傷つけるリスクがあるので避けましょう。

②毛穴パックを何度も繰り返して角栓を除去する

鼻の毛穴の角栓や黒ずみの除去に即効性がある毛穴パックですが、パック後の毛穴は開いたままの状態になり、開いた毛穴にさらに汚れが詰まって悪化します。

しかも、角栓と一緒に周囲の皮膚や必要な皮脂まで根こそぎ剥がしてしまうので、あまりオススメしません。

③スクラブ入り洗顔料

スクラブが肌を傷付けてしまうので、オススメできません。

鼻の毛穴の汚れをスクラブでかき出そうと必死になればなるほど、肌がスクラブとの摩擦でどんどん傷付いてしまいます。

④医薬品の本来の使い方ではない方法で角栓を除去する

オロナイン軟膏で角栓を除去する方法は、医薬成分がはたらきますが、本来のオロナイン軟膏の効能・効果の範囲ではありませんし、そもそも、いくら除去できても根本的な解決にはなりません。


7.目立つ角栓を改善するスキンケア、エイジングケアの基本

これまで説明してきたことでおわかりだと思いますが、角栓が改善しない場合、避けるべきことは、「角栓を無理矢理除去すること」ことです。

これまで、さまざまなことを試してきたけど、角栓がなくならないとお悩みの方は、まず、角栓を除去することを止めましょう。

お肌のバリア機能や、ターンオーバーを正常で健やかな状態に戻すことが、角栓の悪循環を断ち切ることに繋がります。

角栓に限らず、エイジングケアは、お肌本来が持っている力を上手に発揮させてあげるケアが正しいエイジングケアなのです。

無理矢理ケアは、決して正しいエイジングケアではないことを、肝に銘じましょう。

また、角栓改善の基本は、身体の内側からのエイジングケアです。

そのためには、日常的にアンチエイジング的な生活習慣を実践することです。

この点については、角栓に限らず全ての肌悩みについての対策になりますが、大切なことなので、ポイントを紹介します。

1)バランスの良い食生活

皮脂が過剰な方は、野菜を中心とした食生活を心掛けましょう。

また、糖分を多く含むお菓子は糖化の原因になるので控えましょう。

さらには、インスタント食品やファーストフード、揚げ物(特に、揚げ置きの食べ物)は控えましょう。

角栓対策の食べ物についてのより詳しい情報は、「乾燥肌は食べ物と飲み物で保湿、そしてエイジングケア化粧品!」や「美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで」、「美肌のための食事のとり方とアンチエイジングへの効果は?」も参考にしてください。

角栓を改善する食べ物と栄養素

2)十分で質の高い睡眠も角栓対策

リラックスして十分な睡眠をとることも角栓対策には大切です。

22時~26時は、眠のゴールデンタイムと言われ、成長ホルモンやメラトニンなどもよく分泌される時間帯です。

また、夜寝るまえのスキンケアも大切です。

睡眠や夜のスキンケアのより詳しい情報は、「夜寝る前のエイジングケアと質の高い眠りでハリ・ツヤ美肌!」や「“美肌は、睡眠中のホルモンによってつくられるってホント!?」をご覧ください。

3)適度な運動

過度な運動はストレスを高め、活性酸素を発生させるので角栓にはマイナスです。

しかし、適度な運動はストレス対策になったり、汗をかくことそのものもエイジングケアにとってプラスです。

運動によって、脳内麻薬とも呼ばれるリラックスを促進する成分であるエンドルフィンが必須アミノ酸から作られ、精神疲労を癒すセロトニンが増えます。

これがストレス軽減に役立ちます。

ストレッチやウォーキングほか、自分に合った適度な運動を行いましょう。

ウォーキングについては、「エイジングケアに良い姿勢とウォーキング | 高岡よしみさん特別寄稿」を参考にしてください。

汗については、「エイジングケアは自分の汗で!汗は最高の美容液?!」を参考にしてください。

4)適切な入浴で角質改善

乾いていると硬くてガサガサしたり、ざらざらしている角栓ですが、お風呂に入れば、ふやけて白くなって、フニャフニャした状態で飛び出すこともあります。

これにびっくりしてしまう女性もいますが、これ自体が悪いことではなく、単に元からあった角栓が水分で溶けただけです。

だから、入浴が角栓の問題を大きくするものではありません。

逆に、入浴で身体を温めて鼻の毛穴を開かせることも角栓の対策になります。

このように、自然に角栓が皮膚の外へ出ること自体は良いことなので、後でご紹介するようにそのあとの洗顔や保湿を正しく行いましょう。

ただし、お風呂や温泉の入浴は、乾燥肌などの場合は、かえってマイナスな点もありますので、「乾燥肌、敏感肌の方のためのお風呂と温泉の知識」も参考にしてください。

5)その他のストレス対策

過度なストレスによって、副交感神経のはたらきが低下し、交感神経が優位になります。

その結果、男女ともに男性ホルモンが活発化し、皮脂の過剰分泌を引き起こします。

運動や睡眠以外でできるストレス対策は、「笑うこと」や「アロマセラピー」です。

これらを角栓対策に取り入れることも考えてみましょう。

笑いについては、「笑いが美肌をもたらす?エイジングケア効果とアンチエイジング」を参考にしてください。

アロマセラピーに関しては、「エイジングケア化粧品だけじゃない!アロマでエイジングケアを!」を参考にしてください。


8.角栓をケアするためのクレンジング・洗顔

これまで説明した身体の内側からの角栓対策を行うことで、角栓が過度に大きくならない体質、肌質にだんだんと近づいていきます。

しかし、加えてスキンケアによる角栓の対策も大切です。

スキンケアによる角栓対策は、

  • 角栓のもととなる角質を取りすぎないレベルで、自然に取れやすい環境を整えること
  • 不要な角質が生み出され角栓となってしまう原因を排除する

ことです。

クレンジングと洗顔の役割は、「角栓のもととなる角質を取りすぎないレベルで、自然に取れやすい環境を整えること」なのです。

つまり、角栓ケアの基本となる第一歩は「クレンジング」と「洗顔」です。

正しいクレンジング、洗顔方法を実践して、不要な皮脂や汚れを溜めないことと、角栓が自然に剥がれる洗顔を目指しましょう。

洗顔とクレンジングで角栓をケアする女性

1)クレンジングは刺激の少ないもので、1分程度で済ませる

正しいクレンジングは角栓対策の第一歩です。

体温で乳化するオイルやゲルなどの優しいクレンジング料を使い、角栓をマッサージするようにしましょう。

クレンジング料を使わずに、いきなり洗顔料で顔を洗っている人が意外に多いようですが、メイクをした日はクレンジング料を使いましょう。

最近のファンデーションは、汗や水に強いものが多く、ふつうの洗顔料だけでは、落ちにくくなっています。そのため、クレンジング料で角栓の元になる油分であるメイクをしっかり落とすことが大切です。

しかし、スキンケアの中で、最も肌の負担になるのがクレンジングです。

クレンジング料は、油性のメイクを水分となじませるために、界面活性剤を多く使っていることが多く、洗浄力の強いものになると、汚れとともに皮膚にとって必要な皮脂まで取り去ってしまいますので注意が必要です。

クレンジングは、種類によって、洗浄力と刺激の強さが異なります。

洗浄力が強くて、刺激が無いものが理想的ですが、製品として商品化するのは難しいのが正直なところです。

角栓の改善には、洗浄力重視ではなく、刺激の少ない非イオン(ノニオン)系の界面活性剤、またはアミノ酸系界面活性剤が配合されているものを使いましょう。

非イオン系の界面活性剤としては、「トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル」、「ジオレイン酸ポリグリセリル-10」などがあります。

また、アミノ酸系界面活性剤としては、「ココイルグルタミン酸Na」が代表的な1例で、

  • きめ細かく、ほどほどの泡立ち
  • 適度な洗浄力(やや弱め)で、極めて低刺激
  • セラミド、天然保湿因子(NMF)などを洗い流さないのでバリア機能への影響が少ない
  • 弱酸性
  • 洗顔後のツッパリ感が少ない

といった特徴があります。

ただし、クレンジングは、角栓そのものを除去することが目的ではありません。

なぜなら、角栓の70%はたんぱく質のため、クレンジングで使う界面活性剤やオイルでは油分しかとれないからです。

クレンジングでは、角栓そのものを除去することは意識せず、肌を傷付けないために、クレンジングは1分程度で終わらせるように意識しましょう。

クレンジングについての詳しい情報は、「クレンジングの効果アップ!メイク落としの選び方と使い方」や「セラミドを減らさないエイジングケア!間違ったクレンジングはNG」も参考にしてください。

2)角栓対策は、洗顔の前に鼻の毛穴を開かせる工夫を!

先ほども少し触れましたが、角栓が自然にお肌からはがれるように、できるだけ毎日ゆっくりと湯船につかり、鼻の毛穴を開かせてから洗顔を行いましょう。

入浴は、疲労回復やリラックスにも大きな効果がありますし、汗をかいて代謝をあげることは美肌やエイジングケアにとって、とても大切なことです。

■オススメしたい洗顔法

①入浴中の蒸気で肌を温めて、鼻の毛穴を開かせます

毛穴が開くことで、皮脂汚れが浮き上がりやすい状態になります。

蒸しタオルを数分間鼻に乗せても、同じように毛穴の開きを促してくれます。

蒸しタオルは、水で濡らしたタオルを電子レンジ500Wで40秒ほど温めれば簡単にできます。

②洗顔料をたっぷり泡立てて、こすりすぎないように泡で優しく洗います

浮き上がった皮脂汚れを泡に吸着させていくイメージで洗いましょう。

洗顔でも「角栓を除去する」意識は不要です。

自然に角栓がはがれるのを信じて、優しく洗顔しましょう。

③すすぎは丁寧に

洗顔の時は、優しく洗っていても、すすぎの時にこすってしまう方いませんか?

すすぎも優しく丁寧に行いましょう。ただし、流しすぎも問題なので、すすぎは20回程度までにとどめてください。

角栓を除去する場合の洗顔料ですが、石鹸など「弱アルカリ性」のものが基本です。鼻の毛穴の汚れや角栓は酸性なので、弱アルカリ性の洗顔料なら、中和によって洗い流しやすくなります。

しかし、敏感肌の方は、石鹸などが使えない場合もあると思います。

そんな場合は、より刺激の低い弱酸性の洗顔料から良質なものを選んで使いましょう。

なお、石鹸や通常の洗顔料も角栓の油分は落せても、たんぱく質の部分は除去できません。

洗顔や洗顔料の詳しい情報は、「洗顔の正しい知識でランキング不要のオススメの洗顔料の選び方」をご覧ください。

3)角栓に悩んでいる方にオススメしたい週1~2回の「酵素洗顔」

酵素洗顔とは、タンパク質や脂肪を分解する酵素のはたらきを利用して、古い角質や余分な皮脂・汚れを取り除く洗顔料のことです。

酵素には、皮脂を落とすだけでなく、タンパク質でできている角質や角栓を分解するはたらきがあるため、最近では、エイジングケアのひとつの手段として人気が高まっています。

つまり、角栓の除去ができる洗顔料なのです。

だからこそ、酵素の種類や量に対しては、慎重になるべきです。

酵素の中では、天然由来のパパインは、肌に必要なものはきちんと残し、肌に不要なもの(古い角質、角栓)のみを落とせる酵素の特徴があります。

実際に、酵素洗顔では、落とせる古い角質の量が、通常の洗顔に比べて格段に増えるという結果も出ています。

また、酵素洗顔は、古い角質を除去することで肌の新陳代謝を高め、日焼けや加齢でダメージを受けた肌のターンオーバーを正常にすることができます。さらに、古い角質を除去すると、ビタミンC誘導体などのエイジングケア化粧品成分が浸透しやすくなります。

ただし、天然パパインであっても、酵素洗顔はやりすぎると分解する必要のない若い角質や皮脂まで分解してしまうリスクもあるので、週1~2回の使用をオススメします。

また、敏感肌や乾燥が激しい方には、不向きな洗顔なので、その点も注意が必要です。

さらに、酵素洗顔もこすりすぎず、「泡」で汚れと不要な角質、角栓だけが自然に落ちるように、やさしい洗顔が大切です。

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次に、酵素洗顔が最も効果的な場合を考えてみましょう。

それは、ターンオーバーの遅れで角栓が目立つ場合です。

鼻の角栓とともに、お肌のゴワゴワ感があったり、化粧水美容液を変えていないのに、浸透が悪くなったように感じる場合は、ターンオーバーが遅れている可能性があります。

そんな場合は、酵素洗顔を試しても良いタイミングです。

ただし、角栓を何度も何度も除去して悪循環に陥っている場合は、ターンオーバーが促進している可能性があります。こんな場合は、酵素洗顔による角栓の除去は控えましょう。

酵素洗顔の詳しい情報はコチラ

酵素洗顔とパウダーの全て!ランキング無用の正しい選び方

角栓を取るための酵素洗顔のメリットとデメリットとは?

パパイン酵素は、酵素洗顔で人気!エイジングケアに大切?


9.洗顔後の角栓解消の保湿ケア

角栓対策では、不要な角質が生み出され角栓となってしまう原因を排除することも大切です。

これまで説明した「やってはいけない角栓の対策」は原因へのアプローチでした。

ここからは、原因への対策である「積極的にやるべき保湿」を考えてみましょう。

角栓の根本原因は、「バリア機能低下」と「ターンオーバーの乱れ」が循環してしまうお肌の状態に陥っていることです。

そのため、乾燥肌を改善する保湿ケアでそれを解決しなければ、根本的な改善にはなりません。

洗顔後は、しっかりと保湿することをお忘れなく。

お肌が乾燥すると、皮脂が余計に分泌され、汚れや皮脂がたまりやすくなってしまいます。

たまった汚れを取り除くだけでなく、毛穴がつまりにくいお肌を意識するようにしてください。

ここでは、保湿対策の基本的なポイントを紹介しますので、保湿についてより詳しい情報は、「お肌の保湿とは?本当にわかるスキンケアの基本と保湿成分」をご覧ください。

1)良質な保湿成分配合のエイジングケア化粧品

セラミドプロテオグリカンコラーゲンヒアルロン酸シアバターなどの保湿成分などが配合されたエイジングケア化粧品でしっかりと保湿しましょう。

また、表皮を守りながら保湿をサポートするナールスゲンも良いエイジングケア化粧品成分です。

なぜなら、ナールスゲンは安全性が高く、1つで様々な機能を持っているからです。

じっくりと保湿することでバリア機能やターンオーバーを整えるだけではなく、

など、エイジングケアによいはたらきがあるのです。

エイジングケア化粧品

角栓のケアには、ナールスゲン配合エイジングケア化粧品も良い選択肢です。

2)ビタミンC誘導体を配合したエイジングケア化粧品

毛穴や黒ずみに有効な成分として、エイジングケア化粧品成分であるビタミンC誘導体があげられます。

なかでも最近では、ビタミンC誘導体は、進化し浸透力の上がったAPPS(アプレシエ)が注目されています。

エイジングケア化粧品成分のビタミンC誘導体は皮脂の過剰分泌を防止するのと同時に酸化も防ぎます。

さらに、メラニンの産生を抑制し、美白効果が期待できます。

ビタミンC誘導体はイオン導入に適した成分なので、イオン導入美顔器を併用して使うこともオススメです。塗布しただけの場合に比べて、30~100倍もの浸透力があると言われ、より成分を浸透させることができます。

エイジングケア化粧品成分としてビタミンC誘導体が配合された化粧品を使用している方は、イオン導入美顔器を併用してみてはいかがでしょうか?

ビタミンC誘導体配合の化粧品については、「ビタミンC誘導体化粧水の選び方~エイジングケアの視点から~」をご覧ください。

3)フェイスマスクによる角栓の集中ケア

化粧水や美容液を染みこませたフェイスマスクは、集中的に保湿を行いたい時に即効性があるので、エイジングケアとして継続的に使用している方も多いと思います。

しかし、顔に乗せている間に、みるみる水分が蒸発していくので、使用時間をあらかじめ確認してから使うようにしましょう。

使用時間は、通常10~15分です。製品によっても違うので、説明書などでしっかりチェックしましょう。

最近では、高密着、高浸透を可能にしたゲル状の新感覚マスク「バイオセルロースマスク」という素材を用いた製品が発売されています。シートやコットンタイプに比べて、密着力が高いので、エイジングケア化粧品成分の浸透をアップさせます。プルプルのシートが顔に密着するので、家事をしながらでもフェイスマスクをすることができます。

バイオセルロースマスクなら、ナールスゲン、ヒアルロン酸、アロエベラ葉エキス、リンパ管ケア成分キュアパッション配合の「ナールスパッション」がオススメです。

また、エイジングケアアカデミーの「動画で3分間エイジングケア」のコーナーでも、キュアパッションについてわかりやすく説明していますので、ぜひご覧ください。

キュアパッションは、どんな成分?☆動画で3分間エイジングケア

4)角栓に試してみたい毛穴を引き締める成分

今、ご紹介した以外にも殺菌効果もあり皮脂バランスを整えることで毛穴を引き締める成分も角栓のケアに役立つことがあります。

マンサク科植物アメリカマンサクの葉や樹皮から抽出された成分であるハマメリスが代表的な成分です。

他にも、毛穴ケアには、セージ葉エキス、アーチチョーク葉エキスなどが使われます。

5)それでも角栓が改善しないなら

今、ご紹介した角栓の改善の対策を続けてもなかなかうまくいかない場合は、美容皮膚科や美容クリニックの医師に相談してみましょう。

美容皮膚科では、自宅でできないケミカルピーリングをはじめ、いくつかの角栓を改善するための施術などがあります。

自分自身でいろいろ試しても、角栓ケアがうまくいかない場合は、専門家に相談することも選択肢の1つです。

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10.まとめ

角栓ケアのためのエイジングケアについて解説してきました。

鼻で目立つ角栓の原因と対策はご理解いただけたでしょうか?

角栓ケアは、角栓を除去することが目的ではなく、角栓が過剰に大きくなって目立ってしまわないような肌状態を作ることが目的です。

だから、「角栓対策は角栓の除去」という意識を捨て去ることが最初のステップです。

次に大切なのは、スキンケアの前にまずは角栓が目立ちにくい肌質、体質を作ることです。

そのために大切なのは、そもそも皮脂を過剰分泌しないようにするための生活習慣や食生活です。食生活を中心とした生活習慣がよくないと、酵素洗顔や保湿をしても、角栓を予防することはできません。

まずは規則正しい生活で、角栓対策を心掛けましょう。

そして、角栓のもととなる角質を取りすぎないレベルで、自然に取れやすい環境を整えること、不要な角質が生み出され角栓となってしまう原因を排除することによって、角栓を除去しなくても良いお肌を作ることができるのです。

そんなスキンケアは、優しく正しい洗顔とクレンジングが基本です。

最後に洗顔の後は、ヒト型セラミドやビタミンC誘導体などのエイジングケア化粧品成分が配合された化粧水、美容液、保湿クリームなどで保湿することをお忘れなく。

角栓の目立たない美しいお鼻を手に入れてくださいね。

ナールス製品はナールスゲンにビタミンC誘導体やヒト型セラミドを配合した化粧品です

エイジングケアローション「ナールスピュア」

エイジングケア保湿クリーム「ナールス ユニバ」

エイジングケア美容液「ナールス ネオ」

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