化粧水の成分を知ろう!基本成分・保湿成分・エイジングケア化粧品成分

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「化粧水をランキングだけで選ばないための知恵」シリーズの第5弾。

代表的な成分や特徴のあるエイジングケア化粧品成分についての知識があるだけで、化粧水を選ぶことが随分と簡単になります。
つまり、ランキングに頼らずに化粧水を選ぶ知恵が身に付くのです。

 

この記事では、保湿化粧水、エイジングケア化粧水に含まれる代表的な成分についてのポイントを説明します。

エイジングケア化粧品成分や保湿成分の特徴を把握することで、自分の肌質やお肌のタイプに合ったエイジングケア化粧水を選べるようになっていただければ幸いです。

 

エイジングケアにしっかり取り組む上でも、大切なことなので、ぜひ、読み進めてくださいね!

 

化粧水の成分は、

  • ベース成分(基材または基本成分)
  • 機能性成分
  • 安定化成分
  • その他の成分

が、基本的な骨格で、エイジングケア化粧水も同じです。

 

化粧水の成り立ち中身って?オススメも人気も同じ!」では、エイジングケアを考える前に、化粧水の中身の概要を説明しました。

 

この記事では、保湿化粧水、エイジングケア化粧水に含まれるエイジングケア化粧品成分の特徴などを説明します。

 

保湿化粧水やエイジンゲケア化粧水をコットンで塗っている様子

 

 

1.代表的な水溶性のベース成分

 

1)グリセリン

グリセリンは、保湿効果があり、また、他の成分を溶けやすくする、低温でも固まりにくくするなどのはたらきがあります。

しかも、安全性の高い成分です。そのため、多くの化粧水にグリセリンが配合されています。

 

かつては、ウシ由来のグリセリンも使用されていましたが、今ではヤシ油やパーム油など植物由来のグリセリンがほとんどです。ただ、それでも種類が多く、品質や濃度によって、価格もさまざまです。

 

成分の表示は、「グリセリン」としか記載されませんので、どんなグリセリンを使っているかまではわかりません。医薬品の場合は、純度の高い合成のグリセリンが使われますが、化粧品の場合は、各社さまざまです。

価格の高いエイジングケア化粧水などは、グリセリンも高品質で純度の高いものが使われる傾向にあります。

 

2)BG(ブチレングリコール)

BGも保湿効果があるとともに、油性成分の溶解性を高める効果や、防腐剤の効果を高める役割もあります。

BGも、グリセリン同様、多くの化粧水に配合されています。

 

3)PG(プロピレングリコール)

「1,2-プロパンジオール」とも呼ばれる「旧表示指定成分」の1つです。水溶性の多価アルコールで、以前は頻繁に化粧水などの保湿成分として使用されていました。しかし、皮膚刺激の強さから、最近では使用頻度が減っています。

敏感肌やインナードライ肌、乾燥肌の方は避けた方がよい成分の1つです。

 

4)DPG(ジプロピレングリコール)

PGを作る際に副産物として得られる保湿成分です。PGより皮膚刺激が低く、サッパリした使用感で化粧水の伸びをよくするために使われます。

また、メントールやビタミンC誘導体を溶かすための溶剤としてもよく使われます。

 

5)エタノール

揮発性・抗菌作用がある成分です。化粧品で「アルコール」といえば、「エタノール」のことです。
「ブタノール」「ベヘニルアルコール」「セタノール」「コレステロール」などもアルコールの仲間ですが、化粧品でアルコールと言えば「エタノール」のことです。

石油由来のエチレンと水から合成される「合成アルコール」とサトウキビなどを発酵させて作る「発酵アルコール」があります。

 

敏感肌やインナードライ肌、乾燥肌の方は避けた方がよい成分の1つです。エタノールについて詳しくは、こちらをご覧ください。

 

ノンアルコール化粧品って、本当はどんな化粧品?

 

 


2.代表的な水溶性の保湿成分

 

保湿成分は、今や数え切れないほどの種類がありますが、ここでは化粧水に配合されることの多い水溶性の代表的な保湿成分のポイントを示します。

 

1)水溶性セラミド

保湿化粧水、エイジングケア化粧水によく配合されるのがセラミド。

 

セラミドは、水分をしっかり挟み込んでキープする保湿力の高い成分なので、エイジングケア化粧水にも重要と考えられます。

 

しかし、セラミドはもともと脂溶性成分だったのですが、米から抽出したグルコシルセラミドという水溶性セラミドが最近開発され、美容液に配合されることが多くなりました。

 

セラミドを詳しくお知りになりたい方は、こちらの記事もご覧下さい。

注目のエイジングケア成分“セラミド”が、よくわかる!

 

2)プロテオグリカン

化粧品に配合されるのは、鮭の鼻軟骨から抽出した水溶性の原料で、ヒアルロン酸より高い保湿力があること、コラーゲンやヒアルロン酸を増やすなどの特性から、最近、注目が集まっている成分です。

 

また、プロテオグリカンには、お肌の細胞の増殖を促進する作用があり、シワやタルミの対策などエイジングケア効果が期待されています。

 

最近では、プロテオグリカン配合のエイジングケア化粧水も多くなってきました。
プロテオグリカンについて、詳しくはこちらをお読みください。

エイジングケア化粧品成分としてのプロテオグリカンの期待は?

 

3)ヒアルロン酸

今やその名を知らない人がいないほど有名な保湿成分で、エイジングケア化粧水にもよく配合されます。

以前は、動物由来のヒアルロン酸も多かったようですが、最近では、化粧品に配合されるのは、乳酸球菌による発酵で製造したものが多くなっています。

水に溶けるととろみが出るのが特徴で、ヒアルロン酸自身の200~600倍の水分を抱え込んで保湿効果を発揮します。

 

4)コラーゲン

ヒアルロン酸と並び有名な保湿成分です。

化粧品に配合されるのは、豚や魚の皮や鱗から抽出して水溶性にした成分です。
水分を抱え込んで保湿効果を発揮しますが、その保湿効果は、プロテオグリカンやヒアルロン酸よりは低いと言われています。

 

コラーゲンもエイジングケア化粧水によく配合されます。コラーゲンについて詳しくは、こちらをご覧ください。

コラーゲン化粧品ってたくさんあるけど、エイジングケアに大切?

 

5)アミノ酸

もともと表皮にあるNMF(天然保湿因子)は、アミノ酸類が約50%です。そのNMFを構成するアミノ酸も化粧水の保湿成分として良く使われます。

グリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニン、ベタインなどがその代表です。

 

アミノ酸もエイジングケア化粧水によく配合されます。

 

保湿成分の入った化粧水で潤いを実感している女性の写真

 


3.代表的なエイジングケア成分

 

シワやたるみの対策などエイジングケアの効用を狙った成分です。

 

公式に「エイジングケア成分」「エイジングケア化粧品成分」というカテゴリーはありませんが、加齢に伴うシワやたるみのほか、いわゆるエイジングサインへのケアを目的として配合する成分です。

 

最近では、産学連携や海外でも画期的な成分が開発されつつあります。

科学的なデータや論文発表、学会での発表などを行っている興味深い成分も増えています。

 

1)ナールスゲン

その分子量が約321.26ダルトンという極めて小さな水溶性のアミノ酸誘導体です。

京都大学と大阪市立大学の共同開発成分で、コラーゲン、エラスチン、ヒートショックプロテインなどの産生を増やすことから、エイジングケアの新成分として注目されています。

ビタミンCと一緒に使えば、相乗効果でコラーゲンの産生がさらに増えることもわかっています。

シワやたるみの対策に配合されます。

 

ナールスゲンを詳しくお知りになりたい方は、こちらの記事もご覧下さい。 

大学発エイジングケア化粧品成分ナールスゲンの魅力とは?

 

2)ネオダーミル

ネオダーミルは 、スイスのバイオテクノロジー技術を持つ化粧品原料会社であるインデュケム社(Induchem AG)によって開発された最先端のエイジングケア成分です。

 

ネオダーミルは、単一の成分ではなく、グリセリン、水およびメチルグルコシド6 リン酸・銅・リシン・プロリン複合体の混合物です。

 

ネオダーミルは、細胞にエネルギー分子である主軸成分メチルグルコシド6 リン酸が中心となり、Ⅰ型コラーゲン、Ⅲ型コラーゲン、エラスチンの生成を促進します。

 

シワやたるみの対策に配合されます。

 

ネオダーミルを詳しくお知りになりたい方は、こちらの記事もご覧下さい。

いま、注目のエイジングケア成分 ネオダーミルとは?

 

3)プラセンタ

プラセンタとは、「胎盤」のことで、豚、羊、馬などの胎盤の成分を抽出したエイジングケア成分です。たんぱく質・アミノ酸・ビタミン・ミネラル・核酸・酵素などが含まれています。

 

保湿、血行促進、新陳代謝促進に加え、美白作用もあるので、美白化粧水に使われることもあります。

 

4)フラーレン

60個の炭素のみでできたサッカーボールのような球状の極めて安定性の高い構造のエイジングケア成分です。

 

従来、水に溶けにくかったのですが、高度に生成した水溶性フラーレンが開発され、化粧品への応用が可能になりました。

 

強い抗酸化力が特徴で、活性酸素を消去させることで、エイジングケア成分としてはたらきます。

 

5)ビタミンC誘導体

ビタミンCそのものは、不安定なため、お肌に浸透しにくく壊れやすいものです。

それを改良して、浸透性を高めたものがビタミンC誘導体です。

 

抗酸化作用、コラーゲンの生成促進などのエイジングケア成分としての特徴と、メラニンの生成抑制や還元作用などの美白成分の特徴を持っています。

 

そのため、エイジングケア化粧水、美白化粧水のどちらにも配合されます。
リン酸アスコルビルMgやリン酸アスコルビルNaなどが代表的なビタミンC誘導体です。

保湿化粧水やエイジングケア化粧水には、これらの成分の1つまたは複数が配合されている場合が多いでしょう。

 

しかし、配合濃度はそれぞれなので、同じ成分が配合されていても効果が十分に期待できるかといえば、必ずしもそうではありません。

 

また、安全性の観点からは、配合濃度が高ければ刺激などを感じるリスクも上がるので、濃度が高いことが必ずしも良いとは言えません。

 

エイジングケア成分には、ある一定の幅で推奨されている濃度がありますので、その濃度を配合しているエイジングケア化粧水を選ぶのがベターです。

 

 

 

<“化粧水をランキングだけで選ばないための知恵” シリーズ>

No.1 化粧水をランキングだけで選ばないための知恵

No.2 化粧水の種類とは?ランキングやオススメの前に理解しよう!

No.3 化粧水って、何のために使うの?エイジングケアにおける役割と目的

No.4 化粧水の成り立ちと中身の基本

No.5 化粧水の成分を知ろう!基本成分・保湿成分・エイジングケア化粧品成分

No.6 化粧水の安全性をチェックしてみよう

 

 

ご自分に合う化粧水を探すには、「自分で選ぶための知恵」を身につけることが大切です。
こちらの記事もご参考にしてみてください。

粧水ランキングを斬る!おすすめや人気の化粧水のカラクリとは?

 

 

そして、エイジングケア化粧水の中身を理解するための事例として、ナールスゲン配合エイジングケアローションである「ナールスピュア」を解剖してみました。
こちらもあわせてご覧ください。

@cosme(アットコスメ)化粧水ランキング1位獲得!ナールスピュアを解剖する

 

 


4.まとめ

 

化粧水に含まれる代表的な保湿成分やエイジングケア成分について、特徴を紹介しました。

他にもたくさんの保湿成分やエイジングケア成分もありますので、全てを網羅できていませんが、ご参考になれば幸いです。

エイジングケア化粧水を選ぶ際には、オススメ化粧水やランキング上位の化粧水などの成分をチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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