化粧水成り立ちと中身って?成分は、オススメも人気も同じ!

化粧水

あなたは、自分がお使いの化粧水が、どんな成分でできているかご存知ですか?

化粧水を人気やランキングだけで選ばないためには、保湿化粧水やエイジングケア化粧水の成分や中身が何かを知ることが大切です。

この記事では、化粧水の成分や成り立ちについて詳しく取り上げます。

これを知れば、化粧品の広告や口コミ、ランキングだけではなく、自分で選ぶために必要な知識が身に付きます。

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1.あなたが使う化粧水について考える

自分が使用している化粧水について考える女性

今や、巷にあふれる化粧水の人気ランキングや売り上げランキング、そして口コミやレビュー。

さらに、美容雑誌でも取り上げられる化粧水の特集。

はたして、そこに登場する化粧水の数々は、何がどう違うのでしょうか?

それとも同じ?

「化粧水の成り立ちと中身、そして基本的な成分」を知ることで、化粧水の正体を見破ることができます。

特に、エイジングケア化粧水、保湿化粧水を選ぶためには、化粧水の中身の全体像を理解することが必要です。

なぜなら、ほうれい線シワたるみ毛穴などの肌老化による肌悩みに効果を期待できるのは、エイジングケア化粧水の成分や濃度、処方設計によるからです。

この記事では、エイジングケア化粧品成分や保湿成分の細かな説明ではなく、化粧水の全体像を、ご理解いただくことに主眼をおいて化粧水の中身や成り立ち、成分を説明します。

「そもそも化粧水ってどんな成分でできているの?」

「高価なブランド化粧水と安いプチプラ化粧水ってどう違うの?」

「エイジングケア化粧水って普通の化粧水と違うの?」

「化粧水って種類が一杯あるけど、なぜ?」

「化粧水を選ぶための基本的な知識が欲しい!」

などとお考えの方は、エイジングケアにしっかり取り組む上でも、大切なことなので、ぜひ、読み進めてくださいね!

<この記事でお伝えしたい大切なこと>
  • 化粧水の基本的な成り立ちは、高級品でもプチプラコスメでも同じです。
  • 化粧水は、大きく分けて水溶性成分、脂溶性成分、界面活性剤でできています。
  • 多くの化粧水の80%以上が、水で成り立っています。
  • 化粧水の機能性を決めるのは、保湿成分やエイジングケア化粧品成分などの機能性成分です。
  • 化粧水は、その中身、成分、成り立ちを知ることで、正しく選ぶための知恵が手に入ります。

2.化粧水の成分と成り立ちの基本

化粧水を手の平に出す様子

1)化粧水とは?

化粧水とは、多くは透明な液体です。

化粧水とは、お肌を健やかに保つために、表皮角質層に水分や保湿成分などをお肌に与えることで、お肌を整えたり、引き締めたり、柔らかくしたり、うるおいをもたらす基礎化粧品です。

そんな化粧水には、保湿化粧水、エイジングケア化粧水、収れん化粧水などさまざまな種類やタイプがあります。

化粧水の種類については、「化粧水の種類による効果と選び方は、ランキングより大切!」で詳しく取り上げています。

化粧水の種類やタイプは、配合する成分の特性や比率などで決りますが、

「化粧水」と呼ぶ場合は、その名の通りで「水」の占める割合が美容液乳液保湿クリームなどと比べて多いのです。

また、「化粧水」といった場合は、「保湿化粧水」や「柔軟化粧水」のことである場合がほとんどです。

こうした化粧水の基本的な役割は、人気ランキングの高い化粧水もドラッグストアで売られているプチプラコスメも同じです。

2)化粧水の構成・中身の基本

化粧水は、

  • ベース成分(基材または基本成分)
  • 機能性成分
  • 安定化成分
  • その他の成分

で成り立っています。

エイジングケア化粧水でも、高価な化粧水、海外の化粧水でも同じです。

ただし、「機能性成分」の中でエイジングケアを特に意識した化粧水がエイジングケア化粧水です。

化粧水の種類は、機能性成分にどんな種類の成分を使うかによって決まります。

たとえば、アルコールを多く配合すると冷感やサッパリ感が増します。

また、クエン酸などは収れん化粧水に用いられます。

それでは、これから化粧水の中身や成分をひも解いていきましょう。


3.化粧水の中の「水」

化粧水の80%をしめる水

化粧水と言うくらいなので、水の割合が最も多く、多くの化粧水では80%以上が水です。

化粧水の水の役割は、水に溶けやすい他の成分(親水性成分)を溶かす「溶解剤」としてはたらくことです。

化粧水に使われる水の多くは、常水からミネラルや塩素をイオン交換樹脂、活性炭などで除去した「精製水」と呼ばれる水です。

水にこだわってつくった化粧水を標榜する製品もありますが、ミネラルが含まれる水は、保湿力がアップするというメリットと化粧水の品質に悪影響を与えるリスクがあるというデメリットの両方があります。

化粧水の全成分表示にて、それが「化粧品」の場合は、「水」と標記され、「医薬部外品」の場合は、「精製水」「常水」「水」のいずれかで標記されます。

水にこだわったエイジングケア化粧水や保湿化粧水もあります。

例えば、「〇〇温泉水、」や「〇〇川のミネラル水」「〇〇山の麓の水」などです。

これらは、殆どそのまま使えるのではく不純物などを取り除いて使っています。

その意味は、どちらかといえば、その化粧水の広告や訴求ポイントを付け加えることにあり、一般的な精製水と作用面や効能で大きな違いはありません。


4.化粧水のベース成分

化粧水に配合されている成分の大きな区分

ベース成分は、「基材」「基本成分」と呼ばれることもありますが、その性質から、水溶性成分、脂溶性成分、界面活性剤の3つに分かれます。

化粧水に限らず、基礎化粧品は大きくはこの3つの成分で成り立っているのです。

1)水溶性成分

水溶性成分とは、水に溶けやすく脂に溶けにくい成分です。

親水性成分とも呼ばれます。

化粧水に配合される水溶性成分の代表的なものは、グリセリン、BG(ブチレングリコール)です。

また、エチルアルコール(エタノール)も水溶性成分の1つです。

その他では、PG(プロピレングリコール)、DPG、1,2-ヘキサンジオール、乳酸Na、PCA-Na、各種のアミノ酸成分、ハチミツなどもベース成分であり、水溶性成分です。

この中で注意が必要なのはPGですが、刺激が強いので最近ではあまり使われることはありません。

化粧水の代表的な成分については、「化粧水の成分を知ろう!基本成分・保湿成分・エイジングケア化粧品成分」で説明していますので、そちらをご覧ください。

2)脂溶性成分

脂溶性成分は、脂に溶けやすく、水に溶けにくい成分です。

油溶性成分または親油性成分とも呼ばれます。

脂溶性成分には、ワセリン、シアバター、スクワラン、オリーブオイル、ホホバオイル、ミツロウなどがあります。

化粧水の場合、なじみにくいので脂溶性成分が含まれる割合は少なく、0~10%以内であることが多いのです。

3)界面活性剤

界面活性剤とは、本来は混ざりにくい、水溶性成分と脂溶性成分を混ざりやすくする成分です。

他にも洗浄作用、乳化作用、湿潤作用、分散作用があります。

だから、洗顔料クレンジング料には必ず界面活性剤が使われます。

界面活性剤は、すべてを悪者扱いされる場合もありますが、それは誤った認識で、その種類によって、安全性の高い界面活性剤も多くあります。

界面活性剤は、スキンケア製品や食品をつくる上では欠かせない成分です。

石けんも界面活性剤の1種です。

また、卵黄に含まれる「卵黄レシチン」や母乳に含まれる「カゼイン」など安全な界面活性剤が自然界にも存在します。

化粧水に配合されることの多い、PEG-20ソルビタンココエートなどは、非イオン(ノニオン)系界面活性剤というカテゴリーの界面活性剤で、安全性が高いものです。

したがって、化粧水に配合される界面活性剤のことを過度に気にする必要はありません。

もちろん、エイジングケア化粧水に界面活性剤が配合されることもあります。

一方、エイジングケア世代の女性の中には、界面活性剤を避けたいと考える方も増えているため、製造技術の進化と相まって、界面活性剤フリーの化粧水も登場しています。

4)機能性成分

機能性の高い成分でツヤのあるお肌を手に入れた女性

機能性成分とは、化粧品や化粧水にさまざまな機能を付け加え、その製品を特徴付ける成分です。

保湿成分、美白成分、エイジングケア化粧品成分などがそうで、エイジングケア化粧水には、なんらかのエイジングケア化粧品成分が配合されます。

化粧水に配合する場合は、水溶性成分の方がベターです。

①代表的な保湿成分

保湿によってターンオーバーを正常化し、

ための成分です

などが代表的な保湿成分になります。

②代表的なエイジングケア化粧品成分

両親媒性ビタミンE誘導体(トコフェリルリン酸Na)

※「両親媒性」とは、水にも油にも溶けやすい性質のことです。

③代表的な美白成分

美白化粧水には、次のような成分が含まれます。

④代表的なニキビ用化粧水の成分

  • グリチルリチン酸
  • カンゾウ根エキス

⑤代表的な収れん化粧水の成分

  • クエン酸
  • タンニン酸
  • 乳酸

⑥代表的なふき取り化粧水の成分

  • AHA(フルーツ酸)

5.安定化成分

安定化に用いられる成分

化粧水の品質や安定性を高めるための成分で、増粘剤、酸化防腐剤、pH調整剤、防腐剤、などがあります。

  • 増粘剤は、とろみを付ける成分で、カルボマーやペクチンなどがあります。
  • 酸化防止剤は、酸化を防止するもので、トコフェロールやアスコルビン酸などがあります。
  • pH調整剤には、水酸化Naやクエン酸などがあります。

今、説明した3つの用途の成分は、化粧水を選ぶ上では、それほど気にする必要はありませんので、どの成分がどの目的で入っているかを理解しておけば十分です。

安定化成分で気になるのは、防腐剤でしょう。

防腐剤はない方がよいのですが、開封後に微生物などが化粧水に入って繁殖してしまうリスクを考えれば、必要な成分です。

アミノ酸、糖類などの成分は、微生物の餌となる成分なので、化粧水の変質を招くリスクがあり、特に注意が必要なのです。

代表的な防腐剤には、フェノキシエタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベンなどです。

安息香酸やヒノキチオールなども防腐目的で配合されることがあります。

この中で、安全性が高く実績があるのは、フェノキシエタノール、メチルパラベン、エチルパラベンです。

パラベンが問題視されたことがあったので、気になる方も多いかもしれませんが、基本的には安全性の高い防腐剤です。

ただ、パラベンの中で、「ブチルパラベン」だけは、環境ホルモンである可能性が否定できないので、それが配合されていない製品を選ぶのが賢明です。

パラベンの場合、多種類のものが含まれていても「パラベン」とだけ表示される場合がありますので、気になる場合は、販売会社に配合の有無を確認することも1つの方法です。

防腐剤は、安全性が高いと言っても、一部の方にとっては、刺激になる場合があります。

自分にとって、問題がないかどうかは使ってみないとわかりませんが、バリア機能が低下している方、お肌が敏感な方(敏感肌)インナードライ肌の方は、できるだけ防腐剤の少ない化粧水か防腐剤フリーの化粧水を選びましょう。

敏感肌の方の化粧水の選び方は、「敏感肌化粧水の選び方は、ランキングより正しい知識で!」や「アルコールフリー化粧水のエイジングケアで失敗しない選び方の秘密」をご覧ください。

なお、キャリーオーバー成分(「持ち越された成分」の意味)といって、原料となる成分に防腐剤が含まれる場合、防腐剤として表示する義務はありません。

「防腐剤フリー」を謳っていても、全く防腐剤が入ってないことを保証するものではないことも知っておきましょう。

なお、全成分表示の詳細については、「全成分表示は、エイジングケア化粧品の理解を助ける!?」をご覧ください。


6.化粧水の中身のその他の成分

化粧水に香料などを入れる女性

最後に「その他の成分」とは、見た目や香りを調整するための、香料、着色料などです。

化粧水の場合、香料や着色料は、機能面からは特に必要がないので、配合されていないものを選ぶ方が増えているようです。

特に、エイジングケア化粧水や敏感肌化粧水にはその傾向があります。

もちろん、今では香料、着色料も安全性は高くなっていますし、香りや色も化粧水の魅力の1つとして考えるなら、それらが配合されているものを選んでもよいでしょう。

化粧水に香りを付ける場合の、濃度の目安は、0.01%から0.4%未満が一般的です。

なお、

無香料=香りがない

無着色=透明

ではありません

原料そのものに香りや色がある場合があるので、無着色・無香料であっても、何らかの色や香りがある化粧水もあります。

エイジングケア化粧水の場合は、無香料・無着色のものが多いようです。


7.化粧水をもっと深く理解するために

化粧水についてより深い知識を身についけようとする女性

化粧水は、基礎化粧品の中で最も種類が豊富なアイテムです。

また、10代や20代の若い女性から、30代、40代、50代、60代などのエイジングケア世代の女性、さらには男性まで幅広く使われています。

エイジングケアアカデミーでは、そんな化粧水に関してさまざまな記事を用意しています。

そこで、化粧水の選び方や使い方などについてもっと深く知りたい方は、次の記事をご覧ください。

1)化粧水を選ぶための基本

化粧水のおすすめ!大切にしたい7つのチェックポイント

化粧水の成分を知ろう!基本成分・保湿成分・エイジングケア化粧品成分

化粧水は安全?あらためて安全性をチェックしてみよう!

2)成分別や肌悩み別の化粧水

エイジングケア化粧水の選び方は、肌質と年齢で考える

セラミド化粧水は効果的?ランキングではわからない選び方

30代~40代でほうれい線を消す?エイジングケア化粧水の選び方!

50代からのほうれい線ケアの化粧水の選び方の秘密って?

メンズ(男性)も化粧水を使う時代!ランキングに頼らない選び方

3)化粧水の使い方

化粧水の使い方で美肌効果を高める!上手なエイジングケア

化粧水をコットンで使うって良いの?エイジングケアの視点から

化粧水パックは、失敗で美肌が遠くなる!正しい方法で保湿を

化粧水はハンドプレスで浸透力や保湿効果が高まるって本当?

化粧水のパッティングは、エイジングケアにとって良いつけ方?

ご自分に合う化粧水を探すには、「自分で選ぶための知恵」を身につけることが大切です。

こちらの記事もご参考にしてみてください。

化粧水ランキングを斬る!おすすめや人気の化粧水のカラクリとは?

そして、エイジングケア化粧水の中身を理解するための事例として、ナールスゲン配合エイジングケアローションである「ナールスピュア」を解剖してみました。

また、ランキングに頼らない化粧水の選び方の全体を説明しています。

こちらもあわせてご覧ください。

化粧水ランキングを超える!エイジングケア化粧水の選び方


8.まとめ

化粧水の記事のまとめ

化粧水の成り立ちや成分についてご理解いただけましたか?

また、化粧水の中身をご理解いただけましたでしょうか?

化粧水の外箱または説明書には、必ず全成分が記載されています。

全ての成分を理解するのは、とても難しいので大変ですが、エイジングケア成分などの機能性成分と安全性にかかわる防腐剤などについては、ぜひ、覚えておくとよいと思います。

ブログやさまざまなウェブサイトにあるオススメ化粧水やランキング上位のエイジングケア化粧水などの成分をチェックしてみましょう。

そして、自分に合った化粧水を見つけてくださいね。

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