しわ取りクリームは本当に効く?おすすめの選び方と使い方のコツ

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しわ取りクリームというフェイスクリームがありますが、本当にシワを取ることができるのでしょうか?

また、どんな化粧品なのでしょうか?

最近では、医薬部外品も登場して注目を浴びています。

この記事では、しわ取りクリームの真実を明らかにして、その選び方と使い方を幅広くご紹介します。

<この記事の大切なポイント>
  • しわ取りクリームの効果によって、どんなしわでも取れるわけではありません。化粧品の場合は改善のためではなく、乾燥を防いで予防することが目的です。
  • 医薬部外品では「シワ改善」が期待できます。ただし、深いしわを消すことは難しいのです。
  • しわ取りクリームは、改善効果を認められた医薬部外品成分を理解して選びましょう。また、コラーゲンを増やすエイジングケア化粧品成分もおすすめです。
  • しわができる場所に応じて、しわ取りクリームの使い方を意識的に変えましょう。正しく使うことで予防や改善が期待できます。
  • しわは、いくつか種類があるので、原因を理解してエイジングケアを行いましょう。化粧品や医薬部外品だけに頼らず、アンチエイジングを意識した生活習慣も大切です。
この記事の監修者
ナールスコム店長 村上清美

ナールスコム

ナールスコム店長 村上清美

メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。

<保有資格>
コスメコンシェルジュ
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト

シワの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス

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1.しわ取りクリームを使おうとお考えのあなたへ

「しわ取りクリームは本当に効く?おすすめの選び方と使い方のコツ」をお届けします。

しわ対策エイジングケア化粧品に、しわ取りクリームがあります。

最近、この呼び方をするケースは減ってきましたが、はたして、しわ取りクリームとは、どのようなものなのでしょうか。

また、どんな効果が期待できるのでしょうか?

本当に、しわ取りクリームで、しわを取ることができるのでしょうか?

また、エイジングケアに役立つのでしょうか?

「そもそも、しわ取りクリームってどんな化粧品?効果や特徴は?」

「ウェブ上にあるしわ取りクリームの口コミやランキングを上手に活用するには?」

「シワ改善の医薬部外品とどう違うの?同じなの?」

「どんな美容成分に抗シワ効果があるの?種類や特徴は?」

「オススメのしわ取りクリームって、どんなものがあるの?」

など、この記事では、そんなしわ取りクリームにまつわる疑問にお答えします。

なお、しわの原因や対策について深く知りたい場合は、「しわを取る、消す対策は本気で!10の改善法と7の美容医療」をご覧ください。

しわが気になってエイジングケアのためのしわ取りクリームを使おうかしら?と考えているなら、ぜひ、読み進めてくださいね。

<しわ対策におすすめの保湿クリーム>

乾燥による小ジワを予防するエイジングケア保湿クリームなら!

ナールスゲン配合エイジングケア保湿クリーム「ナールスユニバ」

エイジングケア保湿クリーム「ナールス ユニバ」

2.しわ取りクリームとは?

1)しわ取りクリームという呼び方は古い

しわ取りクリームとは、どんな化粧品でしょうか?

しわ取りクリーム

最近では、化粧品会社が、「しわ取りクリーム」という表現を使うことは、ほとんどなくなってきました。

なぜなら本当のところ、化粧品では、深く刻まれた「しわを取る」ことや「しわを消す」ことはできないからです。

しわ取りクリームとは、かつては、しわ対策やエイジングケアのための保湿クリームのことをいいました。

保湿クリームには、さまざまなタイプのものがあり、特定のお肌悩みの対策のものからオールインワンのクリームなど、人気の商品があります。

そんな保湿クリームの中にも、しわ対策を謳っている場合があるので、それらもしわ取りクリームと呼ばれることもありました。

要は、エイジングケア化粧品成分など、何らかのしわ対策になる化粧品成分が配合されていれば、広い意味でしわ取りクリームと考えれば良かったのです。

つまり、しわ取りクリームとは、「エイジングケア対策の保湿クリーム」と覚えておけばよかったのです。

しかし、今ではエビデンスを求める声や消費者ニーズによって、状況が変わっています。

2)新規効能取得のための抗シワ製品評価ガイドラインで状況は変化

2006年には、化粧品,医薬部外品に分けて「抗シワ機能評価試験ガイドライン」が策定されました。

これは、シワグレード標準を示す写真を用い、目視評価および写真評価を実施し、機器測定によるシワ計測の結果と合わせて有効性の判定を行うための考え方を示すものです。

この評価試験で統計的に有意な効果が認められれば、次のことを広告などで記載できるようになります。

  • 化粧品は「乾燥によるシワをめだたなくする」製品
  • 医薬部外品は「シワを改善する」ことを目的とした製品

今では、こうした製品のうちで「クリーム」タイプのものが「しわ取りクリーム」といえます。

新規効能取得のための抗シワ製品評価ガイドライン





3.しわ取りクリームは、本当にしわを取るの?

化粧品であれ医薬部外品であれ結論からいえば、しわ取りクリームで取れるしわと取れないしわがあります。たとえば、たるみによるしわは、化粧品や医薬部外品では改善が難しいしわです。

どんなしわが、しわ取りクリームで対策可能かは、しわの種類しわの原因を考える必要があります。

鏡を見てしわに悩む女性

1)化粧品のしわ取りクリームの効果

しわには、乾燥による小じわ、真皮じわ、表情じわがあります。

化粧品のしわ取りクリームで「しわ取り」が可能となるのは、「乾燥による小じわ」だけです。

真皮じわ、表情じわは、しわ取りクリームで「取る」ことはできません。

つまり、しわが表皮で留まっていれば取ることができますが、しわが真皮まで至ると取ることが難しいのです。

真皮じわの場合、それほど深くないしわなら、配合される成分によっては、しわ取りクリームを使うことである程度まで改善が可能であったり、現状以上に進行しないようにエイジングケアを行うことが可能です。

しかし、表情じわの場合は、一般的にしわ取りクリームをはじめ、エイジングケア化粧品での対策は極めて難しいのです。

つまり、基本的には、しわ取りクリームでいう「しわ取り」とは、「乾燥による小じわ」を目立たなくすることなのです。

なぜなら、お肌の乾燥によって目立つ小じわは、保湿することで目立たなくなるからです。

そして、しわ取りクリームの基本的な役割が保湿だからです。

その点について詳しくは、「しわの種類(小じわ・真皮じわ・表情じわ)と原因別のエイジングケア」をご覧ください。

また、保湿を深く理解したい方は、「お肌の保湿とは?本当にわかるスキンケアの基本と保湿成分」をご覧ください。

2)医薬部外品ならしわ改善の効果が認められている

シワは大きく分けて表皮性と真皮性の2種類があり、それぞれ原因が違ってきます。

主に乾燥が原因で起こる表皮性のシワには保湿成分が配合されたシワ取りクリームがおすすめです。

加齢や紫外線が原因の真皮性のシワには、厚生省認可の有効成分「ニールワン」「純粋レチノール」「ナイアシンアミド」が配合されているものを選ぶと良いでしょう。

今回は口コミでも人気のしわ取りクリームを紹介しているので参考にしてください。


4.しわ取りクリームの効き目の秘密は?

では、実際に化粧品の「しわ取りクリーム」は、どのように効果を発揮して、しわの対策になるのでしょうか?

しわ取りクリームでしわが目立たなくなったり、予防ができるのは、保湿成分やエイジングケア化粧品成分の効果によるものです。

保湿成分やエイジングケア化粧品成分がはたらき、ハリツヤ、弾力を取り戻すことで、しわの目立たない、ふっくらとしたみずみずしいお肌へと導かれるのです。

だから、しわ取りクリームの成分さえ理解できれば、それがどんな保湿クリームかがわかるのです。

それではもう少し詳しく話を進めましょう。

さまざまなしわ取りクリーム

1)しわ取りクリームの保湿成分

乾燥による小じわの場合は、しっかり保湿をすることでそれを目立たなくすることが可能です。

つまり、しわを取るためには乾燥肌を改善すれば良いのです。

保湿クリームには、水溶性の保湿成分だけでなく、油溶性の保湿成分も化粧水や美容液以上に含まれます。

「しっかりとお肌の水分を保持すること」「そして、水分の蒸発を防ぐこと」という保湿の2つの役割がともに発揮できれば、小じわが目立たないようになるのです。

そんな保湿成分としては、水分を挟み込んでしっかり保持するセラミドが、おすすめの保湿成分です。

グリセリンアミノ酸系成分なども同じはたらきです。

セラミド、グリセリン、アミノ酸系成分のように、水分を保持する保湿成分は、ヒューメクタントと呼ばれます。

そして、皮脂膜に近いはたらきで水分の蒸発を防ぐのは、シアバタースクワランがおすすめの保湿成分です。

ワセリンやホホバオイルなどのオイル成分も同じはたらきです。

シアバター、ワセリン、ホホバオイルのように、水分の蒸発を防ぐ保湿成分は、エモリエントを呼ばれます。

しわ取りクリームは、ヒューメクタントとエモリエントの両方を配合したエイジングケア化粧品です。

しわ対策で、しっかり保湿するには、この両方の保湿成分が必要です。

なぜなら、ヒューメクタントがまず即効性を発揮して、水分保持を担います。

その後、遅効性のエモリエントが密封効果を発揮して、水分の蒸発を防ぐのです。

だから、しわ取りクリームにヒューメクタントとエモリエントの両方がバランスよく配合されていれば、この2つの効果を同時に得ることで、高い保湿効果が発揮されるのです。

もちろん、プロテオグリカンコラーゲンヒアルロン酸などの保湿成分も乾燥による小じわには有効ですが、これらは、水溶性の成分なので化粧水などでも補うことができます。

このため、しわ取りクリームでは、油溶性の保湿成分を補うことを優先しましょう。

なお、保湿成分のエモリエントとヒューメクタントの分類の詳細は、この表を参考にしてみてください。

化粧品に含まれる主な保湿成分の分類の表

2)しわ取りクリームのエイジングケア化粧品成分

しわ取りクリームによく配合されているエイジングケア化粧品成分は、コラーゲンやエラスチンの産生をサポートする成分や酸化を防ぐ抗酸化作用のある成分などです。

コラーゲンやエラスチンの産生をサポートするエイジングケア化粧品成分としては、次の成分がおすすめです。

抗酸化作用のあるエイジングケア化粧品成分としては、下記がしわ取りクリームにはおすすめです。

なお、最近ではセラミドを増やす成分も登場しています。

ナイアシンアミド、セラミドプロモーター、ライスパワーNo11などです。

これらも乾燥が原因のしわ予防におすすめです。

これらのエイジングケア化粧品成分には、ナールスゲンやネオダーミルのように、コラーゲンやエラスチンを増やす科学的データのあるものもあります。

そのため、できてしまった真皮じわの改善を期待する方もいますが、これらの成分が入ったしわ取りクリームでも、「しわが取れる」わけではありません。

あくまで、今以上にしわが目立たないようにエイジングケアを行うものであることを理解しておきましょう。

また、しわ取りクリームを塗ったからといって、すぐに効果が実感できるわけではありません。

ターンオーバーは28日」というこれまでの説から、最近では年齢の1.5倍程度という考え方に変わってきています。

しわ取りクリームは、使い続けることで効果があるので、ターンオーバーを意識して2~3カ月は使い続けてみましょう。

もちろん、深く刻まれた「真皮じわ」や「表情じわ」の場合、スキンケア以外に日常の生活からも肌のターンオーバーをよくしていくことが大切です。

食生活や睡眠など日常生活にも気を配りましょう。

アンチエイジングを意識した生活習慣を続ければ、しわが取れていきます。





5.しわ取りクリームの選び方

ここからは、しわ取りクリームの選び方を考えてみましょう。

しわ取りクリーム

1)しわ取りクリームは、オールインワンが最適?

クリームであることの利点は、気になる部分にさっと塗るだけなので、お手入れが簡単なことです。

また、指でお肌に直接つけるので、しっかり塗り込むこともできます。

なかには、オールインワンタイプのものもあるので、それだけでスキンケアができるのも便利です。

しかし、エイジングケアのゴールは、しわ対策だけではないので、オールインワンで本当にスキンケアが完了できるかどうかは、自分の肌質をはじめお肌の全体的な状態も見極める必要があります。

だから、「オールインワンで便利!」というだけで、短絡的にしわ取りクリームを選ぶことはエイジングケア全体の視点からは避けるべきです。

もちろん、オールインワン化粧品も上手に使えばよい製品もあります。

オールインワン化粧品のメリットとデメリットは、「オールインワン化粧品とは?ゲルとジェルの違いとその真実」をご覧ください。

2)しわ取りクリームの選び方の実際

しわ取りクリームの選び方を説明する女性

今では、百貨店や専門店まで足を運ばなくても、ウェブ上の通信販売のショップで保湿クリームは買えますし、しわ取りクリームのランキング情報やオススメ、人気、口コミなどの情報が簡単に手に入ります。

とはいっても、しわ取りクリームは、種類がたくさんあって、どのしわ取りクリームが自分の肌に合うのか、迷ってしまいますね。

最終的には、自分に合ったしわ取りクリームは、使ってみないとわかりません。

しわ取りクリームを選ぶ際は、以下を基本的なポイントにしましょう。

  • 抗シワ機能評価試験を受けて効能があるしわ取りクリーム

抗シワ機能評価試験を受け、「乾燥によるシワをめだたなくする」製品であることを認められた化粧品がおすすめです。

化粧品では2週間の観察を行い、目視評価あるいは写真評価、機器評価のいずれかでシワ改善の変化に有意差が見られることが認められています。

②しわ対策の保湿成分やエイジングケア化粧品成分がしっかり配合されていること

しわ取りクリームで大切なことは、乾燥対策とプラス α のエイジングケアです。

先ほど、保湿成分とエイジングケア化粧品成分について説明しました。

保湿成分としては、角質層の内部で水分保持をサポートするセラミド、中でもヒト型セラミドがオススメです。

また、お肌の表面で水分蒸発を防ぐ保湿成分としては、シアバター、スクワランなどがオススメです。

プラス α としては、抗酸化やコラーゲンやエラスチンの生成をサポートすることです。

ナールスゲン、レチノイン酸トコフェリル、VCIPなどの油溶性ビタミンC誘導体がおすすめのエイジングケア化粧品成分です。

③お肌に負担をかける着色料や香料などが含まれていないこと

最近のエイジングケア保湿クリームでは、合成着色料や合成香料などを使うケースは減っていますので、選択肢はたくさんあります。

「着色料無添加」「香料無添加」などと記載のものを選びましょう。

また、エイジングケア世代の方は、お肌が刺激に弱くなってくるので、しわ取りクリームは、ノンアルコール化粧品がオススメです。

必ずしも「無添加化粧品」が肌に優しいわけではないので、単に「無添加」と記載されている保湿クリームは、何が無添加かなのかを確認しましょう。

自然由来の無添加化粧品が入った瓶

④防腐剤などは自分が刺激を感じないもの

しわ取りクリームで刺激を感じることは避けたいので、念のため防腐剤もチェックしましょう。

防腐剤は、多くは「パラベン」または「フェノキシエタノール」が使われます。

なぜなら、これらは、汎用性が高く、低濃度でも防腐効果があるからです。

とはいっても、これらのいずれかまたは両方に刺激がある方もいます。

まずは、自分に合わない防腐剤があるかを確認しましょう。

いま、使っている化粧水美容液などで、どちらか、または両方が含まれていて、それで問題なければ、大丈夫である可能性が高いといえます。

両方ともダメな方は、ヒノキチオールなどのほかの防腐効果のある成分を使っているしわ取りクリームもありますので、それらの中から選択しましょう。

⑤お試しやモニターコースがあるしわ取りクリーム

初回お試しやモニターコースを用意しているしわ取りクリームメーカーもあります。

また、返金保証のあるしわ取りクリームもあるので、それらから選んでみてはいかがでしょうか。

なお、しわ取りクリームをはじめとする保湿クリームを選ぶための詳しい情報については、「保湿クリームランキングを超せ!保湿クリームの正しい選び方」をご覧ください。


6.おすすめのしわ取りクリーム

ここでは、オススメのしわ取りクリームを紹介します。

しわ取りクリームに必要な条件として以下のようなものがあげられました。

  • 保湿力の高いヒト型セラミドなどの保湿成分が含まれていること
  • 水分の蒸発を防ぐシアバターやスクワランなどの油性成分が含まれていること
  • レチノイン酸トコフェリル、ビタミンC誘導体、ナールスゲンなどのエイジングケア化粧品成分が含まれていること

これらのしわ対策の成分をしっかり配合したのが、ナールス ユニバです。

しわ対策におすすめのエイジングケア保湿クリーム「ナールス ユニバ」

■成分についての詳しい情報はコチラ

*セラミドについては、「セラミドは肌の保湿力の鍵!その秘密と化粧品の選び方」をご覧ください。

*シアバターについては、「シアバターは保湿の王様!おすすめの化粧品の7つの使い方の秘訣」をご覧ください。

*レチノイン酸トコフェリルについては、「レチノイン酸トコフェリルでハリ・ツヤが増すエイジングケア」をご覧ください。

*ナールスゲンについては、「ナールスゲン。京都大学発エイジングケア化粧品の10の秘密」をご覧ください。

しわ取りクリームという呼び方はしていませんが、ナールスブランドのエイジングケア保湿クリームであるナールス ユニバも、しわ対策の保湿クリームの1つです。

ナールス ユニバとは、QOS(Quality Of Skin=お肌の質)の向上、つまり、「細かく整ったキメ」 「お肌の内側からのハリと弾力」「健やかな透明感」「表皮のバリア機能」「十分な潤い」を実現すべく、攻めと守りのエイジングケアをサポートする成分を、バランスよく配合した高機能な保湿クリームです。

成分は濃厚、でも使い心地は軽く、すごく伸びがよいクリームです。

しわ取りケアのためのエイジングケア保湿クリーム「ナールス ユニバ」

「育む」「攻める」「守る」のエイジングケアを同時に実現することをサポートする保湿クリームです。

ナールスゲンを推奨濃度で配合し、3種のヒト型セラミド、レチノイン酸トコフェリル、油溶性ビタミンC、シアバターなどを配合したエイジングケア保湿クリームです。

特に、小じわの対策を意識して、保湿成分とエイジングケア化粧品成分をバランス良く配合しています。

美容液をしわケアに使わない場合なら、おすすめの保湿クリームです。

以下の動画もぜひ参考にしてください。

保湿クリーム「ナールス ユニバ」の使い方

ナールス ユニバのご使用実感の動画

<ナールスユニバの配合成分の主なポイント>

  • 浸透性に優れた3種のヒト型セラミド(2、AP、NP)で、お肌のバリア機能と高い保湿をサポート
  • 持続型ビタミンVC-IPが、抗酸化作用、ナールスゲンとの相乗効果を存分に発揮
  • 天然シアバターとスクワランの保湿力に加え、お肌へのなじみの良さとなめらかな質感を実現
  • 安全性の高いビタミンA誘導体(レチノイン酸トコフェリル)で、お肌のハリ・ツヤをサポート
  • パラベン、フェノキシエタノールほかアルコール性防腐剤不使用
  • 着色料無添加・香料無添加





7.しわ改善が認められている医薬部外品のしわ取りクリーム

1)どんな試験を受けているか?

医薬部外品の場合は、有効成分配合製剤塗布群とプラセボ塗布群との二重遮蔽法による比較を行います。

2か月以上の評価期間で、目視評価あるいは写真評価、および機器測定の両方においてシワ改善の変化が有意に確認できれば、「シワを改善する」ことが認められます。

2)どんなシワ改善クリームがあるの?

①カネボウ リンクル リフト セラム

カネボウ リンクル リフト セラム
有効成分ナイアシンアミドが真皮と表皮にはたらきかけ、深く効くシワ改善美容液です。

クリームタイプではありませんが、濃厚なテクスチャーです。

②ポーラ リンクルショット メディカル セラム N

ポーラ リンクルショット メディカル セラム N

しわの原因となる好中球エラスターゼを阻害する成分「ニールワン(三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニルピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニルベンゾイルアミノ酢酸Na)」配合のしわ改善クリームです。

③エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリーム

エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリーム

コラーゲンやヒアルロン酸を生み出す純粋レチノール配合のしわ改善クリームです。


8.しわ取りクリームの使い方

では、実際、しわ取りクリームをどのように使えばよいのでしょうか?

しわ取りクリームも、保湿クリームですから、その使い方の基本は、「保湿クリームの正しい使い方と塗り方で美肌のエイジングケア!」を参考にしてください。

もちろん、化粧品でも医薬部外品でも販売元のメーカーが推奨する使い方を守ることが基本です。

しわ取りクリームの使い方を調べる女性

ここでは、しわができる場所によって、どう使い方を変えるかのポイントを紹介します。

しわには、できる場所で特徴に違いがあります。

また、お肌も顔のパーツでその特徴が少しずつ異なります。

そのため、しわ取りクリームの使い方は、そうしたことも意識する必要もあるのです。

しわのできる場所とそれぞれのしわの特徴は、「しわができやすく目立ちやすいパーツ目元、口元、おでこの特徴」をご覧ください。

1)目元や口元は、やさしくしわ取りクリームを使う

目元や口元は、顔のパーツの中でも皮膚が大変薄いので、デリケートです。

水分自体はもとからたくさんあるのですが、薄いために乾燥しやすいパーツです。

だから、しわ取りクリームでしっかり保湿ケアをすることが大切であると同時に、摩擦で刺激を与えないことも大切なのです。

目元や口元のしわ取りクリームを使う場合は、やさしくつけましょう。

なお、目の周りのしわ対策は、「目元・目尻・目の下のしわの予防と改善対策のエイジングケア」をご覧ください。

また、まぶたのしわ対策は、「まぶたのたるみやしわの3つの原因を避ける予防・改善の対策の全て!」をご覧ください。

2)ほうれい線は、水分蒸発が大きいのでしっかりしわ取りクリームを使う

ほうれい線のあるところは、顔のほかの部分よりも、お肌の水分蒸発量が多いのです。

お肌の水分蒸発の量を測る際には、特殊な測定器を使用しますが、その際の指標として、TEWLというものを測定します。

TEWLとは、Trans Epidermal Water Lossの略で、「経皮水分喪失」のことです。

これによって、一定時間でどのくらいの水分が角質から蒸発するかがわかります。

この値が、ほうれい線のある場所では、どんな年齢であっても頬の1.5倍程度高いのです。

これは、ほうれい線のある部位は、水分蒸発が大きいことを示しています。

つまり、ほうれい線の周りは、ほかの部位以上に、水分蒸発を防ぐことを意識しないといけないのです。

だから、しわ取りクリームも、エモリエントを含んだものを重ね塗りするなど、しっかりと使いましょう。

ただし、しわ取りクリームで乾燥による浅いほうれい線を消すことはできても、深いほうれい線は消せません。

<図 顔の部位別の経皮水分蒸散量と年齢の関係(概略図)>

顔の部位別の経皮水分蒸散量と年齢の関係を示すグラフ

(Kobayashi H, et al. Int J Cosmet Sci 26: 91-101, 2004より改変引用)

3)下あごのしわは、しわ取りクリームが効かない

下あごのしわを気にする女性

下あごのしわであっても、乾燥による小じわであればしわ取りクリームでしわを消すことが可能です。

しかし、下あごにできる梅干しじわは、骨格の問題や歯並びの問題で、下あごの表情筋であるオトガイ筋の緊張でできるしわであることが多いのです。

そんな梅干しじわの場合には、しわ取りクリームは効きません。

下あごにしわの対策については、「下あごのしわ、梅干しジワの原因と予防・改善のための対策」をご覧ください。

4)おでこのしわもしわ取りクリームが効かない

おでこには、横のしわと縦のしわがあります。

多いのは、横のしわで、これは頭皮のたるみ、真皮の衰え、表情筋の衰え、お肌の乾燥が原因ですが、深く目立つものは乾燥以外が原因です。

だから、こうしたしわには、しわ取りクリームは効きません。

また、縦のしわは、表情のクセが原因なので、そもそもしわ取りクリームは効きません。

だから、「しわを消すこと」や「しわを取ること」を期待できないのです。

しわ取りクリームは、おでこのしわができてからではなく、できる前からしっかり使って保湿することで、原因の1つである乾燥だけでも取り除きましょう。

もちろん、おでこにしわができた後も、しわを進行させないためには、乾燥対策が必要です。

ただ、残念ですが、しわ取りクリームをしっかり使っても消すことはできないことは、理解しておきましょう。

また、眉間にもしわができますが、表情筋が原因の場合は、しわ取りクリームはあまり効果が期待できません。

5)鼻のしわはしわ取りクリームを使って予防

鼻の周りや付け根のシワも顔のシワの一部で、小ジワ、真皮ジワ、表情ジワがあります。また、縦のシワと横のシワがあります。

これらも小じわの段階で、しわ取りクリームを使って早くケアしましょう。

鼻のしわの対策については、「鼻の周りのシワの原因と予防・改善のエイジングケア対策」をご覧ください。

6)デコルテのしわもしわ取りクリームを使って予防

デコルテや首のしわも顔に使うしわ取りクリームを使うことが可能です。

エイジングケア世代になると首のシワも目立つことがあるので、若いときから予防美容を心がけましょう。

首のしわの対策については、「首のしわの原因と改善の対策はエイジングケアと美容医療で!」をご覧ください。

7)手肌のしわはハンドクリームで

手のしわは、エイジングケアハンドクリームを使って予防しましょう。顔のしわ取りクリーム同じく、ヒト型セラミドや抗酸化成分などを配合したハンドクリームがオススメです。


9.しわは取るより予防が大切

しわ取りクリームの選び方や使い方をご紹介してきましたが、しわは取るよりも予防が大切です。

しわが目立たなければ、しわ取りを意識することもありません。

そんなしわ予防には、次の3つが大切です。

エイジングケア世代は、保湿については、しわ対策化粧水しわ対策美容液などでも保湿を心がけましょう。

洗顔やクレンジングは、アミノ酸系界面活性剤など優しいもの、敏感肌向けのクレンジング料などを使いましょう。

紫外線ダメージは光老化を引き起こし、しわや顔のたるみの原因として大きな悪影響があります。

日焼け止めUVカットサングラスを使うなど、紫外線対策は、冬も含めて1年中行いましょう。


10.まとめ

記事のまとめ

しわ取りクリームの選び方と使い方についてエイジングケアの視点で解説しました。

また、おすすめの医薬部外品成分をご紹介しました。

しわを何とかしたいと思っている女性にとって、しわ取りクリームは、その言葉のイメージから誤解されやすいエイジングケア化粧品です。

また、その使い方の便利さのため安易に選んでしまう方も多いと思います。

しかし、しわ取りクリームがどんなものか、またその選び方や使い方を理解しないままでは、期待した効果が得られないかもしれません。

しっかりとエイジングケア化粧品成分、保湿成分や安全性を吟味して、自分に合ったしわ取りクリームを選びましょう。

もちろん、おすすめはシワ改善の効果が認められている医薬部外品です。

とはいっても完全に治療するものではないので、効果には限界があります。

この記事「しわ取りクリームは本当に効く?おすすめの選び方と使い方のコツ」が、エイジングケア世代の皆様の肌悩み解消にお役に立てば幸いです。

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。

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